「借金減額シミュレーターを使おうと思っているけど、実際使った人の口コミが聞きたい」
「借金減額シミュレーターを使ってどのようなメリット・デメリットがあるの?」
こちらの記事では、そんな人のために借金減額シミュレーターを実際に使った人の口コミを中心に、借金減額シミュレーターを使うメリット・デメリットを解説していきます。
借金をしていると精神的にも不安で、少しでも早く完済したいというのは当たり前の気持ちです。
筆者はかつて500万円以上の借金を経験し、最終的には自己破産をしました。
はたして借金減額シミュレーターを使えば、借金は減額できるのでしょうか。
借金をなんとかしたいと思っている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
借金減額シミュレーターってどんなもの?
まずは借金減額シミュレーターとは、どのようなものなのか解説していきます。
弁護士や司法書士が借金の減額ができるかどうか判断してくれる
借金減額シミュレーターとは、借金額・借入社数を入力することで、借金の減額ができるかどうか判断してくれるというもの。
情報を入力するときには、借金の情報だけでなく電話番号やメールアドレスを登録します。
借金減額シミュレーターに入力された情報は、その後弁護士や司法書士が借金の減額ができるかどうかを判断し、登録された電話番号かメールアドレスに連絡がきます。
借金が減額できるときってどんなとき?
それではそもそも借金が減額できるのは、どのようなシチュエーションなのでしょうか。
借金が減額できるパターンは主に以下の4つです
- 過払い金請求の対象になっている
- 任意整理によって借金の減額交渉をおこなう
- 個人再生で借金の減額をおこなう
- 自己破産をする
かつてグレーゾーン金利と呼ばれる金利が横行しており、それに該当している人は過払い請求が可能。
過払い請求のCMや広告を一度は目にしたことがあると思いますが、診断してみて自分も該当していた場合、過払い請求を勧められます。
また債務整理には任意整理・個人再生・自己破産という3種類の方法があり、いずれの場合でも借金の減額ができる可能性があります。
そのため借金減額シミュレーターを利用した場合、弁護士・司法書士からいずれかの提案がされるでしょう。
匿名で申し込みができるがその後債務整理を勧める目的
借金減額シミュレーターを利用すると、過払い請求や債務整理を勧められます。
過払い請求は対象となる人が限られるので、ほとんどの場合債務整理を勧められることが多いですね。
匿名で申し込みができる借金減額シミュレーターですが、なぜ債務整理を勧めるのでしょうか。
それは債務整理が弁護士・司法書士と借金をしている人の、双方にメリットがあるからです。
弁護士・司法書士は債務整理の手続きを代行すれば、報酬が得られます。
一方借金をしている人も債務整理によって借金が減額すれば、毎月の生活が楽になりますね。
このような事情があるので、借金減額シミュレーターを利用した人には、債務整理を勧められます。
もちろん債務整理をするデメリットもあるので、それを理解したうえで債務整理を勧めてきます。
借金減額シミュレーターを利用したということは、イコール借金の返済にかなり悩んでいるということです。
借金をしている人にとっては魅力的な提案をしてくれるので、一度借金減額シミュレーターを利用してみてはいかがでしょうか。
借金減額シミュレーター利用者の口コミや評判は?
それでは実際に借金減額シミュレーターを利用した人の、口コミや評判はどのようなものなのでしょうか。
利用者の口コミ
借金減額シミュレーターを利用した人の口コミ1
はじめは生活費の足しにと思って借金をしたのですが、いつの間にか借金が積み重なって毎月の支払いが10万円をこえてしまいました。
藁をもつかむ思いで借金減額シミュレーターを利用したところ、弁護士さんに任意整理を提案されました。
任意整理をおこなったところ弁護士さんが金融機関に交渉してくれて、借金も100万円減り毎月の返済額も3万円ほどになりました。
借金減額シミュレーターを利用した人の口コミ2
住宅ローンとクレジットカードの支払いで借金が700万円を超えてしまい、返済が苦しくなりました。
借金減額シミュレーターを利用したことをきっかけに個人再生をしたところ、借金が150万円まで減らすことができました。
毎月の返済額も減って、完済までのビジョンが見えました。
借金減額シミュレーターを利用した人の口コミ3
自身で事業をしていたのですが、事業がうまくいかず借金が500万円以上になりました。
借金減額シミュレーターを利用したところ自己破産を勧められ、手続きをして借金をゼロにしてもらいました。
一度事業をたたんで再出発でき、今ではまた新たな事業をはじめています。
基本的には債務整理を勧められる
借金減額シミュレーターを利用した人の口コミから、借金減額シミュレーターを利用すると基本的には債務整理を勧められることがわかります。
先ほども紹介したように債務整理をした場合、借金を減額できる可能性があります。
一方で債務整理をした場合、信用情報がブラックになるというデメリットがあります。
信用情報とは、クレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報を指します。
本人を識別するための情報のほか、クレジットの申込内容や契約内容、支払状況、残高などで構成されており、主にCICに加盟するクレジット会社等から登録された情報になります。
CIC
信用情報はクレジットカードやカードローンの審査で確認されるので、信用情報がブラックになると最低でも5年間はクレジットカードやカードローンと契約できません。
そのため債務整理をするときには、借金が減額できるメリットと信用情報がブラックになるデメリットを天秤にかけて判断することになります。
債務整理をすることで生活が楽になることはある
債務整理をすることに悪いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、債務整理をすることで生活が楽になることも多いです。
債務整理を弁護士や司法書士に依頼しておこなうと、まず金融機関からの連絡がストップします。
これだけで返済が遅れがちな人は、精神的にかなり楽になるのではないでしょうか。
また借金が減額でき、毎月の返済額も減ると、借金完済への道筋も自然と見えてきます。
借金の返済に苦しんでいる人は、債務整理をすることも選択肢に入れておきましょう。
借金減額シミュレーターを利用するメリット
それでは借金減額シミュレーターを利用するメリットは、どのような点があるのでしょうか。
手軽に借金をどうすればいいか相談できる
借金減額シミュレーターを利用するメリット1つ目は、手軽に借金をどうすればいいか相談できる点です。
借金減額シミュレーターを利用するときには、借金額と借入社数を入力すれば、弁護士・司法書士から回答が返ってきます。
入力にかかる時間はわずか数分なので、電車の中からスマートフォンで申し込みをするということも可能。
申し込みをして返答がきて断っても問題ないので、手軽に借金の相談ができる点はメリットですね。
匿名・無料で申し込みができる
借金減額シミュレーターを利用するメリット2つ目は、匿名・無料で申し込みができる点です。
日本では借金に悪いイメージがまだまだ残っているので、借金のことをなかなか相談できません。
また弁護士に相談するにも、相談料がかかることがあり、なかなか気軽には相談しにくいということもあります。
借金減額シミュレーターを利用すれば、匿名・無料で借金相談の申し込みができるので、なかなか相談できないという人にも使いやすいのではないでしょうか。
借金問題に強い弁護士・司法書士を紹介してもらえる
借金減額シミュレーターを利用するメリット3つ目は、借金問題に強い弁護士・司法書士を紹介してもらえる点です。
借金減額シミュレーターを利用すると、弁護士・司法書士から回答がきます。
一言で弁護士・司法書士と言っても、それぞれに得意分野があるため、相談をしてもいい回答が得られないことがあります。
しかし借金減額シミュレーターを利用した場合、借金問題に得意な弁護士・司法書士から回答がきます。
弁護士・司法書士側も仕事につながる可能性があるので、丁寧に対応しますし借金問題を得意としている人がほとんど。
自分でわざわざ調べなくても、借金問題に強い弁護士・司法書士を紹介してもらえるのは、借金減額シミュレーターを利用するメリットですね。
借金減額シミュレーターを利用するデメリット
一方借金減額シミュレーターを利用するときには、メリットだけでなくデメリットも存在しています。
ここからは借金減額シミュレーターを利用するデメリットを解説していきます。
紹介される弁護士・司法書士の手数料が高いことがある
借金減額シミュレーターを利用するデメリット1つ目は、紹介される弁護士・司法書士の手数料が高いことがあることです。
先ほど借金減額シミュレーターを利用するメリットとして、借金問題に強い弁護士・司法書士が紹介してもらえることを紹介しました。
しかし紹介される弁護士・司法書士の中には、手数料が高い場合があります。
債務整理にかかる費用の目安は、任意整理の場合1件あたり3万円+減額報酬の10%、個人再生の場合約50万円、自己破産の場合約30万円が相場です。
またこれ以外に裁判所にかかる費用として、個人再生の場合約20万円、自己破産の場合約3~50万円がかかります。
しかしこれはあくまで相場であり、報酬は弁護士・司法書士によって異なります。
紹介された弁護士・司法書士だからと言って、すぐに依頼するのではなく費用や相性はしっかり見てから依頼するようにしましょう。
シミュレーション通りに減額できないことがある
借金減額シミュレーターを利用するデメリット2つ目は、シミュレーション通りに減額できないことがある点です。
借金減額シミュレーターを利用すると、大体いくらくらいの減額が見込めそうかという結果が出ます。
しかし実際に債務整理をした場合、シミュレーション通りに減額できないことはよくあります。
特に任意整理を選択した場合、減額できる金額は金融機関と交渉次第なので、実際いくら減額できるのかはやってみないとわかりません。
借金減額を期待して借金減額シミュレーターを利用したにも関わらず、シミュレーション通りに減額できないことがあることを頭に入れておきましょう。
営業の電話がかかってくる
借金減額シミュレーターを利用するデメリット3つ目は、営業の電話がかかってくる点です。
これは借金減額シミュレーターの性質上仕方ないのですが、借金減額シミュレーターに情報を入力すると早ければその日のうちに登録した電話番号に電話がかかってきます。
はじめは借金の状況をより詳しく確認するためという形で電話がかかってきますが、その後は契約を狙ってクロージング対応をします。
借金減額シミュレーターを運営している側としては、弁護士・司法書士に契約してもらうときの手数料で収益を得ているので当たり前かもしれませんが、あくまで検討したいだけだと営業電話に面をくらってしまうかもしれません。
手軽な気持ちで問い合わせができる点が借金減額シミュレーターのメリットではありますが、借金減額シミュレーター運営側はあくまで営利目的で運営していることを忘れてはいけません。
債務整理って実際どうなの?自己破産経験者の体験談
ここまで借金減額シミュレーターを利用した人の口コミから、借金減額シミュレーターを利用するメリット・デメリットを解説してきました。
借金減額シミュレーターを利用すると債務整理を勧められることが多いですが、実際債務整理とはどのようにおこなわれるのでしょうか。
ここからは自己破産を実際に経験した筆者が、債務整理の流れを解説していきます。
借金をしていて1番きついのは精神的に追い込まれること
筆者が自己破産の相談を弁護士にしたのは、今から約3年前。
当時自分で事業をしていたのですが、事業がうまくいかず気づいたら借金は500万円をこえていました。
次第に毎月の支払いがしんどくなり、金融機関からの電話が鳴りやまなくなります。
もちろん金銭的には余裕がなかったのですが、それ以上にしんどかったのは精神的に追い込まれてしまったこと。
お金を借りているので返済したいのですが、自分の仕事がうまくいかずに返済できない。
そのことが申し訳なくて、いつの間にか自分を追い詰めていました。
今考えても当時の自分は精神的に追い詰められており、夜もよく眠れませんでした。
借金をすると精神的に追い込まれてしまうことが、1番きついことだと身をもって体験しました。
弁護士に相談して自己破産をすることに
精神的にも金銭的にも追い込まれていた筆者は、借金のことを両親に相談します。
両親は親身になって相談にのってくれ、専門の弁護士に相談にのってもらうことを決めました。
私の場合は法テラスの無料相談で弁護士を見つけて、借金のことを相談したところ、自己破産をしたほうがいいとアドバイスを受けます。
自己破産のメリットとデメリットを把握したうえで、筆者は自己破産をすることに決めます。
このとき対応してくれた弁護士の先生は親身になって相談にのってくれたので、自分も本音をすべて話せました。
どの弁護士に依頼するのかはとても大切ですね。
自己破産をして精神的にも金銭的にも楽になる
自己破産の申し出をした後、約半年ほどの手続きを経て自己破産が認められました。
弁護士に依頼した後は金融機関からの連絡が止んだので、精神的にもかなり楽になりました。
自己破産をしたことでしばらくの間クレジットカードが作れないというデメリットもありますが、今は精神的にも金銭的にも楽になっています。
借金を背負っていた当時は余裕がない状態だったため、仕事もうまくいかないことが当然でした。
しかし精神的に落ち着いたことで、自分にも余裕がでてきて仕事もうまくいくようになりました。
自己破産に悪いイメージを持っている人もいると思いますが、筆者は自己破産をしてよかったです。
借金で苦しんでいる人は、借金減額シミュレーターを利用して、債務整理の相談をしてみてはいかがでしょうか。
借金減額シミュレーターは賢く利用しよう
ここまで借金減額シミュレーターを利用したときの口コミを中心に、借金減額シミュレーターの解説をしてきました。
借金減額シミュレーターは手軽に申し込みができ、借金問題に強い弁護士・司法書士が対応してくれます。
もし借金に悩んでいるのであれば、借金減額シミュレーターを利用してみましょう。