会社によって金利・返済期日・返済方法は異なります。
「あっちの会社の返済日はいつで、こっちの会社の返済額はいくらで、そっちの会社の返済方法はATMのみの受付だっけ…」
このように複数の借入先を持っていると、借金の管理は大変。
借り入れ総額も把握しずらいため、返済の計画も立てずらいです。
完済を目指すとき、借金を一本化して管理をしやすくするのがおまとめローン。
金利も返済期日も引き落とし口座も一つになりますし、借金の総額が把握できるため、返済の計画も立てやすくなります。
借金を一つにまとめる特性上、おまとめローンをすると一社からの借入残高が大金になります。
そうなると金利は少しでも低い方がいいですが…。
ソニー銀行カードローンの金利はどうなのでしょうか?
今回はソニー銀行カードローンをおまとめローンとして利用した時に優秀かどうかを解説していきたいと思います。
- 最短30分で審査完了!即日融資も可!
- はじめての方なら最大30日間無利息!
- Web完結!郵送物一切なし!
- 実質年率
- 3.0%~18.0%
- 限度額
- 800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短1時間
おまとめローンとは
「借金の完済を目指すならおまとめローンがいい」と聞いて、この記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし実際におまとめローンがどのような内容なのか把握していない…。
そんな方のためにおまとめローンについて解説していきます。
複数の消費者金融・銀行からのカードローンを一本化する
おまとめローンとは「複数の消費者金融・銀行からの借り入れを他の一社から借りなおす形で一本化するもの」です。
言葉で説明されてもイメージが付きづらいと思うので、具体的に例を出します。
あなたに金融会社A、金融会社B、金融会社Cの合計3社からカードローンでの借り入れがあるとします。
A、B、C各社の借り入れ残高を、金利の安いD社(このD社をソニー銀行カードローンとします。)からお金を借りて返済。
各社への返済額の合計をソニー銀行カードローンから借りていることにする。
というものです。
旧借入先会社 | 借入金額 | 金利 | 新借入先会社 | 借入金額 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|
金融会社A | 30万円 | 20% | ソニー銀行カードローン | A・B・C社合計の100万円+各社への返済時金利分 | 9.8%(※) |
金融会社B | 20万円 | 18% | |||
金融会社C | 50万円 | 19% |
※)ソニー銀行カードローンの100万円超え限度額設定時の金利
上記の表のようにバラバラな各社の借り入れを、金利の安い一社にまとめ、金利を安くしたうえで一本化するイメージです。
おまとめローンには「フリーローン」と「目的別ローン」の二種類ある
ややこしいのですが、おまとめローンには「フリーローン」と「目的別ローン」の二種類あります。
それぞれの違いについて解説します。
フリーローンのおまとめローン
フリーローンの方は、正式には「おまとめローン」ではありません。
複数の借入先を勝手に他の会社のフリーローンで一本化することを俗に「おまとめローン」と呼んでいるだけです。
実際は「借金の借り換え」です。
フリーローンで「他社への借入残高分」を借り入れて「他社借入残高」を返済する…。
そうすれば、実際のおまとめローンと同じ運用になります。
ただし正式な「目的別ローンのおまとめローン」と異なり、あくまで「フリーローン」。
あなたが望めば、限度額内で自由に借り入れが可能です。
意志が弱い人や誘惑にすぐに負けてしまう人には少々向いていない方法です。
ソニー銀行は目的別ローンのおまとめローンを提供していません。
ソニー銀行カードローンでのおまとめローンは、この方式です。
目的別ローンのおまとめローン
目的別ローンの方は正式な「おまとめローン」になります。
銀行が提供する住宅ローンやマイカーローンは、それぞれ「住宅」や「車・バイク」等、その目的に沿った支払いにしか使用することができません。
それと同じでおまとめローンは「借金の返済を目的としたローン」なので、限度額内で自由に借り入れることはできません。
あくまで借金の返済のみに使用されます。
フリーローンで借り入れて他社の借入残高を返済する形でなく、おまとめローンを提供する会社が他社への借り入れを立て替えます。
本気で借金の完済を目指すなら、正式なおまとめローンを利用した方が良いでしょう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンのメリットについて書いていきます。
- 返済先が一つになるので借金の管理が楽になる
- 金利安くなるので借金返済の総額が安くなる可能性がある
上記3つのメリットについて解説していきます。
返済先が一つになるので借金の管理が楽になる
複数の会社から借り入れがあると、借入先の数だけ「返済額・返済日」を把握しなくてはいけません。
とても面倒ですよね。
おまとめローンを利用すれば「返済額・返済日」が一つになります。
借金の総額も把握できるため、返済の計画も立てやすくなります。
金利が安くなり、返済の総額が減少する可能性がある
多くの金融機関では、限度額の高さに比例して金利が下がっていきます。
A社の数十万、B社の数十万、C社の数十万を一つの借金にするためのカードローンの審査に通過できたということは、おのずと高い借り入れ限度額が設定されていることになります。
たとえば、ソニー銀行の場合なら融資限度額が「100万円以上」に設定されると金利は「13.8%」から「9.8%」になります。
※実際には60万円の限度額時点で「12.8%」の金利減少があります。
金利が下がるため、総返済額も下がります。
ソニー銀行カードローンはおまとめローンとして優秀か
ソニー銀行のおまとめローンが「フリーローン」による借り換えローンであることを理解していただけたと思います。
ソニー銀行のカードローンは、他社からの借り換えをおこなうのに適したスペックを持っているのでしょうか?
ソニー銀行カードローンの金利設定
ソニー銀行カードローンの金利設定は以下のようになります。
限度額 | 基準金利 |
---|---|
10万~50万円 | 13.8% |
60万~90万円 | 12.8% |
100万円 | 9.8% |
150万円 | 9.0% |
200万円 | 8.0% |
300万円 | 6.0% |
400万円 | 5.0% |
500万円 | 4.0% |
600万円 | 3.5% |
またカードローンの金利設定では、珍しく「60万円」の限度額で金利が下がります。
借入残高が100万円に届かない人にとってはうれしいですね。
おまとめローンで見るべきは金利です。
その点でソニー銀行カードローンは、おまとめローンとして優秀だと判断できます。
他社との金利の比較
ソニー銀行カードローンの金利だけ見せられて「優秀」と言われても信用できませんよね。
他の金融機関との比較して優秀かどうか見てみましょう。
金融機関名 | 最大金利 | 限度額100万円超え金利 |
---|---|---|
ソニー銀行カードローン | 13.8% | 9.8% |
auじぶん銀行カードローン | 17.5% | 12.5% |
みずほ銀行カードローン | 14.0% | 12.0% |
中央リテール | 13.0% | 応相談 |
みずほ銀行のカードローンは銀行系のなかでも低金利です。
そのみずほ銀行カードローンよりも最大金利、限度額100万円設定時の金利で優っています。
また「借り換えローン」時に金利が優秀になる「auじぶん銀行」よりも低金利。
他社のカードローンと比較してもソニー銀行のカードローンは「金利面で優秀」だと言えます。
ソニー銀行はおまとめローンとして優秀
ソニー銀行のカードローンは、おまとめローンとして利用する場合、優秀な金利をしています。
ソニー銀行の最大金利は「13.8%」。
100万円の限度額を設定されれば、その金利は「9.8%」になります。
おまとめローンは性質上、必然的に借り入れ希望限度額、限度額ともに高くなります。
そのため「9.8%」の金利が設定されやすいです。
仮に100万円の限度額を設定されなくても60万円を設定されれば「12.8%」になりますし、最大金利でも「13.8%」と低金利です。
おまとめローンの性質を考えればソニー銀行のカードローンは優秀といえます。
ソニー銀行以外におまとめローンにおすすめなカードローン
おまとめローンは、その性質上、借り入れ残高が大きくなります。
そのため少しでも金利の低いカードローンで借金の一本化をするのがおすすめ。
ソニー銀行のカードローンは、最大金利も低く、おまとめローンにおすすめなのは間違いないのです。
しかしあくまでフリーローンとしての利用になるので、限度額内であれば返済途中でも新たに借り入れが出来てしまいます。
魔が差してしまえば、完済への道は遠のいてしまいます。
そこでおすすめしたいのが「目的別ローン」のおまとめローンを提供する会社です。
中央リテール
中央リテールは、おまとめローンを専門に融資する珍しい消費者金融です。
「フリーローン」をおまとめローンとして利用するのではなく、
正式に「目的別ローン」のおまとめローンを提供している会社。
フリーローンではないので、返済途中に新たに借り入れすることもできません。
最大金利も「13%」と低く、本気で借金の完済を目指すならおすすめの消費者金融です。
まとめ
ソニー銀行カードローンがおまとめローンとして使用するのに適しているかを考察してきました。
ソニー銀行のカードローンは金利が安く、おまとめローンとして優秀であることがわかりました。
おまとめローンは複数の借り入れを一本化するため、必然的に借入残高が大きくなります。
おまとめローンを希望するなら少しでも金利が安いカードローンを選択しましょう。