教育ローンはどこがいい?おすすめ12選で厳選紹介!

教育ローンはどこがいい?おすすめ12選で厳選紹介!
教育ローン

「教育ローンってどこがいいんだろう…」
「おすすめの教育ローンを知りたい…」
「低金利の教育ローンはどれ?」

などなど、教育ローンについてこうお思いの方もいますよね。

横浜銀行やみずほ銀行などさまざまな金融機関が取り扱っていますから、ご自分に合った商品がどれか気になることでしょう。

今回はそんな方に向けて、おすすめの教育ローンを厳選してご紹介します。

それぞれ比較して、ご自分に合ったものを選んでくださいね!

  1. おすすめ教育ローン12選!
    1. ①横浜銀行「横浜教育ローン」
    2. ②関西みらい銀行「関西みらい教育ローン」
    3. ③千葉銀行「スーパー教育ローン」
    4. ④常陽銀行「常陽教育ローン学援生活」
    5. ⑤楽天銀行「楽天銀行教育ローン」
    6. ⑥三井住友銀行「教育ローン」
    7. ⑦朝日信用金庫「朝日教育ローン」
    8. ⑧みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」
    9. ⑨イオン銀行「教育ローン」
    10. ⑩三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」
    11. ⑪りそな銀行「りそな教育ローン」
    12. ⑫住信SBIネット銀行「教育ローン」
  2. 実はこんなにもかかる??驚きの教育費用
    1. オール私立では2,500万円?
    2. 大学の医学部や薬学部なら1,000万円は超える
  3. 貯蓄で対応できないなら教育ローンという方法も
    1. 銀行の教育ローン
    2. 国の教育ローン
  4. 銀行の教育ローンの利用条件、金利や限度額
    1. 銀行の教育ローンが利用できる人の条件
    2. 三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン 利用できる人の条件
      1. 三井住友銀行教育ローン 利用できる人の条件
      2. 必要な書類
      3. 三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン必要書類
      4. 三井住友銀行教育ローン 必要書類
    3. メガバンク系のおすすめの銀行教育ローン、金利や限度額等のスペックは?
    4. 地方銀行系の銀行教育ローン、金利や限度額等のスペックは?
    5. 国の教育ローンは低利で利用可能、そのスペックは?
      1. 国の教育ローンが利用できる収入条件
      2. 必要な書類
      3. 金利や限度額
  5. 結局、国の教育ローンと銀行教育ローン、どちらを選ぶ?
    1. 年収が多い人は最初から銀行教育ローンを選択すべし
    2. 国の教育ローンを利用したほうがいい人
  6. 教育ローンで借りられない場合はどうする?
    1. ①リースバックで対応してみる
    2. ②学生本人が奨学金制度を使う
    3. ③カードローンを使って借りる
  7. 教育ローンを借りられないときにオススメの銀行カードローン3選!
    1. ①三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
    2. ②みずほ銀行カードローン
    3. ③auじぶん銀行カードローン
  8. 低金利でおすすめの教育ローン、まとめ
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おすすめ教育ローン12選!

ではどんな教育ローンがおすすめか。具体的には以下の通りです。

<おすすめの教育ローン>

教育ローン名金利利用限度額借入期間
①横浜銀行「横浜教育ローン」変動金利:0.9%~2.9%1,000万円10年
②関西みらい銀行「関西みらい教育ローン」変動金利:1.8%~2.2%500万円14年
③千葉銀行「スーパー教育ローン」変動金利:2.2%~2.4%
※キャンペーン期間中の金利
1,000万円16年6か月
④常陽銀行「常陽教育ローン学援生活」変動金利:1.95%~3.975%1,000万円10年
⑤楽天銀行「楽天銀行教育ローン」
  • 固定金利:3.9%
  • 変動金利:3.214%
10万円~500万円14年
⑥三井住友銀行「教育ローン」変動金利:3.475%300万円10年
⑦朝日信用金庫「朝日教育ローン」変動金利:1.6%~2.4%1,000万円3ヵ月以上16年以内
⑧みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」
  • 変動金利:3.475%
  • 固定金利:4.150%
300万円10年
⑨イオン銀行「教育ローン」変動金利:2.80%~3.80%10万円~500万円10年
⑩三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」変動金利:3.975%30万円以上500万円以内6か月以上10年
⑪りそな銀行「りそな教育ローン」変動金利:2.975%~4.475%500万円10年
⑫住信SBIネット銀行「教育ローン」変動金利:1.775%~3.975%10万円~1,000万円1年~15年

①横浜銀行「横浜教育ローン」

横浜銀行「横浜教育ローン」

金利変動金利:0.9%~2.9%
利用限度額1,000万円
借入期間10年

横浜銀行の「横浜教育ローン」には2種類の借り方があり、カードローン型と一括借入型から選べます。

カードローン型なら都度借入ができて、在学中は追加利用での審査は不要かつ、利息のみの支払いでOK。

一括借入型だとまとめて借りたいときにおすすめで、資格取得あるいは借り換えのときにおすすめ。

また利用限度額が1,000万円なため、私立大学の学費をしっかり賄えますね。

②関西みらい銀行「関西みらい教育ローン」

関西みらい銀行「関西みらい教育ローン」

金利変動金利:1.8%~2.2%
利用限度額500万円
借入期間14年

関西みらい教育ローンの場合、まとめて借りられる証書貸付、こまめに借りられる当座貸越、そして自己啓発と3タイプから選べます。

大学進学だけでなく、資格取得やビジネススキルのためと、社会人の自己啓発向けとしてもおすすめですね。

また関西みらい住宅ローンに契約していると金利が安くなり、2.200%から1.800%まで抑えられるのも魅力です。

なお合格前や入学後の申込もできますから、融通を利かせて借入できるのもポイントですね。

③千葉銀行「スーパー教育ローン」

千葉銀行「スーパー教育ローン」

金利変動金利:2.2%~2.4%
※キャンペーン期間中の金利
利用限度額1,000万円
借入期間16年6か月

千葉銀行の「スーパー教育ローン」だと一括借入のタイプを選べば、最大で3,000万円もの借入も可能。

医学部・航空系学校の借入金額の増額もでき、あらゆる教育資金に対応できるんです。もちろん奨学金に充てることだってできます。

なお都度借入するタイプだと必要に応じて必要なだけ自由に使えるため、融通を利かせて借りられるのも魅力ですね。

ATM、インターネットバンキング、テレフォンバンキングと、いつでも柔軟に借り入れできますよ。

④常陽銀行「常陽教育ローン学援生活」

常陽銀行「常陽教育ローン学援生活」

金利変動金利:1.95%~3.975%
利用限度額1,000万円
借入期間10年

常陽銀行の「常陽教育ローン学援生活」は最大1,000万円までの申込ができ、医学部・歯学部・薬学部だと3,000万円まで申込可能。

申込~契約はWeb完結で進められ、来店せずとも申し込めるのが魅力です。

また証書貸付タイプとカードローンタイプがあり、状況に応じて選べるのもポイント。

証書貸付タイプだと必要額をまとめて借り入れでき、カードローンタイプだと必要に応じて都度借入ができますよ。

⑤楽天銀行「楽天銀行教育ローン」

楽天銀行「楽天銀行教育ローン」

金利
  • 固定金利:3.9%
  • 変動金利:3.214%
利用限度額10万円~500万円
借入期間14年

楽天銀行の「楽天銀行教育ローン」なら、楽天銀行の提携大学へ進学する場合は優遇金利で借入できるのが魅力。

なお金利は、固定・変動のうちから自由に選べます。

最短翌営業日の融資もできるため、スピーディーにまとまったお金を借りられるのもポイントです。

またWeb・アプリを使うと来店不要で楽天銀行口座がなくても申込めますから、気軽に利用しやすいのも魅力ですね。

⑥三井住友銀行「教育ローン」

三井住友銀行「教育ローン」

金利変動金利:3.475%
利用限度額300万円
借入期間10年

三井住友銀行の「教育ローン」も審査スピードが特徴的で、申し込んでから即日審査を受けられ、すぐ審査結果を連絡してくれるんです。

また幅広い教育資金に対応しており、学校や塾、予備校などさまざまな教育資金に充てられます。

なお有担保型の教育ローンも用意していて、不動産担保により最大3,000万円の借入にも対応できます。

ちなみに住宅ローンとセットで契約していると、0.5%の金利優遇を受けられますよ。

⑦朝日信用金庫「朝日教育ローン」

朝日信用金庫「朝日教育ローン」

金利変動金利:1.6%~2.4%
利用限度額1,000万円
借入期間3ヵ月以上16年以内

朝日信用金庫の「朝日教育ローン」も幅広い用途に対応していて、学校や教材費、下宿費用、入学・卒業による引越費用などで利用可能。

借入期間は3ヵ月以上16年以内と、今回ご紹介するなかで比較的長めです。

なお通常金利は2.4%ですが、一定条件(カードローン契約・申込金額200万円以上など)を満たすと、最大で1.6%まで割引できるのもポイントです。

また最大1,000万円まで借りられますから、私立大学の進学費用に充てられますね。

⑧みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」

みずほ銀行「みずほ銀行教育ローン」

金利
  • 変動金利:3.475%
  • 固定金利:4.150%
利用限度額300万円
借入期間10年

みずほ銀行の「みずほ銀行教育ローン」も、変動金利と固定金利から選択できる教育ローンです。

証書貸付タイプの教育ローンなため、必要資金を初めに一括借入できるものですね。

学校への納入はもちろん、教科書代や制服代など、さまざまな用途に対応しています。

なおみずほ銀行で証書貸付ローンを利用中、あるいは利用経験がある場合、年0.1%の金利引き下げをしてもらえます。

⑨イオン銀行「教育ローン」

イオン銀行「教育ローン」

金利変動金利:2.80%~3.80%
利用限度額10万円~500万円
借入期間10年

イオン銀行の「教育ローン」も証書貸付タイプで、必要金額を初めに一括借入で利用できます。

入学金としてはもちろん、授業料やアパート敷金としても利用できます。

ネットで事前に来店予約もできるため、待ち時間なくスムーズに利用できるのもポイントです。

なお金利は通常3.8%のところ、カードローン契約があると2.8%まで抑えられるのも魅力ですね。

⑩三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」

三菱UFJ銀行「ネットDE教育ローン」

金利変動金利:3.975%
利用限度額30万円以上500万円以内
借入期間6か月以上10年

三菱UFJ銀行の「ネットDE教育ローン」は、最短即日審査回答のできるサービスで、スピーディーな借り入れも可能。

医学部などの6年制大学だと最大1,000万円・最長16年まで利用できます。

また申込から手続きまでWeb上でできるため、スムーズに借り入れできるのも魅力です。

借入までのスムーズさを重視するなら、三菱UFJ銀行の「ネットDE教育ローン」がおすすめですね。

⑪りそな銀行「りそな教育ローン」

りそな銀行「教育ローン」

金利変動金利:2.975%~4.475%
利用限度額500万円
借入期間10年

りそな銀行の「りそな教育ローン」も、状況に応じて3つのタイプから選択可能。

まとめて借りたいなら証書貸付、こまめに利用するなら当座貸越、さらに自己啓発と、ご自分に合ったものから選べます。

また住宅ローン利用者は特別金利が適用され、変動金利年4.475%→年2.975%になるのも魅力です。

また合格前、入学後にも借り入れできますよ。

⑫住信SBIネット銀行「教育ローン」

住信SBIネット銀行「教育ローン」

金利変動金利:1.775%~3.975%
利用限度額10万円~1,000万円
借入期間1年~15年

住信SBIネット銀行の「教育ローン」も、学校、塾、予備校をはじめとした教育関連資金を賄うのにおすすめ。

また教育関連資金以外でも教科書代や引っ越し代、下宿費用や通学費用などにも充てられます。

なおWebのみで手続きができ繰り上げ返済は1円からで、借入当初の5年間は利息のみでの支払いも選べますよ。

実はこんなにもかかる??驚きの教育費用

まず、具体的な教育ローンをご紹介する前に、子供を大学まで行かせる為にはどれくらいの学費が必要なのか見ていきたいと思います。

オール私立では2,500万円?

子供を私立に通わせるか、公立の学校に通わせるかでもちろん学費も変わってきますが、幼稚園から大学まで公立の場合、総額で約800万円の教育費が必要です。

その一方で、幼稚園から大学まで全て私立に通わせた場合の学費は、約2,000万円~2,500万円必要と言われています。

もちろん、これは学費だけの話であって、子供が遠方の大学に進学するための一人暮らしの費用や、参考書等の教材費、さらには交通費なども別途必要になります。

大学の医学部や薬学部なら1,000万円は超える

さらに、子供をどの学部に通わせるかによっても、学費は大きく変わってきます。

一般的な文系の学部であれば、年間の授業料は100万円~120万円程度で済みます。

しかし、医学部や薬学部に通わせた場合、大学は6年間通う必要もありますし年間の授業料は約150万円~200万円を超えるケースもあります。

その為、大学に行かせる為の費用は1,000万円を超えてしまいます。

貯蓄で対応できないなら教育ローンという方法も

上記でご紹介した教育費用を貯蓄で賄うことができれば問題ないのですが、現実はそう簡単ではありません。

したがって、今や大学に通う学生の二人に一人は、奨学金を利用するか親が教育ローンを利用して、なんとか学費を工面しているのが現状です。

ちなみに、親が利用できる教育ローンとしては、「国の教育ローン」と「銀行の教育ローン」の2種類があります。

各々についてはこの後詳しくご紹介していきます。

銀行の教育ローン

まず、一つ目の銀行が取り扱う教育ローンについてです。

銀行の教育ローンの特徴は主に以下の点です。

  • 最低年収の条件がある。(逆に高収入でも利用不可になる事はない)
  • 国の教育ローンと比較して金利が高め

また、銀行によっては固定金利や変動金利など、いくつかの条件を設定しているところもあり、さらに銀行によって金利や限度額等の条件も異なります。

国の教育ローン

次に国の教育ローンについてですが、正式には「日本政策金融公庫が取り扱う教育一般貸付」を利用することになります。

国の教育ローンは先ほどご紹介した銀行の教育ローンとは異なり、親の収入の条件があることが特徴的です。

詳しくはこの後ご紹介しますが、高収入の家庭の場合は国の教育ローンは利用できません。

銀行の教育ローンの利用条件、金利や限度額

では、ここからは各々の教育ローンについて、利用できる人の条件や金利は限度額などのスペックを詳しく見て行くことにしましょう。

銀行の教育ローンが利用できる人の条件

まず銀行の教育ローンを利用できる人はどんな人なのか、条件を見ていきます。

以下は、三菱UFJ銀行と三井住友銀行が取り扱っている教育ローンの利用条件を抜粋したものです。

いくつかの利用条件がありますが、やはり最も大事なのは「親の収入条件」です。

毎月安定した収入を得ていることは最低条件となりますが、下記の通り最低「200万円以上の年収」という条件が設定されている点が特徴と言えます。

三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン 利用できる人の条件

  1. 就学(予定)者の保護者または本人(社会人に限る)。
  2. 年齢が申込時に満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日までで、保証会社(㈱ジャックス)の保証を受けられる事
  3. 前年度の税込年収(自営業など事業所得の場合は申告所得)が200万円以上である事※年金収入のみの場合は利用不可
  4. 勤続(営業)年数が1年以上である事
  5. パソコンのEメールアドレスを持っている事※携帯電話のEメールアドレスでは申込不可

三井住友銀行教育ローン 利用できる人の条件

  1. 教育を受ける子供の両親、または本人。※申込時満20歳以上、満65歳以下
  2. 前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の場合は所得金額)で、現在安定した収入がある事(年金収入のみの方は利用不可)
  3. 保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる事
  4. 契約時に当行(ローン契約機)に来店できる事
  5. 日本国内在住である事

必要な書類

次に必要書類についても見ていきましょう。

同じく三菱UFJ銀行と三井住友銀行の教育ローンの必要書類を、以下の通り表にまとめています。

三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン必要書類

  1. 本人確認書類(運転免許証やパスポート)
  2. 収入証明書(借入金額201万円以上の場合は、源泉徴収票または住民税決定通知書または確定申告書のコピーが必要)
  3. 納付書、または資金使途(金額、振込先等が記載されているもの)を確認する書類のコピー※募集要項・パンフレット等、学校名・必要金額の記載されている書類を提出する事で申し込み可能

三井住友銀行教育ローン 必要書類

  1. 本人確認書類(運転免許証やパスポート)
  2. 収入証明書(源泉徴収票や確定申告の写し)
  3. 資金用途確認書類(学校等に納付する資金の場合は、金額のわかる納付書やパンフレット)(借り換え資金の場合は教育資金としてのローンである事がわかる返済予定表)
  4. その他(子供の為に親が借りる場合は、親子の関係等が確認できる書類として、住民票謄本(発行後1ヵ月以内、世帯全員記載、続柄要、本籍不要)が必要。学生本人が借りる場合は、在学証明書または合格通知が必要
  5. 借入後に必要となる書類(学校等に納付する資金の場合は、納付済の振込受取書等)※借り換え資金の場合は、借り換え先ローンの完済明細書または利息計算書等

以上の通り、銀行の教育ローンは一種の「目的ローン」となりますので、使い道自由なカードローンとは異なり、用途を証明できる書類の提出が必須となっています。

メガバンク系のおすすめの銀行教育ローン、金利や限度額等のスペックは?

では、ここからはいくつかの代表的なメガバンクの教育ローンについて、気になる金利や限度額をチェックしてみましょう。

以上は主なメガバンク系の教育ローンのスペック一覧となりますが、金利面で考えると三井住友銀行かみずほ銀行の教育ローンがおすすめです。

さらに、限度額やネットで手続きができるなど申し込み手続きの手軽さを考えると三菱UFJ銀行のネットDE教育ローンが最強スペックと言えます。

銀行名金利限度額
三井住友銀行教育ローン(無担保型)3.475%※変動金利10~300万円
みずほ銀行教育ローン3.475%※変動金利10~300万円
りそな銀行りそな教育ローン4.475%※変動金利10~500万円
三菱UFJ銀行ネットDE教育ローン3.975%※変動金利30~500万円

また、りそな銀行の教育ローンには「住宅ローン利用者特典」というものがあり、通常の教育ローン金利よりも約1.5%低くなる特典があります。

尚、この住宅ローン特典ですが、メガバンクやこの後ご紹介する地方銀行の教育ローンの場合も、このような金利優遇措置があります。

地方銀行系の銀行教育ローン、金利や限度額等のスペックは?

次に地方銀行の教育ローンについても見ていきましょう。

銀行名金利限度額
横浜銀行横浜銀行教育ローン1.700%~2.700%※変動金利10万円~1000万円
千葉銀行スーパー教育ローン<学生生活>2.200%~2.400%※変動金利10万円~3000万円
常陽銀行常陽銀行教育ローン「学援生活」2.200%~2.400%※変動金利10万円~3000万円
きらぼし銀行教育ローン(インターネット支店専用)1.700%~3.100%※変動金利10万円~1000万円

地方銀行の場合、条件によっては最高3,000万円までという、非常に高い限度額が可能な点が特徴的です。

また、地方銀行ならではの「キャンペーン期間」を設定している銀行も多く、きらぼし銀行では基準金利より年0.1%引下げてもらえるキャンペーンを実施しています。

※キャンペーン期間:2018年11月1日(木)~2019年4月30日(火)

地方銀行の場合、顧客囲い込みの為にこのようなキャンペーンを数多く設定している傾向がありますので、こまめにHPなどをチェックしておく事をおすすめします。

国の教育ローンは低利で利用可能、そのスペックは?

次に、国の教育ローンについても見ていきましょう。

国の教育ローンが利用できる収入条件

以下は、国の教育ローンを利用する場合の子供の人数と所得の上限額を記載した一覧表です。

国の教育ローン利用できる人の収入条件
子供の人数世帯年収(所得)の上限額
1人790万円(590万円)
2人890万円(680万円)
3人990万円(770万円)
4人1,090万円(870万円)
5人1,190万円(970万円)

銀行の教育ローンは、「最低年収200万円以上」という最低年収の条件がありましたが、国の教育ローンには下限の年収条件はありません。(世帯年収200万円以下の場合は優遇制度もあります。)

また、上記の世帯年収(所得)には、世帯主のほか配偶者等の収入(所得)も含める事が可能です。

必要な書類

次に、国の教育ローンの必要書類についてです。

主な必要書類は以下の通りですが、預金通帳を提出しないといけない点が特徴的です。

  • 借入申込書
  • 運転免許証またはパスポート
  • 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
  • 源泉徴収票または確定申告書(控)
  • 預金通帳(最近6ヵ月分以上)
  • ※住宅ローン(または家賃)と、公共料金の両方の支払い状況を証明できるもの。
  • 入学資金で借りる場合:合格を確認できる書類
  • 在学資金で借りる場合:在学を確認できる書類学生証、在学証明書など。

金利や限度額

次に金利や限度額についてです。

まず、金利は年1.78%(固定金利・保証料別)ですので、上記でご紹介した銀行よりはかなりの低金利です。

さらに、以下の条件を満たす場合は、年1.38%(固定金利・保証料別)という優遇金利で利用する事もできます。

  • 母子家庭や父子家庭
  • 世帯年収200万円(所得122万円)以内の世帯
  • 子どもが3人以上の世帯かつ世帯年収500万円(所得346万円)以内の世帯

また、限度額は子供1人につき350万円以内となっています。

※外国の短大・大学・大学院に6ヵ月以上在籍する資金として利用する場合は、450万円以内(海外留学資金以外のご融資金を含む)まで利用可能。

以上の通り、国の教育ローンは事情があって収入が少ない家庭でも利用できて、且つ金利も低い庶民の味方のローンと言えます。

ただ、限度額が350万円までと、地方銀行の教育ローンと比較すると限度額が低いのが難点です。

また、国の教育ローンは基本的に連帯保証人をたてる事が必要です。

もし連帯保証人を立てない場合は「教育資金融資保証基金による保証」を利用する事が必要で、以下の通り保証料を支払う必要があります。

【保証料の目安(ご融資額100万円当たり)】

返済期間利息のみ返済(元金据置)期間
なし2年4年
5年18,182円21,818円25,454円
10年35,985円43,182円50,379円
15年53,991円64,789円75,587円

結局、国の教育ローンと銀行教育ローン、どちらを選ぶ?

では、結局のところ国の教育ローンと銀行カードローンをどちらかを選択する場合、どのような基準で選べばいいのでしょうか?

年収が多い人は最初から銀行教育ローンを選択すべし

上記の借入条件などを見てもおわかり頂けると思いますが、どちらの教育ローンを利用するかの判断ポイントは、「親の年収」です。

つまり、高収入の世帯は銀行の教育ローン、それ以外の世帯は国の教育ローンを利用するべきです。

ただ、年収の基準ラインが微妙な場合は、国の教育ローンを申し込んでダメだったら教育ローンを申し込みたい…という家庭もあるかもしれません。

しかし、そのような場合でも事前にしっかりリサーチして、収入の条件に当てはまらない高収入の家庭は、最初から銀行の教育ローンに申し込むべきです。

何故なら、教育費を用意しないといけないタイミングは非常にタイトで、審査落ちをしてしまうと子供の入学に間に合わないケースも出てくるからです。

ちなみに、国の教育ローンの場合申込から審査回答まで約10日間、さらに融資金が振り込まれるまでに10日間が必要ですので、申込から融資までは約20日必要となります。

万一、それで審査落ちしてしまうと、銀行の教育ローンに申し込むにも様々な手続きが必要になってきます。

国の教育ローンを利用したほうがいい人

次に国の教育ローンを利用したほうがいい人ですが、銀行の教育ローンの場合とは逆で、「高収入でない人」さらには「母子家庭など諸事情がある人」です。

ただ、上記でも触れた通り保証協会の保証制度を利用する場合は、保証料が必要になってきますし、それを利用しない場合は、連帯保証人を用意しないといけませんので、少々面倒な手続きが必要になります。

※連帯保証人の条件

  • 保証の責務などについて理解している事
  • 原則として別居・別生計の人である事
  • 進学者・在学者の4親等以内の親族(進学者・在学者の配偶者を除く)

教育ローンで借りられない場合はどうする?

困る女性

なかには教育ローンでの借入ができず、お困りの方もいますよね。

ですが教育ローンでの借入ができないときには、以下3つの方法が効果的。ぜひ実践してみてくださいね。

<教育ローンで借入できないときの対処法3つ>

  1. リースバックで対応してみる
  2. 学生本人が奨学金制度を使う
  3. カードローンを使って借りる

①リースバックで対応してみる

リースバックは資金調達方法の一つで、持ち家をはじめとした不動産所有者が利用できる方法です。

このリースバックとは、持ち家を売って現金化してもその後不動産会社へ家賃を支払って自宅に住み続けられるシステムのこと。

家主・新居を探す手間も省けますし、比較的スピーディに教育資金を確保できます。

その反面で自宅の所有権を失うのがデメリットですが、リースバックでの契約次第では買い戻しもできますよ。

②学生本人が奨学金制度を使う

もし学費の支払いに関してまだ余裕がある場合は、学生本人で奨学金制度を活用してみてください。

奨学金だと金利1%未満での借入ができ、在学中の利息は発生しません。

また奨学金の場合は教育ローンと違い、その他以下の点で異なります。

<奨学金と教育ローンとの違い>

奨学金教育ローン
契約者子ども
金利1%未満1.5%~5.0%ほど
借入金の受取方法分割まとまったお金を借りられる

奨学金の場合は学校を卒業した後にお子さん側で返済を進めないといけなく、借入金は分割での受け取りになります。

なお借入金の受取時期は5月以降になるケースが多く、入学金に関しては間に合わない可能性が高いため注意してください。

③カードローンを使って借りる

「ローン」といっても種類はさまざまで、消費者金融系のカードローンや信販系のカードローン、そして銀行カードローンがあります。

もし教育ローンで借りれなかったときは、上記のうち銀行カードローンの利用がおすすめ。

最短即日で融資は受けられませんが、金利は比較的低く返済計画を立てやすい傾向にあります。

次章でおすすめの銀行カードの紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

教育ローンを借りられないときにオススメの銀行カードローン3選!

教育ローンを活用できなかったときは、以下3種類の銀行カードローンの利用をおすすめします。

<おすすめの銀行カードローン3選>

銀行カードローン名金利借入限度額申込方法借入方法
①三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」1.8%~14.6%500万円Web、電話提携ATM、振込
②auじぶん銀行カードローン1.48%~17.5%800万円Web提携ATM、振込
③みずほ銀行カードローン2.0%~14.0%800万円Web、郵送、電話、店舗窓口Web(みずほダイレクト)、提携ATM

①三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

バンクイック

金利1.8%~14.6%
借入限度額500万円
申込方法Web、電話
借入方法提携ATM、振込

三菱UFJ銀行カードローンの「バンクイック」は金利が1.8%~14.6%と、他社と比べても金利は比較的低め。

消費者金融だと18%前後なケースが多い点もふまえると、利率が3%以上低い状態で借入できるんです。

またメガバンク提供のカードローンである点から、安心して利用できるのもポイントです。

なお月々の返済額は最低1,000円ですから、返済計画を立てやすいカードローンともいえますね。

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②みずほ銀行カードローン

210707-みずほ銀行カードローン

金利2.0%~14.0%
借入限度額800万円
申込方法Web、郵送、電話、店舗窓口
借入方法Web(みずほダイレクト)、提携ATM

みずほ銀行カードローンは他のサービスと比べると借入限度額が最大800万円と高く、よりまとまったお金を借りたいときにおすすめ。

バンクイックと同じくメガバンクの銀行カードローンのため、安心して利用できるのもポイントです。

また金利は最大14.0%と、ご紹介するなかでも低金利な部類に入ります。

なおWeb申込だと来店・郵送が不要。まずはお気軽に申し込んでみてくださいね。

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③auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローン_300x250

金利1.48%~17.5%
借入限度額800万円
申込方法Web
借入方法提携ATM、振込

auじぶん銀行カードローンも同じく返済額が1,000円からと使いやすく、返済日を自由に選べるのがポイント。

「35日ごと返済」「期日指定返済」の2つから選べ、柔軟に返済を進められるのも魅力です。

またau IDをお持ちだと、最大年0.5%の金利優遇を受けられるのも嬉しいですね。

なおWeb完結での申込ができるため、スマホやパソコンなどを使えば来店せずとも借入ができるのもポイントです。

低金利でおすすめの教育ローン、まとめ

今回は、銀行の教育ローンや国の教育ローンについて、金利などのスペックも含めいくつかご紹介しました。

この記事でもお伝えしましたが、大学の入学金などを支払うタイミングは非常にタイトです。

あらかじめ教育ローンや奨学金など事を勉強しておかないと、いざという時に間に合わない事にもなりかねません。

特に子供が高校2年生くらいになる家庭では、そろそろ利用すべき教育ローンについてチェックしておくべきかもしれませんね。