マイカーローンにはいくつかの種類があります。
比較的利用するケースが多いのは「銀行マイカーローン」や「ディーラー系信販会社のマイカーローン」ですが、その他にも低金利ローンとして注目されているのが「JAのマイカーローン」です。
ただ、JAのマイカーローンは知名度が低く、あまり利用する人は少ないかもしれません。
また、JAのローン…と聞くと、「農協に加入していないと利用できないのか?」と思われる方もいらっしゃると思います。
そこで、今回の記事ではJAローンのスペックや気になる点について、詳しい情報をお届けしていきたいと思います。
<この記事はこんな人にオススメ>
- JAのマイカーローンの金利や限度額など。スペックについて詳しく知りたい人
- 農協に加入していないが、JAのマイカーローンを利用できるのか?確認したい人
- JAのマイカーローンと銀行のマイカーローンと比較して、メリットがあるのはどちらか知りたい人
JAのマイカーローンは農協に加入してないとダメなの?
まず最初に、JAのマイカーローンの基本的な概要から説明していきたいと思います。
農協の組合員でなくても利用できるが、条件が異なる
JAのマイカーローンを検討する場合、最も気になるのが「農協の組合員にならなくてはいけないのか?」という点だと思います。
この点について結論から申し上げると、JAによっては組合員でなくてもマイカーローンを利用することは可能です。
参考までにJA筑紫の利用条件を以下に記載していますが、明確に組合員以外の方でも利用できることが書かれています。
しかし、以下の通りJAの組合員以外は融資限度額が異なるなど、少々条件は厳しくなってきますので、その点は注意が必要です。
<例:JA筑紫のマイカーローンの条件>
マイカーローンの種類 | 融資額(組合員) | 融資額(組合員以外) |
---|---|---|
基金協会保証型 | 1,000万円以内 | |
三菱UFJニコス保証型 | 10万円以上1,000万円以内 | 10万円以上500万円以内 |
オリエントコーポレーション保証型 | 10万円以上1,000万円以内 | 10万円以上500万円以内 |
参考URL:JA筑紫
JAマイカーローンが利用できる人の条件
つぎに、JAのマイカーローンを利用できる人の条件についてです。
JAのマイカーローンの利用条件は、各地のJAによって微妙に異なるのですが、概ね以下の条件をクリアしておれば申し込むことは可能です。
- ローンを申し込もうとしているJAの営業区域内に住んでいる、又は勤務先がそのエリア内にあること
- 継続して安定した収入があること
- JAが指定する保証会社の保証が受けられること
- 他社借り入れなどがある場合、その返済を延滞していないこと
- 過去に債務整理をした履歴があるなど、信用情報に傷がないこと
また、年齢条件についても一般的なカードローンは20歳以上でないと利用できませんが、JAのマイカーローンについては18歳以上から利用できるところがほとんどです。
ただし、完済時の年齢の上限も決められており、概ね76歳から80歳未満で返済を終えることが必要です。
さらに、JAのマイカーローンには前年度の税込最低年収という条件があり、最低200万円以上の年収がないと利用できません。
また、上記で「継続して安定した収入があること」という条件を記載していますが、勤続年数についても「1年以上」と明確な条件が定められているケースがある為、転職して間もない場合はローンの審査に通らない可能性が高くなります。
しかし、学校を卒業して新卒で就職をしたばかりであれば、勤続年数一年未満でもローン審査には通る可能性はあります。
JAマイカーローンは車の購入費用以外でも利用できる
次に、JAマイカーローンの使い道についても詳しくお伝えします。
一般的にマイカーローンと聞くと「自動車の購入費用にしか充当できないのでは?」と思いがちですが、JAのマイカーローンは以下のような費用にも使うことが可能です。
- 自動車やバイクの購入費用の購入費用(中古車も含む)
- 車両購入に伴う諸費用(税金やオプション費用)
- 自動車やバイクの修理費用や車検費用
- カーナビやタイヤやホイールなどのカー用品の購入費用
- 運転免許の取得費用
- 車庫の建設費用
JAマイカーローンは、どこで申し込む?
つぎに、JAマイカーローンの申し込みの流れについてです。
JAのマイカーローンの場合、ほとんどのJAでは24時間365日インターネットから申し込みが可能です。
ただし消費者金融や銀行のカードローンなどのように、Webで申し込み手続きが完結できるというわけではありません。
以下は、代表的なJAのマイカーローンの申し込みの流れですが、最後には必ずJAの窓口に行かないといけませんので、少々面倒な手続きが必要になります。
申し込み手続きの流れ
ステップ1 | JAのホームページから、住んでいる住所または勤務地の住所を確認して、取り扱い可能なJAを選択後、金利などの諸条件を確認する。 |
---|---|
ステップ2 | インターネットのログインページから申し込み画面に進み、仮申し込み画面で必要な項目を入力し送信する。 |
ステップ3 | 申込内容が受付された後、本人と勤務先に申し込みの確認や在籍確認の電話が入る。 |
ステップ4 | JAから仮申し込みの審査結果の連絡が入る。 |
ステップ5 | 取引希望店のJAの窓口で正式な手続きを行う。その後契約完了 |
JAのマイカーローンのメリットとデメリット
次に、JAのマイカーローンのメリットとデメリットについても、詳しくお伝えしていきます.
メリット
まずメリットからですが、JAのマイカーローンのメリットとしては、主に以下の点が挙げられます。
- 18歳以上でも借入できる。
(ただし20歳未満の場合は、親権者同意書が必要) - 一般的なディーラーローンと比べて、低金利で利用できる。
- 最終完済時の年齢が80歳未満のケースもあり、高齢者でも利用が可能・
- 限度額が1,000万円までと、比較的余裕のある利用が可能。
- 返済期間が10年以内で無理のない返済が可能。
- 車の名義はローンの契約者となるため、ローン利用中も車の売買が自由にできる。
デメリット
一方、デメリットについては以下の点が挙げられます。
・JAの組合員の方が、条件が優遇されるケースが多い。(組合員になるには出資金が必要)
・マイカーローンの最終契約の為にJAの窓口に行かないといけないケースがあり、手続きが面倒。
・保証会社の審査に通らないといけないため、比較的審査が厳しい。
JAのマイカーローンは本当に低金利なのか?検証してみた
ではそんなJAのマイカーローンの金利や限度額はどうなっているのか?詳しく見ていくことにしましょう・
JAマイカーローンの金利や限度額
JAのマイカーローンの気になるスペックですが、各地のJAによっても若干条件が異なります。
参考までに、千葉・大阪・広島のJAマイカーローンの金利や限度額を一覧表にしてみましたが、この表を見るだけでも、金利は1.79%~4.35%までと…かなりの開きがあることが分かります。
ただ、以下の表にもありますが、JAの口座を給与振り込み口座として指定していたり、公共料金の引き落としにJAの口座を利用している場合等は、若干金利の優遇措置があります。
JA | 金利 | 金利優遇措置 | 限度額 |
---|---|---|---|
JA千葉みらい | ・固定金利 年2.290%~年3.850%(10年以内の返済の場合) | ・給与振込口座として設定している場合…年▲1.000% ・JAカードを持っている場合…年▲1.000% | 10万円以上1,000万円以内 |
JA大阪市 | ・固定金利 年3.790%~年4.350%(10年以内の返済の場合) ・変動金利変動年4.290%~年4.850% | – | 10万円以上1,000万円以内 |
JA安芸 | ・固定金利 年1.790%~年2.850%(10年以内の返済の場合) | ・給与振込口座として設定している場合…年▲0.300% ・公共料金(電気、電話、水道、ガス、NHK等)の口座振替を指定している場合…年▲0.100% ・過去にJAバンクローンを利用した事がある場合…年▲0.200% | 10万円以上1,000万円以内 |
JAマイカーローンの意外な落とし穴、保証料や出資費など
ここまでで、JAマイカーローンの金利や限度額などのスペックについては、概ねご理解いただけたかと思います。
たしかに、JAのマイカーローンは低金利で利用できるのですが、利用時にはローンの金利手数料とは別に、いくつかの費用を負担するケースが出てきますので注意が必要です。
その費用の代表例が「出資金」です。
先ほどもお伝えした通り、JAのマイカーローンはJAの組合員のほうが諸条件で優遇されているケースがありますが、組合員になるためには一口5,000円の出資金を納める必要があります。
ただし、この出資金は組合員を脱退した時に払い戻しを受けることが可能です。
また、JAによっては、マイカーローン契約時に事務手数料が発生するケースがあります。
事務手数料は地域のJAごとに異なりますが、最高40,000円程度の事務手数料が発生するケースもありますので注意が必要です。
JAの種類 | ローン契約時の事務手数料 |
---|---|
JA千葉 | 0円~32,400円(JA毎に異なる) |
JA大阪 | 0円~10,800円(JA毎に異なる) |
JA安芸 | 0円~43,200円(JA毎に異なる) |
JAのマイカーローンの審査は厳しい?
では、以上のようなJAのマイカーローンの審査に通るためには、どんな点に注意すべきなのでしょうか?
審査通過に必要な書類や、審査に通るコツについても詳しくお伝えしていきます。
JAマイカーローンの申し込みに必要な書類
まずJAマイカーローンの審査申し込みには、以下の書類をきちんと用意しておく必要があります。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 申し込み金額が100万円以上の場合は基本的に収入証明書が必要。
(給与所得者は、源泉徴収票又は住民税決定通知書公的証明書など)
(自営業者は、納税証明書または確定申告書の控え) - 使い道を証明できる書類(自動車の売買契約書や見積書など)
なお、収入証明書についてですが、基本的に100万円未満の利用であれば収入証明書の提出は不要としているJAが多いようです。
しかし、審査の内容によっては、収入証明書の提出を求められるケースがありますので、申込時には事前に用意しておいた方が無難でしょう。
JAマイカーローンの審査に通る人と落ちる人の違い
次に、JAマイカーローンの審査に通るためのコツについてです。
JAマイカーローンの審査基準については公開されていないため不明ですが、主に以下の点に気を付ける必要があります。
- 本人の返済能力に問題がないことを証明できること。(在籍確認など勤務先に電話が入った場合には、スムーズに対応できるように準備しておく※同僚に協力を求めておくなど)
- 他社カードローンや住宅ローンなどの借り入れがある場合、他社借入の返済を滞らせない。
- 過去に、任意整理や自己破産などの債務整理をした経験がある場合、信用情報機関の履歴から情報が消えているかどうか確認しておくこと。
- 保証会社の審査に通過できること。
なお、以上の中でも1~3は一般的なカードローンでも同じ条件なのですが、4番目の「保証会社の審査に通過できること」という点は、JAや銀行のマイカーローンでのみ注意すべきポイントです。
JAのマイカーローンの場合、JAとは全く異なる信販会社などが保証会社となっているため、その保証会社の審査に通る必要があります。
例えばJAバンク大阪のマイカーローンの保証会社は「三菱UFJニコス」となっています。
この場合、JA大阪はローン申込者の基本的な審査を行い、申込者の属性や返済能力の調査は三菱UFJニコスが担うという流れになっています。
そのため、過去に三菱UFJニコスのカードを利用していたことがあり、その返済を滞らせた…、さらには三菱UFJニコスに対して 任意整理の申し出を行った…等の経緯がある場合は、JA大阪のマイカーローンの審査には通らないことになります。
このように、過去の債務整理などの情報は、一定期間過ぎれば信用情報機関からは消えますが、保証会社の社内情報には、過去の金融事故の履歴は半永久的に残っているケースがあります。
その為、10年以上前の金融事故であっても審査に影響する可能性があります。
審査に通りやすいマイカーローンはあるの?
ここまでの内容で、「JAのマイカーローンは比較的金利が低く限度額も高い」というメリットがある一方で、審査通過という点で言えば少々厳しい…という事はご理解いただけたかと思います。
では、比較的審査に通りやすいマイカーローンという意味で考えると、どのようなローンがおすすめなのでしょうか?
ディーラー系のローン会社は比較的審査が緩いという噂も
マイカーローンにはJAのマイカーローンのように金融機関が取り扱うローン、そしてオリコやジャックスなどの信販会社が取り扱うローン、さらには車のディーラーと同系列の信販会社が取り扱うローンなど、主に3種類のローンがあります。
この中でも最も審査に通りやすいのは、「ディーラー系の信販会社」といえます。
例えばトヨタの車を購入する場合、トヨタファイナンスという信販会社のローンを利用することが可能ですが、トヨタのディーラーとトヨタファイナンスはトヨタ系列という意味では同じ系列の会社です。
トヨタファイナンスはトヨタの車の販売実績を伸ばすために設立された会社ですので、ディーラーの決算時期やまた店長の意向などでも、審査結果が変わってくるケースもあるようです。
実際、筆者も他社のマイカーローンの審査に落ちた後、トヨタ系のローンに申し込んだことがありましたが、無事審査通過した経験を持っています。
ただ、ディーラー系の信販会社の金利は、6%~9%台の高い金利が設定されるケースが多いため、総支払額という意味で言えば、やはり銀行やJAのマイカーローンの方が安く済みます。
残価設定型ローンが一番審査に通りやすい
また、ディーラー系のマイカーローンよりも審査通過の可能性が高いのは、「残価設定型のマイカーローン」です。
残価設定型のマイカーローンとは、購入時に3年~5年後の下取りの設定金額をあらかじめ決めておき、販売価格から下取り金額を差し引いた金額を、ローンで支払うという仕組みになっています。
また、残価設定型のマイカーローンの場合、車の名義は信販会社か車の販売店となりますので、ローンを取り扱う信販会社にしてみれば、万一返済が滞った場合には「車を差し押さえすることができる」というメリットがあります。
そういった背景から、一般的な銀行マイカーローンやJAのマイカーローンと比べて、返済能力に少し不安がある場合でも残価設定型のローンに於いては審査通過するケースが多いようです。
ただし、いくら審査が甘いとはいえ、他社の借入が多かったり過去に債務整理の履歴があるようなケースに於いては、審査通過は難しいと言えるでしょう。
JAのマイカーローンと銀行マイカーローンとを比較してみる
次に、JAのマイカーローンと銀行のマイカーローンについても、スペック面で比較してみたいと思います.
金利が低いのはどっち?
以下に、主なメガバンクや、最近金利が低いと話題の「損保ジャパン日本興亜のマイカーローン」等の金利一覧表を掲載しています。
上記でご紹介した通り、JAのマイカーローンの金利は上限金利で見ても年2.9%前後となっていますが、銀行マイカーローンの上限金利はそれよりも若干低い傾向があります。
ただ、低いと言っても0.1%前後の話ですので、実際には金利面で比較するとそれほど大きな差はないのかもしれません。
また、前述の通りJAのマイカーローンは、契約時に事務手数料や出資金が必要になるケースにありますので、「総支払額」という意味で考えれば、銀行のマイカーローンの方がメリットが多いといえます。
銀行とマイカーローン名 | 金利 |
---|---|
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン | 年1.70%~2.45%(キャンペーン金利) |
三井住友銀行マイカーローン | 年4.475% |
損保ジャパン日本興亜ジャパンダ・ネットマイカーローン | 年1.900%~年2.850%(変動金利) |
限度額が大きいのはどっち?
次に、限度額についてですが、銀行のマイカーローンの場合「三井住友銀行の限度額300万円」や、「りそな銀行の500万円」というケースを除けば、ほとんどの場合「最高限度額は1,000万円まで」となっています。
ただ、いくら年収が高かったとしてもいきなり1,000万円までの最高限度額のローンが組めるケースはほとんどありません。
それはJAのマイカーローンでも銀行のマイカーローンでも同じです。
そのため、限度額で比較するとJAのマイカーローンと銀行のマイカーローンとでは、それほど優劣つけがたい…ということになります。
車検費用程度ならJAのカードローンを利用するという手段も
JAのマイカーローンは、車の購入だけではなく車検費用やオプション費用など、比較的少額の利用だけでも利用できるということは、先の見出しでもお伝えした通りです。
ただし、JAのマイカーローンは、一度契約をしてしまうと返済専用のローンとなるため、追加の借入れができない、というデメリットがあります。
そういう意味では、必要な金額が数十万円程度で、また利用途中に借りたり返したりということをしたい場合は「JAのカードローンを利用する」という方法もあります。
ただ、JAのカードローンも、各地のJAによって金利や諸条件が異なり、概ね8%前後の金利+保証料が1%~2%かかるケースが多いようです。
それでも、大手消費者金融の「年18%」という高い金利と比較すると、余裕のある返済が可能ですのですので、利用するメリットはありそうです。
JAのカードローンの残債が残った状態で車は売却可能?
次に、JAのマイカーローンを利用している状態で、車の売却が自由にできるのかという点についても触れておきます。
この点について言えば、先ほども簡単に触れましたが、結論から申し上げるとJAのマイカーローンは車の名義は自分名義になっていますので、ローンの利用中であっても自由に車を売買することは可能です。
その点、ディーラー系のマイカーローンや残価設定型のマイカーローンの場合、車の名義は販売店や信販会社になっているケースが多いため、ローン利用中に車を売る場合には残債を返済した後で、車の名義を書き換える必要があります。
手っ取り早くお金を用意したいなら消費金融カードローン
先ほど、JAのカードローンについて簡単に触れましたが、車のオプション費用の購入など比較的少額で、且つ短期間の利用をするだけなら、消費者金融のカードローンを利用した方がメリットが大きい場合もあります。
ここまでご紹介したJAのマイカーローンや銀行のマイカーローンには、無利息期間というものは一切ありません。
しかし、アコムやプロミスなどの大手消費者金融の場合、カードローンの利用が初めて場合には30日間の無利息キャッシングというサービスがあります。
そのため、例えば「10万円程度のナビを買いたいがお金がない…」というような場合、わざわざJAのマイカーローンを組むよりも、消費者金融のカードローンに申し込んで無利息キャッシングを利用すれば、1ヶ月利息0円で利用することが可能です。
ただし、無利息期間が終了する1ヶ月後には金利が発生しますので「近々給料が入ってくる」または「来月ボーナスが入ってくる」など、収入の見込みが立っている場合のつなぎ資金として利用することが賢明と言えます。
JAマイカーローンのメリットとデメリット、まとめ
今回は、JAマイカーローンの概要やメリットやデメリットについて、いくつかの情報をお伝えしてきました。
この記事でもお伝えした通り、JAのマイカーローンは金利も低く限度額も高いので、高級車など比較的高額利用が想定される場合にはJAのマイカーローンはお勧めです。
しかし、審査に時間がかかり、手続きの為に窓口に行く必要があるなど、少々面倒な部分もありますので「急ぎで利用したいケース」や「必ず審査通過させたい」という場合は、利用しない方がいいかもしれません。
ただ、どんなローンを利用するとしても、車の価値は1年後には半額程度になる事もあります。
その為、価値がどんどん減っていく車の購入をするのに、高額なローンを組むことは正直おすすめできません。
最悪のケースとしては、車を購入してから3年後に売却をしても、ローンの残債が残ったまま…という事も考えられます。
したがって、そのようなことにならないためにも、数年度の査定金額をよく考えておき、乗り換え時期にはローンの残債が残らないように、しっかりシュミレーションしてから利用されることをお勧めします。