「悪質な勧誘を受けて借金を背負ってしまったが、どうすればいいのかわからない」
「多重債務を背負ってしまったのだけど、返済をどうすればいいのかわからない」
こちらの記事では、そんな人に向けて借金の相談をどうすればいいのか解説していきます。
借金の問題は親族など近い人にもなかなか相談しにくく、かといってそのままにしておくと借金問題はどんどんひどくなってしまいます。
そんなときは借金の知識がある人に相談して、今後の対策を練らなければなりません。
借金の相談をしたいという人は、この記事を読んで今後の動きを考えましょう。
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借金の悩みを抱えたらまずどうする
まずは借金の悩みを抱えている人が、どのような対応をすればいいのか解説していきます。
自分だけの知識で判断するとベストな選択肢がとれないことが多い
借金の悩みを抱えている人にまず覚えておいてほしいこととしては、自分一人で判断をすると、判断を誤ることが多いということ。
もちろん一概には言えないのですが、借金の悩みを抱えている人はお金のことについて詳しくない人が多いです。
そのような人が自分の知識だけで対応してしまうと、正しい対応がとれないことが多いです。
借金の悩みはデリケートなので相談しにくいということはわかりますが、相談することが借金問題解決への第一歩ですよ。
第三者に相談にのってもらう
借金の相談にのってもらう相手としては、親族や友人より第三者に相談するほうがオススメです。
筆者はかつて借金を500万円以上背負って、さまざまな人に相談をしてきました。
親族や友人も親身になってくれましたが、具体的な解決策は出てきませんでした。
冷静になって考えてみると、親族や友人も自分と同じくお金については素人です。
そのため感情的な相談にはのってくれたとしても、クリティカルな解決案は出てきません。
このような経験から、借金の相談をするのであれば冷静に判断ができ、お金について詳しい第三者がオススメです。
信頼して相談できる相手を見つけることが大切
とはいえ今まで全然知らなかった第三者に、借金のようなデリケートな問題は話しづらいですよね。
しかしいつまでも借金の問題が話せないと、借金の問題が前に進みません。
そのため信頼して相談できる相手を見つけることが大切です。
筆者の場合法テラスの無料相談で出会った弁護士さんが、信頼して話ができる相手でした。
その前にも他の弁護士さんや役所の人に相談もしましたが、今一つ信頼できず肝心なところが話せませんでした。
そうなるといつまで経っても話が前に進まないので、信頼して話ができる人をまず1人見つけましょう。
信頼できる人が見つかれば、話がどんどん進んでいきますよ。
無料で借金の相談ができる機関
借金の相談をしたいと思っても、お金がかかる相談はできれば避けたいところ。
借金の相談は無料でできる機関もたくさんあるので、借金の相談したい人は頭に入れておきましょう。
国民生活センター
無料で借金の相談ができる機関1つ目は、国民生活センターです。
国民生活センターとは主に悪徳商法などの消費者トラブルについて相談してくれる機関です。
各市町村に国民生活センターは設置されていますし、電話で相談することも可能。
特に消費者トラブルで借金を抱えてしまった人は、一度相談をしてみるといいでしょう。
自治体の無料法律相談
無料で借金の相談ができる機関2つ目は、自治体の無料法律相談です。
都道府県や市区町村などの自治体では、弁護士や司法書士による無料法律相談会が開催されています。
どのくらいの頻度で開催されているかは自治体によって異なりますが、専門家に話を聞いてもらえる点がメリット。
自治体で相談を担当している弁護士や司法書士は、地元に住んでいることが多い点も嬉しいですね。
長期的に借金問題の相談が必要な人は、自治体の無料法律相談に行ってみてもいいかもしれません。
法テラスで弁護士に相談する
無料で借金の相談ができる機関3つ目は、法テラスです。
法テラスとは国によって設立された法律相談機関で、無料での法律相談が可能。
電話での相談も可能ですが、予約すれば各都道府県の法テラスオフィスで相談にのってくれます。
あらかじめ借金で悩んでいることを伝えると、借金問題に詳しい弁護士に対応してもらうことも可能。
多重債務に悩んでいる人は、法テラスで相談にのってもらうことも考えておきましょう。
借金の相談をするときに気を付けるポイント
借金の相談にのってもらうことは精神的な消耗もありますが、現状をしっかり伝えないといい相談にならないことが多いです。
ここからは借金の相談をするときに気を付けるポイントを解説していきます。
収入と支出のバランスを計算する
借金の相談をするときに気を付けるポイント1つ目は、収入と支出のバランスを計算することです。
借金の相談を受ける側は、毎月いくらの収入があり支出がいくらなのかを把握しなければなりません。
そのためあらかじめ収入と支出を把握しておけば、借金の相談がスムーズに進みます。
カードローン会社からの借り入れがいくらあるのかはもちろん、食費など毎月の固定費もしっかり計算しておきましょう。
借金を返済するための借金をしてはいけない
借金の相談をするときに気を付けるポイント2つ目は、借金の返済をするための借金をしてはいけないことです。
借金をしていると毎月の返済が苦しいので、どうしても借金が重なってしまいます。
しかし借金を重ねてしまうとどんどん状況が悪くなり、相談された側も提案できる対応方法が限られてしまいます。
先ほども紹介したように無料で借金相談ができる機関もあるので、できるかぎりお金はかけずに進めていきましょう。
債務整理や自己破産も視野に入れる
借金の相談をするときに気を付けるポイント3つ目は、債務整理や自己破産も視野に入れておくことです。
債務整理や自己破産は借金をしている人の最終手段というイメージがあります。
特に自己破産をしてしまうと、人生が大きく変わってしまうので、悪いイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
しかし筆者の場合借金の相談をしたところ、自己破産を勧められました。
自己破産をするかどうか悩みましたが、実際に自己破産をしてもデメリットはクレジットカードが作れないくらいでした。
そして借金がなくなったことでかなり動きやすくなり、新たな仕事もスタートしています。
借金があったときはカードローン会社から毎日のように電話があって、精神的にも参っていました。
それがなくなるだけで人生を前向きに進められるようになったので、生活が大きく変わります。
債務整理や自己破産についていいイメージを持っていない人は、一度冷静になって状況を考えてみましょう。
状況によっては一度状況をリセットして対応したほうが、いいケースも多いですよ。
>>債務整理におすすめの弁護士事務所7選!安心して利用できる事務所の選び方を解説
借金の相談をどこにするか悩んだら一度落ち着いて考えよう
ここまで借金の相談をどこにすればいいのか解説してきました。
借金の相談はとてもデリケートな問題なので、誰に相談するのかがとても大切。
しかし多重債務が社会問題になっていることもあって、無料相談ができる場所も増えています。
借金の相談をどこにすればいいのか悩んでいる人は、一度冷静になって相談をしてみましょう。