財布を落としたあなたがやるべきこととお金がない時の対策

貴重品を財布に入れている人は多いですが、その大切な財布を落としてしまったどうすればいいでしょう?

財布を落とした時にはまず何をすべきか、どういった手順でさまざまな手続きを行なうべきか日頃からシミュレーションしておくと、万一の時に慌てずに済みます。

また、財布を落としてお金に困った場合の対策についても考えてみたいと思います。

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財布を落とした!落ち着いて何が入っていたかよく思い出して

財布を落としてしまうとパニック状態に陥ってしまいます。

当然ですよね。

しかし、とりあえず深呼吸をして落ち着きを取り戻すことが大切ですよ。

財布がない!本当に落としたのかもう一度よく確認する

財布がない!落としてしまったのかも!
財布がないことに気づくと頭の中が真っ白になってしまいますが、まずは落ち着きましょう。

そして、順を追って振り返ってみましょう。

  • 本当に財布がカバンの中にないかもう一度よく見てみる
  • 最後に財布を使ったのはいつか
  • それからここまでの間にどこに立ち寄ったか順に思い出してみる
  • その時にカバンから何かものを出したか
  • カバンから離れることはなかったか
  • そもそも財布を落としたのではなく家に置いたままにしているということはないか

どうですか?
ここまで振り返ってみても答えが全て「ノー」なら、財布を落としてしまった可能性が高いです。

財布の中は貴重品がいっぱい!悪用されないための手続きをとる

財布の中にはたいてい貴重品がいっぱい詰まっています。

まずは、財布の中に入っていたものをリストアップしてみましょう。

  • 現金
  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • 運転免許証
  • 保険証
  • 電子マネー・交通系ICカード
  • 病院の診察券
  • 各種会員証

など、財布に何が入っていたかしっかり思い出すことが大切です。

財布の中に入っていたものをリストアップできたら、次は

  • 悪用されては困るもの(クレジットカードやキャッシュカード)
  • なくしてしまうと直ちに困るもの
  • 毎日運転する人なら運転免許証
  • 病院通いしている人なら保険証

など、緊急度の高いものから利用停止や再発行の手続きを行っていきます。

キャッシュカード・クレジットカード類の利用停止手続きをとる

悪用されては困るものの代表格といえば、キャッシュカードやクレジットカードです。

特に、クレジットカードの場合、カードの持ち主の名前さえサインできれば簡単にクレジットカードを悪用できてしまいます。

財布を丸ごと落としてしまって、そこに運転免許証や保険証などが入っていれば当然名前が印字されていますから、非常に危険です。

とにかく一刻も早く利用停止手続きを取りましょう。

キャッシュカードの利用停止手続き

キャッシュカードはすぐに利用停止手続きをとってください。

銀行の「喪失受付センター」などに連絡するようにという情報が多いですが、喪失受付センターの連絡先をわざわざ調べていては時間がかかります。

まず、最寄りの銀行支店にキャッシュカードを紛失した旨伝えれば、とりあえず利用停止の手続きはすぐに行えますのでとにかく急ぎましょう。

ネット銀行の場合は、電話だけでなくパソコンやスマホでも利用停止手続きを行うことができますよ。

クレジットカードの利用停止手続き

クレジットカードの場合は、クレジットカード発行会社の「紛失・盗難専用ダイヤル」にすぐ連絡をしてください。

ほとんどのクレジット会社の専用ダイヤルは、年中無休24時間受付で対応してくれます。

ひとつ注意したいのは、連絡をする先はあくまでもクレジットカードの発行会社だという点です。

「クレジットカードにVISAのマークが入っていたっけ…」
と国際ブランド(VISA、MasterCard、JCBなど)に連絡しないようにしましょう。

国際ブランドは、直接クレジットカードの金融取引情報を管理しているわけではないので無関係なのです。

また、クレジットカードは一旦利用停止手続きをするともう二度と利用できないため再発行をしてもらうしかありません。

クレジットカードの発行には一週間から2週間ほどかかります。

また、公共料金などの支払いをクレジットカード払いにしていた場合は、変更手続きを行わなければなりませんので忘れないようにしてください

警察に遺失届を出す

とりあえず悪用されると困るキャッシュカードやクレジットカードの利用停止手続きを済ませたら次は警察に連絡をしておきます。

紛失届や盗難届を出しておけば、その分財布が戻ってくる可能性も高まります。

最寄りの交番などに連絡をする

最寄りの交番か警察署に行って財布をなくしたことを伝え、遺失届を提出しましょう。

遺失届には、

  • 氏名
  • 住所
  • 連絡先
  • 紛失した財布の特徴など
  • 紛失した日時

などを記入します。

もし、財布を拾ってくれた人が警察に届けてくれれば、警察から持ち主に連絡が入ります。

また、警察のホームページでは、警察に届け出のあった落し物について届出からから3ヶ月間インターネット利用して検索できます。

警察に遺失届を出すと「受理番号」を渡されます。

この受理番号は、落とした財布の中に入っていたさまざまな書類の再発行手続き時に必要になることがありますので、絶対に無くさないように大切に保管しておいてください。

警察へ遺失届を提出するときにもらった受理番号をクレジットカード発行会社に連絡しないと、クレジットカードが悪用されてしまった場合に補償してもらえません。

従って、警察には必ず届けを提出しておきましょう。

落とした財布が見つかる確率は…?

警察に届けられた落とし物全体で考えれば、元の持ち主への返還率は11%~12%程度ですが、財布の返還率は6割程度とかなり高くなっています。

返還率が6割ってかなり高い確率だと思いませんか?
「現金が入った財布なんてどうして戻ってくるわけない」
などと諦めたりしないで、届け出だけはだしておくべきですね。

落とした財布が見つかった場合には…

落とした財布が見つかると警察から連絡が入ります。

受け取りに必要なものは以下の通りです。

  • 受け取る人の身分証(運転免許証、保険証、学生証、パスポートなど)
  • 印鑑
  • あれば警察署からの通知
  • 代理人が受け取る場合は委任状

財布運転免許証や保険証を入れている人も多いので、財布を落としてしまった場合は運転免許証や保険証に代わる本人確認書類、例えば住民票やパスポートなどを持参しましょう。

自分が利用したお店や交通機関に連絡をしてみる

警察に届けを出せば落とした財布が戻ってくる可能性はありますが、警察は特に進んで財布を探してくれるわけではありません。

落とした財布を見つけてくれた人が警察に届けてくれれば財布が戻ってくる可能性がありますが、落とした場所によっては警察以外の場所に届けられる場合もあります。

例えば、電車の中や駅の構内などで財布を落としたのであれば、財布は交通機関や鉄道会社の遺失物センターなどに届けられているかもしれません。

また、お店の中で財布を落としたのであればお客様センターなどで一時的に保管されていることもあるでしょう。

ですから、警察に届け出を出したからといって安心してしまわずに、自分が利用したお店や交通機関にも財布の落し物がなかったかどうか連絡をしてみてください。

電子マネーやICカード類の利用停止手続きをとる

財布の中に電子マネーやICカードが入っていたなら、こちらも利用停止手続きを取りましょう。

紛失した電子マネーやICカードが記名式なら、利用停止手続きを行えばその時点での残金は保護されます。

カードを再発行してもらって残高を新しいカードに移行してもらいましょう。

ただし、楽天Edyは残高の移行には対応していませんので注意してください。

そして、残念ながら、無記名式の場合は本人確認ができないので補償は受けられません。

電子マネーを落としてしまった時のリスクを考えると、チャージ額は本当に必要な分だけにしておく方がいいでしょう。

身分証明書を再発行してもらう

キャッシュカードやクレジットカードの利用停止手続きと、警察への届け出が済んだら、次は身分証明書の再発行手続きにとりかかりましょう。

運転免許証の再発行手続き

運転免許証は本人確認書類として利用することが多いので、できるだけ早く再発行手続きを取りましょう。

パスポートなど、他に顔写真付きの本人確認書類を持っていない場合だと、キャッシュカードなど再発行手続きなどにも大変手間がかかってしまいますからね。

運転免許証は有効期限内ならいつでも再発行できます。

運転免許証の再発行手続きを行えるのは、

  • 警察署の運転免許課
  • 運転免許試験場
  • 運転免許センター

の3ヶ所です。

運転免許証を紛失した場合の必要書類は以下の通りです。

  • 申請用写真1枚
  • 印鑑
  • 身分証明書(住民票、保険証など住所を証明できる書類)
  • 運転免許証の再発行手数料

これらの必要書類を、運転免許センターなどに備え付けの運転免許証再交付申請書、運転免許証紛失顛末書に添えて提出してください。

なお、運転免許証の再発行手続きは平日しか受け付けていませんので注意してくださいね。

保険証の再発行手続き

健康保険証は、会社に勤めている人は勤務先に健康保険証を落としてしまったことを伝えて再発行してもらいます。

会社を通じて健康保険証の再発行手続きをしてもらう場合には、警察に遺失届を提出した際の受理番号の提出を求められることがあります。

社会保険証は再発行までに一週間から2週間程度の時間がかかります。

国民健康保険証の場合は、住んでいる市区町村役場の窓口で再発行の申請をしてください。

再発行手続きを行う際には、

  • 顔写真付きの身分証明書
  • マイナンバー

が必要ですが、財布を落として本人確認できる書類がない場合は、窓口で住所氏名生年月日を確認することで手続きを進めてもらえます。

また、社会保険証の再発行手続きと同様、警察で発行された受理番号を求められる場合がありますので、窓口に申請する際には受理番号を持参した方がよいでしょう。

再発行の手続き時に、顔写真付きの身分証明書を持っていれば即日で保険証を発行してもらえますが、顔写真付きの身分証明書なしで手続きをした場合は簡易書留で郵送されますので、手元に保険証が届くまでに3日~1週間程度かかります。

各種会員証の停止・再発行手続きを行う

図書館の貸出カードやレンタルビデオの会員証など、物を借りられる会員証は第三者に悪用される可能性がありますので、こちらもできるだけ早く発行店に連絡して利用停止の手続きを取ってもらいましょう。

各種会員証は、作成したままほとんど使わないというものも多いので、不要なものは利用停止手続きだけ取っておけば構いませんが、使用頻度が高い会員証はなければ不便ですから再発行の手続きをしてください。

落とした財布が見つかるまでの間お金はどうする?

落とした財布に入っていた貴重品の手続きは済ませたものの、財布を落としてしまったのですから手持ちのお金がない、ということも当然あるでしょう。

銀行窓口でお金を下ろす

落とした財布の中にキャッシュカードが入っていた場合には、ATMでお金をおろすことができなくなってしまいます。

口座からお金を下ろしたい場合は、通帳と届出印を持って銀行窓口に行かなければなりません。

銀行窓口は午後3時までしか開いていませんので、キャッシュカードが再発行されるまでの間にお金が必要になった場合は、お金を引き出せる時間帯に注意しましょう。

親兄弟・友人などにお金を借りる

再発行したキャッシュカードは届くまでに1週間から10日程時間がかかります。

また、一人暮らしをしている人だと、通帳や印鑑を実家に置いたままにしていて、すぐには取りに帰ることもできないケースもあるでしょう。

かといって、通帳と印鑑を送ってもらうにも時間がかかってしまいますよね…。

そして、そんな時に限ってすぐにお金が必要になったりするものです。

財布を落としてキャッシュカードやクレジットカードの再発行手続きが完了しないうちにお金が必要になった場合は、家族や友人に正直に事情を話して一時的にお金を借りるという方法もあります。

たとえ身内であってもお金を借りるのには抵抗があるかもしれませんが、本当に困った時に頼れるのが親兄弟や友人です。

協力してもらった人に感謝の気持ちを

落し物を拾ってもらった場合は、落し物の価格の5%~20%に相当するお金を支払うことになっています。

財布には貴重品や悪用されては困るカード類な度を入れていることが多いですから、落とした財布が戻ってくるのは本当に助かります。

財布をわざわざ拾って届けてくれた拾い主の気持ちにはぜひ感謝の気持ちを伝えたいですよね。

もし財布を拾ってくれた人と連絡が取れるような状況であれば、まずはお礼の連絡をしましょう。

また、感謝の気持ちを伝えたいと思っても相手が謝礼を辞退するというケースもあります。

そのような場合は、無理に謝礼を渡そうとするのではなく、丁重に感謝の気持ちだけを伝えればよいでしょう。

そのかわり、次にあなたが落し物を見つけた時には、財布が見つかったときの気持ちを思い出してすぐに交番や警察署に届けてあげてください。

おわりに

貴重品が詰まった財布を落としてしまうと、本当に多くの手続きを行わなければなりません。

しかし、何はともあれ財布を落としてしまったなら、早めに行動することが大切です。

迅速な行動で被害を最小限に食い止めることができればよし、と気持ちを切り替えましょう。

そして、今後は財布を落としたりしないように充分注意を払うようにしてください。