住信SBIネット銀行カードローンはおまとめローンとして優秀!他社と比較しても低金利!

住信SBI銀行カードローン
住信SBIネット銀行豆知識

会社によって金利・返済期日・返済方法は異なります。

「あの会社の返済日はいつで、こっちの会社の返済額はいくらで、そっちの会社の返済方法はATMのみの受付だっけ…」

複数の借入先を持っていると、借金の管理は大変。

借り入れの総額も把握しずらく、返済の計画も立てずらいです。

完済を目指すときに、借金を一本化して管理をしやすくするのがおまとめローン。

金利も返済期日も引き落とし口座も一つになりますし、借金の総額が把握できるので返済の計画も立てやすくなるのが魅力です。

借金を一つにまとめる特性上、おまとめローンをすると一社からの借入残高が大金になるため、金利は少しでも低い方がいいですが…。

住信SBIネット銀行のカードローンはどうなのでしょうか?

今回は住信SBIネット銀行カードローンをおまとめローンとして利用した時に優秀かどうかを考察していきたいと思います。

最短即日融資が可能な『アコム』
アコム
おすすめポイント
  • 3秒診断により借入可能かが即分かる!
  • はじめての方なら最大30日間無利息!
  • 24時間申込可!即日中の振込みも可能
※金融機関・お申込時間帯によってはご利用いただけない場合がございます
実質年率
3.0%~18.0%
限度額
800万円
審査結果連絡
最短20分
アコム審査申込みはこちらから

おまとめローンとは

「借金の返済を目指すならおまとめローンがいい」と聞いて調べていたらこの記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに大手と言われる消費者金融よりも金利が安く、優良な銀行のカードローン並みの金利設定がされています。

消費者金融の高い金利が嫌な人にとっては一見すると魅力的なローンにみえますよね。

そんなおまとめローンがどういった内容の商品なのか解説していきたいと思います。

複数の消費者金融・銀行からのカードローンを一本化する

おまとめローンは「複数の消費者金融・銀行からの借り入れを他の一社から借りなおす形で一本化するもの」です。

言葉で説明されてもなかなかイメージが付きづらいと思うので具体的な例を出します。

あなたに金融会社A、金融会社B、金融会社Cの合計3社からカードローンでの借り入れがあるとします。

それらの借り入れ残高をおまとめローンを提供するD社(このD社を住信SBIネット銀行カードローンとします。)が、立替の形で代わりに返済して各社への返済額の合計を住信SBIネット銀行カードローンから借りていることにするということです。

旧借入先会社借入金額金利新借入先会社借入金額金利
金融会社A30万円20%住信SBIネット銀行カードローンA・B・C社合計の100万円+各社への返済時金利分11.99%(※)
金融会社B20万円18%
金融会社C50万円19%

※)住信SBIネット銀行カードローンの100万円超え限度額設定時の最大金利

上記の表のようにバラバラな各社の借り入れを人るにまとめ、金利を安くしたうえで一本化するイメージです。

おまとめローンには「フリーローン」のものと「目的別ローン」の二つある

ややこしいのですが、おまとめローンには「フリーローン」のものと「目的別ローン」のものが存在します。

それぞれの違いについて解説します。

フリーローンのおまとめローン

フリーローンの方は、正式には「おまとめローン」ではありません。

複数の借入先を勝手に他の会社のフリーローンで一本化することを俗に「おまとめローン」と呼んでいるだけです。

実際は「借金の借り換え」です。

フリーローンで他社への借入残高分を借り入れて、そのお金で返済する…。

そうすれば、実際のおまとめローンと同じ運用になります。

ただし正式な「目的別ローンのおまとめローン」と異なり、あくまで「フリーローン」。

あなたが望めば、限度額内で自由に借り入れが可能です。

意志が弱い人や誘惑にすぐに負けてしまう人には少々向いていない方法です。

住信SBIネット銀行カードローンでのおまとめローンは、この方式です。

目的別ローンのおまとめローン

目的別ローンの方は正式な「おまとめローン」になります。

銀行が提供する住宅ローンやマイカーローンは、それぞれ「住宅」や「車・バイク」等、その目的に沿った支払いにしか使用することができません。

それと同じでおまとめローンは「借金の返済を目的としたローン」なので、限度額内で自由に借り入れることはできません。

あくまで借金の返済のみに使用されます。

フリーローンで借り入れて他社の借入残高を返済する形でなく、おまとめローンを提供する会社が他社への借り入れを立て替えます。

本気で借金の完済を目指すなら、正式なおまとめローンを利用した方が良いでしょう。

おまとめローンのメリット

通帳を見て喜ぶおじいさん

おまとめローンのメリットについて書いていきます。

  • 返済先が一つになるので借金の管理が楽になる
  • 金利安くなるので借金返済の総額が安くなる可能性がある
  • 総量規制の対象の範囲外

上記3つのメリットについて解説していきます。

返済先が一つになるので借金の管理が楽になる

複数の会社から借り入れがあると、借入先の数だけ「返済額・返済日」を把握しなくてはいけません。

とても面倒ですよね。

おまとめローンを利用すれば「返済額・返済日」が一つになります。

借金の総額も把握できるため、返済の計画も立てやすくなります。

金利が安くなり、返済の総額が減少する可能性がある

多くの金融機関では、限度額の高さに比例して金利が下がっていきます。

A社の数十万、B社の数十万、C社の数十万を一つの借金にするためのカードローンの審査に通過できたということは、おのずと高い借り入れ限度額が設定されていることになります。

たとえば、住信SBIネット銀行の場合なら融資限度額が「100万円以上」に設定されると金利は「14.79%」から「11.99%」になります。

金利が下がることによって結果的に借金の返済額の総額が下がる可能性が出てきます。
※逆に損をする場合もあることに注意です(詳細は下記のデメリット項目にて解説)

総量規制の対象の範囲外

正式なおまとめローン(目的別ローン)の場合に限ります。

目的別ローンは、総量規制の対象外なのでおまとめローンで借金をまとめることにより新たに消費者金融からお金を借りるスペースができます。

年収300万円で複数の消費者金融から合計100万円を借り入れていたとしたら、総量規制によりそれ以上の融資は受けることができます。

しかしそれらをおまとめローンしてしまえば、総量規制の対象外になるので、新たに消費者金融からお金を融資されることが可能です。
※おまとめローンを利用していることは新たに借りる消費者金融も把握できるので審査に通過させてくれるかは微妙ですが…

おまとめローンのデメリット

通帳を見て頭を抱える男性

次におまとめローンを利用する際のデメリットを紹介します。

  • 返済額が変わらない・増える可能性がある
  • 利息制限法による過払い金取得の資格を失う可能性がある
  • まとめることができないローンが存在する

上記二つについてそれぞれ解説していきます。

返済額が変わらない・増える可能性がある

通常のカードローンと同様に住信SBIネット銀行カードローンも貸し倒れリスクの高い人にはリスクヘッジとして金額毎の利息制限法ギリギリの金利でお金を融資します。

住信SBIネット銀行カードローンなら最大の金利が14.79%なので、それ以下の金利で融資を受けている場合は返済の総額が高くなる可能性があります。

…とは言ってもさすがにその辺の金利事情は融資を受けている本人が把握していますよね。

合計の返済額が高くなる理由は他にあります。

利息制限法による過払い金取得の資格を失う可能性がある

本来受け取れたはずの利息制限法による元本分への充足及び過払い金取得の資格が喪失してしまう可能性があります。

おまとめローンを提供する会社が借入先の消費者金融の借金をすべて代わりに返済してしまうのが原因です。

借金をまとめてしまうと利息制限法によって高い金利でお金を融資していた消費者金融が借入先ではなくなってしまいます。

なので本来あったはずの元本への充足分やそのままの消費者金融へ返済を完了していた場合に発生していた過払い金の受け取り資格が喪失してしまいます。

現在の利息制限法が適用されてからの借り入れなら何も問題はないです。

しかし特定の消費者金融と長い付き合いをしていた方は気を付けた方がいいです。

まとめることができないローンがある

おまとめローンの対象は総量規制の対象になるローンのみです。

住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの「目的別ローン」は対象外です。

しかし多くの目的別ローンは、おまとめローンよりも金利が安く設定されていますからまとめる理由は特にないとは思いますが、何かしらの理由で目的別ローンもまとめたかった場合は注意が必要です。

住信SBIネット銀行でおまとめローンをする場合は、総量規制が適用されます。

基本的に大金である目的別ローンの借り入れをまとめることは不可能です。

住信SBIネット銀行カードローンはおまとめローンとして優秀か

住信SBIネット銀行のおまとめローンが「フリーローン」による借り換えローンであることを理解していただけたと思います。

住信SBIネット銀行のカードローンは、他社からの借り換えをおこなうのに適したスペックを持っているのでしょうか?

住信SBIネット銀行の金利設定

ご利用限度額基準金利(年)所定の条件を満たすお客さまの適用金利(※)
①+③または②+③①②いずれか
10万円 ~
100万円
14.7914.1914.2914.69
100万円超 ~
200万円
11.9911.3911.4911.89
200万円超 ~
300万円
8.998.398.498.89

※「所定の条件」について以下の表を参照。

①SBI 証券口座保有登録済であるお客さま

②当社取扱い住宅ローン※1残高があるお客さま

基準金利より
年-0.5
当社所定のミライノ カード(JCB)を所有し、かつ当社口座を引落口座に設定しているお客さま※2基準金利より
年-0.1

限度額が「100万円以上」に設定されなければ、基準金利の「14.79%」でお金を借り入れることになります。
※所定条件によって多少の変更あり

100万円以上の限度額を設定されれば、優秀なカードローンだと思います。

他社との金利の比較

住信SBIネット銀行の金利だけ見せられて「優秀」と言われても信用できませんよね。

他の金融機関との比較して優秀かどうか見てみましょう。

金融機関名最大金利限度額100万円超え金利
住信SBIネット銀行カードローン14.79%11.99%
auじぶん銀行カードローン17.5%12.5%
みずほ銀行カードローン14.0%12.0%
中央リテール13.0%応相談

最大金利で比べると、みずほ銀行よりも割高な金利。

しかし限度額100万円以上の金利では、住信SBIネット銀行の方がわずかに安くなります。

みずほ銀行のカードローンは銀行系のなかでも低金利です。

また「借り換えローン」時に金利が優秀になると謳っている「auじぶん銀行」よりも低金利。

住信SBIネット銀行のカードローンは「100万円以上の限度額設定時」に優秀であると言えます。

住信SBIネット銀行はおまとめローンとして優秀

住信SBI銀行カードローン

住信SBIネット銀行のカードローンは、おまとめローンとして利用する場合、優秀だと言えます。

その理由は「100万円以上の限度額設定時の金利」にあります。

住信SBIネット銀行の100万円以上限度額設定時の金利は「11.99%」。

おまとめローンの使用目的の性質上、必然的に借り入れ希望限度額、限度額ともに高くなります。

そのため「11.99%」の金利が設定されやすいのです。

最大金利は銀行系カードローンのなかでも高めですが、100万円以上の限度額設定時は低めの金利設定に変わります。

おまとめローンの性質、使用目的を考えれば住信SBIネット銀行のカードローンは優秀といえます。

おまとめローンにおすすめなカードローン

おまとめローンは借り入れ残高が大きくなります。

そのため少しでも金利の低いカードローンで借金の一本化をするのがおすすめ。

住信SBIネット銀行のカードローンがおまとめローンにおすすめなのは「100万円以上の限度額を設定された時」のみです。

借入総額が100万円以下の場合は、他におすすめしたいカードローンがあります。

おまとめローンとして使用するのにおすすめの低金利なカードローン会社を紹介します。

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは、合計借入額が「100万円」以下の場合におすすめできるカードローンです。

100万円以下の限度額が設定される場合は最大金利が安いカードローンを選択するべきです。

その点、みずほ銀行カードローンは最大金利「14%」のため、おすすめのカードローンです。

中央リテール

中央リテールは、おまとめローンを専門に融資する珍しい消費者金融です。

「フリーローン」をおまとめローンとして利用するのではなく、

正式に「目的別ローン」のおまとめローンを提供している会社。

フリーローンではないので、返済途中に新たに借り入れすることもできません。

最大金利も「13%」とみずほ銀行より低く、本気で借金の完済を目指すならおすすめの消費者金融にです。

中央リテールのおまとめローンの審査は通りやすい?仮審査に通過しても本審査で落ちる
中央リテールは、おまとめローンを提供する会社です。 おまとめローンをほぼ専門で扱っている会社は珍しく、複数の会社からお金を借りている際には便利な会社でしょう。 このおまとめローンは大手の銀行よりも審査基準が甘く、借りやすい点が魅...

まとめ

住信SBIネット銀行カードローンがおまとめローンとして使用するのに適しているかを考察してきました。

住信SBIネット銀行のカードローンは「100万円以上の限度額が設定された場合」におまとめローンとして優秀なことがわかりました。

おまとめローンは複数の借り入れを一本化するため、必然的に借入残高が大きくなります。

おまとめローンを希望するなら少しでも金利が安いカードローンを選択しましょう。