かのメガバンク、三菱ＵＦＪ銀行は住宅ローン取扱が世界一の銀行です。
住宅ローン取扱日本一になっていることの理由としては、まず「店舗が日本中にあり、数が多い」こと、また住宅ローン商品の種類も多く幅広いニーズに応えているのが要因だと思われます。
しかし他の銀行ローンと同じく、三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン借り入れのためには審査を受けねばなりません。
果たして三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン審査の難易度は？簡単な入力項目で審査結果を知ることのできる「かんたん事前審査」についてもご説明します。
三菱ＵＦＪ銀行のカードローンの審査基準について知りたい方は、「三菱ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」の審査は甘いのか？厳しいのか？」を読んでみてください。
三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン基本情報
まずは、三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン基本設定をみていきましょう。
多くの銀行が運営している住宅ローン。三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローンは他の住宅ローンとどこが違うのか。
金利設定
まず、店頭金利は「2.475％」です。そして審査時に利用する、審査金利は「3.1％」。
実際に適用される金利は、これらの設定とは異なります。
優遇によりさらに低金利になる
三菱ＵＦＪ銀行住宅ローンの優遇金利条件をすべてクリアすれば、もっとも金利が下がった状態なら0.625%まで下がります。
これほど低い優遇金利は珍しいです。実際以前の設定よりもさらに低い金利となっています。
しかし条件も厳し目。条件は、
- 公務員、もしくは一部上場企業
- 諸費用＋物件価格の2割の自己資金
これらいずれかの条件をクリアせねばならなくなります。
返済比率
返済比率は35%です。
申込条件
申し込むためには、正社員として1年以上勤務せねばなりません。
ちなみに、契約社員や派遣社員など非正規雇用の状態では、借り入れることができません。
三菱ＵＦＪ銀行住宅ローンのメリット
以上の情報をまとめて、三菱ＵＦＪ銀行住宅ローンのメリットを言えば、やはり「金利が低い」ことが挙げられるでしょう。
そして、この後説明する「事前審査」の審査結果がすぐに出るのもメリットです。
三菱ＵＦＪ銀行住宅ローンのデメリット
メリットの反対にデメリットといえば、収入合算の条件が厳しいこと。
そして信用情報にマイナスの情報があると、審査がかなり通りにくくなってしまうことでしょうか。
三菱ＵＦＪ銀行住宅ローンの審査
続いてここからは、三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン審査に絞って考えていきましょう。
どれだけ借入条件が優秀でも、審査に通らないと住宅ローン借り入れはできないのですから、むしろ審査の方が本題とも言えます。
審査はスコアリングで行われる
三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン審査は、基本的に申し込んだ人の条件を加点する様式「スコアリングシステム」で行われます。
年齢・年収・勤務先・勤続年数・資産・希望借入額などの条件を点数化してスコアリングします。最終的なスコアが審査基準を満たしていれば、無事審査に通るというわけです。
信用情報の審査が厳しめ
都市銀行の住宅ローン審査にはありがちですが、三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン審査では、信用情報の審査がかなり厳しいです。
過去のキャッシング利用履歴などで信用情報に傷がついていると、その他の条件が良かったとしても審査に落ちてしまうと言われるほど。
多少の返済遅延程度なら審査に落ちないかもしれませんが、致命的な記録なら審査に落ちてしまうかもしれません。
収入合算の条件も
配偶者の収入と、申し込んだ人の収入を合算する「収入合算」の条件もあります。
配偶者がパート・アルバイトでは収入合算不可能。配偶者が正社員でないと、収入合算は不可能となるのです。また、収入合算の金額も、住宅ローン利用者の収入の半分までとなります。
かんたん事前審査とは
三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローン審査で自慢なのが、「かんたん事前審査」です。
かんたん事前審査とは、専用のページから情報を入力して行います。三菱ＵＦＪ銀行に口座を持っていれば、さらに項目の入力は簡単になります。
24時間いつでもかんたん事前審査を受けることができ、審査結果は電話か郵送で届きます。
また、この事前審査は早いと3日ほどで審査結果が出るなど、審査に時間がかからないことでも有名です。申し込むデメリットもそれほど思い当たらないので、とりあえずお試し感覚でかんたん事前審査に申込んでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
三菱ＵＦＪ銀行住宅ローンは、金利が優遇されることで住宅ローンきっての低金利となること。そして何よりメガバンクの住宅ローンということで安心感があることなどがメリットの住宅ローンです。
かんたん事前審査に申し込めば、時間をかけずに仮審査結果が出るので、審査に不安な方は申込んでみてはいかがでしょう。
