大学の入学金が払えない際の対処法は?奨学金は入学金に使えない

大学の入学金が払えない際の対処法は?奨学金は入学金に使えない-アイキャッチ ライフ

「推薦入試で大学合格したから、想像よりも早く入学金が必要になって期日に間に合わなくなってしまった。」

「奨学金で入学金を支払おうと思っていたけど、奨学金をもらえるのが入学後って本当?」

大学の入学手続きにあたって、上記のような悩みを持っている方もいますよね。

大学の合格が決まると、入学金を含めた初年度納付金の6~7割を支払う必要があります。

支払期日は、合格発表後1週間から2週間ほどであることが一般的です。

支払期日までに支払えない場合、合格取り消しになってしまうので、確実にお金の用意が必要です。

しかし、大学の初年度納付金の6~7割は、非常に高くまとまったお金が必要になります。

また、奨学金は入学金にあてることができません。

そこで、入学金が用意できないという方に向けて、入学金が払えない場合の対処法について詳しく紹介します。

記事の後半では、入学金に関するよくある質問もまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

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どうしても大学の入学金が払えないときの対処法を紹介!

人差し指

大学の入学金は非常に高いため、すぐに用意できない、期日に間に合わない、という問題も出てきますよね。

そんなときのための対処法としては以下の7つがあります。

  • 国の教育ローン
  • 民間の教育ローン
  • 母子父子寡婦福祉資金貸付金
  • 生活福祉資金貸付制度
  • 労働金庫の入学時必要資金融資制度
  • 自治体の融資あっせん制度
  • 国の高等教育の修学支援新制度

国の教育ローン

国の教育ローンとは、日本政策金融公庫の教育一般貸付です。

国の教育ローンは、入学前に申し込みと貸付金を受け取るが可能なので、入学金に利用することができます。

入学金に利用する場合は、合格通知書などを認知した後に振り込まれます。

しかし、毎年合格発表の時期に申し込みが殺到するため、直前の申し込みだと入学金に間に合わない可能性があります。

キャンセルはいつでも可能なので、できるだけ早く申し込むことがおすすめです。

目安としては、必要時期の2~3ヶ月前の申し込みが良いでしょう。

また、国の教育ローンは年収など借りる条件があるため、自分が当てはまるのか事前に確認が必要です。

国の教育ローンの特徴には以下のようなものがあります。

  • 固定金利
  • 長期返済
  • 担保不要
  • 家庭環境によっては優遇される
  • 日本学生支援機構の奨学金と併用可能
  • 子ども一人当たり350万円まで利用可能
  • 受験前でも1年中いつでも申し込み可能
  • 融資を申し込んでから実際にお金が振り込まれるまで最短20日前後

入学金の準備までに時間の余裕がある方は、まず国の教育ローンを検討することがおすすめです。

固定金利や返済期間はどれくらい?

国の教育ローンの固定金利や返済期間は以下の通りです。

固定金利1.65%
返済期間最長15年
利用可能額子ども一人当たり350万円
担保不要

国の教育ローンは、長期返済が可能で固定金利のため、計画的に返済することが可能です。

また、在学中は利息のみの返済ができるため、在学中の返済負担を減らすこともできます。

利用可能額について、一定の要件に該当する場合は450万円以内利用可能なので、確認しておきましょう。

国の教育ローンは、教育資金融資補償基金による保証か、連帯保証人を立てる必要がありますが担保が不要です。

無担保で借りることができることも嬉しいポイントですね。

家庭環境によっては優遇される

国の教育ローンは、家庭の状況によって、金利や返済期間、保証料が優遇されます。

優遇される家庭状況には以下のような場合があります。

  • ひとり親家庭
  • 交通遺児家庭
  • 扶養する子どもの人数が3人以上で世帯年収500万円以内の方
  • 世帯年収200万円以内の方

それぞれ優遇された場合の変化については以下の表の通りです。

家庭状況金利返済期間保証料
ひとり親家庭年1.25%最長18年通常の2/3
交通遺児家庭年1.65%最長18年通常の2/3
扶養する子どもの人数が3人以上で世帯年収500万円以内の方・世帯年収200万円以内の方年1.25%最長18年通常

家庭状況に応じて、長期間の返済が可能になることや、金利が低くなることは、非常に助かりますね。

民間の教育ローン

民間の教育ローンには、銀行や信用金庫で取り扱う教育ローンがあります。

民間の教育ローンも入学金に利用できるので、安心してください。

民間の教育ローンは、どこを選ぶかによって上限額や金利が固定なのか変動なのか異なります。

国の教育ローンと比較した民間の教育ローンの特徴には、以下のようなものがあります。

  • 金利が2%~4%程度で国の教育ローンに比べて高め
  • 金利について変動制か固定制か選べる
  • 最短で翌営業日の融資可能な機関もある
  • 融資スピードが早い
  • 国の教育ローンに比べて利用可能額が高い

民間の教育ローンと国の教育ローンのメリットデメリットを比較すると以下の表のようになります。

教育ローンの種類メリットデメリット
国の教育ローン低金利の固定金利融資スピードが遅い
民間の教育ローン融資スピードが速い・借入限度額が高い金利が高め

それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、自分に合う方を利用しましょう。

民間の教育ローンは、国の教育ローンよりもなるべく早く借りたい方や、より多くの額を借りたい方におすすめです。

母子父子寡婦福祉資金貸付金

母子父子寡婦福祉資金貸付金とは、20歳未満の子どもを扶養しているひとり親、寡婦などが利用できる制度です。

母子父子寡婦福祉資金貸付金の特徴には以下のようなものがあります。

  • 無担保
  • 無利子

入学金に利用できるものには、「就学支度資金」があります。

就学支度資金は、国公立大学であれば最大420,000円、私立大学であれば最大590,000円を借りることが可能です。

また、入学金の減免を受けることができる場合は、所定の額から減免の額に相当する額を控除した額を借りられます。

返済の期間は20年と長めなので、負担を考えた計画的な返済が可能です。

母子父子寡婦福祉資金貸付金で入学金を借りる場合は、時間がかかる場合が多いので、必要時期の3ヶ月前など、余裕を持って申し込むようにしましょう。

また、親子で連帯保証人になる必要があるので、覚えておくことが大切です。

生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度は、低所得世帯に向けた就学支援制度で、都道府県社会福祉協議会が実施しています。

入学金に利用できる資金としては、就学支度費があります。

生活福祉資金貸付制度の特徴には以下のようなものがあります。

  • 貸付限度額は50万円以内
  • 返済期間は20年間
  • 無利子

就学支度費は、授業料や教材費、交通費など大学に就学するのに必要な経費を借りることができる教育支援費と同時に申し込むことも可能です。

生活福祉資金は、申し込みから受け取りまでに1ヶ月ほどかかるため、入学金に間に合うように申し込みましょう。

また、低所得者という条件がありますが、高齢者世帯や障害者世帯は所得制限なしで借りることが可能です。

労働金庫の入学時必要資金融資制度

労働金庫の入学時必要資金融資制度は、入学時特別増額貸与奨学金を予約した方が対象の制度です。

希望すれば、増額奨学金交付までの間に入学時に必要な資金を融資してもらうことができます。

労働金庫の入学時必要資金融資制度の特徴は以下のようになります。

  • 最高50万円まで融資可能
  • 固定金利で金利は年1.66%程度
  • 増額奨学金交付時に利息を合わせて一括返済

また、申し込みできる方の条件も設定されているので、事前に確認しておきましょう。

国の教育ローンが借りられなかった方に向けたサービスなので、国の教育ローンの審査に落ちた方はぜひ活用しましょう。

自治体の融資あっせん制度

大学の入学金に関する制度は、自治体ごとに異なります。

自治体によっては、入学金が必要な方のための制度があるので、一度自分の住んでいる自治体の制度を調べてみましょう。

自治体の融資あっせん制度では、自治体に利子や保証料を補助してもらうことが可能です。

そのため、非常にお得に入学資金を借りることができます。

融資額や利用条件、返済期間などの詳細は、自治体によって異なるので確認しましょう。

国の高等教育の修学支援新制度

国の高等教育の修学支援新制度は、2020年4月から始まった新制度で、授業料や入学金の免除または減額と、給付型奨学金の支給を行います。

経済的に困難で修学に意欲のある学生が対象となります。

修学支援新制度の特徴には以下のようなものがあります。

  • 入学金の減免と授業料の減免、給付型奨学金の支給が行われる
  • 支援金額は世帯収入や進学先の学校の種類によって異なる
  • 自宅か一人暮らしかも支援金額に影響する

上記のように、修学支援新制度の支援金額は様々な状況に合わせて変わるので、自分の生活を考えて確認することが必要です。

また、修学支援新制度による入学金の減免は、入学金の納付時期の猶予が必要です。

経済的に困難な学生に対しての入学金や授業料は、納付時期の猶予などの取り扱いを文部科学省から大学にお願いしています。

そのため、進学先の大学がこのような納付期限の猶予などに対応しているのか確認が必要です。

対応していない場合は、入学金を他の方法で準備する必要があります。

一度入学金を払った際は入学後、学生などに対して減免相当額が還付されます。

急ぎで入学金を用意したい方はキャッシングやカードローンも検討しよう!

人差し指を立てる女性

上記で紹介した入学金を払えない際の対処法は、申し込みから実際にお金を受け取るまでに時間がかかることがほとんどです。

しかし、中にはすぐに入学金を用意しなければいけなくなったという方もいると思います。

大学には、推薦入試やAO入試がありますが、そのような入試で合格した場合、一般入試に比べて入学金が必要になる時期が早まります。

基本的に入学金の支払いは、合格発表の数日後から2週間程度以内の期限が設けられます。

そのため、元々一般入試を想定していたのに推薦やAO入試で合格した場合は、急にお金が必要になってしまいます。

上記のように、今すぐ入学金のまとまったお金が必要という方は、キャッシングやカードローンも検討してみましょう。

キャッシングやカードローンであれば、即日融資も可能なので、融資スピードを重視する方にはおすすめです。

しかし、キャッシングやカードローンは金利が高いので、必要最低限の金額を借りるようにしましょう。

カードローンやキャッシングを利用する際は同時に国の教育ローンにも申し込もう!

とにかく今すぐにお金が必要となった際に、カードローンやキャッシングを利用することは1つの手です。

しかし、金利が非常に高いため、同時に国の教育ローンにも申し込んでおくことがおすすめです。

国の教育ローンは融資までに時間がかかりますが、審査が通ったら低金利の国の教育ローンに借り換えるようにしましょう。

一時的に金利の高いキャッシングやカードローンを利用しても、その後すぐに低金利のローンに借り換えることによって、返済の負担も軽減できますよ。

また、複数の金融機関においてカードローンを利用した際は、おまとめローンを利用することで、金利を低くできる場合があるので調べてみましょう。

奨学金は入学金にあてられない!

大学に進学するにあたって、奨学金を借りている方は多いと思います。

しかし、奨学金を受け取ることができるのは、入学した後になるので、入学金に利用することはできません。

そのため、奨学金を借りている場合でも、入学金が支払えない際は、別の方法でお金を借りる必要があります。

また、奨学金には入学時の費用として一時金を貸し付ける「入学時特別増額貸与奨学金」があります。

しかし、この入学時特別増額貸与奨学金も入学した後に受け取るため、入学金には間に合わないので気をつけましょう。

奨学金は入学金にあてることができないため、それまで他の方法で入学金を準備する必要があります。

上記で紹介した労働金庫の入学時必要資金融資制度は入学金に利用できるので、確認してみましょう。

入学金を支払えない場合はどうなる?

疑問に思う男性

入学金の期日までにお金を用意できず、入学金が支払えなかった場合は、合格取り消しになってしまいます。

そのため、入学金の期日までに確実にお金を準備しておくことが重要です。

また、複数の大学を受け、滑り止めの大学の入学金期日が最も早い場合、滑り止めの大学にも入学金を支払う必要があります。

本命の大学の試験や合格発表が最も遅い場合、それまでに入学金の支払期日がある大学の入学金の準備も忘れないようにしましょう。

また、一度入学金を払ってしまうと、入学を辞退した場合でも入学金は返ってこないので気をつけましょう。

経済的に困難で入学金がどうしても準備できない場合は、大学側に一度相談してみましょう。

大学によっては、期日の延長などの対応を取ってくれる場合があります。

そもそも大学の入学金ってどれくらい必要なの?

はてなマーク

では、そもそも大学の入学金は、どれくらい用意すれば良いのか気になりますよね。

大学の入学金は、国立、公立、私立文系、私立理系で異なります。

ではそれぞれの入学金について詳しく紹介します。

大学別の入学金

文部科学省による令和元年度の私立大学の入学料や初年度納付金、令和2年度の国公立大学の入学料、令和2年度の旺文社教育情報センターによる国公立の初年度納付金による、大学別の入学金や初年度納付金は以下の通りです。

大学の種類入学金初年度納付金
国立大学282,000817,800
公立大学392,111932,251
私立大学文科系学部228,2621,172,582
私立大学理科系学部255,5661,549,688
私立大学医歯系学部1,073,0834,803,378
私立大学その他学部256,5211,451,302

上記の表を見ると、進学する大学の種類によって必要になる費用が大きく変わることが分かります。

事前に子どもがどのような大学に行きたいのか話し合うことが必要です。

ちなみに、大学では入学手続きをする際に、入学金を含めた初年度納付金の約6割から7割を支払う必要があります。

初年度納付金の約6割から7割を期日までに納める必要があるため、大学の入学にはまとまったお金が必要になります。

そのため、必要となる金額は入学金のみではないことを覚えておくことが重要です。

初年度納付金の内訳は、入学金、授業料、施設設備費などです。

大学生活では学費以外にも必要な出費は多い!

大学生活において、入学金が無事に払い終わっても必要になる出費は多いです。

大きな出費は、入学金に加えて授業料などですが、他にも以下のような費用が必要です。

  • 交通費
  • 家賃
  • 生活費
  • 教材
  • 交際費

大学生活には多くの費用が必要なので、奨学金を利用する際は事前に調べておきましょう。

奨学金にも種類や条件があり、デメリットもあります。

奨学金を借りる際は、卒業後の返済について子どもと話し合って考えるようにしましょう。

入学金に関する良くある質問

はてなマークが浮かぶほど考える女性

このトピックでは、入学金に関するよくある質問について以下の2つを紹介します。

入学金に関する疑問を持っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

  • 大学の入学金っていつ払うの?
  • 大学の入学金の貯金はいつから始めるべき?

大学の入学金っていつ払うの?

入学金と前期の授業料は入学手続き時に支払う必要があります。

入学手続きは、基本的に合格発表から1~2週間であることがほとんどです。

そのため、2月や3月に支払うことが一般的です。

しかし、推薦やAOの場合は、8月から12月の間に支払わなければならない可能性もあるので気をつけましょう。

事前に入試の時期を確認しておくことが重要です。

また、少しでも推薦やAOを考えている方は、一般的に比べてより早くまとまったお金の用意が必要です。

余裕を持って入学金の準備に取り組みましょう。

大学の入学金の貯金はいつから始めるべき?

大学の入学金の貯金は、早ければ早いほど楽です。

子どもが生まれたタイミングで大学に向けて貯金を始めても早すぎることはありません。

それくらいに大学の学費は高いため、不安な方はできるだけ早く貯金を始めるようにしましょう。

事前に、大学にかかる総額の費用を計算して、貯金計画を立てると良いでしょう。

大学に入学から卒業までを考えるのであれば、最低でも500万円程度の貯金が必要です。

普段から節約も心がけることも大切ですよ。

入学金を借りた際は返済プランを立てることが重要!

入学金を借りた際は、事前にシミュレーションをしておくことが必要です。

月々いくらをどれくらいの期間で返済していくのか、考えましょう。

無理のない計画を立てて返済を続けることが大切です。

また、お金を借りる際は、必要最低限の額を借りるようにして、必要以上借りないように気をつけましょう。

返済が始まれば、最低限以下の項目を常に把握できるようにしましょう。

  • 返さなければならない総額
  • 現時点で残っている金額
  • ひと月あたりに返す金額

なかなか金額減らないと早く返さなきゃ、と焦ることもありますが自分のできる範囲で返済することが重要ですよ。

入学金が払えない際の対処法まとめ

大学に合格した際は、期日までに入学金を支払う必要があります。

どうしても入学金を用意できないという場合でも方法はたくさんあるので、安心してください。

今回紹介した入学金が払えない際の対処法には以下のものがあります。

  • 国の教育ローン
  • 民間の教育ローン
  • 母子父子寡婦福祉資金貸付金
  • 生活福祉資金貸付制度
  • 労働金庫の入学時必要資金融資制度
  • 自治体の融資あっせん制度
  • 国の高等教育の修学支援新制度
  • キャッシングやカードローン

入学金はできるだけ早く準備しておくことが重要ですが、間に合わないと分かった時点ですぐに方法を探すことも必要です。

期日までに用意できずに合格取り消しということがないように、早めの動きだしが必要です。