銀行口座にお金を預けていれば、何もしなくとも利息でお金が増えていった時代は過去の話です。
これから自分の資産を増やしていこうと思ったなら、投資信託で資産形成を行うなど自分の資産形成について真剣に考えていく必要があるのです。
投資信託について多少知っている方なら、「利回り」が高いほど儲かる投資商品なのはわかるはず。
しかし投資信託で資産形成するには、利回りについてしっかり理解した上で、各投資信託ごとに異なる利回りを見て、どこにどのように投資するか決めるべきです。
今回の記事で、特に投資信託について詳しくわからない方のために、「投資信託の利回り」についてかなり詳しくなって頂こうと思います。
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投資信託の利回りとは?
そもそも投資信託でどうして購入者にお金が分配されるのか。
投資信託の利回りの仕組みは、しっかり理解できているでしょうか。
投資信託で儲けを出そうと思っても、投資信託における利益と利回りの違いについて
投資信託の利益と利回りの違い
利回りと利益は、たしかに似てはいますが、そこで指す意味は異なります。
まず投資信託の利率ですが、利率は「一定期間の投資した金額に対して、体的に発生する分配金の割合がどれくらいか」を表した数字です。
そして利回りとは、投資信託を売却した時に出る「売却益」「分配金」などすべての利益の割合がどれくらいかを表しています。
つまり、投資信託の最終的な利益を決める要素として「利回り」が欠かせない要素だということですね。
投資信託の利回りにはどうして差が出るのか
利回りの差を決める要素は色々あります。
投資信託(ファンド)が投資する先で、どれくらい株価変動リスクがあるか、リスクが高いほど売却益を得て利益を上げやすくなります。
それゆえ、リスクが高ければ、投資信託の利回りも高くなるということです。
ということは、利回りが高まれば株価変動リスクが高いので、「原本割れのリスク」も高まるということ。
短期の投資なら良いですが、長期投資で利回りの高い投資信託への投資を行うのは少し考えものかもしれません。
投資信託で目安にするべき利回り
投資信託の利回りはどれくらいか目安になるのか?
利回り率の目安を考えた時、基準となるのは資産の種類になります。
例えば20年間運用したとしたら、TOPIXなら1,17%の、S&P500なら3.26%%のように、アセットクラスで全然利回り率が変わります。
20年間の間に様々な株価暴落を誘う出来事がありますが、20年もの長期投資を行うことによって指数のほとんどがプラス利回りとなっています。
もちろん、それぞれのアセットクラスが今の利回りを維持できるとはだれも保証できません。
しかし、銀行に預けておくよりも、「増やす」という観点で考えれば正解に近そうです。
長期投資ほど利回りが高くなる
何度かお伝えしている通り、投資信託は長期投資のほうが利益をあげやすくなるのです。
例えば積立で投資信託に投資している場合、積み立てている最中に株価が、今回のコロナウイルス騒動のような有事で大暴落してしまった場合。
その暴落を受けて、投資する本人が積立をやめてしまったり、投資をやめて配当受け取りを選んでしまったら。
その場合暴落したダメージをフルで食らってしまい、ただただ原本割れの損益を出すだけです。
しかし長期投資を行っていた場合、暴落後も積み立てていれば最終的に株価の戻りも期待できますから、利益を上げることができます。
確かに株価が暴落するのを見るのは苦しいです。
ですが投資信託で利益を上げるのが目的なら、一度や二度の株価変動で動じることなく、長期投資で利益が出ることに期待しましょう。
投資信託で利回り5%は可能か?
投資で得られる利回りの一つの基準が「5%」という数字です。
投資信託のなかには、先進国の国籍や政府機関積に投資するものがあり、そうしたものなら簡単に利回り5%を狙えます。
普通に銀行に預けているだけではありえない利回り5%だって、投資信託をしっかり選べば全然不可能ではないのです。
そもそもリスクのないところに利回り5%はありえない
何度も銀行に預けているだけではお金が増えない、と言っていますが事実そうです。
本来銀行に預けていれば、銀行ごとに設定された利率で利息が発生するものですが、この利率がとにかく低い。
例えば都市銀行のみずほ銀行なら、普通預金で発生する利息の金利は「0.001%」。
100万円貯金してやっと1000円貯まる計算になります。
この利率では、とても「資産運用」とは呼べません。
偽りの安心を得るために、銀行にただ預けておくだけ、とうい行動を取るのだけはやめてください。
ある程度のリスクを許容しないと、まっとうな利回りなど「成功」は得られないのです。
「預けているだけで金利5%」はバブル時の話
確かにかつて日本も、「銀行口座にお金を預けているだけで利息がつく」という時代もありました。
特にバブル期には顕著で、バブル期初期は銀行に預けているだけで4%の利回りがつきましたし、ピーク時には6%を超える利回りまで到達しました。
そうした「銀行口座に預けて放っておくだけ」の時代はバブルまでで終わりです。
バブルがはじけて、アベノミクスもおわり、コロナウイルス騒動を経験した今、バブル期の気分でお金を運用していてはいけません。
投資信託の選び方でリスクコントロールは可能
そもそも投資信託、というか投資にはリスクがあるとは言いますが、別に投資はギャンブルではありません。
投資信託を活用した投資を考えているなら、ファンド選びをしっかり行うことで、ある程度リスクコントロールが可能です。
リスクが怖いなら、リスクの低いファンドへ投資すればいいだけの話。
「よくわからないけどリスクが怖い」という理由だけで投資に踏み切らないのは、あまりにもお金を儲ける機会損失です。
利回りで比較するおすすめ投資信託ランキング
具体的に、どの投資信託が利回りとリスクのバランスがよく投資先に向いているのか。
利回りをメインで比較して、ランキング形式で紹介したいと思います。
今回は主に、マネックス証券で取り扱っている投資信託から、ランキングを作成します。
1位 グローバル・ロボティクス株式ファンド(為替ヘッジあり・年2回決算型)+16.93%
主に世界のバイオ医薬品製品関連企業の株式にメインで投資します。
主に現在世界で注目されるバイオ医薬品関連企業、全体的に株価の上がりがみられていることもあり、高い利回りがでています。
株価はいつもマーケット次第で変わります。
バイオ医薬品関連企業へ投資するのはかなり効率的に利益を上げられるということですね。
2位 グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)+16.76%
発展する産業の企業は安定して株価の上がりが期待できるというもの。
産業用、サービス用など、様々な分野で活躍するロボットを制作する企業や、ロボット関連技術であるAIやセンサー関連企業への投資も行います。
結果的に、それらの企業は高い株価を記録しているということで、高い利回りも期待できるということです。
3位 企業価値成長小型株ファンド+15.21%
日本における各取引所の市場第一部や第二部に上場している小型株や、ジャスダック、東証マザーズに上場している株式に投資する投資信託です。
このファンドでは、主に「将来の成長性を見込んで投資」することになります。
成長性の高い企業も多いので、結果的にうまくいけば高い利回りが期待できます。
しかし小型株ゆえ、大型のグロース株ほど安定しないのも確か。
成長性を見込んで、グロース株投資と分散して投資するのも良いかもしれません。
積立NISAの利回りはどれくらい?
積立NISAの利回りということは、やはり「長期投資の利回り」を考えることになります。
つまり、投資信託で20年長期投資した時と同じ利回りを期待できるということ。
しかし積立NISAには毎年の投資額に制限がかかることに注意が必要です。
しかしその分、20年という長い期間税金免除となります。
株式投資はどれだけ高い利益をあげても20%ほど税金を徴収されてしまいますが、NISA口座で積み立てることで高い税金徴収を防ぐことができます。
投資信託の利回り まとめ
投資信託だってれっきとした投資。
投資する人は、投資額以上の利益を期待するものです。
今回の投資信託における利回りについての説明をみて、自分が投資信託への投資でどれだけ利回りによる利益が期待できるのか。
投資するファンド選びにおける利回り率は、投資信託を選ぶ上においてかなり重要です。
自分のリスク許容度、投資期間など、いろんな要素を多角的に考えながらファンドを選んでいきましょう。