「20代で借金地獄に陥ってしまって、生きる希望がわかない」
こちらの記事では、そんな人に向けて実際に20代で借金地獄に陥っていた筆者が、平穏な生活を取り戻すまでの体験談を紹介させていただきます。
借金をしているとどうしても視野が狭くなり、冷静な判断ができなくなります。
しかし実際に借金地獄を体験している筆者の経験上、20代で借金をしてもまだまだ人生はやり直せると断言できます。
借金地獄に苦しんでいる20代の方に、この記事を読んでいただき立ち直ってもらえればうれしいです。
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筆者が20代で借金地獄に陥った経緯
まずはなぜ筆者が20代で借金地獄に陥ったのかを紹介していきます。
自分で事業をするために300万円借金をする
筆者が人生ではじめて借金をしたのは25歳のとき。
当時中小企業でサラリーマンをしていたのですが、独立への漠然としたあこがれを持っていました。
独立をするためにさまざまな人に会っていたのですが、その中で自分が信頼できると思った人に出会います。
その人はある事業をしており、その事業に参入するためにはお金が必要だということ。
当時貯金がなかった私は銀行カードローンから300万円の借金をして、その事業に参入します。
事業がうまくいかず借金は500万円以上に膨れ上がる
はじめのうちは事業もうまくいっていましたが、28歳になったころ段々と事業がうまくいかなくなります。
事業がうまくいっていたときは後輩を集めて食事をごちそうするなどしていましたが、事業が傾いたころからはそれもできなくなります。
次第に自分から人が離れていき、最終的には借金も500万円以上に膨れ上がります。
事業を立て直すために必死だったので、借金を返済するために借金を重ねて、いよいよ銀行カードローンや消費者金融の審査は通らなくなりました。
クレジットカード現金化にまで手を出す
借金の返済に困った筆者が手を出したのは、クレジットカード現金化です。
クレジットカード現金化とはクレジットカードのショッピング枠を換金し、現金を手に入れる行為。
これはクレジットカード会社の規約に違反する行為なのですが、当時の筆者は藁をもつかむ思いで必死でした。
しかしクレジットカード現金化で手に入れたお金も焼け石に水。
数か月後にはクレジットカードの返済もできなくなり、生活費の支払いすら困難になりました。
光熱費が支払えないので電気やガスが止まり、冬場でも水のシャワーを浴びて生活します。
水道はギリギリ死守したのですが、もう人間として生活している感じがしませんでしたね。
借金地獄に陥ったときの悲惨な状態
20代で借金地獄に陥った筆者ですが、当時を振り返ると悲惨な状態でした。
借金をすると生活が苦しくなるのですが、実際どのような状態になるのでしょうか。
借金の返済をするために借金をしていた
事業がうまくいっていたときは問題ないのですが、歯車が一つ狂うと借金の支払いは本当に厳しくなります。
当時のことを思い返すとアルバイトでもすればよかったと思いますが、独立して立派になりたいという自分の見栄からそれができませんでした。
収入がない私がとった手段は、借金の返済をするために新たな借金を重ねること。
もちろんこれをしていると元本はまったく減らず、借金はどんどん増えていきます。
しかしいつか事業がうまくいくと信じていた筆者は、この行為に何の疑問ももたず、八方塞がりになってからはじめて過ちに気づきます。
金融機関から毎日電話がかかってきて精神的に追い込まれる
借金の支払いができなくなると、金融機関から催促の電話がかかってきます。
金融機関の人は優しく対応してくれるので、はじめのうちは何とか対応していましたが、支払いの余裕がなくなるとそれもできなくなります。
そして電話にも出られなくなり、精神的にも追い込まれます。
電話がなると身体がビクッとして心臓の鼓動が早くなり、さらに夜はまともに寝られず悪夢を何度も見ました。
電車に飛び込もうと思ったことも、一度や二度ではありません。
当時の筆者は本当にひどい顔をしていたと思います。
お金のことで頭がいっぱいで仕事はうまくいかない
そのような状態だったので、当然仕事もうまくいきません。
頭の中には今後の返済をどうすればいいのかがずっと巡っているので、仕事の商談でも失敗続き。
じっくり時間をかければ成立する商談も、焦って失敗することがたくさんありました。
当時の筆者は精神が追い込まれたことで、悪循環のサイクルに入ってしまいましたね。
借金地獄から抜け出すために筆者がしたこと
金銭的にも精神的にも限界だった筆者ですが、その後自己破産は人生をやり直す道を歩みます。
借金地獄から抜け出すために筆者はどのようなことをしたのでしょうか。
弁護士に自己破産の相談をした
金銭的にも精神的にも限界だった筆者ですが、実家に金融機関から連絡がいったことで今の生活をあきらめることを決めます。
幸いなことに両親は私の状況を見て話を聞いてくれ、力になれることがあれば力になると言ってくれました。
そんな両親を見てこれ以上迷惑をかけられないと思い、弁護士さんに今後のことを相談することを決めます。
法テラスを通じて出会った弁護士さんに話をしたところ、20代であればまだ人生はやり直せるからと自己破産を勧められます。
これ以上両親に迷惑をかけられないと思った私は、弁護士さんの忠告通り自己破産することを決めました。
申請から半年ほどで自己破産の認可が下りる
弁護士さんに自己破産の依頼をして自己破産申請をしたのは、筆者が29歳のとき。
方々から借金をしていたので手続きには半年ほどの時間がかかりましたが、無事自己破産の認可が下りました。
自己破産の手続きを開始すると、金融機関からの連絡はストップします。
金融機関からの電話がトラウマになっていた筆者としては、それがなくなるだけで精神的にかなり楽になりました。
自己破産をしたことで最低でも5年間は、クレジットカードやカードローンと契約できなくなります。
しかし借金がゼロになったということは、心の荷が下りて本当にホッとしました。
筆者は何年かぶりにゆっくりとした眠りにつき、しばらくの間両親のもとで休養することになります。
自己破産から2年して平穏な生活を取り戻す
その後休養を経て、筆者は社会復帰をします。
選んだ仕事は金融ライター。
自分のような体験を他の人にはしてほしくないので、それを伝えられる仕事は何だと考えたとき、金融ライターの道を見つけました。
人脈も実績もなかったのではじめのうちは苦労もしましたが、両親が応援してくれたこともあり頑張って仕事が続けられました。
そして自己破産をしてから約2年。
ようやく仕事が安定してきたので、一人暮らしをスタートさせました。
時間はかかりましたが、社会復帰ができて本当によかったと思います。
20代で借金地獄に陥ってしまった人へ
もしこの記事を読んでいる人の中で、20代で借金地獄に陥ってしまった人がいるのであれば、人生はまだやり直せると強く伝えたいです。
20代はまだ若いですし、色々な選択肢がとれます。
最後に借金地獄から抜け出した筆者から、借金地獄に陥ってしまった人に対してメッセージを伝えさせていただきます。
20代であればまだやり直せる
筆者は20代で500万円以上の借金を背負い、そこからなんとか社会復帰できました。
その経験から20代であれば、まだまだやり直しの余地はあることを伝えたいです。
若いということはそれだけ可能性があるということ。
筆者の場合自己破産成立後金融ライターとしての稼ぎが足りなかったので、新聞配達もしながらお金を稼いでいました。
もちろん体力的にはきつかったのですが、仕事ができているという充実感から精神的にはかなり充実していました。
20代はまだ体力的にも衰えていないですし、いろいろなことにチャレンジできる年齢です。
借金地獄に陥っていてもまだやり直せることを、頭の片隅に入れておいてください。
任意整理や自己破産は人生をやり直すための手段
借金地獄に陥っている人に覚えておいてほしいのは、任意整理や自己破産は人生をやり直すための手段であるということ。
任意整理や自己破産をしても周りの人にはわかりませんし、迷惑をかけることもありません。
筆者の場合自己破産をしたことで、人生をやり直すきっかけになりました。
今は借金のことで頭がいっぱいな人も、借金のことを考えなくてよくなればうまくいく可能性はいくらでもあります。
クレジットカードやカードローンとしばらく契約できない点はたしかにデメリットですが、クレジットカードやカードローンがなくても生活はできます。
任意整理や自己破産の選択肢があることは、頭に入れておいてほしいですね。
自分の力に限界を感じたら弁護士に相談しよう
借金地獄に陥っている人は、自分の力でなんとかしようと考えている人も多いと思います。
筆者もかつてはそうでした。
しかし自分1人の力で何かをするのには、どうしても限界があります。
そうしたときは恥ずかしくないので、弁護士さんなどの専門家に相談をしましょう。
人に助けてもらうとこんなにも楽に、借金地獄から抜け出せるのかと驚きます。
筆者もタイムマシーンがあるのであれば、過去に戻ってすぐ弁護士さんに相談しろとアドバイスしたいところです。
自分の力でなんとかしようとする気持ちは大切ですが、自分の力に限界を感じたら他人に頼ることも大切ですよ。
20代で借金地獄に陥っても人生はやり直せる
ここまで20代で借金地獄に陥った筆者の体験談を紹介させていただきました。
筆者が実際に借金地獄を体験して思うことは、人生はやり直せるということ。
とくに20代であれば体力もあるので、可能性は無限大です。
もし借金地獄に苦しんでいるのであれば、任意整理や自己破産などの選択肢も考えてみましょう。