クレジットカードにはリボ払いと分割払いが用意されています。
一括払いで返済できない状況では、リボ払いか分割払いを利用したほうが安心でしょう。
ただ、リボ払いと分割払いの違いを知っていないと、返済時の手数料などで多くの問題が生じてしまいます。
間違えて返済方法を利用しないためにも、2つの違いはしっかりと理解しておきましょう。
ここではリボ払いと分割払いの違いについて説明します。
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リボ払いと分割払いは全く違う返済方法
リボ払いと分割払いは異なる返済方法です。
似たような返済方法のように思われますが、同じように考えてはいけません。
2つの返済方法は一括払いと違い、どちらも返済金額を分けて支払う方法です。
ただ、2つの返済方法は分割している対象が異なります。
リボ払いは毎月の返済額を固定して支払うのに対し、分割払いは返済回数を分割して支払います。
分割する対象を変えているため、2つの返済方法には明確な違いが生じていると考えてください。
基本的にリボ払いは返済回数が多くなる傾向があるのに対し、分割払いは毎月の返済額が多くなる傾向にあります。
この違いをしっかりと踏まえて、どの返済方法を採用するかしっかりと考えておきましょう。
リボ払いと分割払いの違いは様々な点にある
リボ払いと分割払いの違いは以下の通りです。
・毎月の返済額
・完済までの回数
・金利
・対応している媒体
・利便性
・将来的なリスク
以上の違いがあります。
しっかりと違いを理解して、2つの返済方法を利用するように心がけましょう。
ここからは2つの返済方法が異なる点について説明します。
毎月の返済額
毎月の返済額ですが、リボ払いと分割払いでは明確に違いが出てきます。
リボ払いは返済額が固定されているため、自分が決めた返済額と手数料を支払えば返済が可能です。
一方で分割払いは、返済回数によって分けられた金額に手数料を加えて返済します。
リボ払いを使えば、毎月の返済額を抑えられるメリットがあります。
一方で分割払いは、分割の回数を増やさなければ返済額が減らせません。
返済額を抑えたいときはリボ払いの方が使いやすいでしょう。
完済までの回数
リボ払いと分割払いは完済までに支払う回数が異なります。
リボ払いは基本的に残高が0円になるまで完済したと認められません。
従って返済回数が数回で済まない場合があります。
一方で分割払いでは、返済回数は指定した分割の回数で決められます。
どのような場合でも分割する回数は固定されているため、返済の予定を立てやすいかもしれません。
分割の回数がわかっているという部分では、分割払いの方が安心できる要素は多くなります。
リボ払いを使う場合は、返済回数をなるべく抑えるなどの対策が必要です。
金利
金利は分割払いとリボ払いで数字が異なります。
リボ払いの金利は18.0%に設定される場合がある他、金利が低い会社でも15.0%に設定されるため、かなり高い金利が適用されます。
一方で分割払いの場合、金利は提供する会社や分割回数によってかなり差が生まれます。
2回程度の分割であればそこまで高い金利は適用されませんが、分割回数が多くなると15.0%の金利に近い数字が適用されていきます。
つまり分割払いの利息を抑えたいと考えているなら、金利を下げるために分割の回数を大幅に減らしておけばいいのです。
分割の回数を減らせば金利面で優遇される点では、分割払いの方が利息を抑えられる可能性は高くなります。
対応している媒体
リボ払いはクレジットカードの他にカードローンなどの各種ローンも採用している方法です。
一方で分割払いはクレジットカードや携帯電話の購入時、更にはテレビショッピングなどが採用している方法です。
対応している媒体が異なるため、本当に利用できるかしっかりと考えておきましょう。
特に分割払いは採用している媒体がかなり限られているため、商品の購入時には必ず確認してください。
利便性
リボ払いは簡単に使える利点を持っていますが、採用している媒体がお金を借りる時やクレジットカードを利用する場合に限られます。
分割払いは採用している商品が少ないものの、購入時に分割を指定しておけば返済額を抑えられる利点はあります。
ただ、分割払いはカードによって採用できない回数が存在するほか、自分が分割払いの回数を理解していないと購入時に手間がかかってしまいます。
従って利便性という部分ではリボ払いの方が使いやすい傾向があります。
将来的なリスク
将来的には分割払いの方が低リスクで利用できます。
分割払いはすでに返済回数が決められているので、返済できない状況が起こらない限りは確実に返済できるのです。
一方はリボ払いは返済回数が決まっていない他、いつの間にかクレジットカードの利用枠が埋まってしまうほどカードを使う場合もあります。
将来的に高いリスクを持っているのはリボ払いの方だと考えてください。
リボ払いはリスクをしっかり考えないと使えない方法なので気を付けておきましょう。
リボ払いと分割払いに生じる手数料の違い
リボ払いと分割払いには生じる手数料に違いがあります。
手数料の違いを理解しておかないと、返済時に手数料の計算ができなくなり、間違った判断をする場合もあります。
しっかりと計算方法や手数料の違いを知っておきましょう。
ここからは3つの方法に生じる手数料の違いを紹介します。
リボ払い
リボ払いは金利を12ヶ月分に分け、現時点で利用している金額に掛けて利息を計算します。
つまり計算方法は、「借りている額」×「1ヶ月分の金利」=利息という状況になります。
もし1日単位での計算をする場合は、12ヶ月を365日に置き換え、「金利/365」を計算式に当てはめれば数字が出てきます。
クレジットカードの場合、金利が15.0%に設定される場合が多いため、1ヶ月分の金利は1.25%です。
この数字を計算式に入れれば、簡単に利息が計算できるのです。
具体的な例を挙げると、1万円の残高が残っている時にリボ払いを使った場合、1ヶ月の利息は125円となります。
手数料自体はそこまで大きくないものの、毎月利用していると多くの利息が発生するために気を付けなければなりません。
また、金利が変わると大きな利息が発生する場合もあるので気を付けてください。
分割払い
分割払いで利用する計算式は、「商品代金」×「分割払いの金利」=利息となります。
分割払いの金利は回数によって分かれているため、採用する際の金利を理解しておかなければなりません。
基本的に分割の回数が多ければ多いほど金利は上昇し、最低限の回数であれば低金利で利用できます。
3回程度であれば10%以下で提供している会社もあります。
できる限り分割払いの金利が低い会社を選び、少ない分割回数で支払うように心がけてください。
こちらも具体例として1万円の商品を購入し、3回の分割を金利10.5%で利用したとします。
この場合は最初の支払いで176円の利息を支払います。
分割回数を減らせば利息もかなり抑えられるものの、分割の回数が多いと1,000円以上の利息が発生するので気を付けてください。
リボ払いと分割払い、どちらを使ったほうがいいの?
分割払いとリボ払い、どちらを利用したほうが安心なのか気になるところですが、基本的に分割払いを利用したほうが安心です。
分割払いは回数が決まっているため、回数以上の返済はありません。
更に分割払いの利息はそこまで多くならないので、あまり利息を取られないのです。
一方でリボ払いは返済回数が多くなるどころか、返済時に発生する手数料も相当高くなります。
場合によっては返済額を抑えすぎた結果、完済までに相当な時間がかかる場合もあります。
そしてリボ払いは返済方法を間違えると、最終的に返済できずに債務整理などに頼る場合も起きてしまいます。
将来のリスクも相当高くなっているのです。
リボ払いはデメリットの方が圧倒的に強いため、基本的に避けたほうがいいでしょう。
リボ払いと分割払いは違うものと考えよう
リボ払いと分割払いは全く違うものとして考えてください。
分割払いは安心して利用できる方法として考えてもいいですが、リボ払いは適当に利用すると失敗する可能性があります。
できる限りリボ払いは避けて、返済額を減らしたいときは分割払いを使ってください。