住宅ローンを契約する流れや選び方を分かりやすく解説!

住宅ローン

家を購入したりリフォームするときに、その費用を分割して支払える住宅ローン。

住宅ローンは金額が何千万円とすることも多く金額が大きいため、契約するにはいろいろ心配ごとが多いでしょう。

住宅ローンをこれから契約する人にとっての心配ごとのひとつが、どのような流れでローン契約が進むのかです。

住宅を購入するのも大変だったので、住宅ローンの契約も時間がかかることが予想できますよね。

ご安心ください。

この記事で解説する内容を読めば、住宅ローンを契約する流れについて理解できます。

詳しく見ていきましょう。

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住宅ローンの選び方

そもそも、住宅ローンをどのように選べばいいのか分からないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

住宅ローンには、次のような金利タイプがあります。

  • 変動金利
  • 固定金利
  • 固定期間選択型

変動金利は、定期的に金利が見直しされるタイプで、金利が低いという特徴があります。

一方、固定金利は返済期間中の金利が変動しないタイプで、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

さらに、住宅ローンの金利には「店頭金利」と「優遇金利」というものがあり、金利についてだけでもさまざまな特徴があるのです。

そんな中から住宅ローンを選ぶのは難しそうに思えますが、家を購入する不動産会社や住宅メーカーから紹介された金融機関は、紹介価格で金利が低くなっていることもあります。

また金融機関が開催する住宅ローンの相談会に行って考えるのもよいでしょう。

ネットの情報で分からない部分を質問することができます。

住宅ローン契約の流れ

前の章では、住宅ローンの選び方について解説しました。

続いて住宅ローンを契約する流れを見ていきましょう。

住宅ローンは次のような流れで手続きしていきます。

  • 事前審査
  • 申し込み、審査
  • 契約
  • 融資実行
  • 確定申告

まず理解すべきなのが、住宅ローンの契約は住宅の購入手続きと並行して行わなければなりません。

なぜなら、住宅の引き渡し時に住宅ローンの契約が完了し住宅購入費用が支払いできないと、引き渡しができないためです。

また住宅ローンを契約するにしても、購入した住宅を担保に融資が行われます。

そのため住宅ローンの契約は住宅ローンの購入と並行しなければならないのです。

住宅購入の流れについてはここでは割愛しますが、これから住宅を購入する人はその流れも理解しておきましょう。

では、住宅ローン契約の流れについて詳しく見ていきます。

事前審査

住宅ローンを実際に申し込む前に、必ず事前審査を行いましょう。

もちろん最初から申し込みすることも可能ですが、事前審査で住宅ローン審査に通過できる見込みがあるか確認できます。

また住宅を購入するときには、「住宅ローン特約」が付いているかどうか必ず確認しましょう。

この特約は、住宅ローンの審査に落ちたときに契約を無かったことにできるもの。

この特約が付いていないと、不動産会社に支払った手付金が戻ってこないことや、違約金が発生する可能性があるのです。

事前審査では、次のような書類を提出する必要があります。

  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
  • 収入証明書(源泉徴収票、確定申告書など)
  • 住宅のパンフレットなど

また近年では事前審査をネットで申し込みできる金融機関が増えており、その場合は書類提出が不要な場合があります。

事前審査は2〜3日ほど、もしくは1週間くらいで結果が出ます。

申し込み、本審査

事前審査に通過したら、住宅ローンの申し込みをしましょう。

申し込みには次のような書類が必要になります。

  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
  • 収入証明書(源泉徴収票、確定申告書など)
  • 家族全員分の続柄が分かる住民票
  • 印鑑証明書
  • 印鑑証明書で使用した印鑑
  • 住宅の確認書類(売買契約書、土地登記事項証明書など)
  • 住宅のパンフレットなど

本審査では住宅ローン契約者の返済能力について詳しくチェックし、融資可能かどうかチェックします。

具体的には以下のような項目が見られます。

  • 収入状況
  • 勤務先
  • 雇用形態
  • 勤務年数
  • 他社借り入れ状況
  • 健康状態

そのほか、購入した住宅の担保価値も合わせて審査されています。

契約

本審査に通過すれば、住宅ローンが契約できます。

正式には「金銭消費貸借契約兼抵当権設定契約」を結ぶことになり、ローンの契約と同時に抵当権の設定契約がされるのです。

契約時には金利や返済期間などの契約内容が決定され、融資実行日もこのときに決めることになります。

融資実行のタイミングで住宅購入費用を振り込むことになるので、あらかじめその日程調整をしておきましょう。

融資実行

上で解説したように、住宅ローンの融資と物件の引き渡しは同時に行う必要があります。

新築戸建てや中古住宅の場合、住宅ローンの融資と引き渡しは平日に行われます。

融資が実行され、住宅購入費用を振り込み、物件の登記と抵当権の設定が完了したら住宅ローンの借り入れは完了です。

住宅ローンの融資が完了したら控除を受けるのをお忘れなく

この記事では、住宅ローン契約の流れや、住宅ローンの選び方について解説しました。

住宅ローンの契約が完了したら、住宅ローンの控除を忘れずに受けるようにしましょう。

これにより所得税が軽減され、負担が減ります。

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