消費者金融の返済について-効率的に返済をする方法

消費者金融

消費者金融で借りたお金、あなたはどのようにして返済していますか?
ただ決められた通りに決められた金額だけを返済していませんか?

消費者金融の金利はとても高いですから、いかに効率よく返済するかがポイントとなってきます。

消費者金融の利息の計算方法や返済方式のしくみを理解して、無駄なく返済をしていきませんか?

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消費者金融の返済期間、返済期限はどのくらい?

消費者金融の返済期間、返済期限はあらかじめ決められている

消費者金融業界では自主規制を導入していて、利用者が借り入れたお金は最低返済額で
返済して行った場合でもおむね5年以内に完済できるよう設定されています。

ただし、消費者金融での借入限度額が100万円を超えるような場合は、返済能力などを考慮してやむを得ない事情があるようなら例外的に5年を超えることもあるとのことです。

消費者金融名最多返済回数
プロミス80回
アコム100回
アイフル151回
SMBCモビット60回※

※返済能力やその他の事情にかんがみ、合理的な理由があると認められた場合は最長106回(8年10ヶ月) 

消費者金融で借入をしても、月々最低返済金額で返済を続けて5年程度かけてゆっくり返済できるのなら安心して借り入れできそうな気もしますが…本当に大丈夫でしょうか?

消費者金融で決められている金額で返済をしてみると…

5年以内に返済できるように設定されているという消費者金融の借入ですが、実際にそれに従って返済してみるとどうなるでしょうか?
プロミスを利用した場合を例にとってみましょう。

プロミスで10万円を借り入れた場合、毎月の最低返済金額は4,000円ですが、10万円を借りて月々4,000円の返済で済むのなら確かに負担は随分小さいといえます。

ただし、この場合は完済するまでに2年8ヶ月(32回)かかり、総支払金額は12万5,864円、支払利息は2万5,864円となります。

また、同様に50万円借り入れた場合には、毎月の最低返済金額は13,000円になり、このまま返済していくと完済までには4年10ヶ月(58回)かかります。

消費者金融業界の自主規制で定められているようにおよそ5年で返済できる計算ですが、問題は利息です。

50万円を最低返済金額の13,000円で返済していった場合の総返済金額は、74万6,160円で、なんと利息は24万6,160円にもなるのですから驚きです。

返済期間によって返済金額の総額に大きな差が生じる

月々少額ずつ長い時間をかけて返済できるのなら安心だと思っていたのに、消費者金融にすすめられるままゆっくり返済していると利息が元金の50%にもなってしまうのです。

消費者金融の返済が長引くと返済総額が大きくなる

今回はプロミスを例に挙げてみましたが、消費者金融では各々最低返済金額を設定しています。

最低返済金額とは、「毎月最低これだけの返済してくれれば結構ですよ」という金額を指すのですが、消費者金融では借りた金額に対して非常に低い金額が設定されているので、確かに負担を感じることなく返済していくことはできるでしょう。

しかし、毎月の返済金額が少なければ借入残高はなかなか減っていきませんので、その分返済期間は長くなります。

利息は消費者金融からの借入残高に対して発生しますから、残高がある限りは利息も発生し続けますし、返済期間が長くなるにつれ利息負担が大きくなるのも当然のことなのですね。

消費者金融の借入を返済していく場合にはいつもこのことを意識しておくことがとても大切です。

それでは、消費者金融の返済方式も含め、もうすこし詳しくみていきましょう。

消費者金融の返済方式「リボ払い」を知っておこう

消費者金融の返済方式はリボ払いが主流です。

消費者金融の返済を効率よく進めていきたいと考えているなら、リボ払いについてもよく理解を深めておくべきでしょう。

消費者金融のリボ払いは、毎月一定の金額を返済していく返済方法で、

  • 返済計画を立てやすい
  • 返済金額が少額で済むので返済の負担が少なくて済む

などのメリットがあります。

一方、借り入れた金額に対して毎月の返済額が非常に少額なので、元金が減りにくいという点が大きなデメリットです。

金利が高い消費者金融で効率よく返済するには「少額を短期間で返済する」のが最も効果的なのですが、リボ払いはそれに逆行しやすい仕組みになっていることに注意しなくてはいけません。

一度だけ借入をしてその後は返済に集中するのであればまだしも、少し返済してはまた借り入れをするということを繰り返していると、借入残高がいつまでたっても減らず、利息の負担だけがいつまでも続いてしまいます。

消費者金融の利息は借入残高・金利・返済期間から計算できる!

  • 消費者金融の返済は期間が長くなるほど利息負担が増える
  • 消費者金融の返済方式であるリボ払いは、返済期間が長引きがちな返済方式である

ということを理解したところで、次は利息の計算方法を覚えてみましょう。

返済に役立てよう!消費者金融の利息計算方法

消費者金融からの借り入れを計画的に返済するためには、借り入れた金額に対してどのくらいの利息が発生するかということを常に意識するようにしておきたいものです。

費者金融の利息は簡単な計算式で求めることができますのでぜひ覚えておいてください。

消費者金融の利息計算方法

【基本の利息計算式】
利息は次の計算式で求めることができます。

利息(円)=借入残高(円)×金利(%)÷365×借り入れ日数(日)

例えば、消費者金融で10万円を金利18%で1ヶ月(30日)借りた場合の利息は、
100,000(円)×0.18(%)÷365×30(日)
=1,479(円)
となります。

また、30万円を金利18%で1ヶ月(30日)借りた場合の利息は、
300,000(円)×0.18(%)÷365×30(日)
=4,438(円)
となります。

この計算式で求められる金額はあくまでも概算ですが、消費者金融で借り入れをする際には「30日間の無利息サービスを利用するとどのくらい利息を節約できるだろうか」という計算などにも応用できてとても便利です。

消費者金融の正確な返済金額、返済期間はシミュレーターで計算する

大まかな利息の計算は計算式で求められますが、実際に消費者金融からの借入を管理する場合には、各消費者金融のホームページにある利息計算のシミュレーターを利用しましょう。

消費者金融からの借入をこの期間内に返済するには毎月いくらくらい返済していけばいいか、また、 月々この金額で返済していくとどのくらいの期間で返済できるのかなどとシミュレーションすることで、利息負担に対する意識がうんと高まるでしょう。

消費者金融の借入を消費者金融が定める通りにただ返済しているのと、普段からシミュレーターを利用して利息や返済期間の管理をしながら返済しているのとでは、返済に対する意識も大きく異なってくるはずです。

消費者金融の借入を早くお得に返済する方法・コツとは?

消費者金融での借り入れをお得に返済する方法やコツを知っているのと知らないのとでは、負担する利息が大きく変わってくることもあります。

ここでは消費者金融の借入をお得に返済するコツを詳しくご紹介したいと思います。

消費者金融の「無利息サービス」を活用する

ほとんどの大手消費者金融では30日程度の無利息サービスを提供しています。

無利息期間中は一切の利息がかからず、その期間中に全額を返済してしまえば利息はゼロ円で済むというのですから、利用しない手はありません。

たとえ無利息期間中に全額を返済できなかったとしても、無利息期間中に借入の一部を返済すればその返済金額は全て元本に当てられますので、大きく利息負担を減らすことができて大変お得です。

【各消費者金融の無利息期間】

消費者金融名無利息期間
プロミスプロミスを初めて利用する人
メールアドレス登録とWEB明細の利用が条件
初回借入の翌日から30日間
アコムアコムを初めて利用する人
返済期日35日ごとでの契約が条件
契約日の翌日から30日間
アイフルアイフルを初めて利用する人
契約日の翌日から30日間
SMBCモビットサービス適用なし

無利息サービスを利用できる条件は消費者金融によって異なります。

また、

  • 契約日の翌日から30日間無利息
  • 初回借入の翌日から30日間無利息

など、消費者金融によって無利息サービスが適用される時期が異なりますので、そうした点にも注意して、できるだけ有効に使うようにしましょう。

返済方法を口座振替に設定しておく

消費者金融をお得に返済するには、もちろん返済方法にも注意を払うべきです。

ただでさえ高い金利を支払っているのですから、返済手数料にも気を配りたいですね。

消費者金融の返済方法は口座振替がおすすめ

消費者金融には以下の返済方法があります。

  • 消費者金融の自社ATM
  • コンビニなどの提携 ATM
  • 口座振替
  • 銀行振込
  • インターネット返済
  • 店頭窓口

色々な返済方法がありますが、この中で消費者金融の返済方法とし最もおすすめなのは銀行口座からの口座振替だといえるでしょう。

  • 自動的に引き落とされるので返済のし忘れがない
  • 返済手数料がかからない

というのがその理由です。

口座振替なら自返済期日に自動的に引き落としされるので、あらかじめ口座に入金しておきさえすれば返済期日に遅れることはありません。

他の返済方法を利用した場合、返済期日に返済できずに滞納扱いになってしまうと信用にキズがついてしまう上、遅延損害金も発生してしまいますが、口座振替にしておけばそうしたリスクを避けられます。

また、口座振替なら返済手数料がかかることもありません。

消費者金融の場合、コンビニATMを利用して返済をすると利用手数料がかかってしまいます。

手数料がかからない返済方法はこれ!

消費者金融の返済は口座振替なら利用手数料がかかりませんが、手数料がかからない返済方法はほかにもありますので、覚えておきましょう。

消費者金融名手数料がかからない返済方法
プロミス口座振替
自社ATM・三井住友銀行ATM
店舗
インターネット返済(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ジャパンネット銀行・楽天銀行)
コンビニマルチメディア端末(ローソンLoppi、ファミリーマートFamiポート))
アコム口座振替
自社ATM
店舗
インターネット返済(一部利用できない金融機関もあり)
アイフル口座振替
自社ATM
店舗
SMBCモビット口座振替(UFJ、三井住友銀行の口座を持っている人、 WEB完結申し込みをした人はゆうちょ銀行も可)
三井住友銀ATM
コンビニマルチメディア端末(ローソンLoppi、ファミリーマートFamiポート)

コンビニ ATMから消費者金融の返済をすると、返済する金額によって毎回110円~220円の利用手数料がかかってしまいます。

繰り上げ返済をする

最も効率的に消費者金融からの借り入れを返済する方法が繰り上げ返済です。

ボーナス月などにまとまった金額を繰り上げ返済するのもいいですし、最低返済金額に一定額上乗せして返済するのも非常に効果的です。

繰り上げ返済をするとどのくらいお得?

一つ例を挙げてみましょう。

10万円を金利18.0%で借入して

  • 月々4,000円ずつ返済する場合
  • 月々6,000円ずつ返済する場合
  • 月々10,000円ずつ返済する場合

では、返済回数や総返済金額がどのくらい異なるのかを調べてみました。

ちなみに、消費者金融で10万円借り入れた時の最低返済金額が4,000円であるケースが多いです。

返済回数総返済金額
支払い利息
毎月4,000円ずつ返済32回(2年8ヶ月)126,260円
26,260円
毎月6,000円ずつ返済20回(1年8ヶ月)115,930円
15,930円
毎月10,000円ずつ返済11回(11ヶ月)109,158円
9,158円

毎月2,000多く返済するだけで、返済回数は12回、つまり期間にして1年間、利息は10,330円も減らすことができます。

また、少し頑張って月々1万円ずつ返済すれば、4,000円ずつ返済する場合と比べて支払回数も支払利息も約3分の1の負担で済むのですから、繰り上げ返済の威力は大きいです。

繰り上げ返済は手数料無料の方法で行う

毎月の返済金額は、実は利息に優先的に充てられているのでなかなか元金が減っていきません。

しかし、繰り上げ返済をした場合はすべて元金に充当されます。

返済したお金を元金に充てられれば、通常の返済のペースよりもうんと早く元金が減るわけですから、当然利息負担も小さくなります。

消費者金融の場合、返済方法を口座振替にしていると最低返済金額しか引き落としされませんので、繰り上げ返済をするには他の方法で入金の手続きをする必要があります。

ただし、繰り上げ返済をする際は、

  • 消費者金融自社ATM
  • インターネット返済
  • 店頭窓口

など、手数料のかからない方法で返済すべきです。

消費者金融の返済に遅れそうなとき、返済できないときは…

消費者金融の借入を完済するまでの間には、返済期日に遅れそうなとき、また、返済できなさそうだというときがあるかもしれません。

そのようなときにはどうすればよいでしょうか?

まずは消費者金融に返済が遅れそうだと連絡を入れる

消費者金融の返済が遅れそうなときには決してそのままにせず、できるだけ早く消費者金融の担当者に連絡をしてください。

返済が遅れた場合にそのままにしていると利用者自身の信用にキズがついてしまい、今後の借入に大きな影響を及ぼすことになりかねません。

また、消費者金融の返済に遅れてしまうと損害遅延金が発生してしまいます。

返済が遅れている間は通常よりも高い金利が適用されるので大きな負担がかかります
あらかじめ返済が遅れそうだと分かっている場合には、必ず消費者金融の担当者に相談をしてみましょう。

返済が遅れそうなことを伝えたら何かいわれるのではないかと、そのまま放置することだけは絶対に避けてください。

返済遅れを放置して得することは何もありません。

返済が苦しい場合には専門家に相談をする

消費者金融の毎月の返済が苦しくなってきた場合には、無理をしたりせずにできるだけ早いうちに専門家に相談することをおすすめします。

  • 法テラス
  • 消費者生活センター
  • 無料の弁護士相談

など、借金問題を相談できる場所は多くありますし、借金問題は必ず解決できるものです。

一人で抱え込まないようにしましょう。

おわりに

消費者金融の返済は、効率よく返済しようと意識することで大幅に利息負担を軽減できます。

消費者金融の返済方法や利息が発生する仕組みをよく理解し、消費者金融で借入をする前から返済についての計画をしっかり立てて、無駄なく効率よく返済しましょう。