「カードローンって審査なしで借りられる?」
「無職でもカードローンを審査なしで使えるのかな…」
などなど、カードローンについてこうお考えの方もいますよね。
現場からして審査に通るか不安で、できれば審査のないカードローン利用を検討していることでしょう。
今回はそんな方に向けて、審査なしのカードローンは存在するのか、無職でもそうしたカードローンを利用できるのか、詳しく解説していきます。
しかし安易に審査なしを謳うキャッシング業者を利用するのは危険な話。今回はそんなお金の裏側にも触れていきますよ。
記事後半では確実に借りるコツ、おすすめキャッシング業者もご紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください!
- 最短30分で審査完了!即日融資も可!
- はじめての方なら最大30日間無利息!
- Web完結!郵送物一切なし!
- 実質年率
- 3.0%~18.0%
- 限度額
- 800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短1時間
カードローンは審査なしで借りられる?
結論から言うと、審査なしでのカードローンの利用はできません…。
プロミスなどの消費者金融は、貸金業法のもとで営業しないといけません。
この貸金業法では、融資者に対してはしっかり審査をしないといけない決まりがあります。
そのため、あたかも審査をせず「審査なしでカードローンを利用可能」なんて広告を出すと、法律違反で営業停止となってしまうんです。
審査なしでカードローンを利用できませんので、注意しましょう!
「審査なし」のカードローンは闇金な可能性大
もし使いたいカードローンが「審査なし」と謳っている場合、その業者は貸金業法の外で違法営業をしている闇金の可能性が大きいです。
闇金業者は一見「審査なしで~」「審査激甘な~」などと、まるで審査がないかのように宣伝をしているケースがあります。
ですが闇金は貸金業法から外れて悪事を働くキャッシング業者につき、使うのは大変危険なんです…。
正規業者なら利息は年20%の決まり(利息制限法)があります。ですが闇金だと法外な利息を請求されかねません。
たとえば10日で1割の「トイチ」と呼ばれるものや、10日で5割の利息の「トゴ」などがありますね。とても払えたものではありません…。
一度足を踏み入れてしまえば、莫大な利息を払わなくてはならなくなりますよ。
「審査なし」を謳う闇金は、ゼッタイに利用しないことです!
無職でもカードローンを利用できる?
無職の方でもカードローンを利用できます。
ただし先ほど触れた通り、審査なしでカードローンを利用できない点には注意しましょう。
また無職の場合は属性の観点から、カードローンでは審査に通りことが予想されます。
どのカードローンでも基本的には継続的かつ安定的な収入があることが前提ですから、なんらかの形で少額でも安定した収入を持つことから始めてみましょう。
「審査なし」のカードローンを探すワケとは?
「審査なしでカードローンを使いたい…」と考える人は、そもそもなぜそのように考えるのでしょうか。具体的には以下が考えられます。
- 即日融資で利用したいから
- 収入証明書を出さずに審査なしで借りたいから
たとえば上記理由で、審査なしのカードローンを希望する人が多い傾向にあります。
しかしこうしたお悩みは、審査なしでなくても正規のカードローンでも対応していますから、わざわざ闇金を使う必要はないんです。
審査基準を押さえれば、意外と正規業者で借りられるんですよ!
収入証明の審査なしはできる!
借入希望額が50万円以下で、他社サービスからの借入金額が100万円以下ならば、収入証明書の審査なしで進められます。
これについては、日本貸金業協会でも下記の通り触れられています。
制上は、個人がお金を借りる場合(リボルビング契約の借入枠を設定する場合も含む)、
⑴貸金業者から50万円を超えて借りるとき
⑵他の貸金業者からの借入れを合わせて100万円を超えるとき
のどちらかに当てはまる場合は、「年収を証明する書類」の提出が必要となります。(引用元ページ:日本貸金業協会-貸金業相談紛争解決センター)
なおここでの収入証明書とは以下の通りです。
<主な収入証明書類>
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 給与明細書
- 所得証明書
- 年金証書
- 年金通知書
- 納税通知書・住民税決定通知書
- 青色申告決算書
- 収入内訳書 など
ただし上記書類については、会社ことで多少異なるケースがあるため注意しましょう。
借入希望額が50万円以下で、他社サービスからの借入金額が100万円以下ならば、こうした書類を通しての審査なしで進められますよ。
正規業者でおすすめ大手消費者金融カードローン5選!
ここでは審査なしのカードローンを探している人にもおすすめの、大手消費者金融のカードローンを5つご紹介していきます。
いずれも正規業者ですから、審査を実施したうえで借りられますよ。
<おすすめ大手消費者金融系カードローン5選>
- プロミス
- レイクALSA
- アイフル
- SMBCモビット
1社ずつポイントを解説していきます。
①プロミス
<プロミスのおすすめポイント>
- 大手の中では一番金利が低い
- 即日融資に対応!最短30分で借りられる
- WEB完結申し込みで店舗への来店不要
- 初回借り入れ時は30日間の無利息特典
プロミスは、今回紹介している消費者金融の中でも金利の上限が低い商品。たいていの大手消費者金融は上限金利を18%としていますが、プロミスでは17.8%と若干低め。
数%の違いではありますが、実際にキャッシングを利用すれば日ごとに利息が発生します。つまりプロミスでは唯一、大手のなかでもおトクに借り入れられるんです。
借入期間が長ければ長いほど、他社サービスよりも利息を抑えて使えるのも嬉しいですね。
またプロミスは即日融資にも対応していますから、申し込んでからたった30分ほどで融資を受けられます。
Web完結でカンタンに申し込める点から、スムーズに利用したい人にもピッタリなサービスです。
③レイク
<レイク おすすめポイント>
- 即日融資の利用OK!
- Web完結で申込可能!
- 初回利用時は選べる利息特典アリ!
レイクは即日融資も対応しており、21時まで(日曜日は18時まで)に審査を終えれば、その日中に借入できます。
なお融資までは最短60分ですから、余裕をみて19:40くらい(日曜日は16:40)までに申し込むと、借り入れできる可能性が高いですね。
なおレイクの初回利用時には、利用条件により選べる3つの無利息特典を利用可能。利用条件は契約条件によって違いますが、利息サービスがここまで充実しているのはなかなかないんです。
④アイフル
<アイフルのおすすめポイント>
- 即日融資OK!融資まで最短1時間!
- Web完結で申込可能!
- 独立系の消費者金融で使いやすい!
- 初回契約日より30日間の無利息特典アリ!
アイフルもプロミスと同じく、即日融資に対応した大手消費者金融のカードローンです。
他社だとは三菱UFJ系列で、プロミスやSMBCモビットはSMBCグループなど、各グループに銀行が運営に入っているんです。
そんななかアイフルは独立した消費者金融で、他社みたく特定の系列グループに銀行が存在・介入しません。この点から審査基準は若干緩めだとされています。
使い勝手の良さを重視するなら、アイフルもオススメのサービスですね。
⑤SMBCモビット
<SMBCモビットのおすすめポイント>
- 最短即日融資※で利用できる!
- 10秒簡易審査!
- Vポイントが貯まる!
SMBCモビットも使い勝手が良い消費者金融カードローンで、スピーディーな審査・融資が好評です。
また10秒で簡易審査もできるため、申し込んでからすぐに事前の審査結果も分かります。
さらにSMBCモビットで返済を進めれば、Vポイントを貯められるのも嬉しいですね。
\電話連絡なしならSMBCモビット/
三井住友カードカードローンもおすすめ!
<三井住友カードカードローンのおすすめポイント>
- 申し込みはWebで完結!
- 原則24時間借り入れ可能!
- 最大2ヵ月間お利息0円・1,500円相当のVポイントプレゼント!(※1)
三井住友カードカードローンだと申込はWeb完結で進められてスムーズに進められる上に、最短5分での借り入れが可能(※2)
また原則24時間借り入れできるため、融通を利かせて利用できるのもポイントです。
※1:キャンペーン期間:2022年7月1日(金)~2022年12月31日(土)
※2:※最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります
※2:最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
審査なしでカードローンを利用したいなら「悩みに合った商品」を選ぼう!
一括りに審査なしでカードローンを利用したいと言っても、どんな悩みであるかによっても講じるべき対策が変わってきます。
例えば在籍確認が億劫で審査なしのカードローンを利用したいのであれば、在籍確認がなしの正規の消費者金融を活用することで解決します。
このように、自分の悩みにあったカードローンを選ぶことが大切です。
ここでは悩み毎に、解決するにはどのようなカードローンを選ぶ必要があるのかなどを解説していきます。
時間がないからすぐ借りたい「即日融資に対応しているか」
今日中にお金が必要だから、即日融資に対応したサービスで借りたい…!
という人は、即日融資に対応しているカードローンを利用しましょう。
プロミスなど、大手消費者金融のキャッシングサービスであれば基本的に即日融資に対応しています。急いでいる時は消費者金融の即日融資を利用するようにしましょう。
また銀行カードローンの場合、即日融資の自主規制を行っています。
そのため即日でお金を借りることができないため、注意が必要です。
審査申し込みから早くても翌営業日となるため、急ぎの際は上記の即日融資を利用しましょう。
周りにバレたくない「WEB完結申し込みに対応にしているか」
カードローンを利用していることを周りにバレたくない場合は、WEB完結申し込みに対応しているカードローンを利用しましょう。
カードローンの利用が周りにばれてしまう原因には、下記のようなケースが考えられます。
- 自宅に送られてくる郵送物
- 店舗に来店をしているところを見られてしまう
上記のようなケースを防ぐには、WEB完結で申し込みができるカードローンを利用することで解決します。
周りにバレずにカードローンを利用したいのであれば、WEB完結に対応しているカードローンを選ぶようにしましょう。
電話連絡を避けたい「電話連絡をなしにできるか」
カードローンの審査時に多くの人の頭を悩ませるのが、勤務先への在籍確認です。
金融機関から会社に連絡がいくのは、出来るだけ避けたいところ。
カードローンの審査では、在籍確認が審査の最終テストのような役割を果たしているため、スルーをするのは難しいのも現状です。
しかしSMBCモビットのWEB完結申し込みに限り、条件を満たせば、勤務先への電話連絡なしで利用ができます。
これは大手消費者金融の中でもSMBCモビットのみで利用ができるサービスです。
どうしても審査時に勤務先に連絡がいくのは避けたい…という人は、SMBCモビットのWEB完結申し込みを利用しましょう。
審査申し込みが難しそう「初めての人にも優しいか」
なんとなく審査が難しそうだから、審査がなしの商品を利用したい…という人には、「初めての人にも人気のカードローン」がおススメです。
大手消費者金融はどれも特別難しい内容はありませんが、利用者の口コミの傾向から言うと、下記の3社のカードローンがおススメです。
ほぼ審査なしでカードローンを借りるためのコツ
悩み別におススメのカードローンをご紹介してまいりましたが、ただ自分に合った商品を選ぶだけではいけません。
確実に審査に通過するためには、ほぼ審査なしで利用できるくらい審査がスピーディに進むように、コツを押さえて申し込みを行うことが大切です。
つまり審査をスムーズに進められるように、工夫を施すことが最も重要とも言えるでしょう。
ここでは審査なしのカードローンのようにスムーズに利用するために、押さえておきたいコツを消化しいていきます。
ポイントごとに解説をしていきます。
借入金額を少なめにする
カードローンの審査を手っ取り早くスムーズに進める方法には、借入金額を少なくすることです。
借入金額が高額であると、審査担当者も「希望額に見合う収入があるか?過去に問題を起こしていないか?」など、審査が慎重に進められます。
そのため高額での融資を希望の場合、少しでも問題があれば審査落ちの対象となってしまいます。
逆に少額での利用であれば、過去に債務整理や自己破産、2カ月以上の延滞などの大きな問題を起こしていなければスムーズに審査に通過できる可能性が高いです。(他にも融資額に対する返済能力があるか?なども加味されます。)
審査に通過するためには、必要最低限の金額で申し込みを行い、審査がスムーズに進むように心がけましょう。
提出書類は事前に用意しておく
提出が必要な書類が用意できていない場合も、審査落ちの対象となります。
多くのカードローンでは身分証の運転免許証があれば事足りますが、運転免許証を持っていない場合、複数の書類を提出する必要があります。
身分証の組み合わせはカードローンによって異なるため、申し込み前にチェックをしておきましょう。
50万円以上の申し込みには収入証明書が必要
カードローンの申し込み時には身分証の他にも、収入証明書の提出を求められることがあります。
主に50万円以上の借り入れ時と、審査時に提出された内容に不備がある場合は、追加で収入証明書類の提出が必要となります。
提出できないと審査条件を満たしていないとされ、審査落ちの原因になるため、こちらもあらかじめ用意をしておきましょう。
収入証明書類は、基本的には前年度の源泉徴収票で事足ります。
用意が難しい場合、直近3カ月分の給与明細などで対応してもらえることもありますが、細かいところはカードローンによって異なるため、利用するローンに確認をしておきましょう。
申し込み時に必要な入力項目は全て埋めておく
WEB上からの申し込みの場合、フォームに入力が必要なものは全て入力をするようにしましょう。
この申告情報に抜けがあると、審査時に担当者が電話などで確認を行わないといけなくなります。
そのため最終的に審査完了までに時間がかかるだけでなく、そもそも審査基準を満たしていないとされ、審査落ちの対象となってしまうこともあります。
入力項目がたくさんあり面倒くさい部分ではありますが、スムーズに審査を進めるためにも申し込みの段階でしっかりと記入をしておきましょう。
できるだけ早めに申し込みを開始する
即日融資の利用を希望している場合、とにかくできるだけ早めに申し込みをスタートさせましょう。
即日融資の場合、審査担当者が在籍している時間内に申し込みが完了しないと翌営業日の対応となってしまいます。
そのためとにかく時間内に審査をおわらせることが大切です。
また時間内に申し込みが完了していても、審査内容に不備があると審査に時間がかかってしまう原因にもなりかねません。
できるだけ早めに申し込みをスタートさせるようにしましょう。
カードローンの審査なしにこだわるなら「審査対策」が大切
審査に通るためには、審査でチェックされるポイントを押さえて、対策を講じることが大切です。
審査なしで利用するためのコツも大切ですが、そもそも審査ではどのような点をチェックされているのかも把握しておく必要があるでしょう。
ここでは、カードローンの審査時にチェックされるポイントを解説していきます。
返済のために安定した収入を確保できているか
審査に通過するためには、返済のために必要な収入を確保できているかをチェックされます。
そもそもカードローンでは、むやみに融資を行い破産者を増やさないようにするためにも、融資者にしっかりと返済能力があるかをチェックしなくてはなりません。
審査なしのカードローンがないことにも、このような理由があり、確実に審査を行わなくてはならないのです。
そこでチェックされるのが、返済能力。つまり返済のための収入源が確保されているかを審査します。
基本的には年収の3分の1までしか融資を行うことができない『総量規制』という法律があるため、年収額をチェックしますが、実は金額以外にも下記のような「安定性」を重視して審査が行われます。
年収と上記の情報を相対的にチェックをし、審査が行われていきます。
正社員だからだめだ・勤続年数が足りないからとどこか一つの要素だけではきまりません。
アルバイトでも利用できるカードローンはありますし、あくまで上記の情報を相対的に見ていくことを頭に入れておきましょう。
副業・複数雇用先がある場合は全て申告
副業での収入があったり、複数のアルバイトを掛け持ちをしている場合、全ての勤務先・収入源を申告しましょう。
審査において、収入が大いに越したことはありません。
特にアルバイトで稼いでいる人は、複数のアルバイトを掛け持ちしていることでプラスに働くでしょう。
過去にローンで問題を起こしていないか
カードローンの審査では、過去に問題を起こしていないかもチェックされます。
審査時にはこれまでのローンやキャッシングなどの申し込み・利用の履歴が記録されている『個人信用情報機関』に照会をして確認をします。
2カ月以上の長期にわたる返済滞納などを起こしていたり、債務整理などを起こしていると、その問題が発生してから5年間は信用情報に記録が残ります。
このような記録が残っていると、審査担当者としても審査に通過をさせるハードルが非常に高いため、審査に通しにくくなってしまうのです。
信用情報は、自分でも照会を行いチェックをすることができます。手数料は発生してしまいますが、審査に通るか不安であればチェックしてみるのもおススメです。
カードローンの審査に落ちてしまう原因とは?
カードローンの審査時にチェックされる基準が分かったところで、次に審査に落ちてしまう原因もチェックしておきましょう。
ローンの審査に落ちるてしまう人には、共通した原因があります。
そのため確実にカードローンの審査に通過させたいのであれば、審査基準を把握した上で審査に落ちてしまう原因もチェックしておきましょう。
先回りして原因を把握して、回避できるところは対策をしておくことが大切です。
ポイントごとに解説していきます。
借入額が総量規制を超えている
借入希望額が総量規制を超えてる状態で審査申し込みをしてもカードローンの審査に通過することはありません。
審査基準のところでも解説をしていますが、カードローンの審査では、総量規制という決まりがあります。
融資を行って良い金額は、申し込み者の年収の3分の1以内に抑えないといけません。これは1社分だけでなく、他社の借り入れも含めたトータルの借入額のことを指します。
そのため今回の申し込み時に限らず、すでに他社で借り入れをしている場合は、その金額も考慮して申し込みをしないといけません。
収入が安定していない
収入が安定していないと判断された場合も、審査に落ちてしまいます。
カードローンの審査では申し込み者の信用情報(これまでのローンの利用履歴)と、返済能力(収入)で審査が行われます。そのため安定した収入が確立されていないと、審査に通過することが難しいでしょう。
そうとはいっても大手消費者金融の場合、本人に収入があり、信用情報に傷がついていなければ審査に通過できます。
アルバイトやバイトをしている学生でも、基本は総量規制の範囲内での融資であれば、問題なく審査に通過できるのです。
つまるところはアルバイトでも収入があれば問題がない。無職であると、本人の収入がないため、カードローンの審査に通過するのは難しいでしょう。
専業主婦の場合はどうなるか?
ここで気になるのが、専業主婦の扱いです。アルバイトや学生でも審査に通過できるのであれば、専業主婦はどうなるのでしょうか?
結論をいうと、バイトやパートタイムなどでの収入がない主婦は、消費者金融の審査に通過することができません。またパートナーに収入があったとしても、それはパートナー名義での借入となります。
そのためパートナーなどにバレたくないなどの理由から、自分名義での借り入れをしたいのであれば、少額でもアルバイトを開始してローンに申し込むのが手っ取り早いです。
配偶者貸付も一つの対処法
また専業主婦の場合、対象の銀行の「配偶者貸付」を利用するのも一つの手です。
一部の銀行では、配偶者の情報を元に専業主婦に貸し付けを行っています。
中には配偶者に連絡が行かずに利用できる金融機関もあるため、配偶者貸付を利用して銀行カードローンを利用するのも良いでしょう。
他社での借入額が多すぎる
総量規制と同様に、他社での借入額が多すぎる場合も審査落ちとなってしまいます。
借入先が多すぎたり、すでに総量規制ギリギリ、もしくは総量規制の対象外の銀行カードローンですでに多額の融資を受けていた場合、そちらの返済に追われてしまい、融資を行っても返済が困難いなってしまうのではないか?という懸念が生じます。
審査時には基本的に総量規制をオーバーしていないかで判断されますが、必ずしも総量規制の上限まで借りられるわけではありません。
そのため審査時において審査担当者から懸念があると判断されれば、審査に落ちるか、借入額も少ない金額での融資となります。
確実に審査に通過したいのであれば、借入希望額を少額で申し込む・現在の債務を整理するなど、改善をしておきましょう。
信用情報に傷がついている
すでに過去にローンなどを利用していく中で、信用情報に傷がついている場合も要注意です。
2カ月以上にわたる返済延滞や、債務整理などを起こしていると、信用情報に記録がついてしまいます。カードローンの審査に通ることはありませんので、信用情報から情報が消えるのを待ちましょう。
返済延滞や債務整理をしてその状態が解決されてから5年が経過すれば、信用情報から情報が消えます。
スマホの分割払いなども要注意
またローンの返済延滞や債務整理以外にも、ショッピングローンなどにも注意が必要です。
信用情報ではカードローだけでなく、家電などのショッピングローンやスマートフォンの本体代の分割などでトラブルを起こした際も、信用情報に記載される原因となります。
特にスマートフォンの分割払いの場合、多くの人は毎月の利用料金と一緒に支払いをしていると思います。
そのため、月の利用料金に支払い延滞などをしてしまうと、一緒に払う予定だった分割分の料金は返済延滞をしたという扱いになってしまいます。
過去にカードローンを利用したことがないのに、なぜか審査に落ちてしまった…という人は、スマホの本体代で信用情報に引っかかってしまっていることが多いので、注意をしましょう。
申し込み時にウソの情報を申告した
カードローンの審査に通過したいからと、審査申し込み時に情報を盛ったりウソの情報で申告をしている人もいます。
カードローン審査では申告された情報を元に信用情報や在籍確認電話、他提出書類などを照らし合わせながら審査を行うため、嘘の申告をしても確実にバレます。
特に申し込み者の返済能力や信用性を審査しているとも言えるため、虚偽の申告をしている時点で審査落ちの対象となってしまうでしょう。
審査に通過するためにも、申告情報は正直に記載しましょう。
在籍確認が取れなかった
在籍確認が取れない場合もカードローンの審査に落ちる対象となってしまいます。
在籍確認の電話は審査担当者の個人名で連絡が行われるため、カードローン業者から連絡がきたということは分からないように対応してもらえます。
また自分が不在で対応できなかったとしても、「席を外している」「今日は休み」というような、在籍をしている事実がわかる対応であれば、問題なく審査が完了します。
会社の電話対応の方針によっては注意が必要
ここで注意をしたいのが、自分が適当な対応をしてしまったときや、同僚の対応で在籍の事実が確認できなかった際です。
中には個人情報保護の観点から取引のない会社や個人からの連絡の場合、連絡を取り次げない会社も増えています。
そのような会社の場合、同僚が対応して「お答えできかねます」というような対応をしてしまうと、取次が行われないだけでなく在籍の事実を確認できないとされ、カードローンの審査落ちの原因にもなりかねません。
会社の電話対応の方針を事前に確認をし、対策をしておきましょう。そのような事情があるとカードローンに事前に相談をしておくことも大切です。
カードローンの審査に落ちてしまったときの対処法
審査基準を満たすことができなければ、カードローンの審査に通過することはできません。
それでもどうにかお金が必要なこともありますよね。
大手のカードローンの利用が難しかった場合でも、審査なしでお金をかりる方法や、現状を改善する方法があります。大手消費者金融の利用が難しかった場合、下記の対処法を検討してください。
一つずつ解説していきます。
中小消費者金融を検討
大手消費者金融の利用が難しかった場合、中小消費者金融の利用もオススメです。
中小はいわゆる街金とも呼ばれるような地域に根差したキャッシング業者のことを指します。
もちろん大手消費者金融と同じように金融庁に届けを出し、貸金業法に基づいて運営をしている正規の業者です。
中小消費者金融では、通常大手が自動審査で済ませてしまうようなところも、ひとりひとり丁寧に審査を進めます。
そのため大手では問題があり審査に通過できなかった方でも、中小なら柔軟に審査を行う傾向にあります。
もちろん審査申し込み時に返済能力があることが条件ではありますが、大手よりは審査基準が甘い傾向にあるのです。どうしても大手の利用が難しい場合は、中小の消費者金融を検討してみて下さい。
質屋なら審査なしでお金を借りられる
中小消費者金融などを使うのではなく、本当に審査なしでお金を借りたい…!という場合は、質屋でお金を借りることもおススメです。
質屋ではブランド品など質に入れることができるものを担保に、現金を借りることができます。そもものの値段分の金額を借りることができるため、質に出せる商品があれば金融機関での審査なしでお金を借りることができるのです。
しかし質屋の場合、キャッシング業者ではないため、貸金業法が適用されません。
この場合、利息制限法といったような決まりもないことから、年100%というような暴利での融資となることが多いでしょう。(通常の消費者金融は年20%が上限)
すぐに返す当てがある・質に出せて、最悪それを売っても大丈夫と言うようなものがあれば質屋の利用もオススメですが、利息に関するリスクについても頭に入れておく必要があるでしょう。
公的支援制度を利用する
無職のため業者からの融資を受けることができない・働くことが困難、という人は、国の公的支援制度を利用することもおススメです。
生活福祉資金貸付制度は低所得世帯などが低金利で国からお金を借りることができる制度です。
中には1%などで融資を利用できることもあるため、民間の金融機関の利用が困難であれば、国の公的支援制度の利用を検討しましょう。
友人・知人・家族からお金を借りる
審査なしでお金を借りたいならば、金融機関ではなく人から借りるのが早いです。
そこで友人や知人、そしてご家族から借りられるか検討してみましょう。
ただしそうした方だと、お金を借りる際に「何に使うの?」とお金を借りる理由や使い道を高確率で聞かれます。
もしお金を借りる理由が曖昧であれば、下記の理由を参考に使ってみてください。
<お金を借りる時に使える言い訳>
- 「子どもの教育費が足りないので…」
- 「急に葬式の予定が入ったので…」
- 「どうしても生活費が足りないので…」
- 「いま医療費が足りないので…」
なお友人や知人、家族などからまとまったお金を借りる場合は借用書も用意しておきましょう。
借用書はお金の貸し借りがあったことを証明するもので、そこで返済も約束します。
関係性を崩さないためにも、必ずお金を返す旨も添えましょう。
契約者貸付制度の活用
審査なしでお金を借りたいならば「契約者貸付制度」を活用することでうまく対応できるかもしません。
ただしこれは生命保険に加入している場合の話ですから、その点には注意しましょう。
なお契約者貸付制度を使えば、保険を止めたときに解約返戻金が戻ってくるため、これでいざという時に前借ができるんです。
とはいえ各保険の加入者のみが利用できる制度ですから、加入者以外が申請しても断られる可能性が高いため注意です。
また契約者貸付制度を使えば金利が5%ほどで安く、契約を破棄せずともお金を貸してもらえます。
ただし返済が遅れたり滞ったりすれば契約を解消させられかねませんし、返済を続けていても完済するまで支払われる保険料は一部安くなってしまうため注意です。
まとめ~審査なしのカードローンは存在しない~
厳密には、審査なしのカードローンは存在しません。
正規のキャッシング業者として運営を行うのであれば、審査を行わないと法律違反になってしまうためです。
しかし審査なしのカードローンにこだわらなくても、よくよく審査基準をチェックしたり、審査対策をしておけば、正規のカードローンでも安心して借り入れの利用ができるでしょう。
また審査なしと謳う業者は、法律の外で違法に運営している闇金です。絶対に利用しないようにしましょう。