今回は、共に楽天グループから発行されている、「楽天銀行カードローン」「クレジットカードの楽天カード」について、キャッシングするならどちらのカードの方がお得なのか、比べてみたいと思います。

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- 実質年率
- 3.0%~18.0%
- 限度額
- 800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短30分
楽天銀行カードローンと楽天カードの基本的な違い
まず、キャッシングをする上で楽天銀行カードローンと楽天カードでは、基本的にどんな点が違うのか、いくつかの視点で見ていきたいと思います。
融資限度額が大きくてお得なのは?
まず、利用限度額についてですが、楽天銀行カードローンについては最大800万円まで限度額を設定してもらう事ができます。
一方、楽天カードは収入や審査結果により限度額が決定されますが、ショッピングとキャッシング枠を合わせた限度額で、ほとんどの場合は30万円~50万円の限度額が設定されるケースが多いようです。
ただ、中には収入が少なくて5万円~10万円程度の限度額になってしまうケースや、逆に収入が多く安定している人は、100万円以上の限度額増額が行われる事もあるようです。

楽天銀行カードローンの限度額と適用金利一覧
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 14.5% |
100万円以上200万円未満 | 9.6%~14.5% |
200万円以上300万円未満 | 6.9%~14.5% |
300万円以上350万円未満 | 4.9%~12.5% |
350万円以上500万円未満 | 4.9%~8.9% |
500万円以上600万円未満 | 4.5%~7.8% |
600万円以上800万円未満 | 3.0%~7.8% |
800万円 | 1.9%~4.5% |
一方、クレジットカードの楽天カードの場合は、キャッシングの利息は実質年率で18.0%となっていますので、楽天銀行カードローンの上限金利よりは若干高くなります。
しかし、審査の結果100万円以上の限度額をゲットできた場合は、利息制限法により自動的に15%以下に金利が下がる事になりますので、楽天銀行カードローンと同じように限度額が増えれば利息も下がります。
借入方法が便利なのは?
次に、キャッシングの方法についても比較をしてみます。
この点は、結論から申し上げると楽天銀行カードローンも楽天カードも、各々のキャッシングの方法は、ほとんど同じですので、利便性は変わりません。
楽天銀行カードローンも楽天カードも、ATMやインターネットでキャッシングする事も可能です。
また、提携しているATMもほぼ同じですので、普段の「借りやすさ」という意味では、どちらのカードも優劣がつけがたいのが現状です。
返済方法が楽なのは?
次に返済方法についてもみていきたいと思いますが、この点については楽天銀行カードローンの方が少し利便性が高くなります。
楽天銀行カードローンの場合、以下の返済方法を利用する事が可能です。
- ATMによる返済(随時返済を含む)
- 毎月口座引き落としにて返済する
- 振込にて返済する
一方、楽天カードについては毎月ショッピングの引き落としと同時に、口座引き落としにて返済する方法しかありません。
ただ、楽天カードを国内でキャッシングした場合は、一回払いからリボ払いに変更する事は可能ですので、毎月コツコツと返済していくという意味では、楽天銀行カードローンとそれほど変わらないかもしれません。
たくさん借りたい人は楽天銀行カードローン
ここまでで、楽天銀行カードローンと楽天カードの基本的な違いをお伝えしてきましたが、前段でお伝えした通り、設定上の限度額という意味で考えれば、楽天カードよりも楽天銀行の方が限度額はとても多いという事になります。
しかし、楽天銀行カードローンを利用してすぐに、800万円の限度額が設定されるという事はまずもってありえません。
楽天銀行カードローンの初回限度額はどれくらいか
では、実際のところ楽天銀行カードローンを契約してすぐの段階では、どれぐらいの限度額が設定されるのでしょうか?
実際には、利用者の審査結果により限度額が異なってくるのですが、ほとんどの場合は年収の10%から15%程度の限度額が設定されるケースが多いので、例えば年収が300万円程度の人なら30万円から50万円が楽天銀行カードローンの限度額として設定されます。
尚、これは年収がかなり多い人でも同じ事が言えます。
楽天銀行としては、審査結果で収入や他社借入に何ら問題がなかったとしても、利用者が信用できる人かどうかが全くわからない為、利用実績が積まれるまでは、比較的低い限度額が設定されるケースがほとんどです。
尚、これは楽天銀行だけではなく、ほとんど全ての銀行や消費者金融でも同じ事が言えます。
楽天銀行カードローンの審査基準は厳しくない
楽天銀行カードローンを申し込もうと思った人は、自分は審査に通るのか不安に感じる人も多いですよね。
結論から言うと、楽天銀行カードローンの審査基準はそれほど厳しいものではありません。
審査の特徴として次のことがあげられます。
- 年齢が満20歳~62歳の間
- 収入が安定しているか
- 学生やパート、アルバイトでも利用できる
- 他社の借入状況
- 必要書類が少ない
では順番に解説していきます。
学生やパート、アルバイトでも利用できる
楽天銀行カードローンの審査の特徴1つ目に「学生やパート、アルバイトでも利用できる」という特徴があります。
借り入れの年齢条件をクリアしていれば、雇用形態関係なく利用することができますよ。
安定した収入があるのであれば、誰でも利用できるのは楽天銀行カードローンの特徴の1つです。
年齢が満20歳~62歳の間
楽天銀行カードローンの審査の特徴2つ目に「年齢が満20歳~62歳の間」という指定があります。
20歳以上62歳以下の人であればだれでも利用が可能です。
ただし、注意点としてパートやアルバイトの人は60歳以下までと決められています。
年齢の条件が緩いのは楽天銀行カードローンの特徴といえるでしょう。
収入が安定しているか
楽天銀行カードローンの審査の特徴3つ目に「収入が安定しているか」という点です。
どこのカードローンでもいえる話ですが、収入が安定していなくてはカードローンを利用することはできません。
そのため、楽天銀行カードローンを利用したいと考えている場合は、収入が安定していることが必須条件になります。
毎月の給料の額の変動が大きい人や年収が下がってしまった人はカードローンの審査には通りません。
収入が安定してから楽天銀行カードローンの審査を受けるようにしてくださいね。
他社の借入状況
楽天銀行カードローンの審査の特徴4つ目に「他社の借入状況」が見られます。
楽天銀行カードローンは他社の審査に落ちてしまった人でも申し込むことは可能です。
そのため、他社では審査に落ちてしまったけど、楽天銀行カードローンは利用できたという人もいますよ。
ただし、他社の借入状況によっては審査に落ちてしまうケースも考えられます。
なるべく審査に通りやすくするためにも他社の借入状況はクリーンにしておくと良いでしょう。
必要書類が少ない
楽天銀行カードローンの審査の特徴5つ目に「必要書類が少ない」という点があげられます。
楽天銀行カードローンは他社に比べて必要書類が少ないです。
必要書類が少ないから利用したいと考える人も多いですよ。
楽天銀行カードローンに必要な書類はたったの5つだけです。
本人確認書類を2つと収入証明3つを提出するだけで審査をしてくれます。
必要書類をそろえることが面倒くさいと考えている人にとってはぴったりですね!
楽天銀行カードローンの審査は楽天会員ランクで優遇される
楽天銀行カードローンの審査の審査を少しでも有利に進めたいと考えている人は、楽天会員ランクを上げておくと良いですよ。
楽天銀行カードローンの審査では楽天会員ランクも審査の基準の1つになっています。
会員ランクは次の4つがあります。
シルバーランク | 6ヶ月以内に200ポイント以上、2回以上ポイントを獲得 |
---|---|
ゴールドランク | 6ヶ月以内に700ポイント以上、7回以上ポイントを獲得 |
プラチナランク | 6ヶ月以内に2,000ポイント以上、15回以上ポイントを獲得 |
ダイヤモンドランク | 6ヶ月以内に4,000ポイント以上、30回以上ポイントを獲得、 かつ楽天カードを保有 |
ランクが高くなればなるほど審査では優遇されますので、会員ランクを上げられるようにすると良いでしょう。
ポイントを獲得するためには楽天のサービスを利用することが重要です。
楽天市場で買い物、楽天トラベルで予約などさまざまなサービスが楽天にはあります。
ポイントを貯めるように日々生活することで会員ランクを上げられるようになるでしょう!
ぜひ、楽天銀行カードローンを利用したいと思った人は会員ランク意識してみてくださいね。
楽天銀行カードローンの限度額を増やしてもらうには
ここからは、楽天銀行カードローンと楽天カードの限度額を増やしてもらう為には、どのような条件が必要なのか詳しく見ていきたいと思います。
まずはコツコツ堅実な利用実績を積み上げる事が大切
まず、楽天銀行のカードローンの限度額増額をしてもらう条件についてですが、限度額増額に最も大切な条件は「楽天銀行カードローンを適度に利用していて、延滞をしない」という事が最も大切になってきます。
では、どれぐらい利用していれば限度額を増やしてもらう事ができるのか?という事になりますが、こればかりは一切情報が公開されていない為、正確なところはわかりません。
しかし、一般的には最低でも半年から一年間は、楽天銀行カードローンを利用していないと増額審査には通らないようです。
逆に、利用者から限度額増枠の要望を出さなかったとしても、このカードローンをきちんと利用していれば楽天銀行から限度額増額の案内がくるケースもあります。
ただ、この案内が来たからといって、限度額が必ず増えると言う事ではなく、限度額増額の際には改めて審査が行われますので、その審査結果次第で限度額増額の可否が決まります。
収入を増やし、他社借入を減らす事も重要
楽天銀行カードローンの限度額増額に必要な条件の二つ目は、収入を増やし他社カードローンなどの借り入れを減らすという事です。
最近では、銀行カードローンの取り巻く情勢も厳しくなってきますので、銀行によってはカードローン契約後も定期的に収入証明書の提出が求められるケースもあるようです。
楽天銀行の場合も、利用者の状況次第では収入証明書の定期的な提出が求められる可能性も出てきますが、そのような時に前年度から大きく年収が増えており、また他社銀行カードローンや消費者金融のカードローンの借り入れも増えていなければ、ほとんどの場合は増額審査に通る可能性は高いと言われています。
楽天銀行カードローンの増額依頼方法
次に、楽天銀行カードローンで限度額を増やしてもらう手続きの流れです。
楽天銀行カードローンの増額依頼は、主に会員サイトから行う場合と、電話で手続きをしてもらう場合の二つの方法が利用できます。
ただ、ネット上の口コミなどを確認していると、楽天銀行のコールセンターはなかなか繋がらない、という口コミも多いようですので、会員サイトから登録をする方がスムーズに手続きできるかもしれません。
楽天カードのキャッシング枠を増やしてもらう事は可能なの?
次に、楽天カードのキャッシング枠を増やしてもらう為の、手続きについてです。
増枠の申し込みは「楽天e-NAVI」で!
楽天カードのキャッシング枠の増額を希望する場合は,基本的に「楽天e-NAVI」サービスの中の、「ご利用可能枠の変更」から手続きする事が可能です。
ただし、楽天カードを作ってから半年以内に増額の申請をしても受け付けてもらえませんし、何度も増額の申請をしている場合は、前回の増額依頼日より6ヶ月以上経過していないと受け付けすらしてもらえませんので注意が必要です。
また、キャッシング枠の増額を希望した場合は、楽天カードから収入証明書の提示を依頼される事がありますので、あらかじめ源泉徴収票や給与明細書などの収入証明書は、用意しておいた方がいいかもしれません。
ただ、楽天カードの場合いくつかのネット上の口コミを見る限り、定期的にカードの審査が行われ、突然利用限度額が減ったり、また忘れた頃にまた枠が増えていたり…というケースもあるようです。
したがって、いざという時にキャッシング枠が0円!?という事がないように、常日頃から自分の限度額を確認したり、少しでも不明な点があれば、楽天カードのコールセンターに問い合わせされる事をお勧めします。
結局、楽天銀行カードローンと楽天銀行カード、どっちを選ぶ?
では、ここまでの情報を整理すると、結局のところ楽天銀行カードローンと楽天カードではどちらを選ぶべきなのでしょうか?
借り癖をつけたくないなら楽天カードでキャッシング
各々の金利や限度額については、上記でご説明した通りですので、ここでは割愛したいと思いますが、結局のところは「お金を恒常的に借りたくない…」という人は、楽天カードでキャッシングする方をお勧めします。
なぜなら、楽天カードについては限度額もそれほど大きくありませんし、一度借りたお金はリボ払いに変更しない限りは一回で返済する事になるからです。
つまり「借金をいつまでも引きずる事がない」という事になります。
一方、楽天銀行カードローンについては、利用を続けていると100万円~200万円と、どんどん限度額が増えるケースがありますので、いわゆる「借金ぐせ」というのがどうしてもついてしまいます。
したがって、大きな金額を借りるわけではなく、その時だけお金を借りてすぐに返したいという人の場合は、そのようなリスクを避ける上でも楽天カードで一回払いでキャッシングした方が無難と言えます
計画的に利用して長期で返済したいなら楽天銀行カードローン
一方、毎月の支払いが厳しく短期での支払いではなくて、「長期で計画的に返済をしていきたい」という人にとっては楽天銀行カードローンをお勧めします。
ちなみに、以下は楽天銀行の借入残高と毎月の最小返済額を表にしたものですが、この表でもわかるとおり、10万円未満の借入なら、毎月2,000円の返済でOKです。
楽天銀行カードローンの限度額と毎月の最少返済額
利用残高 | 毎月のローン返済額 |
---|---|
10万円以内 | 2,000円 |
10万円超30万円以内 | 5,000円 |
30万円超50万円以内 | 10,000円 |
50万円超100万円以内 | 15,000円 |
100万円超150万円以内 | 20,000円 |
150万円超200万円以内 | 30,000円 |
200万円超250万円以内 | 35,000円 |
250万円超350万円以内 | 40,000円 |
350万円超400万円以内 | 45,000円 |
400万円超500万円以内 | 50,000円 |
500万円超600万円以内 | 60,000円 |
600万円超700万円以内 | 80,000円 |
700万円超800万円以内 | 100,000円 |
したがって、一度での返済が難しく、毎月の家計のやりくりが大変な人にとっては、楽天銀行カードローンの方がおすすめと言えます。
短期で借りて利息を負担したくないなら消費金融カードローンという手段も
ここまで、楽天銀行カードローンと楽天カードを比較してきましたが、「できるだけ利息負担を抑えたい」なら、消費者金融の無利息キャッシングを利用するという方法もあります。
例えば、楽天カードで50万円キャッシングし一ヶ月で返済すると、利息は約7,400円となりますが、アコムやプロミス、そしてアイフルなどの無利息キャッシングを利用すると、1ヶ月の利息は0円になります。
ただし、カードローンによってはアコムのようにカードローンの契約後に無利息期間がスタートするカードローンもあれば、プロミスのように初回借入後に無利息期間がスタートするものもありますので、ついうっかりして無利息期間が終わっていた…という事にならないように注意が必要です
楽天銀行カードローンと楽天カードの比較、まとめ
今回はキャッシングをする上で、楽天銀行カードローンと楽天カードではどちらがメリットが大きいのか、という点について詳しい情報をお届けしました。
各々、限度額や金利など諸条件は異なってきますが、借り方や返し方などその人の利用ニーズに合った使い方をする事で、両方のキャッシングもうまく活用できるかもしれません。
その一方で、楽天銀行カードローンは借りすぎに注意する必要もありますし、楽天カードでキャッシングすると1回払いで返済が厳しくなる事も考えられます。
いずれにしてもカードでキャッシングする場合には、「計画的な利用が最も大切」と言えるかもしれませんね。