オリックス銀行カードローンはおまとめローンとしては微妙…。おすすめの会社を紹介

オリックス銀行カードローン オリックス銀行カードローン豆知識

会社によって金利も返済期日も、引き落としの指定口座も違います。

A会社は〇日に返済、B会社の返済額はいくらだっけ…、C会社指定の引き落とし口座にお金はいってたっけ…。

複数の借入先を持っていると、借金の管理が大変です。

そうなると完済への道筋が見えずらいですから、返済の計画も立てずらいですよね。

借金の完済を目指すときに、借金を一本化して借金の管理をしやすくするのがおまとめローン。

金利も返済期日も引き落とし口座も一つになりますし、借金の総額が把握できるので返済の計画も立てやすくなるのが魅力です。

借金を一つにまとめるので、借入残高が大金になる関係上、金利は少しでも低い方がいいですよね。

オリックス銀行カードローンは審査に通過しやすい銀行系カードローンとして有名です。

審査に通りやすいうえにおまとめローンとして優秀ならありがたいですが…。

今回はオリックス銀行カードローンがおまとめローンとして優秀なのかを解説していきたいと思います。

そもそもおまとめローンって何?

消費者金融と比べて金利も安いうえにフリーローンのような形で使えると聞いて、「おまとめローン」のキーワードにたどり着いたけどそもそもおまとめローンって何?

って方もいらっしゃると思います。

確かに大手と言われる消費者金融よりも金利が安く、優良な銀行のカードローン並みの金利設定がされています。

消費者金融の高い金利が嫌な人にとっては一見すると魅力的なローンにみえますよね。

そんなおまとめローンがどういった内容の商品なのか解説していきたいと思います。

複数の消費者金融・銀行からのカードローンを一本化する

おまとめローンは「複数の消費者金融・銀行からの借り入れをおまとめローンを提供する会社から借りなおす形で一本化するもの」です。

言葉で説明されてもなかなかイメージが付きづらいと思うので具体的な例を出します。

あなたに金融会社A、金融会社B、金融会社Cの合計3社からカードローンでの借り入れがあるとします。

それらの借り入れ残高をおまとめローンを提供するD社(このD社をオリックス銀行カードローンとします。)が、立替の形で代わりに返済して各社への返済額の合計をオリックス銀行カードローンから借りていることにするということです。

旧借入先会社 借入金額 金利 新借入先会社 借入金額 金利
金融会社A 30万円 20% オリックス銀行カードローン A・B・C社合計の100万円+各社への返済時金利分 14.8%(※)
金融会社B 20万円 18%
金融会社C 50万円 19%

※)オリックス銀行カードローンの100万円超え限度額設定時の最大金利

上記の表のようにバラバラな各社の借り入れを人るにまとめ、金利を安くしたうえで一本化するイメージです。

おまとめローンのメリット

おまとめローンのメリットについて書いていきます。

  • 返済先が一つになるので借金の管理が楽になる
  • 金利安くなるので借金返済の総額が安くなる可能性がある
  • 総量規制の対象の範囲外

上記3つのメリットについて解説していきます。

返済先が一つになるので借金の管理が楽になる

複数の会社から借り入れがあるとそれぞれの会社に返済日が設けられているので、借入先の数だけ「返済額・返済日」を把握しなくてはならなくなります。

しかしそれってとても面倒ですよね。

おまとめローンを利用すれば「返済額・返済日」が一つになりますから、借金返済の計画や返済日までにいくら残しておけばいいなど、お金の管理がしやすくなります。

借金の総額が把握しやすいのも大きなメリットですね。

金利が安くなり、返済の総額が減少する可能性がある

一般的に消費者金融が提供しているカードローンは「フリーローン」といわれ、使用用途が自由である代わり金利が高く設定されています。

銀行のカードローンですとおまとめローンと同じくらいの「13%~15%」ほどで設定されていることが多いのですが、消費者金融ですと大手でも「17%後半~20%」が多いです。
(オリックス銀行カードローンでは17.8%の金利が設定されていますが)

つまり多くの場合でおまとめローンに借り換えると金利が安くなるのです。

金利が下がることによって結果的に借金の返済額の総額が下がる可能性が出てきます。
※逆に損をする場合もあることに注意です(詳細は下記のデメリット項目にて解説)

総量規制の対象の範囲外

おまとめローンは、カードローンなどの「フリーローン」ではなく、「借金を一本化する」目的を持った「目的別ローン」に分類されます。

目的別ローンは、総量規制の対象外なのでおまとめローンで借金をまとめることにより新たに消費者金融からお金を借りるスペースができます。

年収300万円で複数の消費者金融から合計100万円を借り入れていたとしたら、総量規制によりそれ以上の融資は受けることができます。

しかしそれらをおまとめローンしてしまえば、総量規制の対象外になるので、新たに消費者金融からお金を融資されることが可能です。
※おまとめローンを利用していることは新たに借りる消費者金融も把握できるので審査に通過させてくれるかは微妙ですが…

おまとめローンのデメリット

通帳を見て頭を抱える男性

次におまとめローンを利用する際のデメリットを紹介します。

  • 返済額が変わらない・増える可能性がある
  • まとめることができないローンが存在する

上記二つについてそれぞれ解説していきます。

返済額が変わらない・増える可能性がある

通常のカードローンと同様にオリックス銀行カードローンも貸し倒れリスクの高い人にはリスクヘッジとして金額毎の利息制限法ギリギリの金利でお金を融資します。

オリックス銀行カードローンなら最大の金利が17.8%なので、それ以下の金利で融資を受けている場合は返済の総額が高くなる可能性があります。

…とは言ってもさすがにその辺の金利事情は融資を受けている本人が把握していますよね。

合計の返済額が高くなる理由は上記以外が主な理由になります。

利息制限法による過払い金取得の資格を失う可能性がある

本来受け取れたはずの利息制限法による元本分への充足及び過払い金取得の資格が喪失してしまう可能性があります。

おまとめローンを提供する会社が借入先の消費者金融の借金をすべて代わりに返済してしまうのが原因です。

借金をまとめてしまうと利息制限法によって高い金利でお金を融資していた消費者金融が借入先ではなくなってしまいます。

なので本来あったはずの元本への充足分やそのままの消費者金融へ返済を完了していた場合に発生していた過払い金の受け取り資格が喪失してしまいます。

現在の利息制限法が適用されてからの借り入れなら何も問題はないのですが、特定の消費者金融と長い付き合いをしていた方は気を付けた方がいいです。

また、現在の利息制限法の中でも途中で利息制限法が変わった場合でも資格は喪失してしまいます。

まとめることができないローンがある

おまとめローンの対象は総量規制の対象になるローンのみです。

住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの「目的別ローン」は対象外です。

しかし多くの目的別ローンは、おまとめローンよりも金利が安く設定されていますからまとめる理由は特にないとは思いますが、何かしらの理由で目的別ローンもまとめたかった場合は注意が必要です。

オリックス銀行カードローンの基本情報

オリックス銀行カードローン

金利 1.7~17.8%
限度額 最高800万円
審査 最短翌営業日
融資 最短翌営業日

オリックス銀行カードローンの基本スペックです。

最大金利「17.8%」と銀行系カードローンでありながら消費者金融並みの金利設定。

「おまとめローン」として使用するので、借り入れ希望額も安くない金額になると思います。

なので最大金利で借りることになる…ということはないでしょうが、金利だけ見れば他にもお得なカードローンはありそうですよね。

オリックス銀行カードローンの金利設定

オリックス銀行カードローンの金利は限度額に比例して下がっていきます。

2020年8月3日現在

コース ご利用限度額 借入利率(年)
800万円コース 700万円超800万円以下 1.7%~4.8%
700万円コース 600万円超700万円以下 3.5%~5.8%
600万円コース 500万円超600万円以下
500万円コース 400万円超500万円以下 4.5%~8.8%
400万円コース 300万円超400万円以下
300万円コース 200万円超300万円以下 5.0%~12.8%
200万円コース 150万円超200万円以下
150万円コース 100万円超150万円以下 6.0%~14.8%
100万円コース 100万円
100万円未満コース 100万円未満 12.0%~17.8%

現在借り入れている複数の借り入れの合計が最低100万円を越えていなければ最大金利の「17.8%」で借りることになります。

100万円を越えていても「14.8%」の金利となります。

しかし実際に金利の数字を見せられても他の金融機関の金利がわからないと、安いのか高いのか判断しずらいですよね。

金利の比較

オリックス銀行カードローンの金利は基本最大「17.8%」、100万円を越えると「14.8%」になります。

その金利が安いのか高いのかを見るために他の金融機関と比べてみました。

金融機関名 最大金利 限度額100万円超え金利
オリックス銀行カードローン 17.8% 14.8%
auじぶん銀行カードローン 17.5% 12.5%
みずほ銀行カードローン 14.0% 12.0%
中央リテール 13.0% 応相談

他の金融機関と比べてしまうと割高な印象を持ってしまいますね。

このことから「低金利」を期待してオリックス銀行カードローンを使用するのは間違っていると言えます。

そもそもおまとめローンのメリットには「低金利になりやすい」というものがありますから、その恩恵を受けにくいのはマイナスポイントです。

というより、借入残高が大きくなりがちなおまとめローンは金利を少しでも低く抑えるだけで大きく返済額の負担が変わってきます。

金利が高めである、というだけでおまとめローンとして使うにはおすすめしにくい性能をしています。

オリックス銀行カードローンは「フリーローン」

オリックス銀行カードローンを「おまとめローン」として「勝手に運用」する分には、問題ないです。

しかしオリックス銀行カードローンは「フリーローン」を提供している会社になります。

「目的別ローン」としての運用はできません。

目的別ローンなら総量規制(※)の対象外になります。
※銀行系には総量規制は適用されませんが、2018年より類似ルールが設けられています。

オリックス銀行カードローンはおまとめローンとして利用するのは微妙

オリックス銀行カードローンは、金利も特別安いわけでもなく、目的別ローンとして運用できるわけでもないです。

正直、おまとめローンとして運用するのは微妙なカードローンです。

おまとめローンを利用するなら重視すべきは「金利の低さ」です。

理由は既に説明したように「複数の借入先をまとめると必然的に借入残高が大きくなるから」です。

おまとめローンにおすすめなカードローン

おまとめローンは借り入れ残高が大きくなります。

ですから少しでも金利の低いカードローンで借金の一本化をするのがおすすめです。

以下からおまとめローンとして使用するのにおすすめできる低金利なカードローンを紹介します。

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行借り換えローン

auじぶん銀行カードローンは、おまとめにおすすめのカードローンです。

通常の利用時は最大金利「17.5%」とオリックス銀行カードローン並みに高いです。

しかし他社からの借り換える形で利用する場合は、最大金利「12.5%」で借り入れることが可能です。

ただしオリックス銀行カードローンと同様に「フリーローン」扱いでの融資である点には注意が必要です。

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは、合計借入額が「100万円」以下の場合におすすめできるカードローンです。

auじぶん銀行で借り換えローンを利用し「12.5%」の金利で借り入れを受けるには、限度額100万円の設定をされる必要があります。

100万円以下の限度額が設定される場合は最大金利が安いカードローンを選択するべきです。

その点でみずほ銀行カードローンは最大金利「14%」なので、おすすめのカードローンです。

中央リテール

中央リテールは、おまとめローンを専門に融資する珍しい消費者金融です。

「フリーローン」をおまとめローンとして利用するのではなく、

正式に「目的別ローン」のおまとめローンを提供している会社です。

フリーローンではないので、返済途中に新たに借り入れすることもできません。

最大金利も「13%」とみずほ銀行より低く、本気で借金の完済を目指すならおすすめの消費者金融になります。

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まとめ

オリックス銀行カードローンはおまとめローンとして使用するのに適しているかを解説してきました。

オリックス銀行カードローンは金利も高く、あくまでフリーローンとして利用することになるので「おまとめローン」として利用する場合、魅力的なカードローンとは言えません。

おまとめローンは複数の借り入れを一本化するため、必然的に借入残高が大きくなります。

おまとめローンを希望するなら少しでも金利が安いカードローンを選択しましょう。