今更説明するまでもなく、リボ払いは危険です。
そのカードローンの返済かのような、「元金の支払い+利息」の支払いは、永遠に続くのでは…と錯覚するほど地獄です。
→実は危険なリボ払い…リボ払いがあなたの生活を破綻に追い込むポイント
そんな、支払っても支払っても元金残高の返済額が減らないとお悩みの方々のために、今回は「どうすればリボ払い地獄から抜けられるのか?」という観点から対策を考えていきたいと思います。
そもそもリボ払いの支払いで苦しんでしまう人はどんな人なのか?
そしてこの話の核心、「リボ払いの残高を減らすにはどうすればいいのか?」も、一緒に考えていきましょう。
リボ払いをずっと続けていくのは、健全な生活とは言えません。
なんとか過去の情報などを元に、「リボ払いの残高が減らない」状態から抜け出す生活を目指しましょう。
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そもそもリボ払いの残高が減らない原因を探す
そもそもなんであなたが「リボ払いの残高が減らない」と悩んでいるのか。
その原因から追求していきましょう。
原因がわかれば、リボ払いの残高を順調に減らす糸口も見つけることができるかもしれません。
支払いに計画性がない
買い物、支払いに計画性があればそもそも「リボ払い」に頼ろうとは思わないはず。
ということはつまり、リボ払いに頼ってしまったあなたは「支払いに計画性がない」ということです。
減らないリボ払い…その大きな理由の一つが、あなたの心構えにあるということです。
とはいえ、すでに「減らない」状態にあるとしたら、後悔先に立たずです。
そんな状態を悔いている場合ではありません。
それでは早速、
“これからのリボ払いの話をしよう”
リボ払い専用カードを使っている
そもそも支払い方法で、リボ払い以外を選べないカードがあります。
そうしたリボ払い専用カードを使っていては、いずれすぐに「リボ払い残高が減らない」という状況に追い込まれてしまいます。
支払い方法は、私個人的にはできればいつも「一回払い」を選択するべきだと思います。
ムリだとしても、2回払いなど、金利のかからない支払い方法で支払いを終えましょう。
買い物中毒である
買い物をやめられない人は、クレジットカードで買い物をする人が多く、支払い方法を「リボ払い」に頼りがちです。
なぜなら、個人の「1回払い」で支払える範疇の金額を超えてしまうからです。
買い物がいくら楽しいとはいえ、個人の支払い可能な範疇を超えてのショッピングはやめましょう。
リボ払いが減らない具体例(東京都・20代・男性)
リボ払い残高が減らない具体例を読んで、リボ払いの危険性を改めて考えておきましょう。
年齢 | 28歳 |
---|---|
職業 | 会社員 |
リボ払い残高 | 100万円 |
生活が苦しかった時クレジットカードを使いまくっていた
今より若い頃、フリーターだったくせに遊びまくっていた私は、買い物から何からクレジットカードを使いまくっていました。
クレジットカードは出すだけで支払いが終わるので、お金を使っている感覚がなかったんです。
服買って、デートいって、ギャンブルでスッて…。
あの頃の僕は典型的なクズでしたね。
1枚のクレジットカードでは足りず2枚のカードで支払っていた
当時、私の持っていたクレジットカードの限度額は10万円ととても低い額でした。
そんな低い限度額で遊び呆ける生活が続けられるわけもなく…。
もう一枚クレジットカードが欲しいと「ACマスターカード」に申込みましたね。
ACマスターカードは、アコムが発行するクレジットカードということで、審査基準も甘かったですね。
でも、後で知ったけどACマスターカードって「リボ払い専用カード」だったんですね…。
まったく減らないリボ払い残高…カードローンへ借り換えを決意
そこからしばらくして、はっと気づいたっていうよりは、「リボ払いの返済にせっつかれた」っていうほうが正しいでしょうか。
必死に少しずつリボ払いの返済を行ったんですが、膨らんだリボ払い残高はまったく減らない。
私はその後ネットでどうすればいいか調べて、金利の低い銀行カードローンへ借り換えました。
その後何年かかけてリボ払いの返済を終わらせました…。
減らないリボ払い残高を減らす対策
さて、過去のことや、リボ払いが減らない原因を考えていても仕方ありません。
もっと建設的な話をしましょう。
具体的にどうすれば、「リボ払い残高を減らせるのか?」残高を減らすためにあなたができることを考えていきましょう。
一度の支払額を引き上げる
当然ですが、一度にリボ払いで支払う金額を増やせば、リボ払いの完済はぐっと近くなります。
今よりリボ払いの設定金額を上げて、リボ払いの残高を減らす努力をしてみてください。
繰り上げ返済で残高を減らす
予定以上の金額を支払う「繰り上げ返済」を行うことで、リボ払いの残高を順調に減らすことができます。
繰り上げ返済を行った分はすべて元金の支払いにあてられるので、リボ払い金利を考えることなく返済できるのがうれしいところです。
低金利のカードローンに借り換える
リボ払い金利より低い金利で返済できる「低金利のカードローンに借り換え」を行うことで、リボ払いの残高を減らすことができます。
借り換えを行うということは、事実上リボ払い残高を0にすることができるということです。
借り換え先のカードローンは、リボ払いからの借り換えにも積極的な「ネット銀行カードローン」がおすすめです。
支払い方法を切り替える
支払い方法を「リボ払い」から別の方法に切り替えることで、リボ払いに関する心配がなくなります。
支払い方法は、金利がかからず支払い時期を先延ばしできる「ボーナス1回払い」がおすすめです。
そもそも「クレジットカードで払う」をいう考えをやめる
あなたがリボ払いの支払いで苦しんでいるのは、そもそもクレジットカードでたくさんの支払いを行ったからです。
「クレジットカードで払えばいい」というその油断が、今の苦しみを増やしているのです。
今後は、もうクレジットカードに逃げるのはやめてください。
家計を見直す
少しでも家計から自由なお金を捻出して、少しでも多くのお金を支払う…。
いっそ一括返済できれば、それが一番望ましいです。
無理そうでも、たぶんあなたの今の生活は無駄が多いです。
生活の中の無駄な支払いを減らす努力から初めてみてください。
債務整理を行う
債務整理を行えば、リボ払い残高を減額できます。
減らないリボ払いが減るのです。
債務整理といえば「借金返済」のために行うものと思われがちですが、リボ払いをへらすために手続きを行うことも可能なのです。
リボ払いが減らない具体例を紹介
リボ払いが減らない、具体例をリボ払い残高別に調べてみましょう。
50万円をリボ払いで返済する場合
50万円のリボ払い残高を、返済回数28回で支払う場合。
毎月の返済額は、23,495円となり、最終的な返済合計額は657,855円となります。
もちろん毎月の支払額以上の金額返済すれば、返済合計額は減りますし返済期間中にクレジットカードを利用すれば返済額は増えます。
100万円をリボ払いで返済した場合
100万円のリボ払い残高を、返済回数120回で支払う場合も考えてみましょう。
この場合、月々の返済額は22,048円と小学ですが、120回ということは単純に10年もリボ払いに追われるということ。
最終的な返済額合計は2,645,772円にもなります。
返済額が2倍どころの話ではないのです。
リボ払いが減らない人がやりがちな悪手
リボ払い残高が減らないと悩む人がやりがちな、間違った対応策もご紹介します。
リボ払いの支払いが終わらないなら、正しく支払って、少しでもリボ払いの残高を減らしたいですよね。
間違っても、ますます深みにハマるような真似はやめてください…。
クレジットカード現金化
クレジットカードの現金化でお金を手に入れようとする人がいますが、あまりおすすめできません。
クレジットカード現金化は法律違反ではないですが、クレジットカードの規約には違反しています。
クレジットカードの扱いで失敗して増えたあなたのリボ払い残高。
これ以上クレジットカードの利用で、ますます悪い方向に進むのはやめてください。
ヤミ金からお金を借りる
リボ払いの支払い残高が減らないと悩んでいるあなたは、通常のキャッシング審査にも弱い信用情報である確率が高いです。
キャッシング審査に通らない人がやってしまいがちなのが、「ヤミ金からお金を借りる」ことです。
しかし、ヤミ金から一度お金を借りてしまうと、もうほとんど人生は終わったも同じです。
リボ払い地獄よりもっとひどい地獄にあなたは落ちてしまうことになります。
まとめ
リボ払いの支払いが終わらない、残高が減らないと悩んでいるなら、その原因を突き止めて、現在やるべき一番いい方法で支払いを進めてください。
リボ払い残高が減らない地獄…。深みにハマるとどんどん抜けられなくなっていきます。
早いうちに手を打ちたいですね。