借金の利用者の約2割が危険な取り立てに遭ったことがある?借金取り立てに関する市場調査を大公開

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東晶貿易株式会社が運営するお金マニュアルでは、「借金の利用の際に、業者から取り立て行為に遭ったことがあるか」についての市場調査を行いましたので、その結果を公開します。

全国の借金の利用経験がある男女562人に対し、借金の取り立て行為の経験の有無を調査したところ、116人の男女が何らかの取り立て行為に遭ったことがあるということがわかりました。

今回はその116人に対し、どのような取り立てに遭ったことがあるか、またその後はどのような対処を行ったかなどを調査を行い、調査結果として公表します。

■調査概要

  • アンケート内容:借金の取り立て行為に遭ったことがあるか
  • 調査期間:2021年5月31日~6月5日
  • 調査対象:562人の男女
  • 調査エリア:全国

■借金の取り立て行為に関する調査結果の概要

  • 借金の利用経験のある人の約2割が取り立てや嫌がらせを受けたことがある
  • 最も多かった取り立て行為は「迷惑電話をかけられた」で全体の44%
  • 取り立て行為に対する対処方法では最も多かったのは「無視・何もしなかった」の36票であった
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Q1:借金を利用した際に、取り立てや嫌がらせに遭った経験はありますか?

全国の借金の利用経験がある男女562人に対し、「借り入れをしている業者からの取り立てに遭ったことがあるか」の有無について調査いたしました。

調査の結果、取り立てを受けた経験があると回答したのは全体の23%(116人)、取り立てに遭ったことが無いと回答したのは、全体の77%(446人)という結果になりました。

約2割の人が、借金の利用の中で取り立てに遭っていたということがわかりますね。

「借金の取り立てに遭ったことがある」と回答した人の内訳

借金の取り立てに遭った経験があると回答した人の内訳をチェックしてみましょう。

取り立ての経験があると回答した人の男女比は、男性が75人、女性41人という結果となりました。

そもそも借金の利用自体が男性に多い傾向にあるため、取り立て自体も男性の方が多いということがわかるでしょう。

職業の内訳は?

それでは、取り立てにあったことがある人の職業はどのような内訳となるのでしょうか。

チェックしていきましょう。

最も多かったのは事務系会社員で22%(25人)、次いで会社員その他で19%(22人)、技術系会社員13%(15人)、パート・アルバイト・その他はそれぞれ10%という結果になりました。

半分以上が会社員であることがわかります。

Q2:実際にどのような取り立てに遭いましたか?

さらにお金マニュアル編集部では、「借金の取り立てにあったことがある」と回答した116人に対し、どのような取り立てに遭ったことがあるかを詳しく調査を行いました。

調査の結果、最も票を集めたのは「迷惑電話をかけられた」で52票(全体の44%)、次いで「自宅に押し掛け、玄関チャイムを鳴らされた」は43票、「自宅前に居座られた」37票という結果になりました。

以降は「自分の勤務先・同僚に迷惑をかけられた」27票、「自分の家族に迷惑をかけられた」「暴言や脅迫をされた」はそれぞれ26票、また「暴力を振るわれた」「出前や通報などをされる」はそれぞれ11票という結果になりました。

漫画のような借金の取り立ては年々減少傾向にある?

取り立てと言うと、闇金ウシジマくんやミナミの帝王のように、強面の兄ちゃんから暴力を振るわれたり、脅迫をされるイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし現在は借金の取り立てにも厳しく取り締まっています。正規の消費者金融などでは、このような取り立て行為を行うことは絶対にありません。

また暴力や脅迫行為が行われた場合、通報されてしまいかねません。いわゆる闇金業者などにおいても、取り立て時には暴力などを行わないことが多いです。

通報されてしまい事件として検挙されてしまうと、業者自体が摘発されてしまいかねなくなるためです。

そのため電話での連絡や自宅への押しかけ(訪問)などが中心となるでしょう。

全く危ない目に遭っていないわけでもない

しかしここで注意したいのは、全く危ない取り立てが行われていないわけでは無いということ。

確かに暴力などは検挙されてしまう危険性があるからと、迷惑電話などの検挙がされないレベルの嫌がらせ(もしくは正規の金融機関による催促の電話連絡)であるケースが多いですが、暴力や脅迫などが全く行われていないわけでは無いのです。

いわゆる迷惑行為に当たるようなものであると、「自分の勤務先・同僚に迷惑をかけられた」27票、「自分の家族に迷惑をかけられた」「暴言や脅迫をされた」はそれぞれ26票、「暴力を振るわれた」「出前や通報などをされる」はそれぞれ11票という結果になりました。

少なくとも正規の金融機関であれば、上記のような勤務先・同僚への迷惑行為や暴力・暴言安堵が行われることは絶対にありません。

そのため、闇金の利用をして、返済が困難となってしまったケースであると言えるでしょう。

Q3:借金の取り立てや嫌がらせを受けた後、どのような対処をとりましたか?

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お金マニュアル編集部での本調査では、取り立て行為の後の対処法についてもヒアリングを行いました。

調査結果によると、最も多かった対処は無視・何もしなかったが36票、警察に通報したが25票、債務整理をした(15票)、専門機関に通報した・貸し手へ「返済する」と伝えた・無回答がそれぞれ12票、夜逃げ(3票)、その他が1票という結果になりました。

民事不介入のため通報をしても対応をして貰えないことも

今回の対処法では、無視が最も多い結果となりました。次いで、「警察に通報した」がランクインしましたが、取り立て行為の場合、通報をしても対応をして貰えないケースも多いです。

警察は民事不介入となり、暴力や恫喝などの事件性が無い限り、動いてもらえないことがほどんどです。

そのため、結果として無視をするか債務整理や専門機関への相談をするほかないということが言えるでしょう。

借金の取り立てに関する調査結果のまとめ

改めて本調査の結果を振り返っていきましょう。

■借金の取り立て行為に関する調査結果の概要

  • 借金の利用経験のある人の約2割が取り立てや嫌がらせを受けたことがある
  • 最も多かった取り立て行為は「迷惑電話をかけられた」で全体の44
  • 取り立て行為に対する対処方法では最も多かったのは「無視・何もしなかった」で36票であった

借金の利用経験のあるひとのなかで、取り立てにあったことがある人は全体の2割ということがわかりました。

ただ取り立て内容の多くは迷惑電話をかけられたや自宅に押しかけられたというケースが多いことがわかります。

ただ暴力や脅迫などは、全体的に見るとそこまで多くは無いものの、全くないわけでは無いと言えるでしょう。

正規の金融機関であれば、電話・郵送物による督促以外は行われることがありません。貸金業法という法律で守られているため危険な目に遭うことはあり得ないのです。

それでも違法な闇金などを利用してしまい、取り立て行為などに悩んでいる時は、しかるべき専門機関に相談をしましょう。