「親にお金を貸してと言われたけど、できれば貸したくない。でもなんて断ろう。」
「親にお金を貸すことに決めたけど、しておいた方が良いこととかあるかな。」
親にお金を貸してと言われ、どうすれば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
断りたくても断りにくい、貸しても良いけど返ってくるか心配、お金の貸し借りで仲が悪くなりそう、など不安もあると思います。
そこで今回は、親にお金を貸してと言われた際にするべき事や、貸す場合・貸さない場合の対処法を紹介します。
記事の後半では、親にお金を貸す際のよくある質問もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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親にお金を貸して欲しいと言われたらどうすれば良いの?
親からお金を貸して欲しいと言われた際に、どうすれば良いのか分からない、とりあえず貸してしまう、という方もいると思います。
しかし、お金を貸して欲しいと親から言われた際には、するべき事として以下の4つがあります。
すぐに貸してしまう前に、一度以下の点を確認して決めるようにしましょう。
- お金を貸して欲しい理由を明確に聞く
- 継続してお金が必要なのか1回きりなのか必要な金額も聞く
- 親にお金を貸すリスクを把握する
- 親に返済能力があるのか確認する
お金を貸して欲しい理由を明確に聞く
お金を貸して欲しいと頼まれた際に、始めに確認することは理由についてです。
お金を貸す理由が学費や生活費など、仕方のない出費の場合であれば、できる限り助けたいと思えることもありますね。
また学校に行くための費用は卒業すればかからなくなるので、この先ずっとお金を貸さなければならなくなるということはありません。
生活費の場合でも節約や見直しなど、お金を貸すだけでなく一緒に取り組めることがあります。
しかし、お金を貸してほしい理由が曖昧なことや、教えてくれないこと、明らかに嘘の場合であれば貸すことは控えた方が良いでしょう。
他にもギャンブルや無駄遣い、贅沢品など理由だとすれば、貸したお金が返ってくる見込みがないので貸さないことがおすすめです。
お金を借りなければならなくなった経緯も確認しよう
また、お金を貸して欲しい理由だけでなく、それまでの経緯も一緒に確認しておくと安心です。
例えば、急な病気や怪我で収入が減ってしまったという場合であれば、お金を貸して欲しいという状況になるのも分かります。
しかし、実はギャンブルにハマっていた、自分にお金を使いすぎて貯金がなくなっていた、という場合であれば、そこから直してもらう必要があります。
お金を貸して欲しい理由が生活費などであっても、すぐにお金がなくなる生活を送っていれば根本的な解決になりません。
また、貸したお金を別の用途で使ってしまい、もう一度貸さなければならなくなる可能性もあります。
お金を貸す理由だけでなく、お金が足りなくなってしまった原因も明確にして、貸すのか、貸さないのか考えましょう。
継続してお金が必要なのか1回きりなのか
お金を貸す際に、確実に1回きりであるという場合は貸したからといって、その後も毎回貸して欲しいと言われる可能性は低いです。
しかし、継続して貸して欲しい場合は、自分の経済状況も厳しくなるだけでなく、親から簡単に頼られてしまう可能性があります。
そのため、お金を貸して欲しい理由と照らし合わせて、1回で済む話しなのか、そうでないのか確認しましょう。
また、総合して必要になる金額も詳しく聞いておきましょう。
その金額が理由と比較して妥当なのか確認することも重要です。
あまりにも貸して欲しい理由と金額にズレがある場合は、嘘をつかれている可能性もあるので気をつけましょう。
少しでも違和感があれば貸さないようにするなど、流されないことが必要です。
親にお金を貸すリスクを把握する
親にお金を貸す前に、一度親にお金を貸すことで、どのようなリスクがあるのか考えましょう。
親にお金を貸すリスクとしては、主に以下のことが考えられます。
- 親に貸したお金が返ってこない
- 自分の経済状況まで悪化する
- 親に何度もお金を貸して欲しいと頼られるようになる
- 親子関係が悪くなる
親に貸したお金が返ってこない
お金を貸す際の最も可能性のあるリスクとしては、貸したお金が返ってこないということです。
そのため、貸したお金が確実に返ってくるわけではないという事を前提に、貸すのか、貸さないのか決めることが重要です。
はじめから期待せず、最悪返ってこなくても問題ない程度の金額のみであれば、貸すリスクも少ないでしょう。
しかし貸して欲しいという金額が、返ってこない場合自分にとって経済的ダメージが大きいのであれば、慎重に考えましょう。
また、親子関係であれば、お金がなかなか返ってこなくても催促しにくいということもあるでしょう。
もしお金の返済が滞った場合に自分に対応できるか不安な方も、よく考える必要があります。
自分の経済状況まで悪化する
お金を貸すことで、自分に必要なお金も減ってしまいます。
貸す金額によっては自分まで経済状況が悪化して様々な制限がかかることもあるので、覚えておきましょう。
お金がないことによる制限としては、友人や会社の方との付き合いが悪くなる、自分が欲しい物や必要な物も我慢しなければならなくなる、などです。
お金がないというだけでも自分にとってのリスクは大きいので、自分の生活に不便がない程度の金額を決めましょう。
また、お金を貸すことのできる方であれば、自分のために貯金をしている方が多いと思いますが、その貯金が減ることによるストレスを感じてしまう可能性があります。
将来の事を考えて貯金をしている場合、貯金が減ることで自分の将来使えるお金に関する不安が出てしまいます。
お金を貸す場合は、最低限貯めておきたい貯金額を自分の中で決めておいて、それに達さない程度で貸すようにしましょう。
親に何度もお金を貸して欲しいと頼られるようになる
一度お金を貸してしまうと、その後何度もお金を貸してと頼まれる可能性があります。
何度も貸してしまうという状況が続くと、自分の生活に負担になるだけでなく、親にとっても良いことではありません。
親も頼めば貸してくれると考えてしまい、お金を借りないで自分でどうにかするという考えがなくなってしまいます。
そのため、お金を貸すのであれば、始めに今回きりだと強く言っておくことが重要です。
何度も借りることができない、次男金がなくなったら頼れない、ということを分かってもらうだけでも、その後の対応は変わってきますよ。
親子関係が悪くなる
友人同士でもお金の貸し借りをすると関係性が悪くなることがありますよね。
親子関係でも同じことがいえます。
中には一度でも親にお金を貸して欲しいと言われたら、不信感を抱いてしまう、幻滅する、という方もいると思います。
また、お金を実際に貸した場合に返済が遅れる、約束事に関してルーズであるといくら親でもいい気はしませんよね。
他にも貸したお金を返して欲しいと親に言えずになんとなく気まずくなるということもあります。
親子関係を良好に続けたいのであれば、金銭の貸し借りはなるべく控えて、貸す場合も返済に関する決まり事を明確にすることが重要です。
また、お金を貸さないことで親子関係が悪くなるということもあるので、理由や状況を鑑みることが必要です。
親に返済能力があるのか確認する
お金を貸す前に、親に返済能力があるのかも確認しましょう。
親に返済能力が見込める場合は、あまり心配せずに貸すことができます。
しかし、借金がある場合やギャンブルにハマっている場合、貯金が全くない場合などであれば、貸したお金が返ってくる可能性は低いですよね。
そのため、返済能力がなさそうだけどお金を貸すという際は、お金をあげる気持ちで自分に負担にならない金額を貸しましょう。
貸したお金が返ってこない場合、自分が経済的に厳しい状況になるのであれば、貸さないことも考えましょう。
親にお金を貸す際にするべきことを解説
理由や金額によっては、親にお金を貸すと決めることもありますよね。
しかし、何も決めずに貸すだけだと後々トラブルに繋がってしまうこともあります。
トラブルを防ぐためにも、親にお金を貸すと決めた場合は事前に以下のことを忘れずにするようにしましょう。
- 貸したお金の返済計画を詳細に立てる
- 親にお金を貸す条件を決めておく
- 本当に親にお金を貸して良いのか自分の状況をもう一度考える
貸したお金の返済計画を詳細に立てる
親にお金を貸した場合、親に対して返済を催促することがしにくいと感じる方も多いと思います。
また、つい何も決めずに返済について曖昧なまま貸してしまうこともありますよね。
しかし、お金を貸しても関係性を保つためには、返済計画を立てて、いつまでに返すのか明確にすることが必要です。
返済計画を立てる際は、「毎月の返済額」や「毎月の返済日」を決めるようにしましょう。
また、返済できない場合どうするのか、完済できる日がいつなのかも確認すると安心です。
返済計画があることで、貸す側も安心して貸すことができ、借りる側も返済しやすくなります。
返済が滞った場合も明確なので、すぐに話し合うことができるでしょう。
後々トラブルに繋げず、関係性を悪くしないためにも、返済計画は確実に立てておくことがおすすめです。
親にお金を貸す条件を決めておく
事前にお金を貸す条件を決めておくことも良いでしょう。
お金を貸す条件とは、お金を貸す上限額や上限回数などです。
また、場合によっては親子でも利子を付けることや借用書を書いてもらうことも必要になります。
親に対してそこまでする必要がない、と考える方もいると思いますが、親だからこそ仲がこじれないためにもしておくことがおすすめです。
条件があることで、お金を借りる親にも責任感を感じさせられるので、心理的にも効果があるでしょう。
本当に親にお金を貸して良いのか自分の状況をもう一度考える
お金を貸す際は、親にお金を貸しても自分にとって問題はないのか、改めてよく考えましょう。
親にお金を貸すことで、自分が厳しい状況になるのであれば、なるべく貸さない方が良いでしょう。
実際にお金を貸していまい自分に不都合があったときに、無意識に親を責めて仲が悪化することがあります。
お金を貸す際は、自分に余裕があるのか、自分の生活状況を最優先して考えることが大切です。
また先ほども書きましたが、お金を貸す際は最悪返ってこなくても問題ない金額にしておくことがおすすめですよ。
親にお金を貸したくない場合はどうすれば良い?
親にお金を貸して欲しいと言われたけど、貸したくないという場合もありますよね。
しかし、親には教育費を払ってもらっている、生活費などお世話になっている、と考えるとなかなか断れないという方もいると思います。
言いにくいかもしれませんが、お金を貸したくないときははっきりと貸せない旨を伝えることが重要です。
お金を貸したくないけど、なんていって断れば良いのか分からないという方は、「お金がない」という理由で断ることもおすすめです。
単純に貸すお金がない場合、無理に貸すこともなく、お金を貸せないという状況を伝えることができるので、なるべく穏便に断ることができます。
親にお金を貸してと言われないようにするためには?
そもそも、親にお金を貸してとほしいと言われたくない方や、一度貸してしまいもう貸したくない方は、以下のような行動をとってみましょう。
- お金を貸せるような経済的余裕を見せない
- 友人や趣味などを充実させてお金を使っている場面を見せる
- 自分の意思をもってはっきり断る
- 距離を置く
上記のような行動をとることで、親も簡単にお金を貸してとは言えなくなります。
経済的余裕がなさそうな場合や、普段からお金を使っている場合は、そもそも貸すお金がないと思わせることができるので、間接的にお金が貸せないことが伝わるでしょう。
断ることや距離を置くことは直接的なので、はっきりさせたい方にはおすすめです。
親の経済状況について話し合うことも大切!
また、親がお金を貸して欲しいと行ってきた場合は、一度親の経済状況がどうなっているのか一緒に確認してみましょう。
親にどれくらいの収入があるのか、何にどれくらいの出費をしているのか、細かく把握することで原因も分かりやすくなります。
親と家庭の経済面に関して話し合うことが気まずいと感じるかたもいると思います。
しかし、自分も知ることで助けられる可能性もあるので、積極的に聞いてみましょう。
また、自分の親の経済状況を知ることで、今後の生活に向けた貯金計画も立てやすくなりますよ。
親にお金を貸してと言われたら家族に相談することも考えよう
親にお金を貸して欲しいと言われたら、他の家族に相談してみることもおすすめです。
自分だけに頼られている場合や、自分しか親の経済状況を知らない場合だと、負担も大きくストレスを感じてしまいます。
そのため、他の家族に一度相談しお金を貸すか考えることも重要ですよ。
また、簡単にお金を貸してしまうと親にとってもよくありません。
お金がなくてもいつでも借りられる、とつい甘えてしまうようになります。
お金を簡単に借りられない状況を作ることによって、危機感も自覚できるので、時には突き放すことも必要ですよ。
自分のためにも親のためにも、金銭の貸し借りについては慎重に考えましょう。
親がお金に困っている場合はキャッシングも検討してみよう
親にお金を貸せないけど、お金がなくて困っているという場合は、キャッシングも検討してみると良いでしょう。
しかし、キャッシングにはメリットやデメリットがあるので、事前に全て把握した上で利用することが重要です。
キャッシングのメリットには以下のようなものがあります。
- お金が必要なときにすぐに借りられる
- 何度でも借入可能
- 担保や保証人がいらない
- 海外にいてもお金を借りられる
- 審査がないため手間をかけずにお金を借りられる
キャッシングのデメリットには以下のようなものがあります。
- 基本的に金利が高い
- 高額のお金を借りることはできない
キャッシングは、すぐにお金が必要な場合や、短期間で返済可能な方にはおすすめです。
しかし、返済期間が長期間になってしまいそうな場合であれば、キャッシングは金利が高いためおすすめできません。
親の経済状況に向いているのか向いていないのか、よく考えて決めましょう。
親にお金を貸す際によくある質問
このトピックでは、親にお金を貸す際によくある質問について以下の2つを紹介します。
- 親にお金を貸す際に気をつけるべき事ってある?
- 親がギャンブルにハマっている場合はどうすれば良いの?
親にお金を貸す際に気をつけるべき事ってある?
親にお金を貸す際に気をつけるべき事は、贈与税についてです。
贈与税とは、親子間でも個人から年間110万円以上のお金をもらった場合に、税金が課されることです。
親にお金を貸した場合であれば、贈与税がかかることはありません。
しかし、実際にお金をあげたのか、貸したのか、第三者の視点から見ると分かりませんよね。
そのため、お金を貸した場合でも贈与を疑われる可能性はあります。
贈与だと思われないようにするには、借用書を書くことが必要なので、貸す金額によって借用書を用意しましょう。
借用書があることで、お金を貸しているという記録を残すことができるので、贈与を疑われずに済みますよ。
親がギャンブルにハマっている場合はどうすれば良いの?
親にお金を貸してと言われる際に、理由を聞くとギャンブルだったということもあると思います。
親がギャンブルにはまっている場合は、依存症になっている可能性が高いので、医療機関の受診も検討しましょう。
そのままにしておくと、借金をしてまでギャンブルを続けることや、お金を貸してとしつこく頼まれることもあります。
また、すでに借金をしている場合は、親を相談窓口に連れて行くようにしましょう。
後々大きなトラブルにならないようにするためにも、早めの対策が必要です。
まとめ~親にお金を貸してと言われたときのポイントを押さえよう~
親にお金を貸してと言われた際にするべきことは、主に以下の4つです。
- お金を貸して欲しい理由を明確に聞く
- 継続してお金が必要なのか1回きりなのか必要な金額も聞く
- 親にお金を貸すリスクを把握する
- 親に返済能力があるのか確認する
親子間でもお金の貸し借りはトラブルに発展しやすいので、お金を貸す際は慎重に考えるようにしましょう。
また、実際にお金を貸すと決めたら返済計画を立てて、曖昧にしないことが大切ですよ。
自分の経済状況を優先させて、無理はしないように気をつけましょう。