一時的に資金繰りに困っている…。
このように一時的に資金に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
一時的な資金繰りに困っている人は「つなぎ融資」がおすすめです。
つなぎ資金には2種類あり、「個人の家を建てるときに利用されるつなぎ融資」と「事業者の資金繰りで利用されるつなぎ融資」の2つです。
本記事では、事業者向けのつなぎ資金について解説していきます。
一時的に資金が必要になり、つなぎ融資を始めたいと考えている人は参考にしてみてくださいね。
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- 800万円
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- 最短30分
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つなぎ融資とは?
つなぎ融資とは、一時的につなぐ目的で融資を受けることをいいます。
長期的な融資を目的にしておらず、短期的な借り入れを目的とした融資方法の1つです。
つなぎ資金は主に、資金が足りなくなった時の対応策として利用されることが多く、資金の穴埋めで利用します。
冒頭でお伝えした通り、つなぎ資金には「個人向け」と「事業者向け」があります。
個人向けのつなぎ融資は、住宅をこれから立てる人に向けた融資で一時的に融資が必要になった場合につなぎ融資を利用することになります。
事業者向けのつなぎ融資は、資金不足により会社の営業活動を止めないために一時的に融資をおこない営業を続けるための融資です。
つなぎ融資を受けることで、滞りなく営業ができるようになるのです。
一時的に資金が必要で返済のめどが立っている場合はつなぎ融資を利用することをおすすめします。
つなぎ融資を利用するタイミングは?
つなぎ融資を利用するタイミングは次の通りです。
- 売掛金の回収できず一時的に資金が不足した場合
- トラブルが起きた場合
では順番に見ていきましょう。
売掛金の回収できず一時的に資金が不足した場合
つなぎ融資を利用するタイミングは、売掛金で回収をおこなっている企業はつなぎ融資が必要になることが多いです。
商品やサービスの売り上げを現金で取引先からもらっている場合はすぐに資金になるため、一時的な資金不足で悩まされることも多くはありません。
一方、売掛金の場合は比較的長い期間を設けて回収をしていくため、すぐに資金化することは難しいはずです。
このように手元に資金がすぐに集まらない場合は一時的な資金不足になってしまうことも考えられます。
トラブルが起きた場合
何らかのトラブルが発生した場合はつなぎ融資が必要になります。
損害賠償や施設の補修など突然まとまった資金が必要になることも考えられますよね。
そのような時に利用しやすいのがつなぎ融資ですので、覚えておきましょう。
また、建設業や不動産業はつなぎ融資を受けることが多いです。
理由としては、建設業では基本的に工事が完了した後に入金することになります。
そのため、工事中にトラブルが発生してしまうと資金不足になってしまい工事を進めることができなくなります。
不動産業は土地の買い手が見つかるまでは現金化することはできませんよね。
このように建設業や不動産業は一時的に資金不足になってしまう要素が複数あるため、つなぎ融資が必要になる機会が多いといえます。
つなぎ融資を受ける方法
つなぎ融資を受ける方法はいくつかあります。
代表的な方法は次の5つがあげられます。
- 銀行や消費者金融を利用
- 日本政策金融公庫から融資
- ファクタリングをする
- 不動産担保で貸付
- 手形割引の利用
では順番に見ていきましょう。
銀行や消費者金融を利用
つなぎ融資を受ける方法1つ目に「銀行や消費者金融を利用」することでつなぎ融資を利用することが可能です。
一般的なつなぎ融資の方法として、銀行や消費者金融を利用している人が多いです。
基本的に無担保で保証人が必要ないという特徴から手軽に融資を受けられます。
消費者金融は審査も比較的通りやすく、最短即日融資も可能なんです。
ただし、銀行融資に比べて金利が少し高めに設定されていますので、注意が必要です。
また、銀行や消費者金融はつなぎ融資ではなく、「事業者向けローン」「カードローン」などの商品を利用することになります。
注意点として、誰でもつなぎ融資が受けられるわけではありません。
審査の状況によっては審査に落ちてしまうことも考えられるでしょう。
確実につなぎ融資が受けられるという訳ではありませんので、理解しておいてくださいね。
日本政策金融公庫から融資
つなぎ融資を受ける方法2つ目に「日本政策金融公庫から融資」することでつなぎ融資を利用できます。
日本政策金融公庫は国が運営している金融機関です。
銀行や消費者金融に比べて圧倒的に金利が低く設定されており、返済の負担を減らせます。
また、高額な融資もおこなっており、まとまった資金が一度に必要という方にはぴったりの融資方法です。
ただ、日本政策金融公庫の審査には時間がかかるため、今すぐ融資してほしいという方には向いていません。
機関に余裕を持ってつなぎ融資を考えている人は日本政策金融公庫から融資を受けるのはおすすめの方法といえるでしょう!
ファクタリングをする
つなぎ融資を受ける方法3つ目に「ファクタリングをする」ことでつなぎ融資を利用できます。
ファクタリングとは、企業が持っている売掛金を売却して資金にする方法のことを指します。
ファクタリングは最短即日で資金調達ができるため、急ぎで資金が欲しい場合にはぴったりですね。
また、担保なども必要がありませんので、手軽に利用することが可能です。
ファクタリングは手数料が発生しますが、つなぎ融資には適している資金調達方法といえるでしょう。
不動産担保で貸付
つなぎ融資を受ける方法4つ目に「不動産担保で貸付」することでつなぎ融資を利用できます。
建物や土地などの不動産を担保として融資を受ける方法もあります。
金融機関側は不動産を担保してもらうことでリスクを減らすことができるため、融資の審査には通りやすくなるんです。
不動産を担保とすることで高額の融資も受けられる確率も高まります。
ただし、不動産担保で貸し付けをおこなう場合は、事前に準備しておかなくてはならないことが増えるため、審査には時間がかかってしまうでしょう。
また、返済ができなくなってしまった場合は担保にしていた不動産を売却しなくてはならないため、融資を受ける側もリスクがあるということは覚えておいてくださいね。
手形割引の利用
つなぎ融資を受ける方法5つ目に「手形割引の利用」することでつなぎ融資を利用できます。
手形は期日になるまでは支払いを受けることはできません。
しかし、手形割引を利用することによって期日前であっても手形を現金化ができるのです。
手形割引は即現金化できるため、今すぐに資金調達をしなくてはならないという人におすすめのつなぎ融資といえるでしょう。
ただ、手形割引を利用するには手数料の支払いが必要になります。
手数料は金融機関によって異なりますので、手形割引を利用する場合はそれぞれの利用手数料を確認しておくようにしましょう。
つなぎ融資を受けるためのポイント6選
つなぎ融資を受けるためにはいくつかのポイントをおさえておかなくてはなりません。
ポイントとして次の6つがあげられます。
- 必要書類の準備
- つなぎ融資を利用する目的を明確にしておく
- つなぎ融資希望額を決めておく
- 資金繰りの計画を根拠を持って伝える
- 審査で見られている点を知っておく
- 自社の魅力を熱意を持ってアピールする
では順番に見ていきましょう!
必要書類の準備
つなぎ融資を受けるためのポイント1つ目に「必要書類の準備」をしておく必要があります。
売掛金や買掛金などを整理しておくことによって、金融機関に分かりやすく伝えられるようになります。
試算表を用いてどのくらいの資金が動いているのかなどを把握するためにも、準備しておくこと合が大切です。
つなぎ融資を受ける場合は特に事業計画書を作成する必要はありません。
ただ、売上の証明する書類や仕入れにかかった金額などを正確にまとめておく必要があります。
このようにまとめていくことで、納得感が増してつなぎ融資をうけられるようになるでしょう。
つなぎ融資を利用する目的を明確にしておく
つなぎ融資を受けるためのポイント2つ目に「つなぎ融資を利用する目的を明確にしておく」必要があります。
つなぎ融資は基本的に「運転資金」として充てられることが多いです。
そのため、突然資金不足になったとしても確実につなぎ融資を利用する目的があります。
運転資金が不足してしまう原因は次のようなものがあげられます。
- 経常運転資金
- 季節運転資金
- 設備運転資金
- 増加運転資金
- 減少運転資金
などがあげられます。
つなぎ融資を利用したい目的を明確にしておくことで融資を受けやすくなります。
なぜ運転資金が不足してしまったのか、なぜつなぎ融資が必要なのかを明確にして説明ができるようにしておきましょう!
つなぎ融資希望額を決めておく
つなぎ融資を受けるためのポイント3つ目に「つなぎ融資希望額を決めておく」必要があります。
つなぎ融資が必要だった理由を明確にできたのであれば、次にどのくらいのつなぎ融資額が必要か決めておきましょう!
つなぎ融資は一時的な融資になるため、基本的に一括での返済になることが考えられます。
そのため、つなぎ融資希望額が正当な金額でないと、審査に落ちてしまうこともあります。
資金不足でつなぎ融資を考えているのであれば、どのくらいの資金があれば運転資金として妥当の金額になるのかを調べておく必要があるのです。
つなぎ融資をするのであれば、「売掛金」「買掛金」「棚卸資産」を把握してから申し込む用紙にしてくださいね。
税金や社会保険を滞納しないこと
つなぎ融資を受けるためのポイント4つ目に「税金や社会保険を滞納しないこと」が大切です。
日本政策金融公庫などからつなぎ融資を受けようと考えているのであれば、税金や社会保険を滞納してはいけません。
税金や社会保険を滞納してしまっている人に対して、融資を禁止している金融機関も多くあるのです。
滞納が原因で融資が受けられなくなってしまうのはもったいないですよね。
融資先の幅を狭めないためにも税金や社会保険などの最低限のことをしっかりとおこなうことが大切です。
つなぎ融資を受けるためにも税金や社会保険などは滞納しないように心がけてくださいね。
資金繰りの計画を根拠を持って伝える
つなぎ融資を受けるためのポイント5つ目に「資金繰りの計画を根拠を持って伝える」必要があります。
つなぎ融資は一時的な借り入れになるため、金融機関は資金を回収する義務があります。
そのため、資金繰りの計画を根拠を持って伝えることが融資を受けるためのポイントになるのです。
計画性を持って返済できる根拠がなくては融資を受けることはできません。
本当に返済してもらえるかわからない相手に融資なんてしたくありませんよね。
融資をしてもらうためにも、しっかりと返済ができる根拠を説明するようにしましょう。
資金繰りの計画を根拠を持って伝えるためには、取引先との契約書など契約を証明する書類が必要です。
根拠さえあればつなぎ融資を受けることができますので、融資を受ける前に準備しておきましょう!
審査で見られている点を知っておく
つなぎ融資を受けるためのポイント6つ目に「審査で見られている点を知っておく」必要があります。
つなぎ融資で金融機関が見ている点は次の3つです。
- 融資する企業は安心できる企業なのか
- 取引先も安心できる企業か
- 事業の収益性は問題ないか
このような点があげられます。
見られている理由としては融資をしても、安全でリスクは無いかという確認をするために見られています。
このため、少しでも不安要素が残ってしまう場合は融資を受けられないことも考えられるでしょう。
融資をしてもらうためには金融機関に信用してもらうことが重要なポイントになります。
自社の魅力を熱意を持ってアピールする
つなぎ融資を受けるためのポイント7つ目に「自社の魅力を熱意を持ってアピールする」必要があります。
特に企業の実績が少ない場合は、自社の魅力を前面にアピールするようにしてください。
商品やサービスがどれだけ社会貢献につながるのか、どれだけ革新的なアイデアなのかを伝えることで融資をしたくなりますよね。
逆に熱意がない人には融資をしたいとは思わないでしょう。
会社の魅力が金融機関の担当者に伝われば融資の審査に通過する確率は高まります。
つなぎ融資を受けるためにも、自社の魅力を熱意を持ってアピールできるようにしておいてくださいね。
つなぎ融資のポイントを理解してから融資を受けよう
つなぎ融資にはさまざまな方法があるということを紹介しました。
つなぎ融資の方法を改めてまとめましたので、ご覧ください。
- 銀行や消費者金融を利用
- 日本政策金融公庫から融資
- ファクタリングをする
- 不動産担保で貸付
- 手形割引の利用
それぞれ特徴が異なりますので、自分に合ったつなぎ融資を選択するようにしましょう。
また、つなぎ融資の審査を通過するためにも次のポイントをおさえておく必要があります。
- 必要書類の準備
- つなぎ融資を利用する目的を明確にしておく
- つなぎ融資希望額を決めておく
- 資金繰りの計画を根拠を持って伝える
- 審査で見られている点を知っておく
- 自社の魅力を熱意を持ってアピールする
この6つのポイントを理解しておけばつなぎ融資を受けることは可能です。
これからつなぎ融資をしようと考えている人は本記事の内容を参考につなぎ融資の準備をしていきましょう!