投資信託で失敗した話を耳にして、怖くて手が出せなくなっていませんか?
投資信託は、失敗することもありますがきちんとポイントを抑えていれば怖いものではありません。
今回は、投資信託の失敗例6選をご紹介します。
そのうえで、投資信託が持つリスクと、失敗しないためのコツを解説。
大きな失敗をしてしまう前に、ぜひこの記事を読んでおいてください。
少しでも失敗する可能性を低くすることができますよ。
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投資信託には失敗がつきもの?失敗例6選
投資信託は、専門家に投資を任せられる便利な商品です。
とはいえ、必ず成功するとは限りません。
投資信託で失敗してしまう可能性は十分にあるのです。
今回は、投資信託の失敗例を6つご紹介。
- おすすめを選んでいたら失敗
- 人気のものを選んでいたら失敗
- 手数料を無視していたら失敗
- 価格変動に動揺して投資信託をやめて失敗
- いきなり投資信託に大金をつぎ込んで失敗
- 相談先を間違えて失敗
必ずうまくいくわけではない投資信託、成功するためにも失敗の理由をみておきましょう。
失敗例①おすすめを選んでいたら失敗
投資や運用の専門家に任せられる、というのは投資信託の強みの1つです。
しかし、だからといっておすすめされるものばかりを選んではいけません。
勧められるがまま投資信託を買っていたら、いつのまにか失敗していた……なんてことになる可能性があります。
投資信託を進めてくるのは販売のプロ
投資信託を直接窓口で買う場合、お勧めしてくる相手は販売者です。
投資や運営のプロではないことに注意してください。
相手は販売のプロです。
ボランティアであなたに投資信託を勧めているのではなく、あくまでビジネスとして商品を勧めています。
もしかすると「買ったほうが良い投資信託」を勧めているのではなく、「買ってほしい投資信託」を勧めてきているかもしれません。
言われるがまま投資信託を買っていては損をすることに。
ある程度自分で見極めなければ、失敗につながってしまいます。
失敗例②人気のものを選んでいたら失敗
人気のある投資信託ばかりをとりあえず選んで買っていたのに、気づけば失敗に終わっていた……なんてことも。
ランキング上位を選んでおけば安心な気がしてしまいますが、そこに落とし穴があるのです。
ブームには終わりがあるもの。
人気があるものに投資することは、それなりのリスクがついてきます。
人気があり価格が上がっている投資信託を買ったとしても、そのころにはピークを迎えており、あとはただただ下がっていくだけかもしれないのです。
人気が長続きするとは限らない
投資信託は、さまざまな種類のものを詰め合わせたセット商品のようなものです。
人気の分野、ブームになっているものが何かを調べ、それを商品化するころには流行りは終わっているかもしれません。
人気だからと選んでいても、ブームが終わりかけであれば意味がないのです。
それどころか、人気が落ちていくことを考えると損をすることになってしまいます。
今後も人気が伸び続けるのか、今の価格が適正なのか、割高になっていないかなどを見極めなければ、投資信託で失敗するきっかけになってしまうでしょう。
失敗例③手数料を無視していたら失敗
投資信託で利益が発生して喜んでいても、いざ年間の損益を計算してみたらマイナスになっていた……なんてこともありえます。
利益が発生するならプラスになるはずでは、と思うでしょうが、そうとは限りません。
投資信託はプロの専門家に任せる分、“手数料”が発生してしまうからです。
信託報酬の存在
投資信託には、信託報酬という手数料が毎日発生しています。
投資信託を保有しているだけでもお金が発生してしまうのです。
コツコツ利益を積み上げていても、それ以上に手数料がコツコツ積みあがっていてはせっかくのプラスもマイナスになってしまいます。
信託報酬以外にもさまざまな手数料を払わなくてはなりません。
手数料は事前にきちんとチェックしておかないと、投資信託で損をしてしまうことになりますよ。
失敗例④価格変動に動揺して投資信託をやめて失敗
投資信託の価格がある時大きく下がってしまい、慌てて売却したとします。
てすが、そのあと価格が元通りになってしまえば、低い値で売ったあなたは損をしたことになってしまいますよね。
大きな価格変動に動揺して、投資信託をやめた結果失敗に終わることもあるのです。
リーマンショックなど、大きな混乱は起こりうるもの。
そういった時に冷静さを欠けば、失敗につながりません。
長期的に投資するなら継続が吉
価格は、下落することもあれば上昇することもあるものです。
慌てて売ったとしても、価格が元に戻る可能性はあります。
投資信託によって値段が戻る可能性は違うため、わからない場合は直接専門家に相談すると良いでしょう。
相談料はかかるかもしれませんが、損失の額が大きくなるよりはマシかもしれません。
失敗例⑤いきなり投資信託に大金をつぎ込んで失敗
投資信託のよくある失敗が、初めての投資で大金をつぎ込んでしまうことです。
貯金が1000万円貯まったからいざ投資信託を、と全額使ったら半分に減ってしまったなんてこともありえます。
いきなり大金を払ってしまうことは、失敗の元です。
ハイリスクになりますし、大金が絡んでくる分冷静な判断もできなくなってしまいます。
投資信託は誰でも得するものではない
投資信託は、元本保証ではありません。
最初に使ったお金よりも減ってしまうこともあります。
あくまで信頼して託すのが投資信託であり、結果的に期待を裏切られてしまうかもしれないのです。
最初は失敗がつきものだと考え、地道にコツコツ取り組んだほうが賢明といえるでしょう。
失敗例⑥相談先を間違えて失敗
投資信託で失敗してしまった、どうすればいいかわからないから窓口へ相談……これも失敗の元です。
相談したのになぜ失敗してしまうのか不思議な話に感じるかもしれません。
しかし、相談してアドバイスの通りにしたとしても状況がむしろ悪化してしまうことはあり得るのです。
この場合、窓口に相談してしまったことがよくありません。
窓口にいる人は、投資運用の専門家ではないですよね。
あくまで販売員であり、相談しても最終的に商品購入へと繋げられてしまうかもしれないのです。
悩みの解決ではなく、販売ノルマ達成に利用されるおそれ
窓口に相談した場合、「損失を取り戻すためにこの投資信託はいかがでしょう」とほかの商品を勧められる可能性が高いです。
それをうのみにしているとより損を積み重ねてしまう可能性が。
販売員が、営業成績をあげるために売り込んでいるだけかもしれません。
相談したいのであれば、窓口に行くのではなく、投資運用の専門家を頼るべきです。
投資信託が抱えるリスク
投資信託での失敗につながる、リスクについて知っておきましょう。
投資信託に取り組むうえで知っておきたいのが、4つのリスク。
- 価格変動リスク
- 為替変動リスク
- 金利変動リスク
- 信用リスク
1つずつ詳しくみていきましょう。
価格変動リスク
株や債券に投資をするわけですから、当然それらの価格変動には注意する必要があります。
株式や債券は、景気や企業の業績、需要と供給の変化によって価格が変動するものです。
上がると思っていたのに下がることもありますし、その逆も当然起こりえます。
予想外の価格変動が起こりうるリスクには注意しておきましょう。
為替変動リスク
日本円と海外の通貨を交換する際のレートは常に変動しているものです。
レート次第では円にした時に損をしてしまうことも。
投資信託は海外のものにも投資できるため、為替変動のリスクがあることは知っておきましょう。
金利変動リスク
債券は、金利の変動に影響を受けます。
金利が上がれば債券の価格は下落しますし、金利が下がれば上がるもの。
債券を取り扱う投資信託には、金利変動リスクがついてまわると知っておきましょう。
信用リスク
投資先が信用できるかどうかというのもリスクの1つです。
例えば、債券を発行する企業が倒産してしまえば、支払額が変わってしまうなんてことにもなりかねません。
リスクは投資信託によって種類も大きさも異なるものです。
自分が選んだ投資信託にはどんなリスクが含まれているのか、きちんと理解しておいてくださいね。
投資信託で失敗しないためには?
投資信託で失敗しないためにも、失敗しないコツをおさえておきましょう。
失敗しないコツは全部で10個。
- 販売員の言葉をうのみにしない
- 周りの情報ばかり頼らない
- 手数料が安いものを選ぶ
- 少額からコツコツ取り組む
- 積立投資をする
- 分散投資をする
- 長期的に保有する
- 投資配分はよく考えて
- 定期的に見直しを
- 相談は信頼できる専門家に
1つずつ解説していきます。
コツ①販売員の言葉をうのみにしない
販売員の言葉はあくまで参考程度に聞いておきましょう。
相手はあくまでビジネスとして投資信託を販売しています。
あなたに儲かってほしいから勧めてくるとは限りません。
もしもおすすめを紹介されたら、どう言った商品なのかきちんと確認してください。
勧められた投資信託が買ってよい物かどうか判断するためにも、多少の知識は身につけておくと良いでしょう。
コツ②周りの情報ばかり頼らない
流行っているから買えばいいとは限りません。
リスクを抑えるためにも。流行りすたりのない分野で投資信託をするのがいいでしょう。
SNSなどで誰かが「この投資信託がおすすめ」といっていたとしても、安易に信用してはいけません。
最終的に判断するのは自分です。
ランキングや他人の声などの周りの情報はあくまで参考程度に留め、あくまで自分の判断で投資信託を買ってください。
“なんとなく”は失敗の元ですよ。
コツ③手数料が安いものを選ぶ
手数料はできるだけ安く済ませましょう。
投資信託の手数料は馬鹿にできません。
- 購入時手数料
- 信託報酬
- 監査報酬
- 売買委託手数料
- 信託財産留保額
などなど、さまざまな手数料が発生してきます。
買う時だけでなく売る時にも、保有しているときにも手数料がかかることは肝に銘じておいてください。
できるだけ安いものを選べば、それが利益にも直結してきます。
投資信託によってかかる手数料は変わるため、事前に調べておくことが重要です。
「この手数料はかかりません」という売り文句にも騙されないように注意してください。
もしかしたらその分他の手数料が割高になっているかもしれませんよ。
コツ④少額からコツコツ取り組む
何事も最初のうちは失敗してしまうものです。
失敗も勉強のうちと考え、いきなり高額商品に手を出さないようにしてください。
少額から始めれば、失敗したとしてもかすり傷で済みます。
長く続けるためにも、まずは少額からコツコツ始めるのがおすすめです。
コツ⑤積立投資をする
積立投資とは、一度に買うのではなく定期的に買う投資方法です。
投資信託を定期的に購入し積み立てていくことで、購入価格を抑えられる可能性があります。
毎月決まった金額で買い続ければ、「高い価格の時は少なく安いときには多く買う」ことが可能ですよね。
これをドルコスト平均法といいます。
毎月500円など、少額でも積立可能なものもあるので調べてみてください。
高い価格の時に買って損をする、というリスクを回避できるため、おさえておいたほうが良いコツであるといえます。
コツ⑥分散投資をする
投資信託は複数の投資にできるのがメリットですよね。
とはいえ、1つの投資信託にすべてを賭けるのはリスクが高いです。
可能であれば複数の投資信託に投資をするのが良いでしょう。
1つダメでもほかでカバーできるかもしれません。
分散して投資をすることで、結果的に失敗する可能性を低くすることができるのです。
コツ⑦長期的に保有する
長い期間投資信託を保有することで、値動きの幅を抑えられる効果が見込めます。
たとえ価格が下がったとしても、回復の見込みがあれば売らずに持っておきましょう。
手放すべきかどうかは投資先のステータス次第です。
むしろ売ったほうが損をしないケースもあるでしょう。
売るか売らないか、その判断を間違えないためにも、多少の知識はつけておくことをおすすめします。
コツ⑧投資配分はよく考えて
投資信託にはさまざまな種類があります。
当然、リスクの大きさも異なるもの。
ローリスク・ローリターンを狙うなら債権を多めにする、逆なら株式を多めにする、など投資信託の配分には気を配ってください。
それぞれのリスクとリターンを踏まえて、どんなタイプの投資信託をどれくらい買うのか、慎重に考えましょう。
配分次第で投資信託はまったく別物となります。
自分にあった配分を探してみてくださいね。
コツ⑨定期的に見直しを
専門家に任せる分、投資信託は放置しがちです。
リスクばかり大きくなっていないか、リターンが小さくなっていないか確認するようにしましょう。
定期的に見直しをし、問題があれば買い替えや資金配分の見直しをしてください。
投資信託はすべてをプロに任せる投資ではなく、あくまでプロのサポートがつく投資だと考えておくのが、投資信託で失敗しないためのコツです。
コツ⑩相談は信頼できる専門家に
相談するなら専門家にしましょう。
相談した結果、何か別の投資信託を勧められたら要注意です。
最終的に損するのは自分ですから、よく考えて決断をしてくださいね。
失敗しないためにもある程度投資に触れておこう
投資は、全くの無知識で挑むには危ない世界です。
初心者の方であれば、少しでも知識を付けてから挑んだほうが良いでしょう。
“なんとなく”や“とりあえず”で買い続けていれば、いつかは失敗してしまいます。
その時に失敗した理由がわからなければ、また同じことを繰り返してしまうでしょう。
なぜ失敗してしまったのか、どうすれば成功するのかという知識をつけていくためにも、ある程度投資の知識に触れておいてくださいね。
投資に触れることを習慣に使用
日ごろから投資に触れる癖をつけておきましょう。
日常のわずかな時間でも問題ありません。
- 経済番組をみる
- 投資に関する本を読む
- 実際に少額で株式投資してみる
方法は何でも大丈夫です。
時間を決めて取り組むようにしてください。
「いつかやる」「暇なときにやる」というスタンスではいつまでたっても手を付けないおそれがあります。
とにかく習慣づけることが重要です。
投資信託は、初心者でも手を出しやすいからこそ失敗してしまう人も少なくありません。
1度の失敗で投資信託を諦めてしまうのは勿体ないというもの。
今後に繋げるためにも、お金だけでなく知識も積み上げていってくださいね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
投資信託には成功する可能性もあれば、失敗する可能性もあります。
投資信託への安心感は、油断ともいえるものです。
自分は大丈夫と考えるのではなく、失敗した時どうするか考えたうえで投資信託を購入してくださいね。