家がほしいけどお金がない!そんなときの対応方法を紹介していきます

家と電卓
家を買う

「子供が産まれたので家がほしいけど、お金がないからどうしよう」

こちらの記事では、そんな人のためにお金がない人が家を買う時、どのようにすればいいのか解説していきます。

結論から伝えると、お金がなくても家を買うことは可能です。

しかしお金がない状態で家を買うと、相応のリスクも存在することも事実。

はたしてお金がない人が家を買うにはどうすればいいのでしょうか。

アイフル
アイフル(300x250)-20221201
おすすめポイント
  • 最短30分で審査完了!即日融資も可!
  • はじめての方なら最大30日間無利息!
  • Web完結!郵送物一切なし!
実質年率
3.0%~18.0%
限度額
800万円
審査時間
最短30分
融資時間
最短1時間
公式サイトはこちら

お金がない状態でも家は買える?

冒頭でも紹介しましたが、お金がない状態でも家は買えます。

それではどのようにすれば、家を買えるのでしょうか。

頭金なしで組める住宅ローンはある

お金がない人でも、住宅ローンを組むことが可能です。

住宅ローンは頭金を支払う契約が一般的ですが、頭金なしでも組める住宅ローンは存在しています。

また保証料や事務手数料など諸経費がかかりますが、諸経費用のローンも存在しています。

そのため極端な話現金がまったくない状態でも、住宅ローンは組めます。

ただし頭金なしで住宅ローンを組むデメリットとしては

  • 月々の住宅ローン支払額が多くなる
  • ローン完済までの期間が長くなる
  • 選べる物件が減る
  • 住宅ローンの審査が厳しくなる

このような点が挙げられます。

そのため頭金なしで住宅ローンを組む場合、デメリットもあることはしっかり把握しておきましょう。

フラット35利用者の中で10%ほどは頭金なしで住宅ローンを組んでいる

ちなみに住宅ローンとして幅広く利用されているフラット35のデータによると、約10%の人が頭金なしで住宅ローンを組んでいるようです。

住宅の種類自己資金>資金調達内訳における自己資金の割合
注文住宅651.1万円19.4%
土地付注文住宅450.2万円11.1%
建売住宅302.2万円9.0%
中古戸建住宅208.3万円8.7%
マンション705.6万円16.2%
中古マンション318.1万円11.2%

参考:2017年度フラット35利用者調査
自己資金は用意しておいた方が有利であることが多いので、頭金を用意することも検討してみましょう。

住宅ローンを組むための条件

住宅ローンを組みたいと思っていても、審査に通過できなければ住宅ローンは組めません。

住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なりますが、最低限の条件としては以下の条件があります。

 安定した収入がある
 信用情報がきれいな状態である
この2つは最低限満たしていないと、住宅ローンの審査に通ることはありません。

安定した収入とは

それでは安定した収入とは、一体なんのことなのでしょうか。

安定した収入とは毎月定期的に収入があること。

決して正社員であることが条件ではありません。

そのため自営業や契約社員の人でも、住宅ローンの審査に通る可能性は十分にあります。

しかし正社員である方が、住宅ローンの審査に通る可能性が高いのは事実。

また会社の規模が大きい方が、会社が倒産するリスクが少ないので審査に通りやすくなりますね。

正社員であることは有利に働くので、もし会社を辞める予定があっても住宅ローンの審査に通ってからにしましょう。

信用情報って何?

信用情報とは、クレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報を指します。

本人を識別するための情報のほか、クレジットの申込内容や契約内容、支払状況、残高などで構成されており、主にCICに加盟するクレジット会社等から登録された情報になります。

出典:CIC(https://www.cic.co.jp/confidence/intro/basic.html)
このように日本では、クレジットカードやカードローンの支払い情報が信用情報機関に登録されています。

そのため住宅ローンを組もうとしている金融機関で支払い遅れがなくても、他社で支払い遅れがあると、住宅ローンの審査に影響がでます。

金融機関は支払い遅れを1番嫌うので、信用情報に支払い遅れがあると、審査に通過する確率が一気に下がってしまいます。

そのためクレジットカードやカードローンの支払いは、期日どおりにおこないましょう。

万が一住宅ローンの支払いができなくなったらどうなる?

ここまでお金がなくても住宅ローンが組めることを説明してきましたが、頭金なしで住宅ローンを組むと月々の支払額がアップして支払いが苦しくなります。

それでは万が一住宅ローンの支払いができなくなってしまったら、どうなってしまうのでしょうか。

住宅ローンの一括返済が求められる

住宅ローンの支払いが遅れると、金融機関から一括返済が求められます。

これは住宅ローンの契約時に「返済が遅れた場合、金融機関は一括返済が求められる」という文言が盛り込まれているので、違反ではありません。

支払いが1日遅れたからといっていきなり一括返済が求められることはありませんが、支払いが数カ月遅れると書面で請求されることになります。

契約上1日でも支払いが遅れたら一括返済が求められるので、住宅ローンの支払いには気をつけましょう。

支払いができないと家の売却が求められる

住宅ローンの一括請求が求められても、支払いができない場合家の売却が求められます。

住宅ローンは自宅を担保にしているので、支払いができない場合担保として家を売却しなければなりません。

ここまでくると正直家を手放さなければならなくなってしまいます。

支払いができなくなったのは契約者が悪いので裁判にも負けますし、一括請求ができなければ金融機関としても支払いの見込みが立てられず請求されます。

カードローンであれば無担保なのですが、住宅ローンは担保があるので支払いができなければ家の売却が求められますよ。

家を売却してもローンは残る可能性がある

また最悪のケースとしては、家を売却したとしてもローンが残ることが考えられます。

特に新築物件を購入した場合、人が住んだ瞬間不動産の価値は一気に下がります。

たとえば3,000万円で購入した不動産で、支払いでローンを2,500万円に減らしたとします。

しかし不動産自体の価値が下がって2,000万円になってしまったら、家を売却したとしても借金は500万円残ってしまいます。

その場合家を売った後も残りの借金500万円分は、完済するまで支払いを続けなければなりません。

家を売ってしまったら賃貸物件に住むことになるので、当然家賃も発生します。

そう考えるとかなり家計が厳しくなってしまいますね。

家を売れば借金がなくなると考えている人がいたとしたら、その考えはやめておきましょう。

支払い遅れが続くと家が競売にかけられる

支払いが遅れて家の売却にも応じないと、最終的には家が競売にかけられてしまいます。

家の売却に応じないということは、金融機関としては支払う意思がないとみなされます。

そうなると金融機関としては借金を回収しなければならないので、裁判所を通じて支払いを強制させます。

その後家を強制的に売却するため、家を競売にかけるという流れですね。

ちなみに家を競売にかけた場合、通常の不動産価格よりもかなり安い価格で落札されてしまいます。

そうなるのであれば、事前の段階で金融機関に家を売ったほうがマシですね。

ここまできてしまうと逃げ場はないので、ここまでくるまえにしっかり対応しましょう。

信用情報にも影響がでて生活がガラリと変わってしまう

また住宅ローンの支払いが遅れると、信用情報にも影響がでてしまいます。

住宅ローンの支払いが61日以上遅れた場合、信用情報がいわゆるブラック状態になります。

ブラック状態になると少なくとも5年間はクレジットカードやカードローンと契約できないので、生活が大きく変わってしまいます。

もちろん住宅ローンもその期間中は組めません。

ちなみに携帯電話の分割支払いも信用情報に掲載される情報なので、5年間携帯電話の分割購入もできません。

このように信用情報がブラックになってしまうと生活に大きく影響があるので、支払い遅れはできるだけ防ぎましょう。

住宅ローンの契約は慎重におこなおう

住宅ローンの支払いができなくなると、このようなリスクがあります。

一度住宅ローンの支払いができないと二度と住宅ローンが組めないので、今後は賃貸に住み続けることになります。

お金がない状態で家を買ってしまうと、月々の支払いが大変で支払いができなくなる可能性が高いです。

これまでまったく貯金ができなかった人が、住宅ローンの支払いを毎月10万円するには、生活をかなり変えなければなりません。

そのためこの記事の結論としては、お金がない状態でも家は買えるが、決しておすすめはしないということになります。

ただ家がほしいという考えだけで家を買ってしまうと、最終的に後悔するのは自分かもしれません。

そうなると幸せになるために家を買ったのに、最終的に不幸になってしまう結末が待ち構えている可能性もあります。

家は人生で一番大きな買い物でもあるので、しっかり考えたうえで慎重に契約をしましょう。

貯金をしてから家を買うという選択肢もある

ちなみに家を買う時は、住宅ローンだけでなく貯金をして買うという選択肢もあります。

たとえば固定金利1.4%で3,000万円を35年ローンで契約した場合、最終的に支払う金額は合計で3,800万円近く。

つまり金利だけで800万円を支払うことになります。

住宅ローン完済後は家賃を支払わなくていいというメリットはありますが、それにしても金利はかなり高く感じますね。

そのことを考えると、貯金をして老後に現金一括で家を買うというのも選択肢の一つです。

また日本でも賃貸物件が増えていますので、マイホームにこだわらず賃貸に住み続けるという方法もあります。

お金がない状態で焦って家を買う前に、他の選択肢もしっかり考えておきましょう。

お金がなくても家は買えるが契約は慎重に

ここまでお金がない状態で家を買うことについて解説してきました。

お金がなくても住宅ローンは組めますが、返済負担が多いので支払いはかなり大変です。

どうしても家を買う場合、しっかりシミュレーションをしてから契約をしましょう。