子供をおろすお金がない!中絶費用が足りないときにできること

ライフ

世のカップル全員が、予定通りに妊娠しているわけではありません。

妊娠したカップルの多くが、予定外の妊娠で「中絶」という選択を下しています。

しかし子供をおろすとなると、高い金額がかかります。

しかも子供をおろせるのは中絶可能な時期を逃すと、大手術になりさらに多くの負担がかかってきます。

お金がないならなおさら、中絶に踏み切るのは早ければ早いほうがいいです。

時間は過去に巻き戻らないのです。

今回は、中絶にかかる費用、中絶の際利用できる制度を紹介します。

お金がないからといって、その後の人生誤った判断を下すべきではありません。

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中絶費用の相場平均は?

ではさっそく、中絶費用の平均相場から調べていきましょう。

中絶手術は、「人工妊娠中絶手術」という手術の略称。

人工妊娠中絶手術にかかる金額は、妊娠期間がどれくらいかで変わってきます。

妊娠してから8周目までを「妊娠初期」と呼び、この頃に子供をおろすことで、中絶費用を安く済ませることができます。

しかしそれ以降は妊娠中期に差し掛かります。

中絶費用もどんどん高額になっていくことを覚悟してください。

妊娠期間中絶手術費の平均額
妊娠8周目まで12万6千円
妊娠10周目まで15万5千円
妊娠12周目まで18万9千円
妊娠12周目以降40万円弱

妊娠期間が長くなればなるほど、手術は大掛かりなものになり、費用もかさんでいくのです。

ですから、子供をおろすなら少しでも早いほうが良い…と言われるのですが。

中絶費用は保険適用外

原則として、中絶費用は保険の適用外です。

手術費はもちろんのこと、中絶に関する検診にかかるお金もすべて、実費で賄う必用があります。

父親がいる状態ならまだしも、母親一人の場合は中絶で大きな負担がのしかかります。

中絶手術以外にも、初診や手術前検査、術前検査にもそれぞれ1万円~2万円費用がかかります。

もちろんクリニック、病院によって費用は変わります。

事前にしっかり費用を比較しておくのも大切です。

中期以降の中絶手術には出産一時金が支給される

多くの母親が、「子供をおろす」という決断をくだせないまま妊娠中期に入ってしまいます。

しかし上の表にもあるように、妊娠中期以降は中絶にかかるお金がどんどん高くなっていきます。

しかし妊娠12週以降が経った、妊娠中期以降ならば、国から出産育児一時金という助成金の支給を受けることができます。

この出産育児一時金は、12週を迎えると等しく「出産」として扱われるため、このお金を中絶費用にあてることも可能なのです。

出産育児一時金は最高42万円。

中絶にかかる検査から手術費用すべてあわせても40万円に収まることがほとんどですから、妊娠中期以降の中絶は出産育児一時金だけでまかなえる場合が多いです。

中期以降の中絶手術にはリスクもある

妊娠中期以降の中絶には、お金の問題以外にも多くのリスクがあります。

妊娠中期以降に中絶するリスクも、今一度見返しておきましょう。

子供をおろすのは、なにも「お金さえあればオールオッケー」というわけにもいかないようです。

子宮穿孔のリスク

妊娠初期の中絶手術は基本的に支給内部を掻き出す「掻爬法」がメインになります。

この掻爬法を行った際、手術で用いた器具によって支給内部が傷ついて孔があいてしまうのが、「支給穿孔」です。

この孔が小さければ自然とふさがることも多いですが、孔が大きくなると別途縫合手術を受けることになります。

子宮破裂

妊娠中期以降の中絶手術は、薬を使って強制的に陣痛を引き起こして、流産を促すというものです。

人工的に流産させるのはやはりリスクが高く、最悪子宮が破裂してしまう可能性もゼロではないのです。

陣痛がひどいと腹部から大量の出血、激痛、母体はそのショックで死に至るケースも確認されています。

子宮破裂のリスクはかなり恐怖です。

事前にしっかり医師と相談の上、中絶を行ってください。

子宮頚管の裂傷

中期以降の中絶は、赤子の体がすでに出来上がりかけているので、陣痛促進剤を使って子宮頸部を開かなければなりません。

この時固くなった頚管を広げるためにラミナリアをいう器具を使いますが、この時頚管に裂傷が残ってしまう場合があるのです。

傷が大きくなれば大量出血の危険性もあります。

中期以降の中絶は多くのリスクが伴うのです。

妊娠中期後の精神的なダメージも大きい

妊娠中期以降の中絶は、多くの身体的なダメージを負うリスクがあります。

しかし実は、妊娠中期以降の精神的なダメージも無視できないのです。

中絶後遺症候群

バーナード大学の研究では、およそ中絶した人の2割が中絶後心的外傷後ストレス障害を抱えているという研究結果を報告しました。

今回は2割の人でしたが、実際にはもっと多くの母親がPTSDに苦しんでいるだろうと言われています。

ナイーブな人が多いとされる日本人なら、さらに多くの人が中絶後精神を病んでいるのではないでしょうか。

こうした中絶を原因にしたPTSDをPASと呼びます。

PASに苦しむと、体にわかりやすく症状が出ます。

  • 性的機能不全
  • 自殺未遂
  • アルコール中毒
  • 摂食障害
  • 育児放棄

など。

PASの症状は怒りが爆発する「過剰反応」、中絶を思い出して悪夢を見る「侵害行為」、子供のことを感がないためにアルコールに溺れたりする「抑圧」に分けられると言います。

中絶による精神的なショックを緩和するためには、誰かの助けが必須です。

専門家に相談して助けを仰いでください。

「出産」という選択肢は本当に無い?もう一尾検討を

中絶というのは、金銭的に大きな負担がのしかかるだけでなく、精神的にも後遺症を残しかねません。

確かに、一度出産してしまうと、その後育児の責任がついてまわるとはいえ、私は「出産」という選択肢がないかもう一度考え直してもらいたいです。

自分の中で「出産」で育児の責任を負うのと、中絶でその後ずっと後悔の念に苦しめられるかもしれないリスクを、しっかり天秤にかけて自分にとってどちらが幸福な未来につながっているかを決めてください。

決めるのはすぐですが、それによって影響を受ける未来は大きなものです。

「子供をおろす」選択は善か悪か?

例えばキリスト教では、初代教会から一貫して中絶を殺人とみなしています。

その他宗教でも同じく中絶を罪と扱うところが多いです。

しかし女性は、例えばレイプされて身ごもった子供も産んで育てなくてはいけないのか、という話になりますし、女性の妊娠の負担は大きいです。

確かにカジュアルな中絶はあってはならないことですが、必用ならば中絶もやむなし…という判断を下すのが一番合理的ではないでしょうか。

この中絶に関する議論は終わりが見えません。

アメリカでは「中絶禁止法」なるものができるという話があるくらいです。

入院助産制度なら少額負担で妊娠、出産が可能

中絶には大きな負担が伴うものです。

肉体的、経済的、そして精神的にも負担が大きい中絶。

できれば中絶しなくて済む未来のために、できれば「出産する」という選択肢を選ぶのはいかがでしょうか。

本当は産みたいけどお金がないので厳しい…という方のために、「入院助産制度」という制度があります。

入院助産制度の対象者は以下の通り。

1 生活保護世帯、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律による支援給付受給世帯
2 住民税非課税世帯
3 前年度に支払った所得税の額が8,400円以下の世帯(ただし、健康保険等から給付を受けることのできる出産一時金等の額が40万4千円以上の場合を除く)引用:入院助産(出産費用の助成)

この制度によって、経済的に出産が厳しい妊婦が助成を受けることができます。

入院助産制度の対象者は各市町村によって変わります。

どんな人がこの入院助産制度を利用できるのか知りたい方は、事前に自分の市町村の情報を調べておきましょう。

シングルマザーを助ける制度もある

父親が費用を負担してくれない方でも大丈夫です。

シングルマザーを助けてれくれる助成制度がありますから、制度を利用しながら子供を育てることができます。

シングルマザー助成の制度は、児童手当や児童扶養手当、母子家庭向けの住宅手当など数多く存在します。

日本国内にも123万世帯いるというシングルマザー世帯、その平均年収は243万円とも言われています。

助成を受けないと、とてもじゃないですが子供を育てることなんてできません。

しかし逆を言えば、制度を活用すればシングルマザーでも子供を産んで育てることはできる、ということです。

お金がない時中絶にかかる費用を調達する方法

「お金がない…出産は厳しいのでおろしたい」

そんな方は多いです。

お金の問題もあり出産を諦めても、それ以前の中絶にもお金を取られてしまう現実があります。

どうすればお金に困って中絶もままならない現実、これを打破できるか、お金を調達する方法を調べていきましょう。

クレジットカードを活用する

もし中絶費用をクレジットカードで支払えるなら、クレジットカード払いを行いましょう。

そうすることで最短でも1ヶ月、支払いまでの猶予を得ることができます。

そしてもし、クレジットカードで支払う際分割払いが許されるなら、中絶費用を分割払いで支払いましょう。

これで、お金が足りない状況でもなんとか支払いが可能になるでしょう。

クレジットカード払いで病院やクリニックが分割払いを許さなかったとしても、「あとからリボ」など、あとから支払い方法を変更できる場合もあります。

クレジットカードをしっかり使うことで、中絶費用の支払いは十分可能になるのです。

カードローンでお金を借りる

現在手持ちのお金でおろすことができないなら、「借りる」というのも現実的に必用になってきます。

消費者金融のカードローン、銀行カードローンで借りたお金は、原則借りた人の自由に使うことができます。

カードローンで借りたお金を中絶費用に回すことができるのです。

即日融資に対応したカードローンがおすすめ

中絶を行うタイミングは、早ければ早いほどいいのは言うまでもありません。

お金がないことが理由で中絶できないのなら、即日融資でお金を借りられるカードローンでお金を借りて、すぐにでも中絶手術を行ってください。

即日融資で借りたいならば、審査や契約などの手続きで時間がかかる銀行カードローンより、即日審査、即日融資で借りられる消費者金融のカードローンがおすすめです。

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身近な家族や友人から借りる

カードローン、その他キャッシングを利用してお金を借りることに抵抗があるなら、身近な家族や友人からお金を借りるのも一つの手です。

家族や友人からお金を借りれば、面倒な審査などの手続きもなく、金利で多くの利息が請求されてしまうこともありません。

過去のキャッシングで信用情報が傷ついているとしても、家族や友人はあなたを見捨てないでしょう。

しかし身近な人からお金を借りて、そのお金を返せないとなると、その人間関係に多大な悪影響を及ぼしかねないのです。

身近な人からお金を借りる場合は、事前にしっかり返済計画を立てるなどしてください。

【お金がないけど子供をおろす】体験談

お金がなくて子供をおろすことができないと思いましたが、なんとかカードローンなどキャッシングでお金を借りて中絶手術を行いました。

なんとか妊娠初期におろすことができたので、私の負担は小さかったですが、やはり罪悪感で苦しんでいます…。

これも私の責任なので、仕方のないことですね。

お金がなくて中絶できないと思っていたけど、人に相談したら「産んだあとはもっとお金がかかるよ」と言われて、おろすのを決意しました。

妊娠中期に差し掛かっていたので、中絶費用は40万円ほどかかったけど、手当などを活用してなんとかしました。

後悔はしてません。

お金がないけど子供をおろす まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

多くの予定外の妊娠をしてしまった妊婦が、「子供をおろしたいけどお金がない」ことで悩んでいます。

確かに中絶にかかる費用は、保険が効かないこともあり高額になります。

しかし助成金などを上手に活用すれば、妊婦の負担をかなり少なくすることが可能になります。

中絶には身体的、精神的にも多くのリスクがあります。

それらをしっかり考えて、出産という選択肢も含めて検討してください。