北海道銀行カードローン「ラピッド」は、銀行系カードローンの中でも即日融資ができる数少ないカードローンです。
また地方銀行系カードローンの中でも金利が低いということで人気があります。
カードローンを利用するときに確認しておきたいポイントが「金利」について。
お金を借りる以上は金利がついてくるのですが、この金利はカードローン会社によって違います。
また金利の決定方法も会社によって異なっており、これを知っておくことでどのカードローンがお得なのかを知ることができるのです。
そこでこの記事では、北海道銀行カードローンの金利について、また金利や利息を減らすための方法を解説していきます。
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そもそも金利や利息とは?
まず、簡単に金利や利息について見ていきましょう。
利息とは、お金を貸した人が借りた人から受け取る、お金を貸したことによる手数料のようなものです。
北海道銀行カードローンでは北海道銀行が利用者に対してお金を貸し、北海道銀行は利息を受け取っています。
そして、金利は元金に対して利息がどの割合でかかるかを表したものです。
つまり、1万円借りた場合は元金が1万円で、それに何%の割合をかけているかというものが金利になります。
当然ですが、金利は高ければ高いほど利用者は多くお金を支払う必要があり、また返済が長引くほど利息は多くなりますね。
カードローン会社はこの利息を利益として運営しています。
カードローンの上限金利は法律によって20%までと定められており、それ以上の金利で貸し付けすることは禁止されています。
実質年率と金利の違いはほぼなし!
カードローン会社のホームページを見ると、「実質年率」という表記があります。
これは金利とどのような違いがあるのでしょうか。
結論から言うと、実質年率と年利に違いはありません。
実質年率とは、金利に加えて事務手数料・保証料といったものを足して年率に換算したものののこと。
しかし、カードローン会社ではそのような諸経費は無料であるため、金利と実質年率は数字的に同じなのです。
北海道銀行カードローンの金利は1.9~14.95%
前の章では、金利や年利、実質年率について解説しました。
では、北海道銀行カードローンの金利はいくらなのかを見ていきましょう。
北海道銀行カードローンの金利は1.9%〜14.95%です。
この数字は、消費者金融の金利が17%ほどあるのに比べると低いと言えます。
一般的に銀行系のカードローンは金利が低いとされており、北海道銀行カードローンも消費者金融に比べるとかなり低いことがわかりますね。
また地方銀行カードローンの平均上限金利は15%程度なので、地方銀行としては低金利のカードローンであると言えるでしょう。
北海道銀行カードローンと他社カードローンの金利を比較!
北海道銀行カードローンと他社カードローンの金利を比較していきましょう。
それぞれの会社をわかりやすく比較するために、表でまとめてみました。
カードローン名 | 金利(実質年率) |
---|---|
北海道銀行カードローン | 1.9%~14.95% |
千葉銀行カードローン | 1.7%〜14.8% |
スルガ銀行カードローン | リザーブドプラン 3.9%~14.9% |
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック | 1.8~%14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
イオン銀行カードローン | 3.8%〜13.8% |
セブン銀行カードローン | 一律15.0% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
住信SBIネット銀行カードローン | 0.99%~14.79% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
このように、メガバンクやネット銀行のカードローン金利と比べると北海道銀行カードローンの金利は少し高いと言えるでしょう。
北海道銀行カードローンの金利はどのようにして決まるの?
前の章では、北海道銀行カードローンの金利がいくらなのかを解説しました。
この章では、北海道銀行カードローンでは金利がどのように決まるのかを見ていきましょう。
北海道銀行カードローンの金利は、銀行が決めておりその基準は公開されていません。
他社カードローンの場合、金利は限度額や借り入れ金額に応じて変化します。
基本的には金額が増えるほど、金利は下がっていく傾向にあるのですが、北海道銀行カードローンではいくら以上だとどの金利になるか、という数字が公表されていないのです。
北海道銀行カードローンで金利を低くするには?
しかし、なるべくなら金利を低くして、利息は少ないほうがいいですよね。
北海道銀行カードローンではどうしたら金利を低くすることができるのでしょうか。
上で北海道銀行カードローンは金利が変化する基準は出ていないということを解説しましたが、他のカードローンと同じく限度額や利用額が増えると金利が低くなるようです。
これは人によって違うようで、必ずそうとは言い切れません。
つまり多く借り入れをするか、限度額の増額申請をすることによって金利が低くなる可能性があります。
しかし限度額を増額するには、カードローン新規申し込み時のように審査をする必要があるのです。
そこで返済能力が下がっていると判断された場合は逆に限度額を減らされてしまう可能性があります。
そのため安易に限度額の増額申請はせず、返済能力が上がって北海道銀行から増額の案内が届いたタイミングで申請をすると、限度額が増額され金利が下がる可能性があるのです。
金利を下げるよりも、繰り上げ返済をして利息を減らそう
上で解説したように、北海道銀行カードローンの金利を低くするには審査をする必要があり、リスクがあるのです。
それでも「なるべく払う利息を少なくしたい!」と言う人は、まずは繰り上げ返済を積極的に活用することをおすすめします。
金利は実質年利と表記されていますが、実は利息は日割り計算になっており、早ければ早いほど利息は少なくていいのです。
例えば、10万円を14.95%の実質年率で借り入れし、10日で返済すると410円の利息がかかります。
しかし同じ条件で20日で返済した場合、819円にまで膨らむのです。
数百円の差ではありますが、借り入れ金が増えればその分利息も増え、また少しの差が積み重なると大きな違いになります。
また限度額を増額するのと違って繰り上げ返済はリスクがありません。
そのため、余裕ができたら繰り上げ返済をしていくほうが確実に利息を少なくできるのです。
北海道銀行カードローンで利息を少なくしたいなら繰り上げ返済をしよう
この記事では、北海道銀行カードローンの金利について解説しました。
最後に記事の内容をまとめます。
- 金利は元金にかかる利息のことで、実質年率と金利はほぼ同じ意味
- 北海道銀行カードローンの金利(実質年率)は1.9~14.95%と、地方銀行の中では低め
- 限度額や利用額によって金利は変化せず、審査時に決まる
- 金利を下げるには限度額を増額する必要があるが、安易に申請をしてはいけない
- メガバンクやネット銀行のカードローン金利と比べると北海道銀行カードローンの金利は少し高め
金利を下げるためには限度額の増額をする必要がありますが、上でも書いたように安易に増額申請をすると逆に金利が上がる可能性があります。
そのため、まずは繰り上げ返済をして利息を軽減していくほうがよいでしょう。