教育ローンは即日融資に対応してる?教育ローンを借りられない時の対処法まで紹介

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今回の記事は、「教育ローンは即日融資が可能か?」という点について、詳しく解説していきます。

中学や高校への進学程度ならともかく、大学進学となると一度に100万円前後の教育資金を用意しないといけないケースもあります。

もちろん、その資金を全て貯蓄でまかなう事ができれば何ら問題はないのですが、経済的にも厳しい昨今では教育ローンを利用して教育資金に充てるという家庭も少なくありません。

ただ、教育ローンの審査から融資までのスケジュールをきちんと理解しておかないと、必要な教育資金を支払うことができず、子供の進学に支障をきたすケースもあり得ます。

そこで、この記事では教育ローンの解説に加え、急ぎの教育資金を用意できない時にはどういった対処方法があるのか?という点についても詳しくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

低金利で借りやすいおすすめの教育ローンは?国?銀行?

急ぎの教育資金を用意しないといけないケースとは?

この記事を読まれているということは「できるだけ急ぎで教育資金を用意したい」という方がほとんどではないでしょうか。

では、改めて急ぎの教育資金を用意しないといけないケースにはどのようなパターンがあるのか、いくつかのケースを見ていきたいと思います。

入学金をすぐに支払わないといけないケース

一つ目は、急ぎで入学金を支払わないといけないケースです。

従来の大学入試の一般入試では、年が変わり合格発表を終えてから入学金と前期の授業料を納めるケースがほとんどでした。

しかし、最近ではAO入試や推薦入試が多くなっているため、大学入学の前年の10月から12月ぐらいには合否が決まっている状況です。

その為、早ければ10月ぐらいに入学金を納めないといけない…というケースも出てきます。

したがって、中には「4月の入学だからまだ大丈夫」とのんびり構えていると、気が付くと納付期限が迫っていて、慌ててお金を用意しないといけないケースもあり得ます。

受験校が重なり受験料を複数校分支払うケース

二つ目は、受験料を複数校分支払うというケースです。

一般的な大学入試の受験料は、3万円~4万円程度が標準的です。

ただ、一般的には本命の大学受験と滑り止めの大学受験を同タイミングで行う事になりますので、多ければ3校~5校ぐらいの大学受験費用を同時に支払うこともあります。

こうなると1校あたり35,000円の受験料としても、それが5校となると17万円以上の受験料を一度に支払わないといけません。

ご存知の通り、受験料は支払いが滞るとそもそも受験資格を失いますので、複数校を受験する場合は必ず余裕のある資金を用意しておく必要があります。

半期分の学費を一括で納付するケース

大学の授業料にも注意が必要です。

授業料は、一般的に入学金を納めるタイミングで、初年度の前期6ヶ月分の授業料を一度に納める必要があります。

ちなみに私立の大学の場合のおおよそ毎月の授業料は、8万円~10万円程度です。

その為、入学時には半期分の50万円~60万円程度の授業料と、入学金とを一緒に納める必要があります。

また、初年度には大学協力費用や教材費用など、入学金と授業料とは別に10万円~30万円程度のお金が必要になります。

これらを合算すると、大学入学時には100万円前後のお金をすぐに用意する必要が出てきます。

すぐに教育費を用意できなかったらどうなる?

では、以上のお金をすぐに用意できなかった場合、どのような事態に陥るのでしょうか?

言うまでもありませんが、入学金や授業料を納めない学生に対しては受験資格や入学資格は取り消されてしまいます。

親がお金を用意できないために、子供の夢を奪ってしまうということだけは避けたいところです。

したがって、教育費は貯蓄か教育ローンを駆使して、なんとしてでも工面する必要があります。

一般的に利用される教育ローンの金利や限度額

では、ここからは一般的に利用されている教育ローンの金利や限度額など、基本的なスペックをご紹介します。

また、おすすめの銀行の教育ローンについてもいくつかご紹介しておきたいと思います。

銀行の教育ローン

まず、最初に銀行の教育ローンからご紹介していきます。

銀行の教育ローンの特徴は「低金利で利用できる」という点や、この後ご紹介する国の教育ローンとは異なり「収入の上限条件がない」という点が挙げられます。

ただし、収入の上限条件がないかわりに、収入の下限条件が設定されています。

その為、低収入の方や無収入の世帯は、銀行の教育ローンは利用できません。

参考までに、大手メガバンクの教育ローンを二つほどご紹介しておきたいと思います。

三井住友銀行の教育ローン

一つ目は、三井住友銀行の教育ローンです

この教育ローンの基本的なスペックは以下の通りです。

  • 借入限度額:10万円~300万円以内
  • 金利:無担保型のローンの場合は年3.475%

ただ、先程お伝えした通り収入の上限金額には規制はないのですが、前年度の税込年収が200万円以上なければ申し込むことはできません。

また、気になる融資までのスケジュールですが、結論から申し上げると三井住友銀行の教育ローンは即日審査回答は行なってくれるものの、申し込みから融資までには10日~14日程度かかるのが一般的です。

この点については、この後の見出しでも詳しくお伝えしていきます。

三菱UFJ銀行の教育ローン

次は三菱UFJ銀行の教育ローンについてです。

三菱UFJ銀行の教育ローンの基本的なスペックは以下の通りです。

  • 限度額:30万円~500万円まで
  • 金利:変動金利で年3.975%

ただ、三井住友銀行の教育ローンと同じく、前年度の税込年収が200万円以上なければ申し込むことができません。

そして「即日融資が可能か?」という点ですが、三菱UFJ銀行のホームページを確認すると「ローンの申し込みから融資までは最短8日」となっています。

また、このスケジュールは営業日換算ですので、実際には申し込みから融資までは「10日~14日程度かかる」と思っておいた方が無難です。

さらに、三菱UFJ銀行の教育ローンは、融資の際に融資金額が利用者の口座に一旦振り込まれ、その後銀行が利用者名義で学校に振り込む仕組みになっています。

その為、教育ローンで借りた資金を他の用途に使う事はできません。

国の教育ローン

次に、日本政策金融公庫が取り扱っている国の教育ローン(学校教育一般貸付)の制度についてもご紹介しておきます。

国の教育ローンは、最高350万円までの借入が可能で、金利も固定金利で年1.78%と非常に低金利です。

先ほどの銀行教育ローンと比べると、半分程度の金利で利用することができます。

また、国の教育ローンは先ほどの銀行ローンとは異なり、世帯年収が200万円以下の場合でも利用することができ、この場合には優遇制度もあります。

教育ローンの審査は厳しいの?収入条件はある?

次に、一般的な教育ローンの審査条件についても、お伝えしておきます。

教育ローンで最短融資を希望する場合、審査に通る条件をきちんと理解しておかないと、審査に時間がかかってしまう。また最悪のケースでは審査に通らないこともあります。

この辺りの知識はしっかり押さえておきましょう。

教育ローンの審査基準

まず、教育ローンの審査基準については国の教育ローンも銀行の教育ローンも、詳しい審査基準を明らかにしていませんので細かいところまでは不明です。

しかし、各々の教育ローンの申し込み条件を確認すると、おおよその審査に通るための条件が分かってきます。

教育ローンの審査に通る為には、最低でも以下の条件をクリアしておく必要があります。

  • 申し込む教育ローンの年齢条件をクリアしておくこと。
  • ローンの申込者に安定した収入があり、問題なく返済ができる見込みがあること。
  • 他社ローンなどの借り入れがある場合、年間の借金返済額が年収に対して25%~35%以内におさまってい事。(この割合の事を返済比率と言い、理想的な返済比率は35%までと言われている)
  • 信用情報機関の情報にネガティブな履歴(債務整理をした履歴があるなど)がないこと。
  • 本人確認書類や収入証明書、また教育費に使う事を証明する必要書類に不備がないこと。

年収が多いと利用できない教育ローンはある?

尚、教育ローンの審査に通ることができる年収の条件ですが、銀行の教育ローンの収入条件は先ほどもお伝えしましたので詳しくは割愛します。

銀行の教育ローンは最低年収が200万円以上ということだけをクリアしておけば、上限金額の制限はありません。

一方、国の教育ローンについては、世帯年収の上限額が決められています。

一般的な家庭で子供が二人の場合、世帯年収の上限は「税込890万円まで」となっていますので、それ以上の高所得世帯はこのローンは利用できません。

ただ、国の教育ローンの場合、以下のいずれかに該当する場合は、世帯年収は990万円まで上限額が緩和されます。

  • 勤務先の勤続年数が3年未満、また現在の住まいに住んでから一年未満の場合。
  • 自宅外通学を予定していたり、親が単身赴任をしている場合。
  • 介護費の負担や災害特例措置を受けられる場合。
  • 海外留学資金のために国の教育ローンを利用する場合。

教育ローンは即日融資出来ません!その理由は?

では、ここで「教育ローンが即日融資可能なのか?」どうかという点について、さらに詳しくお伝えしておきたいと思います。

銀行教育ローンは、保証会社の審査が必要な為に時間がかかる

上記の銀行教育ローンのところでもご紹介しましたが、銀行の教育ローンの場合、実際の融資までには申し込みから10日~14日程度はかかります。

では、なぜ銀行の教育ローンは即日融資ができないのでしょうか?

いくつか理由はありますが、もっとも大きな理由としては「そもそも教育ローンの融資を即日で希望する人が少ない」という点が挙げられます。

教育資金の場合、大学入試までに必要な費用と支払うべきタイミングはわかっているはずですし、一般的な家庭では支払うタイミングに向けて貯金を始めたり、資金を用意したりと準備をしているケースがほとんどです。

その為「申し込んだその日に融資をしてほしい」というケースがそもそも少ないのです。

一方、消費者金融のカードローンなどは、教育資金とは異なり予期せぬ冠婚葬祭費用や入院費用など、ある程度突発的な事情に対応できるように、即日融資が可能なローンが数多く用意されています。

また、もう一つの理由として「保証会社の存在」が挙げられます。

銀行の教育ローンなどは銀行の審査と保証会社の審査の二重審査が行われるため、どうしても審査には時間がかかってしまいます。

また利用用途自由なフリーローンなどとは異なり、教育資金のために融資される訳ですからそれらを証明する書類を用意する必要もあり、書類審査にも時間がかかります。

国の教育ローンは融資まで20日程度必要

次に先ほどお伝えした国の教育ローンの融資スピードについても、詳しくお伝えしておきます。

国の教育ローンの場合、銀行の教育ローンよりもさらに時間がかかり、融資までは以下のようなスケジュールになります。

  • 審査回答:申し込みから10日前後
  • 融資:審査回答から10日前後

つまり、申し込みから融資までは20日前後かかる事になりますので、かなり余裕を持った申し込みが必要になります。

奨学金と教育ローンの併用はできる?

教育ローンの概要や、融資のスピードについてはおおよそご理解いただけたかと思います。

では、教育ローンを利用したとしても月々の教育費をまかなえない場合は、どのように対処すればいいのでしょうか?

一般的に、毎月の授業料などが払えないとなると、貯金を切り崩すか学生本人がアルバイトをするなどいくつかの方法があるわけですが、学費は半年に一度まとめて支払う必要があるためアルバイトでそれらを工面するには無理があります。

その為、教育ローンだけで資金が賄えない場合は、奨学金と併用することをお勧めします。

奨学金は大学に通っている学生本人が借りる事が出来ます。

その為、例えば入学金と初年度の学費は親が教育ローンで支払い、その後の授業料は学生本人が奨学金で借り入れるということも可能です。

ただし成績優秀者が利用できる無利子融資などを除き、ほとんどの場合は有利子で奨学金を借りることになります。

したがって「将来返済できるか?」ということをきちんと見極めたうえで、最小限の利用をおすすめします。

急ぎの教育資金を用意できない時の3つの対処法

最後に、急ぎの教育資金を用意できない場合の対処法についても、ご紹介しておきます。

①消費者金融カードローンを一時的に利用する

一つ目は、消費者金融のカードローンを一時的に利用するという方法です。

ただし、消費者金融の場合初めての契約では多くても50万円程度しか借入れが出来ません。

その為、あまり高くの教育資金を用意するのには不向きです。

しかし銀行や国の教育ローンとは異なり、無人契約機や公式WEBからの申し込みであれば午前中に手続きすれば昼過ぎには融資が可能です。

したがって、受験料や入学金程度のお金であれば、一時的に消費者金融のカードローンで支払っておき、同時にその他のローンに申し込んで融資が行われたタイミングで、消費者金融を返済する事もできます。

また、大手消費者金融のアコムやプロミス、またレイクALSAなどは、初回契約時に限り30日間の無利息キャッシングが利用できます。

無利息キャッシングを利用すると、一時的に消費者金融カードローンで教育費を支払っておき、後で別の方法で資金を用意して30日以内に返済すれば、消費者金融の金利負担は0円で済みます。

②クレジットカードのキャッシング枠がないか確認する

二つ目は、クレジットカードのキャッシング枠をもう一度確認するという方法です。

この記事を読まれている方の中には、何枚かのクレジットカードを持たれている方も多いと思います。

ほとんどのクレジットカードでは。契約時にキャッシング枠を設けるかどうかを選択したと思いますが、まれに自分のクレジットカードにキャッシング枠があるのを忘れている方が居ます。

クレジットカードのキャッシング枠は10~30万円程度とそれほど多くはありませんが、受験料や入学金程度のお金ならなんとか工面することも可能です。

ただ、クレジットカードのキャッシングを利用した場合。リボ返済にしておかないと1回払いで返済する必要があります。

その為、カードの支払い日には全額返済できる見込みがないと、返済の為にキャッシングをして自転車操業に陥る可能性が出てきますので、注意が必要です。

③生命保険の契約者貸付制度が利用できないか確認する

三つ目は、生命保険の契約者貸付制度を利用するという方法です。

積立型の生命保険を契約している場合、自分が積み立てた保険金の80%~90%を限度額として、低金利で融資を受ける事ができます。

ほとんどの保険会社ではこの契約者貸付制度が利用できるようになっており、金利も2%~3%台で利用可能です。

この保険会社の契約者貸付制度のメリットは、なんといっても返済期限がないという点です。

細かな条件は保険会社によっても異なりますが、万一契約貸付金を返済しなかったとしても、自分の保険契約が解約されるだけなので、教育ローンの融資の見込みがない場合はこの方法でお金を用意されることをお勧めします。

教育ローンは即日融資可能?まとめ

今回は、教育ローンの概要や教育ローンが即日融資可能なのかどうか、という点について詳しくご紹介しました。

今の日本の教育費用は非常に高騰しており、大学の授業料だけでも年間100万円前後必要です。

4年生の大学に行かせるとすれば、入学金や受験料も含めると400万円~500万円程度のお金が必要になる計算です。

この記事でもお伝えした通り、理想は教育資金を貯蓄しておく事なのですが、現実はなかなかうまくいきません。

ただ、そのような人のために教育ローンや奨学金など、様々な制度が用意されています。

親が教育資金を調達する知識がない為に、子供の大学進学の道を阻んでしまうのも残念な話です。

この記事を読まれているお子様の居るご家庭では、是非将来の進学の為に余裕を持って情報を集めて、進学の夢を叶えてあげられるようにサポートしていきたいものですね。