今あなたに婚約相手がいて、結婚まで間近に迫っているそんなとき、パートナーに借金があるとわかったらどうしますか?
付き合い立てのころはお金のことを気にしなかったとしても、結婚となれば特に真剣に考えないといけない部分です。
そこで今回は20代~50代の女性2,400名を対象とし、結婚を考えている相手に借金があると発覚したときのことについてのアンケート調査を展開。
相手に借金があると知ったら、女性の場合は一体どんな対応を取るのか見ていきましょう。
■アンケートの調査概要
- 調査対象:20代~50代の女性2,400名
- 調査時期:2022年6月27日~2022年7月3日
- 調査地域:全国47都道府県
■調査結果の概要
- 婚約者に借金がある場合は、まず婚約相手と話し合うケースが全体の約6割を占める
- 婚約者に借金があるとわかったとき、約6割の女性は「借金がある時点で許せない」と考える
- 婚約者に借金があっても、43%の女性は「やむをえない借金理由なため許せる」と考える
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婚約者に借金があると20%は「婚約破棄」を選択
結婚を考えている相手、もしくは交際中の相手がいて結婚前に借金の存在が発覚したとき、約6割は「婚約相手と話し合う」と回答。
借金があるから分かってからすぐ婚約破棄・延期などと考えるよりは、まず相手と話し合って対処していくケースがほとんどでした。
ですが次点では「婚約を破棄する」と回答した人は148人との回答で、5人に1人は破棄すると考えています。
その他「結婚を延期する」との回答は8%で、「借金のことは気にしないで結婚する」との回答は7%、「専門家(弁護士など)に相談する」との回答は4%と、いずれも少数派の回答となりました。
婚約相手に借金があるとわかったら、基本的には話し合いか婚約破棄かのどちらかのようですね…。
婚約者に借金があると「借金がある時点で許せない」と考える方が多い
さらに結婚前の相手に借金があるとわかったとき、いくらまでの金額なら許せるのかを調査しました。
「借金がある時点で許せない」との回答が57%とほとんどを占めており、おおよそ否定的にみられています。
なお“借金を許せる”と考えている場合でも、多くは「10万円までだと許せる」との回答(13%)
なお次点で「50万円まで(9%)」で、「30万円まで(8%)」「100万円まで(6%)」との結果となりました。
さらに借金があろうと「いくらでも許せる(4%)」との回答も見受けられました。
婚約者に借金があっても「やむをえない借金理由」だから許せると考える人が多い
結婚前の相手に借金があるとわかったとき、ある程度の金額までであれば許せると考える方が、少数派ながら見受けられました。
ではなぜ婚約者の借金を許容できるのか。
その理由としては婚約相手の「借金理由がやむをえない」ものだったと考えるケースが43%ともっとも多かったです。
その次に「(借金について)改善できると思うから(34%)」「借金癖があるわけではないから(18%)」との回答が見受けられました。
「借金がある時点で許せない」と考える人のその他の理由
上記で触れた代表的な理由以外として、他には以下の声が多く挙がりました。
金銭面でだらしなさそう
- 「お金にだらしなさそうなので一生を共にしたくない」(48歳)
- 「だらしない。そんな相手と一緒に住んでも破綻が目に見えてる」(53歳)
- 「お金の管理が出来ない人は自分の生活全般や仕事の管理もできないと思うので結婚にはふさわしくない」(53歳)
借金する人は金銭面だけでなく私生活でもだらしなく、生活をともにしていけるのか不安視する声も多かったです。
家計管理の仕方は、夫婦にとって悩みの種。財布を分けて管理するか別々で管理するかは、その夫婦次第。
夫婦で家計のやりくりを考えるとなると、相手に借金があると将来が心配になるのも無理はありませんね…。
将来的に苦労しそう
- 「お金にだらしない人と結婚すると一生苦労すると思うから」(56歳)
- 「そんなカスとの将来はない」(34歳)
- 「結婚したら自分も返すために家計をその分使わなければならないから」(47歳)
- 「借金がある事を普通の事と考えている時点で、将来必ず苦労する」(37歳)
- 「今後一緒に住む時にこっちや子供が出来たら子供にもしわ寄せが来るかもしれないから」(28歳)
相手が借金を抱えた状態で結婚すれば、結婚してからも借金に追われてしまうことでしょう。
となれば生活資金が不足しやすくなり、夫婦のみならず子どもにも苦労をかけかねません。
価値観・考え方・好みの問題
- 「借金をしてもいいと思っている時点で価値観が違うから」(40歳)
- 「一度借りてる人は何かあったら借りればいいと楽観的な考えを持っていると思うから」(35歳)
- 「金額の大小じゃなく、借金してしまえる考え方が怖い」(42歳)
- 「お金の切れめが縁の切れめ」(53歳)
- 「貯蓄体質が好みのため」(46歳)
借金をする方のなかには「お金がないなら借りればイイ」「借金なんていくらしてもいい」と考える方もいます。
これから夫婦生活を営むとなると、家族や家事、仕事などさまざまな価値観が合うかも重要です。
なお価値観についてはこんな厳しい声も挙がっていました。
- 「借金は病気の一種だと思うので、結婚前からわざわざ病気の人と結婚しようとは思わない」(56歳)
- 「借金癖は治らないと思うし、精算してないなら結婚する資格がない」(53歳)
- 「お金が足りなければ借金すれば良いと言う考え方が許せないから」(56歳)
- 「借金があるのに家庭を持つなんて考えられない」(41歳)
- 「借金は心の甘え」(37歳)
(「借金は心の甘え」というからには”さっさと清算しろ”と捉えられますが、「そう言われても…」というのが本音です)
特にあらゆることに直結する”お金の価値観”が合わないのであれば、将来的にもかなり苦労することが考えられますね…。
許せるかどうかは借金の理由しだい
- 「車のローンや住宅ローンなら許せるかもしれないがキャッシングがあれば許せない」(43歳)
- 「理由次第。ギャンブルや浪費なら許せないが、学費などなら問題ない」(34歳)
- 「許せる・許せないは借金の内容による。借金してまで何かを買う感覚が理解できないから」(48歳)
- 「借金の理由にや内容にもよるが、借金せずに何とかしようと思う気持ちがないのかと思ってしまう」(52歳)
住宅ローンなど奨学金などに対しては「仕方がない」との認識を持っていても、浪費やギャンブルなどでは「許せない」との声が見受けられました。
なお“奨学金であれば許せる”住宅ローンなら許せる”との声が特に多く、ポジティブな声が比較的多かったです。
- 「奨学金などなら構わないので理由によるが、しょうもない理由なら価値観が違いすぎる」(35歳)
- 「奨学金以外は許せない」(36歳)
- 「奨学金などやむを得ない理由があるのであれば仕方がないが、借金がある時点で将来が不安になるから」(29歳)
奨学金だからといって許されたとしても、そのぶん旦那さんはお小遣いを減らされそうですね…。
借金のことを隠していることが許せない
- 「どういった事情か次第だが、隠していることが許せないから」(41歳)
- 「借金がある事より隠されている事の方が許せない。他に何か隠している事があるのかと疑ってしまう」(37歳)
- 「隠していたら信用できない」(46歳)
- 「金額の問題ではなく隠していることが問題」(45歳)
そもそも結婚前に借金が”発覚”するということは、借金していることを隠しているのと同じ。
借金していることが知られてしまえば婚約破棄の可能性もあるため、つい隠したくなることでしょう。
ですが隠したまま結婚して借金が発覚すれば、口論・ケンカなどのトラブルにつながりかねません。
関係性が冷めてしまい、すぐさま離婚してしまうケースも考えられます…。
結婚前の借金は解消しておきたいところ
今回は結婚前の借金について、アンケート調査をもとに実態を詳しく解説してきました。
結婚前に借金が発覚いした場合、大抵の場合は話し合いで解決に持っていくケースが多いなかで、婚約を破棄したり延期したりするケースも散見されます。
また借金が発覚した場合、基本的には「借金がいくらだろうと許せない」と考えるケースがほとんどで、許せるにしても10万円程度までとの回答が多かったです。
なお「借金がいくらだろうと許せない」と考える方のなかには「だらしないので結婚後に苦労しそう」「価値観を許容できない」「そもそも借金を隠している段階で許せない」との声が見受けられました。
いずれにせよ、結婚前の借金は早めに解消しておきたいところですよね…。