教育ローンとは、子供の進学や進級に伴い必要となる費用のサポートとなるローンです。
日本政策金融公庫が公表したデータでは、令和5年の教育資金貸付の利用件数は約9万件と公表されました。
(引用:日本政策金融公庫|教育ローンによる支援)
教育ローンは利用するためには、審査を受けなければいけません。
しかし、教育ローンの中に審査の甘いローンは存在せず、信用情報に傷がある場合は審査に通過しない可能性も高まります。
審査に落ちる原因とはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
今回は、教育ローンに落ちる原因や通過するためのコツ、おすすめの教育ローンをご紹介します。

それぞれ比較して、ご自分に合ったものを選んでくださいね!

- 最短30分で審査完了!即日融資も可!
- はじめての方なら最大30日間無利息!
- Web完結!郵送物一切なし!
- 実質年率
- 3.0%~18.0%
- 限度額
- 800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短1時間
教育ローンの特徴と種類
教育ローンとは、子供の教育にかかる費用を借入るためのローンです。
基本的に無担保で借りられますが、資金用途が限られていることからフリーローンなどよりも低金利で借りられます。
以降では、教育ローンの特徴と種類について解説します。
資金用途が限られている
教育ローンはフリーローンやカードローンと異なり、使用用途が限られている特徴があります。
資金用途は、進学や在学する学校に収める入学金や授業料などの教育にかかる費用に限定されています。
教育ローンの中には、融資金額を学校に振り込む仕組みとなっているケースもあります。
教育ローンは提供している金融機関によって商品内容が異なるため、利用する際には商品を比較することが大切です。
商品によっては入学費や授業料以外に制服代や教材代も対象となっているケースや、自宅外通学となった際の下宿代や仕送り資金も対象となっているケースがあります。
使用用途や子供の進学状況などから、商品を選びましょう。
審査は甘くない
教育ローンに限らず、ローンを組む必要があるものは審査がおこなわれます。
審査では返済能力や信用情報に問題がないか確認されるため、申し込む際には信用情報に気を付ける必要があります。
事故情報が記載されている場合は審査に落ちてしまう可能性もあるため、事故情報が記載されている方は事故情報が消えてから申しむことをおすすめします。
また、審査のない教育ローンは違法業者や闇金などが融資をおこなっているケースもあるため、利用は必ず避けましょう。
契約者は基本的に保護者がする
教育ローンは奨学金と異なり保護者が契約者になるうえ、借入翌月からスタートすることが一般的です。
保護者だけでなく学生自身が申し込める教育ローンも存在しますが、利用するためには下記の条件をクリアする必要があります。
- 20歳以上である
- 安定した収入がある
また、教育ローンの中には申込条件に前年度の年収が規定の金額以上あるなどの規準が設けられていることもあるため、申し込む際には必ず確認しましょう。
教育ローンの種類
教育費用を貯蓄で賄うことができれば問題ないのですが、現実はそう簡単ではありません。
したがって、今や大学に通う学生の二人に一人は、奨学金を利用するか親が教育ローンを利用して、なんとか学費を工面しているのが現状です。
ちなみに、親が利用できる教育ローンとしては、「国の教育ローン」と「銀行の教育ローン」の2種類があります。
まず、一つ目の銀行が取り扱う教育ローンについてです。
銀行の教育ローンの特徴は主に以下の点です。
- 最低年収の条件がある。(逆に高収入でも利用不可になる事はない)
- 国の教育ローンと比較して金利が高め
また、銀行によっては固定金利や変動金利など、いくつかの条件を設定しているところもあり、さらに銀行によって金利や限度額等の条件も異なります。
次に国の教育ローンについてですが、正式には「日本政策金融公庫が取り扱う教育一般貸付」を利用することになります。
国の教育ローンは先ほどご紹介した銀行の教育ローンとは異なり、親の収入の条件があることが特徴的です。
高収入の家庭の場合は国の教育ローンは利用できないため、注意が必要しましょう。
審査の甘い教育ローンの審査に落ちる原因
教育ローンの審査に落ちる原因として、年収が安定しない点や信用情報に傷があるなどが挙げられます。
審査は申込者の返済能力を確認するため、年収や勤続年数を重点的に見ることが多くなっています。
また、他社からの借入数が多い方や申込条件を満たしていない方も審査に落ちる可能性が高まるため注意が必要です。
以降では、審査の甘い教育ローンの審査に落ちる原因を解説します。
年収が低く安定しない
金融機関が申込時に審査をおこなう理由は、申込者の返済能力の有無を確認するためです。
貸金業法に基づき、貸金業者は返済能力の有無を確認します。
第十三条
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
審査では年収に対する年間の返済額の割合である返済負担率を重視しているため、返済負担率が高いと判断されてしまうと審査に落ちる可能性が高まります。
また、年収は合っても安定的かつ継続的な収入がない場合も、審査に落ちる要因となります。
毎月の収入が安定しなければ、月々の決まった返済が難しいと判断される可能性があります。
さらに、申込時に十分な年収があっても毎月の収入に差があると審査が不利に働く可能性は高まります。
なお、年収以外に勤続年数なども確認されるため、教育ローンの利用を検討している際には長い勤続年数を提示できる状態にしておくことをおすすめします。
信用情報に傷がある
金融機関はローンの申し込みを受けた際に、信用情報機関を通じ申込者のローン情報を照会します。
信用情報とは
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。
信用情報には個人のローンに関する情報が登録されており、返済履歴も確認できます。
過去に延滞や債務整理などをおこなっていた場合、「信用情報に傷がある」状態となるため審査に通りにくくなります。
事故情報は約5~10年ほど保存されるため、延滞経験などがある方は事故情報が消えた後に再度申請をおこないましょう。
他社からの借入数が多い
教育ローンを申し込む金融機関以外に借入がある方や、他社からの借入数が多い方も審査に落ちやすくなっています。
理由として他社からの借入数が多いということは、返済分の支出も多いことから返済が困難になるケースを懸念されてしまうことが挙げられます。
他社から複数の借入をおこなっている方は、1社に絞るか借入数を減らし返済管理がしやすい状況を作りましょう。
教育ローンに申し込む際には、なるべく他社からの返済を終わらせ余裕をもって返済できる状態になってから申し込みましょう。
申込条件を満たしていない
申込条件は教育ローンを提供する金融機関によってことなるため、時には申込条件を満たしていない可能性も考えられます。
条件を満たしていないと審査すらされないため、希望の教育ローンを利用できません。
教育ローンに申し込む際には、各商品の概要説明書を確認し、申込条件を満たした状態で申込をしましょう。
審査の甘い教育ローンの審査に通過するコツ
教育ローンの審査を通過するためには、いくつかのポイントを抑えることが大切です。
まず、収入の安定化や他社からの借入数を減らすことは非常に大切です。
また申込書類を必ず用意したり、ローンの申込者をローンを利用していない方名義にするなども審査を通過するコツと言えます。
以降では、教育ローンの審査に通過するためのコツを解説します。
収入を安定させる
収入を安定化させることは、審査に通過する最も重要なコツです。
申込条件に「安定した収入があること」と明記している教育ローンは多いため、申し込む際には必ず安定収入を得た状態で申し込みましょう。
安定収入は正社員や派遣社員などの職に就くことで得られるため、申し込む際には正社員などになっていることをおすすめします。
勿論パートやアルバイトでも毎月の収入が安定していれば教育ローンは申し込めます。
しかし、継続的な収入であるとは言い切れず、正社員などの方が安定的と言えます。
審査通過率を高めたい方は、正社員や派遣社員などになり安定した収入が得られている実績を作るようにしましょう。
他社からの借入を減らす
他社から借入をおこなっている場合は、借入数を減らしたり1社に絞るなどしましょう。
複数から借入場あると審査の通過に響くため、なるべく申込前には完済していると安心です。
完済が難しい場合は、複数社からの借入を1つにする「おまとめローン」の利用をおすすめします。
おまとめローンは複数の借入を1つのまとめるローンであり、金利や利息を抑えられる効果があります。
おまとめローンは返済専用ローンではありませんが、一括で借入し返済をおこなう仕組みとなっているため、借入件数を減らす際に役立ちます。
教育ローンに申し込む際には、おまとめローンの活用や申込前に完済するなどし、借入件数を減らしましょう。
申込書類を用意する
教育ローンの申込をする際には、様々な種類が必要となります。
申込者の年収や勤務先の情報などを提出しなければならず、記入に不備があった場合、審査が長引く恐れがあります。
年収や在籍期間などが間違っていた場合、審査担当者の心証を悪くする結果ともなるため注意が必要です。
書類を提出する際には、記入内に不備がないかを確認し、虚偽の申告がないよう注意しつつ提出しましょう。
なお、虚偽の申告をした場合、刑事罰の対象となる恐れもあるため必ず虚偽の申告はしないようにしましょう。
名義人を家族にする
申込者が既に多くのローンを抱えている場合は、その他の家族を名義人とする方法もおすすめです。
信用情報に傷のない配偶者や祖父母などに教育ローンを申し込んでもらうことで、審査の通過がスムーズになる可能性があります。
また、直近で転職していたり安定した収入がない場合も名義人の変更はおすすめです。
なお、教育ローンは年金収入だけでは申し込めないうえ基本的に上限年齢が設定されているため、申し込む際には注意が必要です。
祖父母にお願いする場合は、各金融機関の年齢制限を確認しましょう。
教育ローンがおすすめの人の特徴
では、結局のところ国の教育ローンと銀行カードローンをどちらかを選択する場合、どのような基準で選べばいいのでしょうか?
年収が多い人は最初から銀行教育ローンがおすすめ
上記の借入条件などを見てもおわかり頂けると思いますが、どちらの教育ローンを利用するかの判断ポイントは、「親の年収」です。
つまり、高収入の世帯は銀行の教育ローン、それ以外の世帯は国の教育ローンを利用するべきです。
ただ、年収の基準ラインが微妙な場合は、国の教育ローンを申し込んでダメだったら教育ローンを申し込みたい…という家庭もあるかもしれません。
しかし、そのような場合でも事前にしっかりリサーチして、収入の条件に当てはまらない高収入の家庭は、最初から銀行の教育ローンに申し込むべきです。
何故なら、教育費を用意しないといけないタイミングは非常にタイトで、審査落ちをしてしまうと子供の入学に間に合わないケースも出てくるからです。
ちなみに、国の教育ローンの場合申込から審査回答まで約10日間、さらに融資金が振り込まれるまでに10日間が必要ですので、申込から融資までは約20日必要となります。
万一、それで審査落ちしてしまうと、銀行の教育ローンに申し込むにも様々な手続きが必要になってきます。
国の教育ローンを利用したほうがいい人の特徴
次に国の教育ローンを利用したほうがいい人ですが、銀行の教育ローンの場合とは逆で、「高収入でない人」さらには「母子家庭など諸事情がある人」です。
ただ、上記でも触れた通り保証協会の保証制度を利用する場合は、保証料が必要になってきますし、それを利用しない場合は、連帯保証人を用意しないといけませんので、少々面倒な手続きが必要になります。
銀行の教育ローンの利用条件
では、ここからは各々の教育ローンについて、利用できる人の条件や金利は限度額などのスペックを詳しく見て行くことにしましょう。
銀行の教育ローンが利用できる人の条件
まず銀行の教育ローンを利用できる人はどんな人なのか、条件を見ていきます。
以下は、三菱UFJ銀行と三井住友銀行が取り扱っている教育ローンの利用条件を抜粋したものです。
いくつかの利用条件がありますが、やはり最も大事なのは「親の収入条件」です。
毎月安定した収入を得ていることは最低条件となりますが、下記の通り最低「200万円以上の年収」という条件が設定されている点が特徴と言えます。
メガバンク系の銀行教育ローンの金利や限度額
では、ここからはいくつかの代表的なメガバンクの教育ローンについて、気になる金利や限度額をチェックしてみましょう。
以上は主なメガバンク系の教育ローンのスペック一覧となりますが、金利面で考えると三井住友銀行かみずほ銀行の教育ローンがおすすめです。
さらに、限度額やネットで手続きができるなど申し込み手続きの手軽さを考えると三菱UFJ銀行のネットDE教育ローンが最強スペックと言えます。
銀行名 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
三井住友銀行教育ローン(無担保型) | 3.125%※変動金利 | 10~300万円 |
みずほ銀行教育ローン | 3.475%※変動金利 | 10~300万円 |
りそな銀行りそな教育ローン | 2.625%※変動金利 | 10~500万円 |
三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン | 3.975%※変動金利 | 30~500万円 |
また、りそな銀行の教育ローンには「住宅ローン利用者特典」というものがあり、通常の教育ローン金利よりも約1.5%低くなる特典があります。
尚、この住宅ローン特典ですが、メガバンクやこの後ご紹介する地方銀行の教育ローンの場合も、このような金利優遇措置があります。
地方銀行系の銀行教育ローンの条件
次に地方銀行の教育ローンについても見ていきましょう。
銀行名 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
横浜銀行横浜銀行教育ローン | 0.9%~3.05% | 10万円~1000万円 |
千葉銀行スーパー教育ローン<学生生活> | 2.35%~2.75% | 10万円~3000万円 |
常陽銀行常陽銀行教育ローン「学援生活」 | 2.350% | 10万円~3000万円 |
きらぼし銀行教育ローン(インターネット支店専用) | 1.95% | 10万円~2000万円 |
地方銀行の場合、条件によっては最高3,000万円までという、非常に高い限度額が可能な点が特徴的です。
また、地方銀行ならではの「キャンペーン期間」を設定している銀行も多く、きらぼし銀行では基準金利より年0.1%引下げてもらえるキャンペーンを実施しています。
地方銀行の場合、顧客囲い込みの為にこのようなキャンペーンを数多く設定している傾向がありますので、こまめにHPなどをチェックしておく事をおすすめします。
国の教育ローンは低利で利用可能
以下は、国の教育ローンを利用する場合の子供の人数と所得の上限額を記載した一覧表です。
国の教育ローン利用できる人の収入条件 | |
---|---|
子供の人数 | 世帯年収(所得)の上限額 |
1人 | 790万円(590万円) |
2人 | 890万円(680万円) |
3人 | 990万円(770万円) |
4人 | 1,090万円(870万円) |
5人 | 1,190万円(970万円) |
銀行の教育ローンは、「最低年収200万円以上」という最低年収の条件がありましたが、国の教育ローンには下限の年収条件はありません。(世帯年収200万円以下の場合は優遇制度もあります。)
また、上記の世帯年収(所得)には、世帯主のほか配偶者等の収入(所得)も含める事が可能です。
次に、国の教育ローンの必要書類についてです。
主な必要書類は以下の通りですが、預金通帳を提出しないといけない点が特徴的です。
次に金利や限度額についてです。
まず、金利は年1.78%(固定金利・保証料別)ですので、上記でご紹介した銀行よりはかなりの低金利です。
さらに、以下の条件を満たす場合は、年1.38%(固定金利・保証料別)という優遇金利で利用する事もできます。
また、限度額は子供1人につき350万円以内となっています。
※外国の短大・大学・大学院に6ヵ月以上在籍する資金として利用する場合は、450万円以内(海外留学資金以外のご融資金を含む)まで利用可能。
以上の通り、国の教育ローンは事情があって収入が少ない家庭でも利用できて、且つ金利も低い庶民の味方のローンと言えます。
ただ、限度額が350万円までと、地方銀行の教育ローンと比較すると限度額が低いのが難点です。
また、国の教育ローンは基本的に連帯保証人をたてる事が必要です。
もし連帯保証人を立てない場合は「教育資金融資保証基金による保証」を利用する事が必要で、以下の通り保証料を支払う必要があります。
【保証料の目安(ご融資額100万円当たり)】
返済期間 | 利息のみ返済(元金据置)期間 | ||
---|---|---|---|
なし | 2年 | 4年 | |
5年 | 18,182円 | 21,818円 | 25,454円 |
10年 | 35,985円 | 43,182円 | 50,379円 |
15年 | 53,991円 | 64,789円 | 75,587円 |
教育ローンで借りられない場合はどうする?
なかには教育ローンでの借入ができず、お困りの方もいますよね。
ですが教育ローンでの借入ができないときには、以下3つの方法が効果的。ぜひ実践してみてくださいね。
①リースバックで対応してみる
リースバックは資金調達方法の一つで、持ち家をはじめとした不動産所有者が利用できる方法です。
このリースバックとは、持ち家を売って現金化してもその後不動産会社へ家賃を支払って自宅に住み続けられるシステムのこと。
家主・新居を探す手間も省けますし、比較的スピーディに教育資金を確保できます。
その反面で自宅の所有権を失うのがデメリットですが、リースバックでの契約次第では買い戻しもできますよ。
②学生本人が奨学金制度を使う
もし学費の支払いに関してまだ余裕がある場合は、学生本人で奨学金制度を活用してみてください。
奨学金だと金利1%未満での借入ができ、在学中の利息は発生しません。
また奨学金の場合は教育ローンと違い、その他以下の点で異なります。
<奨学金と教育ローンとの違い>
奨学金 | 教育ローン | |
---|---|---|
契約者 | 子ども | 親 |
金利 | 1%未満 | 1.5%~5.0%ほど |
借入金の受取方法 | 分割 | まとまったお金を借りられる |
奨学金の場合は学校を卒業した後にお子さん側で返済を進めないといけなく、借入金は分割での受け取りになります。
なお借入金の受取時期は5月以降になるケースが多く、入学金に関しては間に合わない可能性が高いため注意してください。
③カードローンを使って借りる
「ローン」といっても種類はさまざまで、消費者金融系のカードローンや信販系のカードローン、そして銀行カードローンがあります。
もし教育ローンで借りれなかったときは、上記のうち銀行カードローンの利用がおすすめ。
最短即日で融資は受けられませんが、金利は比較的低く返済計画を立てやすい傾向にあります。
審査の甘いおすすめ教育ローン12選!
ではどんな教育ローンがおすすめか。具体的には以下の通りです。
<おすすめの教育ローン>
教育ローン名 | 金利 | 利用限度額 | 借入期間 |
---|---|---|---|
①横浜銀行「横浜教育ローン」 | 変動金利:0.9%~3.05% | 1,000万円 | 10年 |
②関西みらい銀行「関西みらい教育ローン」 | 変動金利:2.350% (住宅ローン利用者は年1.950%) | 500万円 | 14年 |
③千葉銀行「スーパー教育ローン」 | 変動金利:2.35%~2.75% | 1,000万円 | 16年6か月 |
④常陽銀行「常陽教育ローン学援生活」 | 変動金利:2.35% | 1,000万円 | 10年 |
⑤楽天銀行「楽天銀行教育ローン」 |
| 10万円~500万円 | 14年 |
⑥三井住友銀行「教育ローン」 | 変動金利:3.125% | 300万円 | 10年 |
⑦朝日信用金庫「朝日教育ローン」 | 変動金利:2.550% | 1,000万円 | 3ヵ月以上16年以内 |
⑧みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」 |
| 300万円 | 10年 |
⑨イオン銀行「教育ローン」 | 変動金利:3.10%~4.10% | 10万円~500万円 | 1年~15年 |
⑩三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」 | 変動金利:3.975% | 30万円以上500万円以内 | 6か月以上10年 |
⑪りそな銀行「りそな教育ローン」 | 変動金利:2.625%~4.625% | 500万円 | 10年 |
⑫住信SBIネット銀行「教育ローン」 | 変動金利:2.025%~4.225% | 10万円~1,000万円 | 1年~15年 |
①横浜銀行「横浜教育ローン」
金利 | 変動金利:0.9%~3.05% |
---|---|
利用限度額 | 1,000万円 |
借入期間 | 10年 |
横浜銀行の「横浜教育ローン」には2種類の借り方があり、カードローン型と一括借入型から選べます。
カードローン型なら都度借入ができて、在学中は追加利用での審査は不要かつ、利息のみの支払いでOK。
一括借入型だとまとめて借りたいときにおすすめで、資格取得あるいは借り換えのときにおすすめ。
また利用限度額が1,000万円なため、私立大学の学費をしっかり賄えますね。
②関西みらい銀行「関西みらい教育ローン」
金利 | 変動金利:2.350% |
---|---|
利用限度額 | 500万円 |
借入期間 | 14年 |
関西みらい教育ローンの場合、まとめて借りられる証書貸付、こまめに借りられる当座貸越、そして自己啓発と3タイプから選べます。
大学進学だけでなく、資格取得やビジネススキルのためと、社会人の自己啓発向けとしてもおすすめですね。
また関西みらい住宅ローンに契約していると金利が安くなり、2.200%から1.800%まで抑えられるのも魅力です。
なお合格前や入学後の申込もできますから、融通を利かせて借入できるのもポイントですね。
③千葉銀行「スーパー教育ローン」
金利 | 変動金利:2.35~2.75% |
---|---|
利用限度額 | 1,000万円 |
借入期間 | 16年6か月 |
千葉銀行の「スーパー教育ローン」だと一括借入のタイプを選べば、最大で3,000万円もの借入も可能。
医学部・航空系学校の借入金額の増額もでき、あらゆる教育資金に対応できるんです。もちろん奨学金に充てることだってできます。
なお都度借入するタイプだと必要に応じて必要なだけ自由に使えるため、融通を利かせて借りられるのも魅力ですね。
ATM、インターネットバンキング、テレフォンバンキングと、いつでも柔軟に借り入れできますよ。
④常陽銀行「常陽教育ローン学援生活」
金利 | 変動金利:2.35% |
---|---|
利用限度額 | 1,000万円 |
借入期間 | 10年 |
常陽銀行の「常陽教育ローン学援生活」は最大1,000万円までの申込ができ、医学部・歯学部・薬学部だと3,000万円まで申込可能。
申込~契約はWeb完結で進められ、来店せずとも申し込めるのが魅力です。
また証書貸付タイプとカードローンタイプがあり、状況に応じて選べるのもポイント。
証書貸付タイプだと必要額をまとめて借り入れでき、カードローンタイプだと必要に応じて都度借入ができますよ。
⑤楽天銀行「楽天銀行教育ローン」
金利 |
|
---|---|
利用限度額 | 10万円~500万円 |
借入期間 | 14年 |
楽天銀行の「楽天銀行教育ローン」なら、楽天銀行の提携大学へ進学する場合は優遇金利で借入できるのが魅力。
なお金利は、固定・変動のうちから自由に選べます。
最短翌営業日の融資もできるため、スピーディーにまとまったお金を借りられるのもポイントです。
またWeb・アプリを使うと来店不要で楽天銀行口座がなくても申込めますから、気軽に利用しやすいのも魅力ですね。
⑥三井住友銀行「教育ローン」
金利 | 変動金利:3.125% |
---|---|
利用限度額 | 300万円 |
借入期間 | 10年 |
三井住友銀行の「教育ローン」も審査スピードが特徴的で、申し込んでから即日審査を受けられ、すぐ審査結果を連絡してくれるんです。
また幅広い教育資金に対応しており、学校や塾、予備校などさまざまな教育資金に充てられます。
なお有担保型の教育ローンも用意していて、不動産担保により最大3,000万円の借入にも対応できます。
ちなみに住宅ローンとセットで契約していると、0.5%の金利優遇を受けられますよ。
⑦朝日信用金庫「朝日教育ローン」
金利 | 変動金利:2.550% |
---|---|
利用限度額 | 1,000万円 |
借入期間 | 3ヵ月以上16年以内 |
朝日信用金庫の「朝日教育ローン」も幅広い用途に対応していて、学校や教材費、下宿費用、入学・卒業による引越費用などで利用可能。
借入期間は3ヵ月以上16年以内と、今回ご紹介するなかで比較的長めです。
なお通常金利は2.4%ですが、一定条件(カードローン契約・申込金額200万円以上など)を満たすと、最大で1.6%まで割引できるのもポイントです。
また最大1,000万円まで借りられますから、私立大学の進学費用に充てられますね。
⑧みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」
金利 |
|
---|---|
利用限度額 | 300万円 |
借入期間 | 10年 |
みずほ銀行の「みずほ銀行教育ローン」も、変動金利と固定金利から選択できる教育ローンです。
証書貸付タイプの教育ローンなため、必要資金を初めに一括借入できるものですね。
学校への納入はもちろん、教科書代や制服代など、さまざまな用途に対応しています。
なおみずほ銀行で証書貸付ローンを利用中、あるいは利用経験がある場合、年0.1%の金利引き下げをしてもらえます。
⑨イオン銀行「教育ローン」
金利 | 変動金利:3.10~4.10% |
---|---|
利用限度額 | 10万円~500万円 |
借入期間 | 10年 |
イオン銀行の「教育ローン」も証書貸付タイプで、必要金額を初めに一括借入で利用できます。
入学金としてはもちろん、授業料やアパート敷金としても利用できます。
ネットで事前に来店予約もできるため、待ち時間なくスムーズに利用できるのもポイントです。
なお金利は通常3.8%のところ、カードローン契約があると2.8%まで抑えられるのも魅力ですね。
⑩三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」
金利 | 変動金利:3.975% |
---|---|
利用限度額 | 30万円以上500万円以内 |
借入期間 | 6か月以上10年 |
三菱UFJ銀行の「ネットDE教育ローン」は、最短即日審査回答のできるサービスで、スピーディーな借り入れも可能。
医学部などの6年制大学だと最大1,000万円・最長16年まで利用できます。
また申込から手続きまでWeb上でできるため、スムーズに借り入れできるのも魅力です。
借入までのスムーズさを重視するなら、三菱UFJ銀行の「ネットDE教育ローン」がおすすめですね。
⑪りそな銀行「りそな教育ローン」
金利 | 変動金利:2.625%~4.625% |
---|---|
利用限度額 | 500万円 |
借入期間 | 10年 |
りそな銀行の「りそな教育ローン」も、状況に応じて3つのタイプから選択可能。
まとめて借りたいなら証書貸付、こまめに利用するなら当座貸越、さらに自己啓発と、ご自分に合ったものから選べます。
また住宅ローン利用者は特別金利が適用され、変動金利年4.475%→年2.975%になるのも魅力です。
また合格前、入学後にも借り入れできますよ。
⑫住信SBIネット銀行「教育ローン」
金利 | 変動金利:2.025%~4.225% |
---|---|
利用限度額 | 10万円~1,000万円 |
借入期間 | 1年~15年 |
住信SBIネット銀行の「教育ローン」も、学校、塾、予備校をはじめとした教育関連資金を賄うのにおすすめ。
また教育関連資金以外でも教科書代や引っ越し代、下宿費用や通学費用などにも充てられます。
なおWebのみで手続きができ繰り上げ返済は1円からで、借入当初の5年間は利息のみでの支払いも選べますよ。
審査が甘い教育ローンはない
今回は、銀行の教育ローンや国の教育ローンについて、金利などのスペックも含めいくつかご紹介しました。
この記事でもお伝えしましたが、大学の入学金などを支払うタイミングは非常にタイトです。
あらかじめ教育ローンや奨学金など事を勉強しておかないと、いざという時に間に合わない事にもなりかねません。
特に子供が高校2年生くらいになる家庭では、そろそろ利用すべき教育ローンについてチェックしておくべきかもしれませんね。