毎月の支払額が少量の一定額になり、一見お得なクレジットカードのリボ払いですが、リボ払い残高が溜まっているとクレジットカード審査や他の審査に悪影響では?と考えてしまいますよね。
しかし実際のところ、リボ払い残高がクレジットカード審査に悪影響を与えることはありません。
クレジットカードの審査に影響があるのはむしろ、リボ払いの残高ではなく毎月の支払額、そして支払状況の方です。
ですから「リボ払いが終わらない」ことを気に病んで「クレジットカード審査に落ちるのでは」と思っている方がいるとしたら、そんなことないと教えてあげたいです。
リボ払いの支払いが毎月あまりにも高額の場合は、本人の支払い能力に疑問を持たられることになりかねませんが、基本的にリボ払い残高があるだけではクレジットカード審査に悪影響はありません。
今回はより詳しく「リボ払い残高がある状態でクレジットカード審査を受ける」ことについて考えたいと思います。
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危険なリボ払いとはクレジットカード審査に影響しない
結論から言うと、前述した通り、リボ払いがあったとしてもクレジットカードの審査結果には影響がありません。
どういうわけか、解説したいと思います。
クレジットカード審査で大切なのは支払い可能見込額
クレジットカード審査で大切になるのが、個人の持つ支払い可能見込額です。
支払い可能見込額を出すには、消費者の年収から年間請求予定額を引いて、さらに生活維持費をひいた数字です。
その数字が、消費者のクレジットカード利用代金支払いにあてることができるとされている金額です。
計算式にするとこうなります。
支払い可能見込額=年収-年間請求予定額-生活維持費
これで出た支払い可能見込額の90%の金額を限度額として設定します。
生活維持費は、割賦販売法で明確に定められています。
居住形態 | 収入・生計を同一とする方の人数(ご本人・別居者も含む) | |||
1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 | |
持家かつ住宅ローン無 | 90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
または | ||||
持家無かつ賃貸負担無 | ||||
持家かつ住宅ローン有 | 116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
または | ||||
持家無かつ賃貸負担有 |
引用:支払可能見込額の調査
リボ払いがあってもクレジットカード審査に通るか調べるには、リボ払い請求の12倍と、年収から生活維持費を引いた数字を比べてみて、年収から生活維持費を引いた数字が上回っていれば審査に通るはずです。
例えば年収300万円一人暮らしの人がいるとして、生活維持費は90万円。
リボ払いを毎月8万円ほど行ってない限り、この人がクレジットカード審査に落ちることはない、ということです。
過去のクレジットカード利用経歴にも問題がなければ審査に通る
クレジットカード審査で大切なのは、過去のクレジットカード利用実績。
もし過去クレジットカード利用の中で、「遅延」の経験があるとしたら、その記録によってクレジットカード審査に落ちてしまうことは十分ありえます。
クレジットカード審査では、単純に毎月の支払い能力も求められますから、過去クレジットカードの支払いが遅れた記録を見られると「また遅れるのでは」と思われるので審査に落ちやすくなるのです。
クレジットカードのリボ払い残高は信用情報の審査でバレる
クレジットカードのリボ払い残高ですが、普通に考えれば「こちらから申請しない限りバレないのでは」と思うものです。
しかし個人がどれだけ金融商品で支払っているか、そもそもどの金融サービスと契約しているかは、個人信用情報にすべて記録されています。
信用情報には、リボ払いをはじめクレジットカード周りの記録すべてがあると思ってください。
こちらから伝えるまでもなく、クレジットカード会社は審査で信用情報を調べるだけで、個人がリボ払いをはじめクレジットカードとどんな付き合いをしているか、一発で看破するということです。
個人信用情報の重要さ
リボ払い云々ではなく、個人信用情報に悪い記録があった時点で、クレジットカード審査に落ちると思って良いです。
逆に言えば、クレジットカード審査に通りたいなら、なるべく信用情報をクリーンな状態に保つことが大切だということです。
信用情報に悪い記録がある状態が「ブラック」
時折、「ブラックだからクレジットカード審査に通らない」と言っている方がいますが、ブラックこそ信用情報に傷がついた状態を指します。
ブラックな信用情報になってしまうと、その状態を脱するまでに数年かかってしまうので、毎月の支払いはくれぐれも遅れないようにしたいところです。
リボ払いは住宅ローン審査にも影響する?
リボ払い残高との関係が気になるのは、何もクレジットカード審査との関係ばかりではありません。
もう一つの重要な審査、住宅ローン辛酸いは悪い影響を出さないのでしょうか。
住宅ローン審査との関係ですが、リボ払い残高がまだ残っている状態では、審査通過確率に影響することでしょう。
なにせ住宅ローン返済は長期間になります。
長い期間ずっと返済できる支払い能力があるかどうかが争点ですから、リボ払いを長期間続けているのは住宅ローン審査でかなり不利です。
住宅ローンは「借入可能額」を出すものですが、借入可能額を決めるのは返済負担率です。
返済負担率は、年間返済額÷年収×100で出されます。
この返済負担率が30%を超えてくると、審査に落ちやすくなってしまいます。
リボ払いで苦しんでいる人は早急に対応を
現在リボ払いを行っており、「他のクレジットカード審査に落ちてしまうのでは」と心配するほどならリボ払いに対して早急な対処をおすすめします。
いつまでもリボ払いに悩んだままでは、支払いに追われるばかりで生活は好転しません。
リボ払いは言い方が違うだけで借金の返済と何も変わらないのです。
早めに支払いを終えて、今後はリボ払いと関わらないようにするのが一番です。
ここからは「どうすればリボ払いから早めに縁を切れるか?」についてご紹介します。
一括返済
リボ払い残高で残っている分をすべて一括返済できればそれが最善です。
もちろんこれは、一括返済できるほどの貯金や資産がある場合のみ許されることですが、可能なら一括返済に越したことはありません。
理由は言うまでもなく、リボ払いの手数料を払うのがあまりにも無駄だからです。
毎月15%ほどの金利で支払い続ける手数料。
本来一括払いなど別の支払い方法では払う必要のないお金ですから、リボ払いで払い続ける限り無駄な支払いが続くということです。
返済額増額
一括払いが出来なくとも、返済額を増額することができるはずです。
毎月1万円のリボ払いを、1万5千円、2万円などに増額するだけで、結果的にリボ払い支払総額は全然違うはずです。
リボ払いが終わるまでは、リボ払い残高を減らすことに集中する意識で、毎月支払いを行っていきましょう。
借り換え
リボ払いの残高を返済できるほどのお金を、カードローンなど別のキャッシングで借りて、リボ払いを一括払いする「借り換え」もおすすめです。
実は銀行カードローンなどは、リボ払いからの借り換えに乗り気です。
本来自分のところに入らない利益を、カードローン借り換えによって得ることができるからです。
リボ払いの支払いが苦しいなら、銀行カードローンへの借り換えも一度検討してください。
借り換えにおすすめの銀行カードローン:楽天銀行カードローン
リボ払いからの借り換えにおすすめの銀行カードローンはたくさんありますが、私はまずこの「楽天銀行カードローン」がおすすめです。
楽天銀行カードローンは、楽天会員に優しい銀行カードローンです。
なぜなら楽天銀行カードローンは、申し込んだ本人の楽天会員ランクによって審査基準が変わるからです。
会員ランクが高いほど審査基準が緩やかになります。
そして楽天銀行口座を持っていればなおさら、申し込みから借入までの流れがスムーズになります。
金利も低いので、「気軽に銀行カードローンでリボ払いの借り換えをしたい」と思っている方におすすめの銀行カードローンです。
借り換えにおすすめの銀行カードローン:みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンも、リボ払いからの借り換えにおすすめです。
申し込みは365日24時間いつでもWEBから完結します。
金利も低く、限度額も最高800万円とかなり余裕を持った設定。
みずほ銀行住宅ローンを借入れている方は、金利の引き下げにより1.5~13.5%の金利で借り換えが可能です。
みずほ銀行の住宅ローンと合わせて利用するのがおすすめの銀行カードローンだと言えるでしょうか。
リボ払いがクレジットカード審査に影響があるか まとめ
今回は主に、「リボ払い残高がクレジットカード審査に影響を出すか」というテーマでお届けしました。
結論から言うと、リボ払い残高があっても、クレジットカード審査結果が変わることはあまりないです。
しかし支払い可能見込額が低いと、クレジットカード契約は停止してしまいます。
また、住宅ローン審査にもリボ払い残高は影響を与えるので、リボ払いの扱いには要注意なのです。
リボ払いを行っている状態では、他の審査を受けている場合ではありません。
早急に対処して、できれば早い段階でリボ払いとは縁を切ることを目指してください。