消費者金融の審査で一番不安に思うことは?というアンケートをとると、必ず上位を占めるのが「在籍確認」。
消費者金融の審査では避けては通れない在籍確認ですが、内容をしっかり理解すれば必要以上に不安を抱かなくても済むでしょう。
消費者金融の在籍確認の内容について詳しく解説しますので、不安な人は必見です。
消費者金融審査で行われる在籍確認ってどんなもの?その内容とは?
在籍確認とは、消費者金融の審査の際に、申込者が本当に申請した勤務先に在籍しているのかを確認する手続きです。
ところが、この在籍確認、基本的には勤務先への電話連絡によって行われるということで、不安を抱える人が多いといいます。
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そもそも在籍確認って何?在籍確認の内容とは?
でも、消費者金融の在籍確認って勤務先に電話連絡をしてきてどのように申込者の勤務実態を確認するのでしょう?
消費者金融は何のために在籍確認を行うの?
冒頭でも触れましたが、在籍確認とは申込者が申請した勤務先に実際に在籍しているかどうかを確認する手続きです。
でもいったい何の目的でそのようなことを行うのでしょうか?
消費者金融では、総量規制によって年収の3分の1までの金額しか借り入れができないことになっていますので、そもそも収入のない人にお金を貸すことは禁じられています。
また、収入がある人でも、その金額は融資金額に大きく影響してきますので、消費者金融の審査においては、勤務先や収入に関する情報は非常に重視されます。
ところが、その消費者金融の審査に、無職なのに仕事をしていると偽って申し込みをしたり嘘の勤務先を申請したりするケースが少なからずあるため、消費者金融の審査時には申込者の勤務先に電話連絡を入れて本当にそこで働いているか、嘘の勤務先を申告していないかなどを確認しているのです。
消費者金融の在籍確認の内容はどんなもの?
消費者金融の在籍確認は基本的には電話連絡で行われます。
消費者金融の在籍確認が電話連絡で行われるのは、それが一番手っ取り早くて確実だからです。
書類による在籍確認もできないわけではありませんが、
- 電話連絡する場合と比べて確認に手間がかかる
- 書類だと偽造しやすい
などのリスクがあります。
「消費者金融の在籍確認っていったいどんな風に電話をしてくるの?」
「消費者金融から電話がかかってきたら周囲になんて思われるだろう?」
「在籍確認を終えるにはどのくらいの時間がかかるのかしら?」
と不安に思う方も多いと思います。
しかし、実際の消費者金融の在籍確認は、
- 会社名は出さずに個人名で連絡をしてくる
- 申込者以外の人に用件を話すことはない
- 在籍確認時に申込者が不在でも全く問題はない
- 在籍確認の電話は非通知でかかってくる
など、配慮が非常に行き届いていますので、勤務先の同僚に消費者金融を利用することがバレる心配はまずありません。
在籍確認なしは無理だけど消費者金融なら電話連絡以外の在籍確認も…
消費者金融の審査では申込者の返済能力を調査することが定められていますから、残念ながら在籍確認自体を完全になしにしてしまうことはできません。
しかし、何らかの事情があって電話での在籍確認が困難な場合には、電話連絡以外の方法での在籍確認に変更してもらえるケースもあります。
あくまでも基本は電話による在籍確認ですから、確実に他の方法での在籍確認に応じてもらえるとは限りませんが、 どうしても電話による在籍確認が難しい場合には消費者金融の担当者やコールセンターなどに相談してみるとよいでしょう。
消費者金融の在籍確認を受けるのが初めてだと、どのようなことに注意すればよいのか、どのように対応すればよいのかとても不安ですよね。
そこで、消費者金融の在籍確認に関して特に注意しておきたいこと、具体的な在籍確認の対話の例などをご紹介します。
消費者金融の在籍確認で注意すること
消費者金融の在籍確認で注意したいのは、できるだけスムーズに本人か本人のことを知っている人が電話に出られるように準備しておくことです。
自分が所属する部署の連絡先を申請する
消費者金融の申し込みフォームに勤務先を入力する時は、申込者本人が所属する部署の連絡先を申請しましょう。
特に規模の大きい勤務先の場合は注意が必要です。
代表電話番号だけしか申請しなかったり、誤って他の部署の連絡先を申請してしまったりすると、消費者金融の在籍確認の電話連絡があった時に申込者本人のことを知らない人が電話に出てしまう可能性があります。
在籍確認の電話連絡が入っても在籍を確認することができなければ、消費者金融の審査には通過できないかもしれません。
一般的には消費者金融の在籍確認は審査の最終確認で行われます。
つまり、在籍確認の電話連絡が入ったということは在籍確認さえパスすれば消費者金融の審査に通過できるというところまで来ているということです。
それなのに、ただ自分の部署の人ではない人が電話に出てしまったという理由で審査落ちしてしまったのでは泣くに泣けません。
本人が席を外している場合でも、本人のことを知っている人が電話に出られるよう、所属する部署の連絡先を申請しましょう。
派遣社員の場合は在籍確認の電話連絡は派遣元に入る?
消費者金融の在籍確認は基本的には派遣元に電話連絡が入ります。
派遣元に在籍確認の連絡が入るときに注意しておきたいのは、
- 派遣元の担当者が申込者本人のことを知っているか
- 派遣会社が登録者の在籍確認に応じるかどうか
の2点です。
派遣会社には多くの登録者がいますから、いきなり消費者金融の在籍確認の電話連絡が入った場合に、派遣会社の担当者が直接申込者本人のことを知らないと、在籍を確認することができず消費者金融の審査に通過できないかもしれません。
そうしたことを防ぐためにも、前もって派遣元の担当者に在籍確認があることを連絡しておくほうがよいでしょう。
また、多くの登録者を抱える派遣会社では、個人情報保護の観点から在籍確認に一切応じないようにしているケースも見られます
そのような場合は、まず消費者金融の担当者に相談してみてください
どのような対応をとるかは消費者金融によって異なりますが、何らか代替案を提示してくれるはずです。
勤務先が休日だと在籍確認ができないので注意する
これは、消費者金融の即日融資を受けたいと希望する人によくありがちなミスなのですが、普段は仕事が忙しいからと休日にゆっくり時間をとって消費者金融に申し込みをする人がいます。
消費者金融は土日祝日でも申し込みもできますし、即日融資を受けることもできます
しかし、消費者金融で契約をして即日融資を受けるためには、在籍確認を済ませて審査に通過する必要がありますから、勤務先が休日だと肝心の在籍確認を行うことができません。
とりあえず在籍確認なしで仮に審査に通過させてくれる消費者金融もありますが、借入限度額がかなり制限されてしまいます。
「今日は休日だし、午前中から消費者金融に申し込みをすれば即日融資を受けられるかな」
などということのないように気をつけてください。
もちろん、有給休暇などをとっていて会社自体は営業しているという場合は、在籍確認を行うことができますから全く問題はありません。
消費者金融の在籍確認はこのように行われる!
申込者本人が在籍確認の電話に出た場合
消費者金融の担当者が在籍確認の電話連絡をする時は、会社名を出すことはなく担当者の個人名を名乗ります。
消費者金融の担当者
「もしもし、□□(担当者の個人名)と申しますが、○○さん(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?」
申込者
「はい、私です」
消費者金融の担当者
「恐れ入ります。
私、△△(消費者金融名)の□□と申します。
この度はお申し込みありがとうございました…」
在籍確認の電話連絡はこのようにして消費者金融からかかってきます。
フルネームを尋ねられたり、生年月日を聞かれたりすることはありますが、それ以上消費者金融の申し込みや審査に関して質問をされることはありません。
時間にして1分~2分もあれば在籍確認は終わるでしょう。
申込者本人が不在で同僚が在籍確認の電話に出た場合
消費者金融の担当者
「もしもし、□□(担当者の個人名)と申しますが、○○さん(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?」
会社の同僚
「申し訳ありません。ただいま○○は席を外しておりますが…」
消費者金融の担当者
「分かりました。
またのちほどご連絡させていただきます」
たったこれだけです。
消費者金融は上手に個人情報確認を避ける
申込者本人が不在の場合でも、同僚の返答を聞いて申込者が確かに在籍していることがわかれば消費者金融の在籍確認はそこで終了です。
「どのようなご用件でしょうか」
「折り返しご連絡しますのでお電話番号を頂いてもよろしいでしょうか?」
などと聞かれても
「急ぎの用事ではありませんので、またこちらから改めてご連絡させていただきます」
と返答してうまくかわしてくれます。
消費者金融の担当者は、日々在籍確認の電話連絡をしているプロですから、その点は安心してください。
消費者金融の在籍確認の言い訳は「クレカの在籍確認」がベスト!
消費者金融の在籍確認は、その道に長けた担当者が会社名を出さず個人名でかけてきてくれますので、よほどのことがない限りばれてしまうようなことはありません。
しかし、外部から個人に宛てて電話連絡が入るのが珍しい職場だと、「今の何の電話だったの」などと聞かれないとも限りませんよね。
そのような時はどう言い訳すればいいのでしょうか?
「クレジットカードの在籍確認」なら言い訳としても自然
在籍確認であることを無理に隠すより、逆に堂々と在籍確認であると公表してしまう方が言い訳はずっと楽になります。
審査において在籍確認が行われるのは何も消費者金融の審査だけに限った話ではありませんから、消費者金融の在籍確認ではなく、他の審査の在籍確認だということにしてしまうのはどうでしょう?
特に、クレジットカードの在籍確認だということにしておくのは非常におすすめです。
消費者金融の在籍確認と聞くと「借金をするの?お金の管理がルーズなのかな?」などと思われてしまいそうですが、クレジットカードの在籍確認ならそのように思われることはありませんよね?
「ああ、そうなんだ」で済んでしまうでしょう。
クレジットカードは誰もが普通に持っているものですし、複数のクレジットカードを持つことだって珍しいことではありませんから、同僚の注意をひくようなこともないはずです。
消費者金融の在籍確認では下手な言い訳をしない方がよい
消費者金融の在籍確認の言い訳を、
- 自動車ローンなど各種ローンの在籍確認だということにする
- 家族の保証人になったことにする
など、実際にはないことを理由にしてしまうと後でつじつまが合わなくなってしまうことがあります。
後になって、
「車を買い替えたんだよね?乗り心地はどう?」
「家族の保証人になった件、どう?大丈夫だった?」
などと急に尋ねられた場合に、返答に詰まってしまうかもしれません。
また、
- 営業の電話がかかってきたことにする
- 間違い電話がかかってきたことにする
などの言い訳は、勤務先に個人宛の営業電話がかかってくるのが不自然な環境であったり、電話を受けたときに相づちを打ちながら返答していたのにあれが間違い電話?と不審がられたりする恐れがあります。
うまく切り返す自信がない場合は、在籍確認に関して下手な言い訳をしない方がよいでしょう。
消費者金融の在籍確認ではウソの申告・代行会社利用はNG!
いくら在籍確認の電話がかかってくるのが不安だからといって、嘘の申告をしたり在籍確認の代行を行うアリバイ会社などを利用したりするのは絶対にいけません。
在籍確認での代行会社利用は犯罪行為
「勤務先に在籍確認の電話がかかってくるのだけは勘弁してほしい」
「勤務先が零細企業では消費者金融の審査に通過できないかもしれないから、きちんとした会社に勤めていることにしておこう」
などと考えて、在籍確認の代行会社に依頼をしてしまうケースがありますが、絶対にそのようなことをしてはいけません。
在籍確認を代行会社に依頼して偽の会社の電話番号で消費者金融に申し込みをするということは、消費者金融をだますことになりますから、悪質な場合には詐欺罪に問われる恐れもあることをしっかりと覚えておいてください。
そもそも、消費者金融では属性がよくないからといって審査落ちしてしまうようなことはありません。
信用情報に問題がなく、安定した収入と返済能力さえあれば消費者金融の審査に通過することは難しくないはずです。
電話連絡ナシの消費者金融を利用しよう
在籍確認の電話連絡をどうしても避けたいのなら、初めから電話連絡による在籍確認のない消費者金融を選べばよいのです。
わざわざ代行会社を利用するリスクを冒すことはありません。
もともと消費者金融は銀行カードローンと比べ、電話以外の在籍確認にも柔軟に応じてくれる可能性も高いのです。
WEB完結なら在籍確認は書類でOK~SMBCモビット
SMBCモビットでは「WEB完結申込」を利用すれば電話連絡は一切ありません。
申込者の携帯電話への連絡はもちろん、勤務先への電話確認もナシです。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
のいずれかの口座と、会社の社会保険証(国民健康保険証は不可)持っていることという条件はありますが、該当するのであればぜひ利用してみてはいかがでしょう?
電話連絡以外の在籍確認にも積極的~アイフル
アイフルでは、電話での在籍確認の代わりに書類での在籍確認に応じてくれる可能性が高いです。
今回、大手消費者金融各社に「電話以外の在籍確認に応じてもらえるか」という問い合わせをしたところ(SMBCモビット以外)、はっきりと「書類による在籍確認で大丈夫です」と返事があったのはアイフルのみ。
他の消費者金融でも電話以外の在籍確認に応じてもらえないわけではないのですが、アイフルと比べると消極的な姿勢であるという印象を受けました。
SMBCモビットのように指定した銀行口座を持っている必要もありませんので、仮審査の後の電話連絡の際に書類での在籍確認について気軽に相談してみるとよいでしょう。
おわりに
消費者金融の在籍確認は本当にあっという間に済んでしまいます。
在籍確認を経験した人の多くは、
「あんなに簡単にするものだとは思わなかった」
「いつ在籍確認の電話がかかってきたのかまるでわからなかった」
といいます。
勤務先に在籍確認の連絡がかかってきたとしても、消費者金融で借金をすることがバレるようなことはありませんので、安心して在籍確認を受けてください。
また、消費者金融の在籍確認は、電話連絡以外の方法でも受け付けてもらえる可能性も高いですから、代行会社などは決して利用しないようにしましょう。