低金利のマイカーローンランキング!安くマイカーローンを組みましょう!

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この記事を読まれている方の中にも、「車の購入を考えていて、どこのローンにすればいいのか迷っている…」という方も多いのではないでしょうか?

マイカーを買う場合、現金で購入することができれば何ら問題はないのですが、ローンを利用するとなると「限度額が大きく」そして「金利負担が少ないローン」を利用するのがベストの選択肢と言えます。

そこで今回は、低金利のマイカーローンを利用するならどこのローンがおすすめなのか?、特に銀行系のマイカーローンをランキング形式でご紹介していきたいと思います。

また、低金利のマイカーローンの審査に通るコツや、銀行マイカーローンのメリットやデメリットについてもご紹介していきますので、マイカー購入の前にぜひ参考にしていただければと思います。

この記事はこんな人にオススメ!

  1.  マイカー購入を考えていて、どこのマイカーローンが最も金利が低いのか?知りたい人
  2. 銀行系マイカーローンの金利比較をしたい人
  3. 銀行系マイカーローンの審査に通るコツを知りたい人
  4.  銀行系やディーラー系マイカーローンのメリットやデメリットについて知りたい人

低金利のマイカーローンと言えば銀行マイカーローン

まず、マイカーローンにはいくつかの種類があります。

  • 銀行のマイカーローン
  • 信販会社のマイカーローン(オリコやジャックスなど)
  • ディーラー系の信販会社が取り扱うマイカーローン(トヨタファイナンスや日産クレジットなど)

各々、金利面や限度額、さらには審査の通りやすさなどで比較すべきなのですが、以上の中でも金利面を重視するなら、断然銀行のマイカーローンをお勧めします。

銀行のマイカーローンが金利が低い理由

銀行のマイカーローンの金利や限度額など詳しいスペックについてはこの後ご紹介しますが、なぜ数あるマイカーローンの中で銀行のマイカーローンが最も低金利が低いのか、少し触れたいと思います。

そもそも銀行やローン会社は、さまざまのローンを通して個人や企業にお金を貸し、その利息で利益を得ています。

ただし、お金を貸した相手の中には返済されないケースもあります。

その為、返済不能に陥るリスクが高ければ高いほど、銀行やローン会社は高い金利を取って、一部の融資先が返済不能に陥っても企業経営に支障をきたさないようにするのが一般的です。

つまり、簡単に言えば返済能力が乏しい人にお金を貸す場合は金利を高く設定し、逆に審査を厳しくして返済能力が高い人にしかお金を貸さない場合は、金利を低くするという仕組みになっています。

以上のことを考えると、銀行は企業融資や住宅ローンなどが事業の柱ですので、そもそもが審査基準が厳しい事で有名です。

したがって、マイカーローンの場合も返済能力が乏しい人にはお金を貸しませんので、厳しい審査を行い返済能力のある人にしかお金を貸さない一方で、金利を低くしている…という訳です。

おすすめの低金利のマイカーローンランキング

では、ここからは具体的にどこのマイカーローンが最も金利が低いのか、メガバンクや地方銀行などの種類に分けてご紹介していきたいと思います。

メガバンク系のマイカーローンで比較

まず、最初に三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの、メガバンク系のマイカーローンからご紹介します。

以下に主な銀行のマイカーローンについて、諸条件を一覧にしていますが、メガバンクのマイカーローンの中で最も金利が低いのは「三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローン」です。

ただし、三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローンは、下記の通りキャンペーン期間中に申し込んだ場合の金利となりますので、キャンペーン期間が終了するとそれよりも高くなる可能性があります。

まら、このマイカーローンの最低金利は「年1.70%」且つ「最高限度額は1,000万円まで」となっていますから、とても余裕のあるローンを組める点は非常に魅力的です。

また、三菱UFJ銀行のようにマイカーローンを取り扱う銀行ですでに住宅ローンを利用している場合、基準金利からさらに優遇金利が適用されますので、さらにお得にマイカーローンが利用できます。

銀行名ローン名金利限度額・備考
1位:三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン年1.70%~2.45%

※2018年12月1~2019年3月31日までに申し込み、2019年6月28日までに借り入れが完了した場合のキャンペーン金利

限度額1,000万円まで

住宅ローン利用者は年1.50%~年2.25%

2位:みずほ銀行多目的ローン年3.375%(変動金利)限度額は1,000万円まで(変動金利の場合)固定金利では年4.000%
3位:三井住友銀行マイカーローン年4.475%限度額300万円まで
4位:りそな銀行マイカーローン年4.475%限度額500万円まで

※住宅ローン利用者プランの金利は年1.900%

地方銀行系のマイカーローンで比較

次に、地方銀行のマイカーローンについてもご紹介します。

地方銀行の場合、最低金利だけで比較すると、実はメガバンク系マイカーローンよりも低金利で利用することが出来ます。

例えば、下記の表にあるとおり「関西アーバン銀行」や「神奈川銀行」は年1.3%~年1.4%でマイカーローンを利用できますので、一時期の住宅ローンの金利並みで利用が可能です。

ただし、メガバンクとは異なり地方銀行のマイカーローンは、その銀行が営業している営業エリア内に住んでいる、又は勤務先がその営業エリア内にあること等が条件になる事が多い為、誰でも利用できるという訳ではありません。

各銀行の利用条件などは、銀行のマイカーローンの商品概要書などに記載されていますので、対象ローンのホームページを確認される事をおすすめします。

銀行名ローン名金利限度額・備考
1位:千葉銀行マイカーローン年1.30%~2.550%(変動金利)限度額:1,000万円まで
2位:神奈川銀行新オートローン年1.30%~2.550%(変動金利)限度額:1,000万円まで
3位:関西アーバン銀行マイカーローン購入型年1.40%~3.30%

(変動金利)平成30年10月1日~平成31年3月29日までに申し込みした場合のキャンペーン金利

固定金利:年2.45%~年3.55%(返済期間5年以内の場合)

固定金利:年2.60%~年3.70%(返済期間5年超えの場合)

4位:興能信用金庫マイカーローンリピート年1.50%(変動金利)限度額:1,000万円まで
5位:横浜銀行マイカーローン年1.70%~2.70%(変動金利)限度額:1,000万円まで
6位:福島銀行ふくぎんマイカーローン「車助」年1.70%~年2.90%(変動金利)限度額1,000万円まで

ネット銀行やその他の銀行も低金利で利用できる

また、上記の他にもネット銀行や保険会社系列のマイカーローン、さらには信販会社のマイカーローンの金利も魅力的です。

下記の表の中では、JAバンク大阪の金利が最も低く、最低金利は「年1.3%~」となっています。

ただし、実際に融資される際は最高金利が適用されるケースが多いため、以下の中では「損保ジャパン日本興亜の金利「年1.85%」が最も低い金利ということになります。

また、アプラスのマイカーローンは最低金利が年0.90%となっていますが、こちらも実際には最低金利が適用されるケースは少なく、最高金利の7.9%が適用されるケースがほとんどですので、それほど魅力的なマイカーローンとは言えません。

銀行名ローン名金利限度額・備考
1位:損保ジャパン日本興亜ジャパンダ・ネットマイカーローン年1.900%~年2.850%(変動金利)限度額:999万円
2位:住信SBIネット銀行Mr自動車ローン年1.775%~3.975%(変動金利)限度額:1,000万円
3位:JAバンク大阪JAマイカーローン年1.300%~5.125%(変動金利)限度額:1,000万円
4位:アプラスアプラスマイカーローン年0.900%~7.900%(固定金利)限度額:500万円

銀行のマイカーローンは低金利だが審査は厳しい?

以上の通り、銀行のマイカーローンは非常に低金利で、しかも限度額が1,000万円までのところも多く、とても余裕のあるローンが組めることはわかりいただけたかと思います。

しかし、冒頭でもお伝えした通り、銀行のマイカーローンは少々審査が厳しいことで有名です。

では、ここからはそんな銀行のマイカーローンの審査に通るための条件や必要書類などについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

銀行のマイカーローン審査に通る為の条件

まず、銀行のマイカーローン審査に通るための条件についてです。

各銀行の審査条件については、公開されていないものの、主に以下のポイントについて審査が行われます。

  • 本人に安定した収入があり返済能力に問題がないか?
  • 銀行カードローンや消費者金融のカードローンなど、他社借り入れがあるかどうか?またそれらの借入を含め返済能力に問題がないかどうか?
  • 他社借り入れを延滞していないかどうか?
  • 信用情報機関の情報に傷がないか?(過去に任意整理や自己破産など債務整理を行った履歴はないか?)
  • その他マイカーローンの申し込みに関し、虚偽の申告をしていないかどうか?

また、銀行のマイカーローンの場合は、銀行の基本的な審査に加え、保証会社の審査にも通る必要があります。

そのため、その保証会社が保証している別のローンで返済遅延を起こしていたり、過去に任意整理や自己破産などの債務整理などを行った履歴がある場合は、マイカーローンについても審査が難しくなります。

例えば、三井住友銀行のマイカーローンの保証会社は「SMBCコンシューマーファイナンス」となっています。

その為、SMBCコンシューマーファイナンスが運営している「プロミス」で返済遅延を起こした事がある場合は、三井住友銀行のマイカーローンの審査に落ちる可能性が高いことになります。

参考までに、上記でご紹介した主な銀行のマイカーローンの保証会社についても一覧表にしておきましたので、参考にしていただければと思います。

マイカーローンを取り扱う銀行名マイカーローンの保証会社
三菱UFJ銀行株式会社ジャックス
みずほ銀行株式会社オリエントコーポレーション
三井住友銀行SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
りそな銀行りそなカード株式会社
関西アーバン銀行株式会社セディナ、又は三菱UFJニコス株式会社
住信SBIネット銀行株式会社ジェーシービー
損保ジャパン日本興亜SOMPOクレジット株式会社

必要書類

次に、銀行マイカーローンの審査に必要な書類についてです。

必要書類についても各銀行によって若干異なりますが、以下の書類は基本的に用意しておいた方が良さそうです。

  • 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
    (もし運転免許証やパスポートがない場合は、住民票や戸籍謄本などの書類を複数枚提出する必要あり)
  • 収入証明書(源泉徴収票や確定申告の控え、または課税証明書等)
  • 車の購入を証明する書類(車の売買契約書や見積書など)
  • 印鑑証明書の原本

なお、以上の必要書類の中で、収入証明書についてはマイカーローンの利用金額によっては用意しなくても良いケースもあります。

詳しくは、申込時に各銀行の商品概要書や利用条件など確認するようにしてください。

在籍確認は必ずあるの?

次に、審査時に行われる在籍確認についてです。

在籍確認が行われるかどうかは、やはり各銀行の審査基準によって異なりますし、申込者の属性(信用度)によっても変わってきます。

しかし、基本的には在籍確認は行われるケースが多いため、勤務先に電話があることは覚悟しておいた方が良いでしょう。

ただし、銀行や信販会社などマイカーローンの在籍確認の際には、本人のプライバシーに配慮して個人名で電話をしてきてくれますので、基本的に同僚に怪しまれるということはありません。

もし心配であれば「マイカーローンを申し込んでいるので在籍確認の電話があるかも」と同僚に協力を申し出ておけば、比較的スムーズに在籍確認は終了できるかもしれません。

銀行マイカーローンのメリットデメリット

次に、銀行マイカーローンのメリットやデメリットについてもお伝えしていきます。

メリット①低金利

まず、銀行マイカーローンのメリットですが、なんといっても銀行のマイカーローンは「低金利で利用できる」という点が最も大きなメリットと言えます。

例えば、以下の2パターンで比較してみたいと思います。

  • パターン①※銀行マイカーローン…200万円のローンで、金利年1.7% 5年返済
  • パターン②※ディーラー系マイカーローン…200万円のローンで金利年8%、5年返済

返済期間は同じで、返済方式は元利金等毎月返済方式で比較した場合ですが、パターン①の銀行の場合は、返済総額は209万円となります。

その一方で、ディーラー系のローンは約243万円を返済しなければいけません。

その差は実に「約44万円」となりますので、いかに銀行マイカーローンが負担なく利用できるか、おわかりいただけたかと思います。

また、ディーラー系のローンの場合、新車と中古車では金利が異なるケースがありますが、銀行マイカーローンの場合はどんな車を買ったとしても金利は一定ですので、安心してローンを組めます。

メリット②車の所有者は自分にしてくれる

また、銀行のマイカーローンの場合、車の名義はローン利用者の名義となりますので、ローン利用中も自由に車を売買できるというメリットがあります。

その一方でディーラー系のローンを利用した場合、車の名義は信販会社または車の販売店と言うケースが多いため、ローンを完済しないと車の売買ができないという事もあり得ます。

デメリット①審査に時間がかかる

一方、銀行マイカーローンのデメリットですがディーラー系のローンと比較すると「審査に時間がかかる」という点が大きなデメリットです。

ディーラー系のローン会社は、自動車販売店と系列が一緒である場合が多く、販売店の実績を伸ばすためにできるだけ迅速な審査回答を行ないます。

その一方で、銀行マイカーローンは銀行と保証会社の審査が二重で行われますし、ディーラー系のローン会社よりは厳格な審査が行われますので、申し込みから審査回答まで最短でも翌営業日、長い場合は一週間~2週間程度かかるケースもあります。

デメリット②追加借り入れができない

また銀行のマイカーローンは、利用途中に「もっと借りたい」となっても追加の借入れができない…というデメリットがあります。

ただ、これは銀行のマイカーローンでも信販会社のマイカーローンでも同じで、一般的なカードローンの「極度額借入方式」とは異なり、契約時に限度額と返済期間を決めてローンを申し込みますので、ローン利用中の追加借り入れは出来ない仕組みになっています。

デメリット③収入制限がある

また、メガバンクのマイカーローンの場合、「最低年収が200万円以上」という年収条件が伴うケースがありますので、低収入の人は利用できない…というデメリットもあります。

その点、ディーラー系のマイカーローンや信販会社のマイカーローンは、申込時に年収の記載は必要ですが、最低年収の条件はない場合がほとんどですので、比較的収入が低くても返済能力に問題なければ審査に通る可能性は高いと言えます。

銀行のマイカーローン、申し込みから借り入れまでの流れ

次に、銀行マイカーローンの申し込みから借り入れまでの流れについても、詳しくご紹介します。

申し込み方法

まず、銀行マイカーローンの申し込み方法ですが、銀行によっては異なるものの、以下の通りほとんどの場合インターネットでの申し込みが可能です。

ただし、地方銀行の一部では窓口に行かないと申し込みができないケースもありますので、急ぎでマイカーローンを利用したい場合は注意が必要です。

銀行名申し込み方法
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンインターネットで申し込み可能(必要書類は郵送)
三井住友銀行マイカーローン
りそな銀行マイカーローン
関西アーバン銀行マイカーローン
千葉銀行

借り入れたお金は、ディーラーに支払われるの?

では、銀行マイカーローンで借り入れたお金はどこに振り込まれるのでしょうか?

こちらも利用する銀行によって若干異なりますが、ほとんどの場合は銀行名でディーラーに振り込みが行われます。

また、それ以外にも利用者の口座に一度融資金額が振り込まれ、その後銀行によって自動的に利用者名義で販売店に振り込みが行われる場合もあります。

その為、低金利で利用できる自動車ローンを他の目的に使おうとしても出来ませんので、注意が必要です。

マイカーローンの返済方法についてもチェックしておこう

次に、マイカーローンの返済方法についても見ていきましょう。

返済方法は口座振替が基本

マイカーローンの返済はカードローンなどの返済とは異なり、ATMで返済をすることは基本できません。

銀行マイカーローンの場合、基本的にはローンを申し込んだ銀行に口座を作り、その口座で毎月引き落としされる「口座引き落とし」にて返済を行います。

また、通常の住宅ローンなどと同じく、ボーナス併用払いも可能です。

さらに、事前の連絡をしておけば銀行振込で繰り上げ返済も可能になっていますので、手持ちの資金に余裕がある時は早めに返済をした方が総支払額は少なくなります。

もし返済できなかった時はどうなるの?

では、万一銀行マイカーローンを返済できなかった場合、どのような措置が取られるのでしょうか?

先ほどディーラー系のマイカーローンと銀行のマイカーローンの名義のお話をしましたが、銀行マイカーローンを利用した場合、車の名義は利用者本人となっていますので、基本的にはマイカーローンを返済できなかったとしても、急に車を差し押さえられるということはありません。

ただし、支払いの遅延が続き3ヶ月以上返済が滞ると、話は変わってきます。

このようなケースでは、最初は督促状が送られてきますが、3ヶ月以上返済が滞ると一括返済を求められる書面が届きます。

また、それでも返済をしない場合は、今度は裁判所から通知が来ることになり、財産差し押さえなどの法的措置が取られることになります。

差し押さえの場合、初めに差し押さえられるのはサラリーマンの場合は「給与」が最も多いのですが、自宅の不動産やまた所有している車も、資産価値があれば差し押さえられてしまいます。

銀行のマイカーローンとディーラー系ローン、どっちがいい?

では、ここまで銀行のマイカーローンやディーラー系のローンなどについて、いくつかの情報をお伝えしましたが、結局のところ車を買うならどのローンを利用する方が賢明なのでしょうか?

いくつかの視点で考えてみたいと思います。

審査の通りやすさで言えば、断然ディーラー系のマイカーローン

まず「どうしても審査に通りたい!」という人の場合です。

このケースにおいては、断然ディーラー系のマイカーローンをお勧めします。

この点は先ほどもお伝えしましたが、ディーラー系のローン会社は自動車の販売店と同じ系列の信販会社であるケースがほとんどですので、グループ会社の販売実績を伸ばすためには「多少審査を甘くする…」というケースも実際にはあります。

例えばトヨタ系のディーラーの場合、トヨタファイナンスのマイカーローンを利用しますが、決算期などはディーラーの店長の一声で審査が通るというケースも稀にあるようです。

また、ディーラー系のマイカーローンは金利が年7%~9%と比較的高い傾向にありますので、それだけ銀行よりも審査が甘いということになります。

残価設定型ローンも、実は高金利

ディーラーやのローンで言えば、残価設定型のローンを検討されている方もいらっしゃるかと思います。

残価設定型のローンは、3年~5年後の下取り価格をあらかじめ設定しておき、その金額を差し引いた金額でローンを組みますので、毎月の負担はとても軽いように思ってしまいます。

しかし残価設定型のローンの場合も、ディーラー系のマイカーローンと同じく年7%~9%程度の金利が取られるケースが多いようです。

また、支払期間が終わった後は、あらかじめ設定された下取り金額で買い取るか、またはその金額分を新たなローンで支払う事が必要になります。

その為、結局は車体の総金額をローンで購入する場合と、総支払額は変わらないということになります。

しかし、常に残価設定ローンを利用し続ける覚悟があるなら、定期的にローンを組みかえながら新車に乗り続けることができるというメリットもあります。

金利負担分を値引きしてくれる事もある

また、金利面だけを考えると断然銀行のマイカーローンがお得になるわけですが、ディーラー系のマイカーローンの金利は高いものの「さらなる値引きを期待することができる」というメリットもあります。

例えば、ディーラー系のマイカーローンを利用する場合、一般の値引き金額と比較すると、20万円~30万円程度の値引き差があったという口コミもあります。

車検費用やオプション費用、免許取得費用にも使えるって本当?

ちなみに、ここまでご紹介した銀行のマイカーローンやディーラー系のマイカーローンについては、車体の購入費用以外にも、様々な費用に利用することが可能です。

実は車の購入以外にも使える銀行のマイカーローン

上記でご紹介した銀行のマイカーローンのホームページをご確認いただければ分かりいただけると思いますが、銀行のマイカーローンは車体金額だけではなく、車検費用やオプション費用などにも使うことが可能です。

また、ローンによっては免許取得費用にも使う事が出来ます。

先ほどもお伝えした通り、銀行マイカーローンは「限度額が1,000万円まで」という、比較的余裕のあるローンを組むことができます。

そのため、新車を購入した後でホイールやカーナビなどオプションの追加を検討している場合は、はじめから車体金額にある程度のオプション費用をプラスして、ローンを組まれることをお勧めします。

ただし、この場合も利用目的を証明する書類が必要になりますし、ローンで融資されたお金は販売店に振り込まれますので、実際より多めに申し込んで他の用途にそのお金を使う…ということはできません。

急ぎで少額を利用したいなら、消費金融カードローンや銀行カードローンという方法も

また、車体そのもののローンではなく、車検費用やオプション費用など数十万円程度のお金を用意するだけなら、消費者金融や銀行のカードローンを利用するという方法もあります。

特に、アコムやプロミスなど大手消費者金融は、カードローンの利用が初めての人に対し、30日間の無利息キャッシングというサービスを提供していますので、近々収入が入る予定があるならこのような無利息キャッシングを利用した方が、利息を節約できるケースがあります。

また、消費者金融の場合、午前中に申し込めば最短で昼過ぎには振り込みキャッシングを利用することができますし、始めから無人契約機で申し込みを行えば、最短で1時間~2時間後にはキャッシングが可能です。

一方、銀行カードローンの場合は、2018年1月からは即日審査・即日融資ができないようになっていますので、どうしても急ぎのお金を用意するなら消費者金融のカードローンをおすすめします。

ただし、ご存知の通り消費者金融カードローンは、ほとんどの場合で「上限金利が18%」と非常に高く、初めて利用する場合は、ほぼ上限金利が適用されますので、返済が長引くと利息負担が重くのしかかる…という点がデメリットと言えます。

例えば、50万円を1ヶ月間金利18%で借りた場合、1ヶ月の金利だけで約7,400円を負担しない計算になります。

したがって、消費者金融カードローンを利用して車のオプション品などを購入する場合は、できるだけ小額を利用し、収入が入った時点で早めに返済されることをお勧めします。

低金利のマイカーローン、まとめ

今回は、低金利のマイカーローンやオススメの銀行マイカーローンをご紹介し、審査上の注意点などについてもいくつかの情報をお届けしました。

そもそも、車をローンで買うか現金で買うか…という点については賛否両論あります。

たしかに貯金があれば現金で買うのに越したことはありませんし、余計な金利も負担する必要はありません。

しかし200万円~300万円程度の車を買うとなると、それなりの貯金も必要ですし、20代で給料が少ない場合はやはり現実的ではありません。

最近では、車を購入する若者は減ってきた…と言われますが、それでも若い頃には車を買っていろんな所にドライブに出かけたり、デートやレジャーを楽しみたいという方は多いと思います。

今回の記事でもご紹介した通り、マイカーローンにはいくつかの種類がありますが、金利面で見ると銀行マイカーローンの右に出るものはありません。

銀行マイカーローンの申し込みには多少審査が厳しいなどデメリットもありますが、特に若い人で貯金がなく、それでも「どうしても車が欲しい!」という方は、一度銀行のマイカーローンを検討してみるのもいいかもしれませんね。