この記事を読まれている方の中には「すでにアコムを利用している」、または「今からアコムのカードローンを検討する人」など、様々な方が居ると思います。
アコムは自動契約機でカードローンが契約できたり、無利息キャッシングのサービスがあるなど利用者にとっては魅力的なサービスがたくさんあります。
しかし、アコムの金利は一部の銀行カードローンのような低い金利ではなく、利用者のほとんどには比較的高い金利が適用されます。
そこで今回は、アコムの金利の仕組みや、実際にお金を借りた時にはどれぐらい金利がかかるのかなど、詳しく解説していきたいと思います。
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アコムカードローン金利は?いくらまで借りられる?
まず、アコムのカードローンの金利について、基本的な部分からお伝えします。
アコムの標準的な金利
アコムのカードローンの金利は、下記の通り実質年率で3.0%から18.0%という設定になっています。
ただし、100万円以上の借り入れがある場合は、利息制限法により上限金利は15.0%に下がります。
契約極度額 | 1万円~800万円 |
貸付利率 | 実質年率3.00%~18.00%※契約極度額100万円以上の場合、3.00%~15.00% |
賠償額の元本に対する割合(遅延損害金) | 年率20.00% |
利用実績があれば限度額アップと金利ダウンが可能
またアコムのカードローンは、下記の通り限度額が増えれば増えるほど金利が下がる仕組みになっています。
アコムを上手に利用するためには限度額のアップと金利ダウンがポイントになってきますが、限度額を増やしてもらうためには一定の条件が必要になってきます。
このあたりの内容については、この後詳しくお伝えしていきたいと思います。
契約極度額 | 適用金利 |
---|---|
501万円~800万円 | 3.0%~4.7% |
301万円~500万円 | 4.7%~7.7% |
100万円~300万円 | 7.7%~15.0% |
1万円~99万円 | 7.7%~18.0% |
初回利用時の一般的な限度額
ちなみに、アコムのカードローンを初めて契約する場合、おおよそ年収の10%から15%の限度額が適用されます。
たとえば標準的な30代のサラリーマンの場合、年収は300万円~500万円といったところですが、そのような人の場合はアコムの初回契約時の限度額は30万円~50万円となります。
したがって、カードローンの契約初期段階では上記表の「契約極度額1万円~99万円」の部分の金利が適用されます。
さらに、アコムの契約直後は借入実績や返済実績がないため、一旦18.0%の上限金利が適用されます。
アコムのカードローンに申し込んだ際には、安定した収入があるかどうか?また信用情報に傷はないか?ということはきちんと審査されます。
しかし、利用後に「きちんと返済してくれる人かどうか?」という点については、アコムは把握できません。
そのため、アコムの契約当初は「信用できる人かどうかわからない人」という扱いになり、将来の返済不能リスクが考慮され、上限金利が適用されます。
なお、アコムの利用実績が積み重なれば「きちんと返済してくれる優良顧客」という扱いになり、金利は下がってきます。(金利ダウンの際には審査があります。)
アコムの金利と他社消費者金融とを比較してみた!
では初回契約時に18.0%の金利が適用されるアコムと、他社カードローンとを比較した場合、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
主に金利面とサービス面から比較してみたいと思います。
プロミスと比較
まずアコムと同じ消費者金融大手の「プロミス」と比較してみます。
プロミスの上限金利は、下記の通り17.8%となりますので、アコムの18.0%と比較すると0.2%だけ金利が低くなります。
契約極度額 | 500万円 |
貸付利率 | 実質年率4.5%~17.8% |
賠償額の元本に対する割合(遅延損害金) | 年率20.00% |
ただ「0.2%の金利差」となると、実際には金利が低いかどうかは実感するのは難しくなります。
たとえば、50万円を「実質年率18.0%で借りた場合」と「実質年率17.8%で借りた場合」とで比較してみます。
50万円を18.0%で借りた場合の1ヶ月間の利息 7,397円
50万円を17.8%で借りた場合の1ヶ月間の利息 7,315円
差 82円
上記の通りその差はたった「82円」となりますので、この金利差は正直メリットと言えるかどうかは微妙です。
ただプロミスの場合は、アコムよりひとつだけメリットがあります。
それはプロミスの無利息キャッシングに関する条件です。
アコムの場合もカードローン初回契約時に30日間の無利息キャッシングがありますが、アコムの無利息キャッシングは契約日の翌日から無利息期間の30日間がスタートします。
一方、プロミスの無利息キャッシングはカードローン初回契約時からスタートするのではなく、「初回利用時」から無利息サービス期間の30日間がスタートします。
そのため、アコムの場合は契約後に借り入れをしないと運悪く無利息キャッシングの期間が終了してしまうケースがあります。
しかし、プロミスは確実に無利息キャッシングの恩恵を受けることが可能です。
SMBCモビットと比較
つぎに、SMBCモビットとも比較してみます。
SMBCモビットの上限金利は18.0%ですからアコムと同じです。
また、上限限度額も800万円ですのでこの点もアコムと同じです。
契約極度額 | 1万円~800万円 |
貸付利率 | 実質年率3.0%~18.0% |
賠償額の元本に対する割合(遅延損害金) | 年率20.00% |
ただアコムと比較すると「申し込み方法によってはWEB完結なら電話連絡なし」という点でメリットがあります。
SMBCモビットにはいくつかの申し込み方法がありますが、その中でもWeb完結で申し込むと、基本的には本人と職場への連絡はありません。
したがって家族や職場に内緒でカードローンを利用したい場合は、SMBCモビットのほうがおすすめです。
しかしこのWeb完結を利用するためには、指定の銀行口座を持っていることや勤務先の会社が発行している健康組合の保険証を提出するなどが必要ですので、申し込み手続きの「手間」という意味ではアコムの方が簡単です。
レイクALSAと比較
つぎに、いつもCMでよく見かける「レイクALSA」とも比較してみます。
レイクALSAは契約限度額が500万円ですので、アコムよりも300万円少なく、また金利は18.0%とアコムと同じとなります。
しかしCMなどでもよく宣伝されているように、レイクALSAは30日間の無利息キャッシングと180日間キャッシングのサービスがあります。
180日間の無利息については、借入額の5万円までしか適用されないため大きなメリットと感じる方は少ないかもしれません。
しかし、同じ5万円程度の少額を借りるなら、アコムよりも断然レイクALSAを利用したほうが利息を節約することができます。
契約極度額 | 500万円 |
貸付利率 | 実質年率4.5%~18.0% |
賠償額の元本に対する割合(遅延損害金) | 年率20.00% |
アコムの利息計算は定率リボルビング方式
つぎに、アコムの利息はどのようにして計算されるのか?詳しく解説します。
アコムの利息は「定率リボルビング方式」という方法で計算されます。
消費者金融カードローンの返済方法としては、主に「残高スライド元金定額リボルビング方式」と「定率リボルビング方式」の2種類があります。
なお、定率リボルビング方式を採用しているのはアコムで、その他のカードローンのほとんどは残高スライド元金定額リボルビング方式を採用しています。
「定率リボルビング方式」とは、契約極度額に対して一定の率がかけられ、毎月の最低返済額が決定される仕組みとなっています。
下記は、アコムの契約極度額に対してどれくらいの利率がかけられるのかを示した表です。
アコムのカードローンの契約が初めての場合、30万円~50万円程度の限度額が設定されるケースがほとんどで、例えば30万円の借入極度額が設定された場合は、借入残高の4.2%がかけられることになります。
契約極度額 | 30万円以下の場合 | 30万円超、100万円以下の場合 | 100万円超の場合 |
一定の割合 | 借入残高の4.2%以上 | 借入残高の3.0%以上 | 借入金額の3.0%以上 借入金額の2.5%以上 借入金額の2.0%以上 借入金額の1.5%以上 |
借り入れ金額と利息をシミュレーション
では、ここからはアコムで実際に10万円、30万円、50万円を借りた場合どれぐらいの利息を負担しないといけないのか、実際にシュミレーションしてみたいと思います。
なお、今回の比較では比較をしやすいように返済期間を12ヶ月で設定し、各々毎月の返済金額と総支払額を比較してみたいと思います。
10万円を借りた場合
まず、10万円を借りた場合の利息についてです。
下記に返済シミュレーション表と、毎月元金と利息の充当額そして残高がどのように推移していくのかグラフもご覧いただけるようにしておきました。
下記の表をご覧いただければ一目瞭然ですが、アコムの支払い初月は元金が7,667円そして利息が1,500円となっています。
しかし、最終支払い月が近づく12ヶ月目には元金が9,032円、そして利息は135円と、返済が進むに従ってどんどん利息返済部分が減っていくことがわかります。
また、最終的には10万円を借りて12ヶ月間で返済した場合、利息の総額は「10,011円」となります。
回数 | 元金 | 利息 | 残高 |
1 | 7,667 | 1,500 | 92,333 |
2 | 7,783 | 1,384 | 84,550 |
3 | 7,899 | 1,268 | 76,651 |
4 | 8,018 | 1,149 | 68,633 |
5 | 8,138 | 1,029 | 60,495 |
6 | 8,260 | 907 | 52,235 |
7 | 8,384 | 783 | 43,851 |
8 | 8,510 | 657 | 35,341 |
9 | 8,637 | 530 | 26,704 |
10 | 8,767 | 400 | 17,937 |
11 | 8,898 | 269 | 9,039 |
12 | 9,032 | 135 | 7 |
13 | 7 | 0 | 0 |
累計 | 100,000 | 10,011 | 0 |
30万円を借りた場合
つぎに、30万円を借りた場合についてもシミュレーションしてみます。
30万円借りた場合、毎月の支払額は大きくなり1ヶ月目から約27,500円を返済することになります。
そして30万円を1年間で返済した場合の利息負担額は30,044円となります。
回数 | 元金 | 利息 | 残高 |
1 | 23,003 | 4,500 | 276,997 |
2 | 23,349 | 4,154 | 253,648 |
3 | 23,699 | 3,804 | 229,949 |
4 | 24,054 | 3,449 | 205,895 |
5 | 24,415 | 3,088 | 181,480 |
6 | 24,781 | 2,722 | 156,699 |
7 | 25,153 | 2,350 | 131,546 |
8 | 25,530 | 1,973 | 106,016 |
9 | 25,913 | 1,590 | 80,103 |
10 | 26,302 | 1,201 | 53,801 |
11 | 26,696 | 807 | 27,105 |
12 | 27,097 | 406 | 8 |
13 | 8 | 0 | 0 |
累計 | 300,000 | 30,044 |
50万円を1ヶ月借りた場合
最後に50万円を借りた場合のシミュレーションです。
50万円を借りた場合、毎月の最低返済額は約46,000円となり、一年間の利息総支払額は50,074円となります。
回数 | 元金 | 利息 | 残高 |
1 | 38,339 | 7,500 | 461,661 |
2 | 38,915 | 6,924 | 422,746 |
3 | 39,498 | 6,341 | 383,248 |
4 | 40,091 | 5,748 | 343,157 |
5 | 40,692 | 5,147 | 302,465 |
6 | 41,303 | 4,536 | 261,162 |
7 | 41,922 | 3,917 | 219,240 |
8 | 42,551 | 3,288 | 176,689 |
9 | 43,189 | 2,650 | 133,500 |
10 | 43,837 | 2,002 | 89,663 |
11 | 44,495 | 1,344 | 45,168 |
12 | 45,162 | 677 | 6 |
13 | 6 | 0 | 0 |
累計 | 500,000 | 50,074 |
なお、以上の計算の通り、アコムで借り入れた金額を12ヶ月で返済した場合、おおよそ借入金額の10%程度の利息が発生することになります。
アコムの金利は18.0%ですから、基本的に50万円に18%をかけると利息は「9万円」となります。
ただ、返済期間中の12ヶ月の間に元金をどんどん返済していきますので、毎月借り入れ後の残高は減っていくことになります。
そのため、実際には金利18.0%の「9万円」の負担が必要になる訳ではなく、1年間で完済すれば最初に借り入れた金額×10%程度の利息で済むことになります。
そのため、この後詳しく触れていきますが、アコムのカードローンを利用する場合は「いかに繰り上げ返済をしていくか」が重要になってきます。
アコムの返済日と返済額
では、ここからはアコムの返済日と返済額について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
毎月指定日の返済
まず、アコムの返済日についてですがアコムのカードローンは、この後ご紹介する「35日ごとの返済」と、「毎月指定日返済」の二つのパターンで返済することができます。
また、毎月指定日での返済を選択した場合は、返済日を自由に決めることができます。
ほとんどの方は、返済に無理なく返済ができるように、給料日の当日や給料日のから3日以内に返済日を設定される方が多いようです。
35日ごとの返済
つぎに、アコムのカードローンの「35日ごと返済」についてです。
アコムの35日ごとの返済とは、返済サイクルが35日間ごとにやってくる返済方式になります。
たとえば借入後1ヶ月目の25日に返済した場合は、その次の返済日は前回返済日から35日後ですので、初回返済月の翌月30日が2回目の返済期日となります。
では、なぜこのようなややこしい返済方式があるのか?少し考えてみます。
アコムのカードローンをはじめ、消費者金融の中にはこの「35日ごとの返済」を採用している会社がたくさんあります。
この返済方式の場合、利用者は毎月1回の返済日ではなく35日ごとに返済日がやってきますので、返済が苦しい時などは余裕をもって返済することができます。
一方、消費者金融カードローンの会社側としては、お金を貸した相手からすぐに返済されると利息の収入が少なくなるわけですが、35日ごとの返済で少しでも返済期間が長引くと、それだけ利息を稼ぐことができます。
以上の通り、35日返済は「利用者側」と「事業者側」の両方にメリットがあるわけです。
しかし、35日返済の場合は年間の返済回数は毎月返済よりも少なくなりますので、資金に余裕のある場合は積極的に随時返済することがポイントです。
利息だけの返済は延滞扱いになる?
アコムのカードローンの場合、先ほどもご紹介したとおり借入残高に対して一定率がかけられ、毎月の最低返済額が決まります。
最低返済金額の中には元金と利息が含まれていますので、基本的には毎月の最低返済金額を返済しなくてはいけません。
しかし、手元に資金がない場合など返済が苦しい時も多々あります。
そのような場合には、毎月の利息分の金額をきちんと把握しておき、利息だけを返済しておけば延滞扱いにはなりません。
なお、延滞扱いにならずに返済をクリアできたかどうかは、ATMの利用明細を見ればすぐにわかります。
たとえば4/20が返済期日で、4/15に利息だけを返済した場合で考えてみます。
そこまでに発生している利息が、仮に5,000円だったとします。
この場合、もしATMで5,000円を入金した場合、ATMの利用明細の「次回返済日」の欄は、5/20となっているはずです。
つまり、利息だけ支払えば4/20の返済期日はクリアしたことになります。
とにかく、毎月の返済については最低でも利息以上の返済が必要ということです。
返済できない時は相談すれば減額できる
また、上記でお伝えした最低返済金額は、事前にアコムに相談をすれば減額をしてもらうことが可能です。
ただし、これはあくまで元金と利息を合算した「最低返済金額」を減額してもらうだけですので、借金の総額を減免してもらうわけではありません。
そのため、毎月の最低返済金額の減額が認められてそのまま返済を続けていると、元金がなかなか減らないことになりますので、結果的には完済までの期間が長引くことになります。
アコムの金利を下げる方法
では、ここからはアコムの金利を少しでも下げるテクニックをいくつかご紹介します。
限度額を増額してもらう
アコムの上限金利は18.0%ですので、先ほどご説明した通り50万円を1年で返済すると「5万円」もの利息を負担することになります。
したがって、アコムを上手に利用するためには、できるだけ限度額をアップし適用金利を下げることがポイントになってきます。
ただ、アコムの限度額を増額してもらうには下記のような条件をクリアしておく必要があります。
- アコムの利用が最低半年以上あること。
- アコムの返済を滞りなく行なっていること。
- 適度の借り入れと返済を繰り返していること。
- 他社借り入れが増えておらず、年収が安定しているもしくは前年度よりも増えていること。
- 信用情報機関に傷がないこと。
なお、以上のような条件が重なっている場合は、アコムのほうから増額の案内が来ることがあります。
ただ50万円から100万円の間の増額では、金利は下がらず限度額だけが増えることになりますので、金利を下げてもらう為には少なくとも100万円以上に限度額を増やしてもらう必要があります。
アコムのカードローンは総量規制の対象ですので、100万円の限度額を設定してもらおうとすると、他社カードローンやクレジットカードのキャッシングがない状態で、最低300万円以上の年収が必要となります。
ただ、一定の条件さえクリアできればアコムの金利は12%程度までなら下げてもらう事は可能です。
直接交渉する
また、アコムと直接交渉して金利を下げてもらうこともできます。
例えば、アコムを利用していると増額の案内が入るタイミングがありますが、その案内があった時には、是非「金利を下げて下さい」とお願いしてみて下さい。
アコムとしてもたくさん借りてきちんと返済できる人に継続して利用してもらいたい…という意向がありますので、交渉次第では金利を下げてもらうことが出来ます。
実際、筆者も過去にアコムを限度額210万円で金利12%で利用していましたが、最初の交渉で11%にダウンし、その限度額を増やしてもらい、結果として6.6%まで金利はダウンしました。
アコムの返済を円滑に済ませる3つのコツ
ここまでの情報で、アコムの利息が計算される仕組みや、実際のお金を借りた場合の利息負担額についてはご理解いただけたかと思います。
では、ここからはアコムの返済を滞りなく行うためのいくつかのコツについて、ご紹介しておきます。
1.返済お知らせメールを活用する
一つ目は、アコムの返済お知らせメールを利用するという方法です。
アコムの返済お知らせメールは、あらかじめメールアドレスを設定しておくと、アコムの返済期日の3日前と当日にお知らせが入る仕組みになっています。
そのため、毎月ついつい返済を忘れがち…という人は、メール設定をしておく事で返済忘れを防ぐことができます。
また、メールサービスの本文中にはマイページへのログインリンクが貼られていますので、それまでに発生した利息などについても簡単に確認することができます。
なお、アコムの返済お知らせメールは、土日祝日を除いた返済期日の3営業日前に発信されます。
2.インターネット返済なら手数料無料
また、手数料無料で返済するなら、アコムのインターネット返済を利用されることをおすすめします。
コンビニATMなどでアコムの返済をする場合、1万円までの利用なら返済でも110円、そして1万円超えの返済の場合は220円のATM利用料がかかってきます。
もちろん、返済時には元金と利息も返済することが必要ですので、コンビニ提携ATMの利用ばかり繰り返していると、毎月の利息とATM手数料の二つがのしかかってくることになります。
そのため、手数料をできるだけ節約して返済するためには、インターネットバンキングを利用したアコムの「インターネット返済」を利用するようにしてください。
下記はアコムのインターネット返済の利用の流れを示した表ですが、インターネット返済なら約3分程度で返済を終了することができますし手数料も一切かかりませんので、わざわざATMに行かなくても速やかに返済することができます。
アコムの公式サイト会員ログイン |
「インターネットでのご返済」をクリック |
「返済金額」などを必要な情報を入力 |
「金融機関でお手続きを進める」ボタンを押し、利用している金融機関を選択し、インターネットバンキングにログインし、決済口座を指定して手続きを進める。 |
なお、アコムのインターネット返済は以下のようなメジャーな銀行をはじめ、各地の信用金庫や信用組合なども利用することができます。
ただし、インターネット返済を利用するためには、銀行のインターネットバンキングが利用できるようにしておく必要があります。
【アコムのインターネット返済が利用できる主な銀行】
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
※提携CD・ATMの詳細についてはアコムのホームページでご確認下さい。
3.振込手数料無料の銀行から返済する
また、振込手数料無料の銀行から振込返済を行うことで、手数料を節約しながら賢く返済する方法もあります。
下記に、顧客の利用ステージを上げることで振込手数料を一定回数まで無料にすることができる銀行を一覧にしています。
下記銀行のほとんどの場合、預金残高が一定金額以上であることや、信用取引などの取引件数に応じて顧客ステージが上がり、振込手数料の無料回数が増える仕組みになっています。
銀行名 | 顧客ステージと振込手数料の無料回数 |
---|---|
住信SBIネット銀行 | ランク1:月1回 ランク2:月3回 ランク3:月7回 ランク4:月15回 |
ソニー銀行 | ソニー銀行の口座を持っているだけで、他行宛振込手数料は月1回無料。 また、デビットカードのSonyBankWALLETの保有で他行宛振込手数料が月2回無料 |
新生銀行 | 他行宛振込手数料は無条件で1回無料。 会員ステージが上がると、最高月10回まで他行宛振込手数料が無料 |
楽天銀行 | ハッピープログラムで最大3回まで他行振込手数料が無料 |
大和ネクスト銀行 | 無条件で月3回まで他行への振込手数料が無料 |
オリックス銀行 | 他行宛振込手数料が月2回まで無料 |
3.忘れがちな人は口座引き落とし
以上のような手続きがややこしい、またついついATMの返済を忘れてしまうという方は、最もポピュラーな返済方式である「口座引き落としでの返済」をおすすめします。
ただ、口座引き落としの場合は毎月の最低返済金額しか返済されないことになります。
したがって口座返済だけを繰り返していると、完済までの時間が長引くことになります。
4.財布に余裕があれば随時返済すべし!
そのため、先ほどの口座引き落としの場合も含め、資金に余裕がある場合は随時返済することをおすすめします。
カードローンの残高をより早く完済するためには「如何に元金を減らすことができるか?」という点がポイントになってきます。
そのため、毎月の返済を滞らせないということはもちろん、ボーナスや給料日など資金に余裕がある場合はこまめにインターネット返済やATMでの繰り上げ返済などを利用して、どんどん元金を減らして行くようにしてください。
アコムの金利、まとめ
カードローンは、賢く利用すればお金がピンチの時でも非常に頼りになる存在です。
しかし、その一方で金利の仕組みや返済の仕組みをきちんと理解しておかないと、返済期間がどんどん長引くことになり、いつまでたっても借金地獄から抜け出せないことになります。
アコムの場合も最初に利用できる無利息サービスや、返済手数料をできるだけかけずに返済する方法など、様々なポイント押さえながら賢く利用することが大切と言えそうですね。