ソニー銀行カードローンは、金利が低く借り入れしやすい商品です。
カードローンは手持ちがなくても、ATMから手軽にお金を引き出せます。
旅行費から生活費まで様々な出費に対応でき、生活を支えてくれる便利なツール。
しかしカードローンは無償でお金を貸してくれるものではありません。
カードローンの利用には利息を支払わなくてはなりません。
計画性を持たずに利用してしまうと、返済時に痛い目を見ます。
ですが「計画性を持って利用しろ」と言われても
- 毎月の返済額がいくらなのか
- 返済方法はどのようなものがあるのか
- 利息はどれくらいになるのか
がわからないと、返済のイメージはつきにくいもの。
ソニー銀行カードローンの最大金利は「13.8%」とカードローン業界全体で見ても安いです。
ですが、低金利だからと舐めると思わぬ利息が掛かります。
今回はソニー銀行カードローンの毎月の返済額や発生する利息額、返済方法について詳しく解説していきます!

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- 3.0%~18.0%
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- 800万円
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- 最短30分
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- 最短30分
ソニーカードローンには約定返済と随時返済がある
カードローンの返済において、押さえておくべき重要事項は「返済の種類」です。
どのような返済の種類が用意されているかを把握することが、カードローンの返済で痛い目を見ないコツです。
ソニー銀行カードローンでは、
- 毎月最低限返済すべき金額の「約定返済」
- 約定返済の他に自主的に返済をする「随時返済」
の二つの返済を用意しています。
約定返済
「元金返済分+利息分」で構成される返済です。
返済金額に利息分も含まれているため、総額から利息額を引いた金額が元金返済に充てられます。
毎月必ず支払う必要のある返済金です。
ソニー銀行カードローンの返済方式は「残高スライドリボルビング方式」
ソニー銀行カードローンの返済方式は、残高スライドリボルビング方式です。
残高スライドリボルビング方式とは、毎月の返済額を借り入れ残高に応じて決定する返済方式のことです。
ソニー銀行カードローンの借入残高ごとの返済額は以下。
前月ローン返済日のご利用残高 | ご返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円~20万円以下 | 4,000円 |
20万円~40万円以下 | 6,000円 |
40万円~60万円以下 | 8,000円 |
60万円~80万円以下 | 10,000円 |
80万円~100万円以下 | 12,000円 |
100万円~150万円以下 | 15,000円 |
150万円~200万円以下 | 20,000円 |
200万円~300万円以下 | 30,000円 |
300万円~400万円以下 | 35,000円 |
400万円~500万円以下 | 40,000円 |
500万円~600万円以下 | 50,000円 |
600万円~700万円以下 | 60,000円 |
700万円 | 70,000円 |
10万円1円の借入残高がある月の返済額は4,000円ですが、4,000円の返済で借入残高が10万円以下になると翌月は「2,000円~10万円以下」の返済額(2,000円)が適用されます。
借入「残高」によって返済額が「変化(スライド)」するので、残高スライドリボルビング方式と覚えるといいです。
随時返済
「元金返済分」のみで構成される返済です。
利息額が一切含まれないため、支払った金額すべてが元金返済に充てられます。
支払いは任意で、支払金額も1円単位から自由に決められます。
この随時返済がカードローンの返済において「痛い目を見ない」ためのカギです。
以下から紹介する随時返済の方法は、しっかり覚えておきましょう。
随時(臨時)返済の方法
ソニー銀行カードローンではWEBでの手続きとATMで随時返済を受け付けています。
WEB返済
ソニー銀行カードローンサービス(WEB)サイトにログインし、「カードローン」>「追加返済」画面と進むと手続き可能です。
入力した返済額はソニー銀行の円普通口座から引き落とされます。
予定している随時返済額分の金額が口座に入っていることを確認しておきましょう。
ATM返済
ATM画面の「カードローン」を選択、「ご返済」を選択すると手続き可能です。
提携しているATM
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- E-net
- ローソン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- 三菱UFJ銀行ATM
- 三井住友銀行ATM
ソニー銀行カードローンの返済日
ソニー銀行カードローンの約定返済日は、2、7、12、17、22、27日から選択できます。
※ソニー銀行の休業日にあたる場合、翌営業日が返済日となります。
返済日をすぎると「返済遅延による遅延損害金」が発生してしまいます。
選択した返済期日までにソニー銀行の円普通預金口座に返済額以上の金額を入金しておきましょう。
初回返済日
はじめて借り入れをおこなった日によって、初回の返済日が異なります。
例:毎月のご返済日が27日で、5月にお借り入れされた場合
5/1~5/26お借り入れ → 6/27が初回返済日です。
5/27~5/31お借り入れ → 7/27が初回返済日です。
引用:ソニー銀行カードローン
ソニー銀行カードローンの利息額
ソニー銀行カードローンの返済額は借入残高によって決定されます。
最低返済額は借入残高10万円以下の時の「2,000円」です。
10万円借りても月々2,000円ずつ返済すればいいので、とても借りやすく返済しやすいカードローンだと思いますよね?
しかし冒頭でも説明したように、カードローンでお金を借りると利息が発生します。
利息は毎月の返済額に含まれるので、支払った2,000円すべてが元本への返済に充てられません。
「10 万円を借り入れたから、毎月2,000円の返済で50か月後には完済だ!」とはならないのです。
それではソニー銀行の最大金利である「13.8%」。
この金利で10万円を借りて、毎月2,000円ずつ返済していくと、実際にかかる期間と利息額はいくらになるのでしょうか?
シミュレーションしてみました。
「13.8%」の金利で10万円を借り入れて、毎月2,000円ずつ返済した時のシミュレーション
利息額は毎月の借入残高に金利をかけて算出します。
返済が進んで借入残高が減れば、その分利息も安くなります。
つまり、毎月の返済額をできるだけ多くして、返済を進めた方が結果的に支払う利息額は低くなります。
逆に返済に時間をかければかけるほど、結果的に利息額は多くなっていきます。
ソニー銀行カードローンで、一番返済が遅くなる方法ってなんだと思いますか?
それは、毎月の返済額を最低約定金額だけ支払う方法です。
つまり10万円を2,000円ずつ返していく方法は「一番利息が高くなる返済方法」になるのです。
以下が「13.8%」の金利で10万円を借りて、毎月2,000円ずつ返済していった時のシミュレーション結果です。
返済回数 | 返済総額 | 利息額 |
---|---|---|
75ヵ月 | 185,181円 | 85,181円 |
総返済額は185,181円になりました。
元の借入額が10万円ですから利息額は「85,181円」になります。
また返済期間は驚異の75ヵ月。
年数に直すと、6年と3か月です。
利息がない場合は50ヵ月で完済するはずだったので、約25か月分「2,000円を余計に払った」と考えるとイメージがつきやすいでしょうか?
10万円を借りて85,181万円の利息額…。
元金と同等の利息額を支払っていることになります。
いくら6年近く借りているといっても、10万円を借りる利用料としては高すぎます。
元金に迫る高額な利息額…。
これが最低約定返済額での返済に甘えてしまった時に見る「痛い目」なのです。
最低約定返済額に甘えることが痛い目を見る原因
シミュレーションの結果を見て、最低返済額に返済した時の利息額の多さに驚愕した人も多いと思います。
元金10万円の借り入れを完済するのに75ヵ月もかかり、利息は元金に近い9万円弱もかかることがわかりました。
完済するまでの約6年間、毎月支払う「2,000円」を固定費と割り切ってそれ以上借り入れをしないならいいでしょう。
しかしカードローンは限度額内であれば、いつでもお金を引き出せてしまう便利なツールです。
10万円の返済途中にお金を借りてしまえば、9万円弱どころの利息じゃ済みません。
そうならないためにも約定返済以外に返済をしていく必要があります。
その返済が冒頭でも解説した「随時返済」です。
随時返済のメリット
できるだけ利息額を減らすには、返済期間をできるだけ短縮することです。
そのためには随時返済を活用していくことが必要になります。
一日あたりの利息額は以下の計算式によって算出されます。
つまり返済期間が短くなればなるほど利息額は少なくなります。
「13.8%」の金利で10万円を借り入れ。
約定返済の「2,000円」と随時返済として「4,000円」を足した、毎月「6,000円」で返済を進めた場合の返済期間と利息額をシミュレーションしてみました。
約定返済のみのシミュレーションと比較してみましょう。
毎月の返済額 | 返済期間 | 返済総額 | 利息額 |
6,000円 | 19ヵ月 | 121,853円 | 21,853円 |
2,000円 | 75ヵ月 | 185,181円 | 85,181円 |
毎月の返済額を「4,000円」増やすだけで、返済期間と利息額が大幅に減らせることがわかります。
利息額の差額は約6万円になります。
「4,000円」を安いとは言いません。
しかし毎月の支出の中から「4,000円」を捻出し、返済に回すのは、難しいことではないですよね?
目の前の4,000円を取るか、人生の「6万円」を取るかはあなた次第です。
利息は、
- 借入残高が少なくなる
- 返済期間が短くなる
ことで減らせます。
随時返済は、この二つを同時に減らせるものだと覚えておきましょう。
利息額をできるだけ少なくしたいなら…おすすめカードローンを紹介
カードローンの使用において、どのような目的であっても「利息が低い」ことに越したことはないはず。
カードローンの使用目的は、旅行費や生活費などスポットで異なります。
しかし大枠では、下記のように分類できると思います。
- 便利なツールなので常用していきたい
- 一時的にお金が必要になっただけ
- 複数の借り入れを一本化したい
カードローンの使用分類別に「金利が低い(利息が低い)」観点からおすすめのカードローンを紹介いたします。
今回紹介するカードローンを提供する金融機関は以下です。
金融機関 | 最大金利 | 特徴 |
---|---|---|
ソニー銀行 | 13.8% | 限度額60万円で金利が下がる |
楽天銀行 | 14.5% | 一定期間金利半額 |
プロミス | 17.8% | 30日間無利息(※) |
アコム | 18.0% | 30日間無利息 |
中央リテール | 13.0% | おまとめローン専用 |
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要。
単純明快!金利が安いカードローン
ソニー銀行カードローン
金利の安さを求めるならこの記事で紹介している「ソニー銀行のカードローン」が最もおススメになります。
ソニー銀行カードローンは最大金利「13.8%」と優秀です。
さらに60万円の限度額が設定されると、金利は「12.8%」に下がり、100万円の限度額では「9.8%」の金利になります。
多くのカードローンでは基準金利(最大金利)から金利を下げるには、100万円の限度額を設定される必要があります。
しかし「100万円の限度額」を設定されるのは、難易度高いです。
ですが「60万円の限度額」設定なら現実的です。
(※50万円以上の限度額が設定される場合、「収入証明書」が必要になり、通常より審査基準が上がります)
ソニー銀行のように60万円の限度額を区切りに金利を下げるのは珍しいです。
新規審査から最大金利以下での借り入れが見込めます。
もし最大金利に設定されても、ソニー銀行カードローンの金利は業界全体のなかでも低く設定してあります。
他のカードローンで100万円以上の限度額が設定されない限り、ソニー銀行の金利より低くなることはなかなかありません。
低い金利を求めるなら、ソニ―銀行カードローンへの申し込みをおすすめします。
ソニー銀行カードローンの審査についての記事はこちら!

楽天銀行カードローン
一般的に銀行系カードローンが消費者金融のように、金利の割引キャンペーンをおこなうイメージはないと思います。
しかし楽天銀行カードローンは「期間限定で金利を半額にするキャンペーン」を定期的におこなっています。
※2020年8月5日現在、楽天銀行カードローンは金利半額キャンペーン開催中です!
楽天銀行カードローンの最大金利は「14.5%」のため、半額だと「7.25%」の金利になります。
通常時の最大金利も「14.5%」と低いため、メインの借入先としてもおすすめ。
ちょっとした豆知識ですが、楽天銀行カードローンと契約すると借り入れの有無に関係なく「楽天スーパーポイントを1,000円分」もらえます。
期間限定!低金利で借りれるカードローン
プロミス
大手消費者金融会社プロミス。
コミカルなテレビCMを展開しているため、メインターゲットである大人だけでなく子供にも知られている会社です。
プロミスが提供するカードローンの最大金利は、「17.8%」と消費者金融のなかでは若干低め。
しかしソニー銀行カードローンの「13.8%」と比べてしまうと、金利の高さが際立ちます。
金利が高いのになぜプロミスをおすすめするのか、と思いますよね?
その理由は、プロミスが「プロミスからはじめて借り入れる人限定で30日間金利無料サービス(※)」を常時、おこなっているからです。
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
30日間の金利無料サービスの間に完済すれば、利息は発生しません。
一時的にまとまった金額が必要になっただけで、カードローンを普段使いするつもりはない。
そんな人におすすめしたいカードローンです。
また銀行系ではなく消費者金融のカードローンのため、即日融資にも対応しています。
アコム
プロミスと同じく、大手消費者金融のアコム。
アコムのテレビCMは、耳触りの良い「はじめてのアコム♪」のキャッチフレーズで有名ですよね。
アコムもプロミスと同じく「はじめてアコムから借り入れる人向けに30日間金利無料キャンペーン」をおこなっています。
というより「30日間金利無料サービス」の元祖はアコムです。
(「はじめてのアコム」とキャッチフレーズにしているくらいですからね)
プロミスと併用すれば、最大二か月間金利無料で借り入れが可能です。
例:プロミスから10万円借り入れの金利無料期間終了直前にアコムから10万円借り入れて、プロミスからの借り入れを返済。
元の最大金利は「18%」とプロミスよりも若干高いため、常用するにはおすすめできません。
借金を一本化したいならおすすめしたいカードローン
中央リテール
中央リテールは、おまとめローンを専門に融資する珍しい消費者金融です。
最大金利も「13%」と安いです。
中央リテールは「おまとめローン」を提供している点が魅力です。
中央リテールの提供するおまとめローンは、「フリーローンをおまとめローンとして利用する借り換えローン」と異なり、れっきとした「目的別ローン」です。
借金返済以外に使用できないため、借金を本気で返したいと思っている場合におすすめの消費者金融になります。

まとめ
ソニー銀行カードローンの返済についての疑問や不安は解消できましたか?
ソニー銀行カードローンの基準金利で返済シミュレーションもおこないました。
最低約定返済額のみで返済した場合と随時返済を交えて返済した場合の比較で、痛い目を見ないための具体的な返済イメージをつかめたと思います。
最低約定返済額に甘えて、返済を進めていると長い返済期間を必要とします。
さらに利息額も大幅に上がってしまい、良いことは一つもありません。
ソニー銀行のように金利が低いカードローンを利用すれば、その分利息は抑えることができます。
ですが金利差によって生まれる利息額より、返済期間が長くなることによって生まれる利息額の方が大きいです。
金利も大事ですが、できるだけ利息を抑えたいなら随時返済を活用して、計画的な返済をしていきましょう。