ACマスターカードの返済方法は少し特殊であり、他のクレジットカードの支払方法とは異なる返済期日をとっています。
返済期日は3種類ありますが、その中でも「35日払い」は締め日の翌月の7日から35日以内に支払う方法で支払いのサイクルが長いので返済に余裕を持つことができます。
また、ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードですが、リボ払いは手数料がかかるから一括払いで返済したいという人もいるかもしれません。
ACマスターカードは2つの方法で支払方法を実質一括払いにすることが可能で、リボ払いの手数料もかかりません。
この記事ではACマスターカードの返済方法と返済期日、リボ払いから一括払いに変更する方法について解説していきます。
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ACマスターカードの5つの返済方法
ACマスターカードは設定した返済期日までに利用した金額を返済(支払い)する必要があります。
ACマスターカードの返済方法は5つあります。
- 口座振替
- ネットバンキング
- 提携ATM
口座振替
口座振替は他のクレジットカードの支払いにおいても利用される支払い方法です。
ACマスターカードの締め日は20日、支払日は6日に設定されています。
また、この返済方法を利用する場合は、本人確認書類と口座番号が必要で、口座振替の利用申請をする必要があります。
自分で返済の手続きをしなくても、毎月口座にお金があれば自動的に支払いをしてくれるので手間をかけたくない人におすすめです。
ネットバンキング
ペイジーに対応しているネットバンキングの口座があれば、インターネットから返済することができます。
対応している銀行には、楽天銀行やジャパンネット銀行があります。
また、この支払方法では手数料がかかりません。
24時間返済可能で、自宅のPCやスマートフォンから返済できるのは非常に便利ですね。
提携ATM
コンビニなどのACマスターカードと提携している銀行のATMから24時間いつでも振り込みが可能です。
ACマスターカードと提携している銀行を下記にまとめました。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- E net
- ローソン銀行
- イオン銀行
ただし、手数料が1万円以下であれば108円、それ以上の場合は216円かかります。
近くのコンビニからいつでも振り込みができるので便利ですが、手数料がかかってしまうのはデメリットになります。
ACマスターカードの3つの返済期日
基本的なACマスターカードの締め日は毎月20日、返済日は6日ですが、ACマスターカードには3つの返済期日があります。
- 35日払い
- 毎月6日払い
- 指定日払い
特に35日払いは他社のクレジットカードを利用した人でも聞いたことがない支払い方法なのではないでしょうか?
ここからはACマスターカードの返済期日について解説していきます。
35日払い
35日払いは締め日(毎月20日)で利用額を締め切り、翌月の7日から起算して35日目が支払いの期日になります。
35日払いのメリットは翌月の7日から35日間という返済期限の長さになります。
クレジットカードの返済において1カ月以上の猶予があるのは非常に珍しいです。
すぐにお金が用意できない場合や計画的な返済計画を立てたい場合も、期日に余裕があれば返済がしやすくなります。
ただし、期日が長いことはいいことではありますが、返済期日は忘れないように気をつけましょう。
また、ACマスターカードにはeメールサービスがあり、返済期日が近づくとメールで通知をしてくれるので、返済期日を忘れないために利用するのもおすすめです。
毎月6日払い
毎月6日払いは口座振替を利用した場合の期日になります。
また、後ほど詳しく説明しますが、ACマスターカードを一括払いにしたい場合の返済の期限も6日になります。
他のクレジットカードの返済は月末であることも多いですが、ACマスターカードは月初めとなっています。
特に口座振替を利用する場合は、月末ではなく月初めの残高を意識する必要があるので注意が必要です。
指定日払い
ACマスターカードは、上記の期日にとらわれず自由に期日を選択して返済することもできます。
例えば、返済期日を給料日の後にすることも可能で、お金が用意できる日の直後に指定すれば、返済期限に遅れることもありません。
ただし、返済期日より15日前に支払うと前月の入金扱いになってしまうので、支払日までに再度入金しない場合は支払い遅延になってしまうことも。
指定日払いで返済する場合は、余裕を持つとしても指定日の14日前以降に支払うか、お金が用意できる日の数日後などに返済日を指定するようにしましょう。
ACマスターカードをリボ払いから一括払いに変更する2つの方法
ACマスターカードの支払い方式をリボ払いから一括払いに変更する方法は主に2つあります。
- 新規利用残高を翌月6日までに支払う
- 利用残高が引き落とし設定金額を超えないようにする
新規利用残高を翌月6日までに支払う
1つめの方法は新規利用残高を翌月6日までに支払う方法です。
新規利用残高の確認方法から支払いの手順まで下記にまとめました。
- 「ご利用状況」から「新規利用残高」を確認
- 6日までに新規利用残高を支払う
ただし、一括払いの返済方法にはひとつだけ注意点があります。
口座振替は一括払いの対象外
毎月6日の返済には口座振替がありますが、口座振替は一括払いの対象外ですので、必ず別の支払い方法で6日までに返済する必要があります。
何故なら、口座振替で返済する金額は毎月の引き落とし設定金額までであると決められているからです。
そのため、引き落とし設定金額を超えた金額は支払われずリボ払いとなってしまいます。
リボ払いから一括払いにしたい場合は、手間がかかるかもしれませんが、必ず6日までにATMなどで返済するようにしましょう。
利用残高が引き落とし設定金額を超えないようにする
ACマスターカードは毎月の引き落とし設定金額を設定可能です。
超過分がリボ払いの対象になるので、引き落とし設定金額を超えないように利用すれば一括払いにすることができます。
例えば、引き落とし設定金額を5万円にした場合は、利用金額が5万円を超えなければリボ払いは発生しないので、実質的に一括払いになります。
ただし、利用金額が引き落とし設定金額を超えないように使った金額を管理する必要があります。
利用金額を管理できる人や、ACマスターカードの利用が少ない人におすすめの方法になります。
引き落とし設定金額を変更する方法
ACマスターカードを一括払いで利用したい場合、引き落とし設定金額をできる限り高く変更すれば利用できる額が増えます。
また、電話、ATMでも変更可能です。
ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードですが、他のクレジットカードと比較してリボ払いを利用した場合のメリットが少ないです。
例えば、「三井住友VISAカードエブリプラス」ではリボ払いの利用でポイントが3倍になる特典がありますが、ACマスターカードは手数料などのデメリットの方が気になるクレジットカードになります。
しかし、紹介した2つの方法で一括払いにすることもできるので、リボ払いよりも一括払いにしたい人は一括払いで支払いをするようにしましょう。
ACマスターカードの返済のまとめ
ACマスターカードの返済について理解していただけたでしょうか?
ACマスターカードの返済方法と返済期日は他のクレジットカードと比較しても特殊なものが多いので、特徴を理解して利用することができれば快適に返済ができます。
また、ACマスターカードはリボ払いだけではなく一括払いで返済することもできるので、リボ払いをしたくない人でも一括で返済が可能です。
ACマスターカードを利用して、自分に合った返済方法で返済していきましょう!