はじめて消費者金融を利用する人でも使いやすいプロミス。
- Web完結であれば郵送物がないので家族にばれにくい
- はじめて利用する人には30日間無利息サービスがある
といった特徴があります。
そんなプロミスですが、利用したのであればもちろん返済をしなければなりません。
こちらの記事では、プロミスの返済について徹底解説。
プロミスを使った人が、効率よく返済していく方法について解説していきます。
プロミスを利用している人は、こちらの記事を参考にどのように返済するか計画を立てていきましょう。

目次
プロミスの基本情報
まずはプロミスの基本情報から解説していきます。
プロミスの商品情報
資金の使い道 | 生計費に限ります。(ただし、個人事業主の方は、生計費および事業費に限ります) |
---|---|
対象年齢 | 年齢20歳以上、69歳以下のご本人に安定した収入のある方 ※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込みいただけます。 |
返済期日 | 5日、15日、25日、末日の中から、お客さまのご都合にあわせてお選びいただけます。※三井住友銀行またはジャパンネット銀行以外の金融機関からの口座振替によるご返済を希望される場合、ご返済期日は5日となります |
借入限度額 | 500万円まで |
返済期間 | 最終借入後原則最長6年9ヶ月・1~80回 |
返済方法 | 残高スライド元利定額返済方式 |
担保・保証人 | 不要 |
入会金・年会費 | 不要 |
こちらがプロミスの商品詳細となっています。
他のカードローンと大きく異なることはありませんが、主婦や学生の人でも安定した収入があれば申し込みができる点が記載されています。
この点があえて記載されているということは、学生や主婦の人でも申し込み歓迎だということでしょう。
収入が低い人でも、安定さえしていれば申し込みをする価値は十分ありそうですね。
プロミスの実質年率
プロミスの実質年率は4.5%~17.8%と決まっています。
カードローン会社によっては借入金額によって利息を決めている会社もありますが、プロミスの場合はそういった規定がありません。
そのため実質年率がいくらになるのかは、審査に通過してみないとわからないということですね。
ただし利息制限法によって、100万円以上の借り入れの場合実質年率は15%以下になります。
借入金額が増えれば増えるほど、実質年率の負担は重くなります。
そのため借入金額が多い人ほど、実質年率は安い傾向にありますね。
またはじめて利用する人は利用実績がないので、実質年率は高めに設定される傾向にあります。
はじめて利用して少額の利用であれば、実質年率が17.8%と高めになることもありますので、その点は注意しておきましょう。
プロミスの約定返済額
プロミスに限らず、カードローンには約定返済金額というものが設定されています。
これは借り入れしている残高に応じて、返済していく金額で、銀行引き落としの場合は毎月約定返済金額が自動で引き落とされます。
プロミスの約定返済金額は以下のように設定されています。
残高 | 計算式 | 返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 残高×3.61% (1,000円未満切り上げ) | 36回以内 |
30万円以上100万円以下 | 残高×2.53% (1,000円未満切り上げ) | 60回以内 |
100万円以上 | 残高×1.99% (1,000円未満切り上げ) | 80回以内 |
これだけではわかりにくいと思うので、実際に計算してみましょう。
例えば残高が20万円の人は、20万円×3.61%=7,220円で1,000円未満切り捨てなので、約定返済額は7,000円ということですね。
基本的にはこの約定返済額7,000円が毎月返済していく最低限の金額となります。
この7,000円の中から、原本と利息に分けて返済されていくということですね。
約定返済額は残高に応じてプロミスが計算してくれますので、返済時に確認するようにしましょう。
プロミスの返済について
ここからはプロミスの返済について解説していきます。
効率よく返済していくためにも、まずは返済の仕組みを理解していきましょう。
約定返済と随時返済の違い
プロミスをはじめとしたカードローンの返済は、約定返済と随時返済という2つの方法があります。
約定返済とは先ほど説明した約定返済額分返済をすることで、毎月必ず返済しなければなりません。
一方随時返済は、約定返済額にプラスしていくらか返済すること。
つまり随時返済はいつ・いくらの返済をしてもかまわない、自由な返済ということですね。
基本的に約定返済をしていれば、遅延損害金がかかることもありませんし、信用情報に傷がつくこともありません。
しかし約定返済だけをしていた場合、返済期間は長くなってしまいます。
返済が長期化することは、それだけ金利の支払い額も増えるということです。
約定返済を毎月することはもちろんですが、できれば随時返済も行っていきたいですね。
プロミスの返済方法
それではプロミスの返済方法はどのようなものがあるのでしょうか。
プロミスの返済方法を表にまとめてみましたので、ご覧ください。
返済方法 | 営業時間 | 手数料 |
---|---|---|
インターネット | 24時間365日 ※毎月第3日曜日0:00~6:00、毎週月曜日0:00~7:00までの間は利用不可(1,000円未満切り上げ) | 無料 |
口座振替 | 三井住友銀行、ジャパンネット銀行の口座を利用する場合は、5日、15日、25日、末日のいずれかを選択可能です。 その他の金融機関を利用する場合は、毎月5日の引き落としとなります。 ※返済期日が休業日の場合は、翌営業日に引き落とされます。 | 無料 |
店頭窓口 | 平日10:00~18:00 | 無料 |
プロミスATM | 7:00~24:00※ATMにより営業時間、休日が異なります。 | 無料 |
提携ATM(コンビニATMなど) | 提携先によって異なります。 ※毎週月曜日0:00~7:00はシステムメンテナンスのため、利用不可となります。 ※三井住友銀行ATMは手数料無料で利用可能です。 | ・1万円以下の取引1回につき108円 ・1万円以上の取引1回につき216円 |
Loppi、Famiポート(ローソン、ミニストップ、ファミリーマート店内設置のマルチメディア端末) | 24時間365日 ※日曜日23:00~月曜日7:00の間はメンテナンスのため利用不可 | 無料 |
銀行振込 | 随時 | 振込手数料は利用者負担 |
このようにプロミスの返済方法は、全部で7つから選べます。
この中から自分の生活にあった返済方法を選んでいきましょう。
返済日お知らせメールを利用しよう
プロミスには「返済日お知らせメール」というシステムがあります。
これはその名の通り、返済日になると自動でメールが届くシステムで、返済忘れを防止するためのものです。
返済日お知らせメールはプロミスのホームページから登録可能。
またお知らせする日時は、返済日当日ではなく自分で設定することができます。
そのため毎月月末に返済するのであれば、その数日前にメール登録をしておくことで、返済忘れを防ぐことができますね。
口座振替やインターネット振替など、自動返済をしない場合は返済日お知らせメールの利用をオススメします。
プロミスのオススメ返済方法
それではこれらの返済方法を踏まえた上で、プロミスではどのように返済をすればよいのでしょうか。
プロミスのオススメ返済方法について解説していきます。
口座振替による返済がオススメ
プロミスには全部で7つの返済方法がありますが、この中でオススメするのは口座振替です。
口座振替は返済方法の中で唯一、自動で毎月約定返済額を引き落としてくれます。
そのため返済方法を口座振替にしておけば、返済忘れをすることがありません。
返済忘れをした時に1番痛いのが遅延損害金。
遅延損害金は残高に応じて発生するのですが、1日遅れるごとに遅延損害金が積み重なっていきます。
返済が遅れるとプロミスから連絡がきますが、連絡がきた時点ではすでに遅延損害金が発生してしまっています。
早めに完済するためにも余計な出費はさけたいので、遅延損害金のリスクを避けるためにも、口座振替による返済をオススメします。
手数料のかかる返済方法はオススメしない
なんらかの事情があって口座振替が使えないのであれば、手数料のかからないその他の方法で返済をしましょう。
手数料のかかる返済方法は、コンビニATMなどの提携ATMと口座振込の2つ。
これらの返済方法は便利ですが、手数料がかかってしまうのは大きなデメリットです。
たとえばコンビニATMから返済すると、1万円以上の取引であれば1回につき216円の手数料がかかります。
返済まで50回かかったとすると、ATM手数料だけで10,800円ものお金がかかってしまうということですね。
同じコンビニからの返済であれば、Loppi、Famiポートであれば手数料はかかりません。
このような細かな積み重ねが完済につながりますので、手数料はつねに意識していきましょう。
→プロミスATMの営業時間は?ATMはどこに設置されているのか
余裕があるなら随時返済も利用しよう
また返済に余裕があるのであれば、随時返済も利用していきましょう。
口座振替を利用していると、毎月返済しているのであまり問題を感じません。
しかし毎月約定返済額だけの返済だと、どうしても返済が長期化して最終的に支払う金額が大きくなってしまいます。
そのため余裕があるのであれば、約定返済額以上に返済していくことが大切です。
約定返済を毎月おこなうことはもちろんなのですが、そのうえで随時返済もできるようがんばっていきましょう。
できる限り早い返済をすることが、支払う金利を少しでも減らすポイントですよ。
まとめ:プロミスの返済方法
ここまでプロミスの返済方法について解説してきました。
プロミスの返済について再度復習すると
- 約定返済額は毎月必ず返済する
- オススメの返済方法は、返済忘れのない口座振替
- 口座振替以外であれば、手数料のかからない返済方法を選択する
- 口座振替を使わないのであれば、返済日お知らせメールを使う
- 約定返済だけでなく随時返済も状況に応じて行う
といった点がポイントでしたね。
プロミスはお客さんの満足度を上げるため、さまざまな返済方法を用意しています。
しかし選択肢が多いゆえに迷うこともあると思います。
そうした時はできるだけ支払う金利が少なくなるような選択をするといいでしょう。