株を買うなら何を決め手とするべき?3つの決め手を徹底解説

スマホを持って疑問を抱える女性 株式コラム

株を買う時の決め手は3つ。

  • どこの証券会社で取引するか
  • いつ頃買うのか
  • 株を買う目的は何か

です。

どこで、いつ、どうして株を買うのか、よく考えてみましょう。

なんとなく、で株を始めてしまうと痛い目を見るかもしれません。

今回は、3つの決め手に注目して、それぞれの選び方を解説します。

株で悩み苦しむ必要はありません。

株を始める時の指針として、ぜひ参考にしてくださいね。

株を買うなら何を決め手とすべきなのか

スマホを持って首をかしげる女性

株を買うなら何に着目すればいいのでしょう。

株に関する情報が溢れかえりすぎていて、逆に何をみたらいいのかわからなくなってしまう人は多いことかと思います。

株を買う場合、決め手は3つ。

  • どこの証券会社で取引するか
  • いつ頃買うのか
  • 株を買う目的は何か

以上3つの要素に納得したうえで株式投資をすれば、後悔することは減るでしょう。

決め手を1つずつ解説していきます。

決め手①株を買うならどこの証券会社?

株式投資をするなら、まず証券会社に口座を開く必要がありますよね。

この証券会社選びが重要です。

せっかく株を買ったとしても、手数料やサービスが良くなければあまり利益を得ることはできません。

自分にあった証券会社を選ぶことが、のちのち株を買うときにも活きてくるのです。

株を買おうと思い立ったのであれば、証券会社をどこにするかが決め手となるでしょう。

とはいえ、証券会社の数は多く、特徴もそれぞれ異なります。

比較しておきたいポイントは、

  • 手数料
  • 提供される情報
  • サポート体制

です。

証券会社は、株を買いたい投資家と株を売りたい企業とを繋いでくれる存在です。

利用するには手数料がかかるので、できるだけ安く済ませたほうがお得ですよね。

他にも、わからないことへのアドバイザーとして、あるいは株の情報提供者といった側面を証券会社は持っています。

株を始めてからはわからないことも多く、壁に当たることも多いはず。

情報やサポートの手厚さは、証券会社選びに欠かせないポイントです。

手数料の違いを比較してみる

証券会社に支払う手数料は、主に2種類あります。

  • 1回取引するごとにかかるパターン
  • 1日の取引額の合計に応じてかかるパターン

の2つです。

それぞれの手数料がいくらなのか、比較してみましょう。

1回取引するごとにかかる手数料の比較

証券会社名 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~40万円 ~50万円 ~100万円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 275円 275円 535円
楽天証券 55円 99円 115円 275円 275円 275円 535円
松井証券
DMM株 55円 88円 106円 198円 198円 198円 374円
マネックス証券 110円 110円 198円 275円 385円 495円 1,100

~1,650円

野村証券 152円 152円 330円 330円 524円 524円 1,048円
ライブスター証券 55円 88円 106円 198円 198円 198円 374円
岡三オンライン証券 108円 220円 385円 385円 385円 385円 660円
SMBC日興証券 137円 137円 198円 275円 440円 440円 880円
GMOクリック証券 96円 96円 107円 265円 265円 265円 479円
LINE証券 99円 176円 198円 484円 484円 484円 869円

(2020年6月30日時点)

DMM株とライブスター証券の手数料が比較的安くなっています。

DMM株は口座開設・登録完了で1か月間手数料0円、米国株式であれば手数料無料というメリットも。

野村証券は、野村のエコ割を使えば手数料を半額にすることができます

LINE証券は、買う時の手数料が0円であり、あくまで売るときにしか手数料が発生しません。

1日の取引額の合計に応じてかかる手数料の比較

証券会社名 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~50万円 ~100万円
SBI証券 0円 838円
楽天証券 0円 943円
松井証券 0円 1,100円
DMM株
マネックス証券 2,750円
野村証券(オンライン)
ライブスター証券 440円 660円
岡三オンライン証券 0円 880円
SMBC日興証券
GMO 234円 305円 438円 876円
LINE証券

(2020年6月30日時点)

1日定額で手数料がかかるシステムであり、採用していない証券会社も多くあります。

1日の取引の数が多ければこちらのプランを活用しましょう。

他にもキャンペーン次第で手数料は安くなる可能性があります。

実際に証券会社のサイトで確認してみてくださいね。

提供される情報

証券会社ごとに扱う情報量やサービスは異なります。

株価やチャート・ニュースなどは基本的にあるため、特に強みとなるものをいくつかピックアップして表にまとめてみました。

証券会社名 提供される情報
SBI証券
  • 株主優待検索機能
  • クォンツ分析機能
  • アナリストによるレポート
楽天証券
  • 日経テレコン
  • 米国投資週刊誌「バロンズ」から厳選記事
  • オリジナル情報メディア「トウシル」
松井証券
  • 「OwnersBook」連携
  • 「QuantX(クオンテックス)」連携
  • ディーラー等によるレポート
DMM株
  • スマホアプリの「かんたんモード」
マネックス証券
  • オリジナルレポート株主優待検索
  • 米国投資週刊誌「バロンズ」から厳選記事
野村証券
  • マーケット解説動画
  • 専門家による調査レポート
ライブスター証券
  • 株主優待検索
  • 無料セミナー
岡三オンライン証券
  • 投資に役立つ各種レポート
  • オンラインマガジン
SMBC日興証券
  • ネットセミナー
  • AI株価見守りサービス
GMOクリック証券
  • GMOクリックTV投資チャンネル
  • かんたん銘柄診断
  • アナリストレポート
LINE証券
  • 決算速報をLINEで
  • アナリストによる評価

専門家によるレポートは、多くの証券会社が提供している有用なサービスです。

有料の情報を得られるメリットはかなり大きいため、ぜひとも活用して下さい。

他にもさまざまなサービスがありますし、投資に使うツールも各社異なります。

自分に合ったものを探してみましょう。

サポート体制

銀行員相談窓口

初心者の方にとって、サポートがあったほうが投資の手助けとなります。

各証券会社のサポート体制を表にまとめてみました。

証券会社名 サポート体制
SBI証券
  • 店舗や電話で相談しながら投資できるプラン
楽天証券
  • 遠隔操作で直接サポート
  • カスタマーサポートの混雑状況がわかる
松井証券
  • リモートサポート
  • マネープランサポート
DMM株
  • LINEでの問い合わせにも対応
マネックス証券
  • 24時間365日出張サポート
野村証券
  • 土日も電話で受付
ライブスター証券
  • ご意見、苦情窓口
岡三オンライン証券
  • 口座開設サポート
SMBC日興証券
  • リモートサポート
  • LINEでの問い合わせにも対応
GMOクリック証券
  • コールセンターの混雑状況がわかる
LINE証券
  • LINEでの問い合わせが可能

電話での問い合わせにはほとんどの証券会社が対応しています。

パソコンの操作が不安な方には、楽天証券・松井証券・SMBC日興証券のリモートサポートがおすすめです。

その他さまざまな相談に乗ってくれる証券会社もあるため、実際にサイトで確認してみてください。

SBI証券・楽天証券・松井証券などは、初心者にも手厚いサービスをしておりおすすめです。

決め手②株を買うならいつ?

株価は日々変動するものです。

どのタイミングで株を買うのかは悩みどころですよね。

株をいつ買うかは大きな決め手となるでしょう。

うっかり買うチャンスを逃したり、逆に早く買いすぎて後悔したりすることもあるでしょう。

いったいいつ買うのが良いのでしょうか。

初心者なら買うタイミングは気にしない

初心者のうちは、買うタイミングは気にしないようにしましょう。

明日株価が上がるのか下がるのかは、そう簡単に予想できるものではありません。

初心者のうちは悩んでいてもしょうがないため、買うタイミングをあらかじめ決めておくのをおすすめします。

例えば、毎月5日に株を買う、などです。

株価の上昇や下落に敏感になるのは、あくまでも短期的な投資の場合。

デイトレードなど短期間であれば株価を日々みておかなければなりませんが、長期的な投資であればあまり効果はありません。

はじめのうちは、長期的にリスクの低い投資を心掛けましょう。

自分の欲に左右されないことが肝心です。

売るタイミングはいつ?

株を買うタイミングは事前に決めておく。

では、売るタイミングはどうすればよいのでしょうか。

ポイントとなるのは、「株を売りたいかどうか」ではなく「株を持っておきたいかどうか」。

株を買う理由はさまざまあるかと思います。

目当ての株主優待がある、配当金が良い、今後成長しそう……。

こういった「株を持っている理由」がなくなったときが、売るタイミングです。

たとえ株価が下がったとしても、株を保有することにメリットを感じるのであれば売る必要はないのです。

自分で考えて株を持つかどうか決断することで、株の理解にもつなげることができます。

自分がメリットだと感じた株は結局その後どうなったのか。

あの時感じたメリットは正しかったのか間違っていたのか、確認できるわけです。

もちろん、ある程度の見切りをつけておくことも重要です。

売る価格はあらかじめ決めておきましょう。

買った時の価格より5%上昇・下落で売る、と決めておけば売るタイミングを逃すことはありません。

株価が下落しても、「もう少し待てば元に戻るんじゃないか」とキープし、結果さらに損をしてしまうことはよくある話です。

初心者のうちは、大きな利益を狙いすぎないように注意してください、

株価の変動に関する格言

時期によって、ある程度株価の変動には傾向があるとされています。

あくまで傾向であり参考程度にしておく必要がありますが、株価の変動に関する格言を知っておいても損はないでしょう。

節分天井、彼岸底

2月3日の節分が株価上昇のピークであり3月21日の彼岸が下落のピークであることを示す格言です。

3月末にかけて決算などがあるため株価が変動するとされています。

夏枯れ相場

夏季休業に入る外国人投資家、お盆休みに入る国内投資家が多く、市場参加者が少なくなることで夏の取引数は減少するとされています。

取引数が減ることで、少しの動きでも株価に反映されやすく、株価が上下しやすくなることを示す格言です。

Sell in May

「Sell in May and go away. But remember come back in September」
5月に売ってどこかへ行け。しかし9月に再び市場に戻ってくることを忘れるな、というアメリカの格言です。

5月が株価上昇のピーク、9月が下落のピークであることを示しています。

他にも株に関する格言は数多くあるので、興味があれば調べてみましょう。

決め手③株を買うならどんな利益を求める?

大金を持って笑みを浮かべる男性

株を買う目的も、大きな決め手の一つです。

その株でどんな利益を得たいのか、はっきりさせることで買うべき銘柄がみえてきます。

株で得られる利益は、

  • 配当金
  • 売却益
  • 株主優待

の3つ。

株で得たい利益がどれかによって、買うべき銘柄も異なってきます。

高配当株を買いたい

配当金を得るのが目的であれば、できるだけ高配当の株を買うべきです。

初心者であれば、あれこれ数値から分析するよりも、各証券会社が提示する情報を参考にするほうがおすすめです。

高配当株ランキングなどを参考にすると良いでしょう。

高配当なのはその時だけかもしれない、という点には要注意です。

継続して高配当なのかどうか、過去のデータを参照すると良いでしょう。

企業の安定性も重要です。

せっかく高配当の株を買ったとしても、業績の悪化などにより無配当になってしまうこともあります。

ランキングを参考にしたとしても、そのあとに自分でもよく調べてから買うようにしてくださいね。

値上がりするであろう株を買って売却益を得たい

株を買った時の価格よりも高い価格で売れば、その分の利益を得ることができます。

いわゆる、売却益です。

売却益を得るためには、成長する株を買う必要があります。

株価が上昇するかどうか、見極めなければならないのです。

成長株を買いたいのであれば、急成長する分野の中から探すのが良いでしょう。

今でいうと、5G(第5世代移動通信システム)などが急成長分野ですね。

さらにその中から、飛びぬけて成長しそうな企業を探します。

企業が四半期ごとに発表する「決算短信」で売り上げが伸びているかどうかをチェックしたり、「決算説明会資料」も細かくチェックしたりしましょう。

成長するかどうかは、これまでの業績を確認すれば予想することができます。

自分が魅力を感じる、これから伸びると感じる企業に投資をしましょう。

株主優待を楽しみたい

株主優待で株を選ぶのも手です。

銘柄ごとに、さまざまな株主優待が用意されています。

買い物券や食事券、実際に商品がもらえるものやカタログから選ぶものなど千差万別。

今回は、その中からいくつか人気の銘柄をご紹介します。

すかいらーくホールディングス

ガストやジョナサンなどのファミリーレストランを展開する企業です。

100株以上保有していれば、年間6,000円相当の優待カードがもらえます。

保有株数が増えれば金額も上がっていきますし、店舗も多いため利用しやすい株主優待です。

オリックス

レンタカーや生命保険、プロ野球球団に不動産など、多数の事業を展開している企業です。

株を保有していれば、優待価格でオリックス関連のサービスを利用できます。

京都水族館・すみだ水族館・新江ノ島水族館の割引や、プロ野球公式戦を優待価格で観戦、レンタカー利用30%割引など嬉しい特典が目白押しです。

さらに、ふるさと優待というカタログギフトもあるのがオリックスの株主優待の強み。

全国各地の取引先企業が販売する商品の中から、好きなものを選ぶことができます。

株を3年以上保有すれば、ワンランク上のカタログになりよりよい商品を受け取ることが可能です。

トリドールホールディングス

丸亀製麺の運営会社として知られる企業です。

トリドールホールディングスの株主優待は、年間6,000円相当の割引券です。

保有株数が増えれば割引券の数は増えます。

丸亀製麺の店舗も多いため、比較的利用しやすい株主優待であるといえるでしょう。

他にも株主優待は数多くあります。

魅力的なものが多く揃っているので、ぜひ確認してみてください。

株を買うなら計画的に

株を買う決め手3つをご紹介しましたが、株に取り組むうえで他にも重要なことがあります。

それは、日々勉強することです。

株に取り組みながら、並行して勉強もすることをおすすめします。

先人たちの知恵を知ることは、株をやるうえで大きな財産となるもの。

1日で身につけられるものではないので、時間を決めて勉強し習慣づけることが大事です。

実際の取引からも学びつつ、本を読んだり動画をみたりして勉強してください。

決して、勘だけで株式投資をしないことです。

じっくりと、ゆっくりと株式投資に向き合い、取り組む時間やお金を決めて計画的に進めましょう。

失敗しても焦ってはいけません。

はじめは少額投資からコツコツとチャレンジしてくださいね。

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回は、株を買うなら何を決め手とするべきか、ということについて解説しました。

決め手は3つ、

  • どこの証券会社で取引するか
  • いつ頃買うのか
  • 株を買う目的は何か

です。

株を買う時にネックになるのは、手数料と株価の変動です。

とはいえ、惑わされすぎないよう、あくまで参考程度に情報を収集してください。

買うべき株ランキングなど、ネットにはさまざまな“おすすめ”があるかと思いますが、最終的には自分で判断して株を買うことが大切です。

よりよい投資ライフのためにも、少しずつ地道に頑張っていきましょう。