事前審査に通過しても、審査の最終段階で待ち受けている「在籍確認」。
「在籍確認」が完了しなければ、融資を受けることはできません。
在籍確認の何が嫌って、勤務先への電話連絡ですよね。
多くのカードローンでは、この「電話連絡」を避けることができません。
電話連絡を避けられないとしても勤務先にバレるのは嫌ですよね。
今回の記事は、
- セブン銀行カードローンの在籍確認は電話連絡ありか
- そもそも電話での在籍確認が主流な理由
- 電話連絡時、カードローンへの申請が勤務バレしない対処法
- 在籍確認がないレアなパターン
- 電話連絡での在籍確認を避けられるおすすめカードローン
について紹介していきたいと思います。
在籍確認が不安な方はぜひ参考にしていってください。
目次
在籍確認で電話連絡が主流の理由
セブン銀行カードローンだけでなく、すべてのカードローンで在籍確認は避けることはできません。
なぜ多くのカードローンでは、基本的に電話で在籍確認をおこなうのでしょうか?
申込時に入力した勤務先からの「給与明細書」では、ダメなのか。
給与明細書は会社から給料をもらっている証ですから、給料をもらっていることが在籍している一番の証明になると思いませんか?
セブン銀行カードローンの在籍確認を解説する前に、
カードローンの在籍確認で「電話連絡が主流」の理由を知っておきましょう。
「電話連絡がないカードローン会社」を無駄に探し回る時間がなくなりますよ。
勤務先の確認は収入があることの裏付け
「お金の貸し借り」が発生しないなら、誰がどんな経歴や年収を名乗ろうがそれは本人の自由です。
それを信じるかどうかもそれを名乗られた人次第。
しかしカードローンはお金の貸し借り。
お金を貸すには返済できる能力があるか判断しなくてはなりません。
申請された情報が本当であるかどうかを確認する必要があります。
仮に在籍確認が取れても本当に会社から記載されている年収を貰っているか、雇用形態がどうかの判断がつくわけではありません。
ですが会社に在籍していることさえわかれば、少なくとも「会社で働いていて収入がある人」と判断できます。
カードローン会社は「収入があること」を審査の通過の第一条件にしています。
カードローン会社は新規借入時の限度額を年収の10%ほどに抑える
審査段階で年収や勤続年数などの属性を聞きます。
しかし申請者が高い限度額(50万円以上)を希望しない限り、収入証明書の提出を求めません。
カードローン会社は、
- 一社からの借り入れ希望額が50万円を越える場合
- 複数の会社からの借り入れと新たな会社への希望額の合計が100万円を超える場合
に沿って賃金法に定められているルールによって「収入証明書の提出」の提出を要求します。
※賃金法の適用は消費者金融だけですが、銀行にも類似した独自のルールがあります。
つまり50万円以上の融資ではないなら「収入をの把握を必要としていない」と言えます。
実際に多くのカードローン利用者の借り入れ希望額は10~30万円ですし、カードローン会社としても新規の顧客にいきなり50万円以上の限度額を設定することは稀です。
以上の理由から年収や勤続年数など、属性以前の重要チェック項目である「収入の有無の確認」の為に在籍確認は必須になるのです。
所得証明書は会社に在籍している証明として認めない会社が多い
カードローン会社が10~30万円を融資するときに申請者に求めているものは、上記の解説通り「収入の有無」になります。
仮に雇用形態がアルバイトでも働いていれば10万円程度の借り入れを返済するのは難しいことではないですからね。
その他にカードローン会社が気にするのは「安定的な収入があるかどうか」です。
アルバイトが30日出勤して24時間ぶっ続けで働いたと仮定します。
そうすれば高収入な社員の給料を当月のみ超えれるかもしれませんよね?
しかしそんな無茶な働き方は継続しておこなうことができません。
融資額が低い場合は、収入の有無だけで実際いくらもらっているのかなんて気にしません。
見たいのは継続的に収入があるかどうかを見たいのです。
給与明細を提出したとして、それが今現在も働いている証明になるでしょうか?
最新の月の給与明細を貰ってからやめることもできますよね。
給与明細の提出は高額な借り入れを希望するときに、申請された年収が本当か確認するために必要になるものです。
所得証明書は「今現在収入がある証」にも「安定的な収入がある証」にもなりません。
「いくらもらっているか」の具体的な金額の証明ができるだけです。
セブン銀行カードローンの在籍確認は電話連絡なし
多くのカードローン会社では、在籍確認時に電話での確認をおこなっていると解説しました。
しかしセブン銀行カードローンの在籍確認は、原則、電話連絡なしです。
「在籍確認」がない訳ではなく、「電話連絡」がないだけなので注意が必要です。
給与明細や源泉徴収などの所得証明書の提出での在籍確認はしっかりとあります。
それでも勤務先への電話を避けることができるので「勤務バレ」のリスクは一切なくのでありがたいですよね。
ただし、あくまで「原則電話電話連絡なし」なので、申請者の条件によっては電話での確認がおこなわれることもあります。
※借り入れ希望限度額の大きさや提出書類の不備や申請情報の記載漏れ・虚偽・ミスなど
在籍確認時の電話連絡は避けることが出来る…。
それでは、セブン銀行カードローンは実際にどのような在籍確認をするのでしょうか?
在籍確認の流れを確認してみましょう。
セブン銀行カードローンの在籍確認の流れ
セブン銀行のカードローン審査では「電話連絡」での在籍確認を避けることができることがわかりました。
電話で在籍確認をしない場合は、どのように在籍確認を進めるのでしょうか?
電話連絡なしでの在籍確認タイミングは、通常の在籍確認と変わりません。
事前審査が完了し、審査の最終段階でおこなわれます。
セブン銀行カードローン側が本人確認書類提出時に同時に提出した給与明細などの「収入証明書」で確認を取って終了となります。
しかし、既に解説している通り「電話連絡がない」のは、あくまで「原則」です。
セブン銀行カードローンが申請された情報から、「電話連絡」が必要であると判断した場合、他のカードローン会社同様に電話での在籍確認が行われることになります。
万が一、電話での在籍確認が必要になってしまった場合。
セブン銀行カードローンの在籍確認はどのように行われるのか、確認していきましょう。
勤務先にかかってくる在籍確認の内容
セブン銀行の在籍確認の電話では、
- セブン銀行であること
- セブン銀行カードローンの在籍確認であること
などと組織名や要件を名乗ることは「基本的には」ありません。
セブン銀行だけでなくほとんどのカードローンの在籍確認の電話では「在籍確認をする担当者の個人名」を名乗ってくれます。
以下、やり取りの例です。
セブン銀行カードローン在籍確認担当者(仮名:鈴木)「わたくし、鈴木と申しますが、〇〇(申請者の名前)さんはいらっしゃいますか?」
勤務先の電話に出た同僚「〇〇は席を外しておりますが…」
在籍確認担当者「かしこまりました。それでは改めさせていただきます」
これで在籍確認は完了です。
在籍確認で職場にバレないための対策方法
在籍確認の審査の流れをわかっていただけたと思います。
次は職場の同僚にカードローンの申請・利用しようとしていることがバレない具体的な方法について紹介します。
同僚にバレない方法が結果的に在籍確認をスムーズに終わらせることにもつながります。
参考にしてみてください。
在籍確認の電話をかけてもらう時間を伝える
セブン銀行側も在籍確認で勤務先にカードローンの利用がバレるか不安な人が一定数いるのは理解しています。
だから在籍確認を「原則、電話連絡なし」にして、顧客を集めているのです。
銀行側もせっかく返済能力ありと判断した顧客を逃したくはないですよね。
なのでセブン銀行は電話連絡が必要になった場合、在籍確認の電話タイミングなど相談を受け付けています。
自分が確実に電話に出れる時間に連絡してもらい、自分が電話に出れば誰にも怪しまれずに在籍確認を終わらすことができます。
銀行名を名乗らせて「クレジットカード」を作成したことにする
現在は一昔前と違い、クレジットカードを作成する場合でも在籍確認が必要になります。
セブン銀行は「セブンカード」というクレジットカードを発行しています。
在籍確認の電話時にわざと銀行名を名乗るように相談して、万が一同僚に聞かれた場合「クレジットカードを作成した」ことにすればバレにくいです。
またあらかじめ「セブン銀行でクレジットカードを作成したから在籍確認の電話がくるかもしれない」と同僚に伝えておきましょう。
灯台下暗し。
自分からそう宣言してしまえば、それ以上疑いの余地はないはずです。
在籍確認がないパターン
セブン銀行カードローンでは在籍確認時の電話連絡を避けることはできます。
しかし多くのカードローンの審査では、在籍確認が避けられません。
しかしインターネット上では「在籍確認」されなかった。といった書き込みをよく見かけますよね。
そのような書き込みを見ると、
「もしかして自分も在籍確認を受けずに済むのではないか?」
「自分が知らないだけで在籍確認がないカードローンがあるのではないか?」
と期待してしまうのではないでしょうか。
しかし在籍確認がないのはレアパターンです。
在籍確認がないレアケースを紹介していきます。
電話での在籍確認がどうしても難しい場合
この記事で散々解説してきましたが、基本的に多くのカードローンでは、電話連絡での在籍確認を避けれません。
しかしどうしても電話での在籍確認が難しい職場はあります。
カードローン側が電話での在籍確認が難しいと判断した場合、「電話での在籍確認」を免除される可能性があります。
どのような職場だと電話での在籍確認が難しいと判断されるのか、紹介していきます。
大企業に勤めていて社員数が多い
大企業に勤めている場合、一つのオフィスで働く人数が300人を超えることもあります。
事業部ごとに階やフロアがわかれていることもありますから、一人の社員が全社員を把握することが難しい場合があります。
電話がかかってくる事業部に所属していない
事業部ごとに電話番号を設定していることもあります。
しかし職種によっては電話をつなぐことがない職種も存在しますよね。
例えば自動車工場などのライン工として働いている場合は、電話の繋ぎようがありません。
このような場合は電話での在籍確認は難しいでしょう。
飲食店などでカードローンの在籍確認時間内に店舗が営業していない
居酒屋やホストクラブ、キャバレーなどはカードローン側が在籍確認をおこなう時間に店舗の営業時間外である可能性があります。
申請中のカードローン審査の直前に他のカードローン審査に通過してる場合
カードローン会社の審査では「属性」と「信用情報」が見られます。
「信用情報」は申請者の借り入れの意識を見るために自己申告させます。
しかし真偽を確かめるために信用機関から利用実績を参照しています。
つまり他社への借り入れ残高や返済の遅延履歴、カードローンへの申請状況、審査の通過の可否、落ちた理由、通った理由など金融機関同士で細かく情報共有されているのです。
信用情報を照会した際に直前に他のカードローンの審査に通過していたとしたら「その会社の審査において在籍確認が完了している」と判断できますよね?
わざわざ在籍確認をせずとも属性や信用情報が審査基準を満たしているか確認すれば済む話です。
…という理論なのですが、真偽のほどは不明です。
そもそも事前に他の会社で在籍確認を済ましている必要があるので「避けられた」と言えるかも微妙です…。
増額審査なら基本的に在籍確認がない
カードローンの新規借入審査では、セブン銀行カードローンや一部の金融機関など「電話連絡での在籍確認」を避けることはできます。
しかし「在籍確認」そのものを避けることはできません。
セブン銀行カードローンも収入証明書など「申請した勤務先から給与を貰っている証明になる」書類により在籍確認を完了させているだけで、「在籍確認」しない訳ではないです。
ですが「既に契約しているカードローンの借り入れ限度額を増やす増額」なら在籍確認なしで、今よりも借り入れられるお金が増やせます。
電話連絡での確認以前にそもそも「在籍確認」自体が面倒臭いという方は、既に契約しているカードローンで増額審査を受けてみてはいかがでしょうか?

電話での確認を避けることができるカードローン
セブン銀行カードローンでは、原則電話連絡での在籍確認は避けることができます。
しかし多くのカードローンでは、基本的に電話での在籍確認を避けることはできません。
セブン銀行カードローンの他に「電話での在籍確認」を避けることができるカードローンをご紹介いたします。
SMBCモビット
大手消費者金融のSMBCグループのSMBCモビットは「WEB完結での手続きなら電話連絡での確認を避ける」ことが明言されているカードローンです。
実質年率は最大18.0%です。
セブン銀行カードローンの金利が最大「15%」なので、比べてしまうと高いです。
しかしSMBCモビットは消費者金融なので即日融資(※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合がある)に対応している点が魅力的です。
電話連絡がない分、提出書類が多くなります。
しかし、
- 職場への電話でカードローンの利用がバレるリスク
- 在籍確認がとりずらい職場に勤めている
どちらか一つでもあてはまるなら提出書類が多い手間も許せるのではないでしょうか?
勤務先への電話連絡を避けることができる唯一のカードローンになります。
まとめ
セブン銀行カードローンでは、原則電話での在籍確認を避けることができます。
仮に電話連絡が必要になってしまっても、最近はクレジットカードの審査でも在籍確認がおこなわれています。
セブン銀行も「セブンカード」を展開しており、在籍確認もおこなわれているのでカモフラージュしやすいです。
他にも紹介してきたような対処法を使えば、万が一電話連絡が必要になっても勤務先にバレる心配はないでしょう。
在籍確認の対策をしっかりとおこない、安心してセブン銀行カードローンに申請しましょう。