「大手事務所で過払い金請求に失敗した…」
「CMで有名な大手法律事務所を使ったけど、正直失敗したなあ…」
などなど、過払い金請求に関してこんな経験をした方もいることでしょう。
過払い金請求ではこうしたケースがよくある話で、事務所選びを間違えれば失敗に終わるケースも多いんです。
ですが多く払い過ぎた分を少しでも取り戻すためにも、ベストな選択をしたいですよね。そのためには事前に失敗例を押さえておくのが得策です。
そんな方に向けて、今回は大手事務所で過払い金請求に失敗例、失敗しないためのポイントを中心に解説していきます。
記事後半では、過払い金請求の実績が豊富なおすすめの法律事務所をご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
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大手事務所での過払い金請求対応でよくある失敗例7つ
では過払い金請求に関して大手事務所に頼んだ時の、実際の失敗はどんなものか。具体的には以下の通りです。
<大手事務所での過払い金請求対応でよくある失敗例7つ>
①テレビCMを見ただけで事務所を選んで失敗
最近ではテレビを見ると、全国放送で過払い金請求についてCMを報じている法律事務所をよく見かけます。
ですがそのCMを見ただけで安心感を覚え、ホームページでよく調べもせずに依頼してしまうと失敗する恐れがあります。
というのもCMでは「費用がそこまでかからない」と謳っていても、実際には地方住みが理由で費用がかかったり、弁護士・司法書士の交通費がかかったり…と何かのたびにお金がかかるケースがあるからです。
「CMを流しているくらいだし大丈夫だろう…」としか考えていないと、こうした部分を見落としてしまいかねませんね。
またCMを打ち出すにはかなりのお金がかかりますから、そのぶんを回収すべく費用が高めな傾向もあります。
より費用を抑えた上で過払い金請求を進めたいならば、CMを打ち出していない法律事務所を選ぶのが得策ですね。
法律事務所は、名前だけで判断しないことですね…。実績なども必ずチェックしましょう。
②料金を比較しないで事務所を選んで失敗
先ほど少し触れた通り、法律事務所のなかには費用が安いところもあれば高いところもあります。
より依頼者に寄り添ってくれる事務所は、費用がある程度安くてかつ交渉を成功へと導いてくれるところなはず。
各法律事務所の料金はよく比較して、おサイフに合ったところを選んでくださいね。
③電話営業がしつこくて失敗
電話営業によって受任を狙う事務所もあり、しつこく不安をあおられてつい依頼してしまうケースもあります。
ここでしっかり法律事務所を比較していないと、想定以上の料金がかかったりして損してしまいかねません。
なかには各法律事務所内で設けられている「無料診断サービス」を活用して個人情報を収集し、そこから架電するケースもあります。
「早く対応しないと時効になってしまいます」
「無料ですのでいかがでしょうか」
などとかかってくることもありますが、今一度冷静に対処してくださいね。
④オペレーターの対応がいい加減で失敗
法律事務所にはオペレーターがついていますが、そのオペレーターの対応がいい加減で失敗するケースもあります。
たとえばオペレーターに詳細を聞いても返答が曖昧だったり、過払い金のことを詳しく知らないケースだってあります。
なかには本来なら過払い金が発生しないのに、オペレーターは「過払い金が発生する」と間違いを伝えてしまうこともあります。
⑤事務所のミス対応でブラックリスト入りになり失敗
法律事務所側の処理でミスが発生すれば、ご自身がブラックリストにする可能性もあるんです。
過払い金が借金額を下回って債務整理になり、ブラックリストに載るのは仕方がない話。債務整理になると請求を止められますが、手続きではミスなく慎重に進めないといけません。
またこのとき貸金業者へ「〇〇さんは債務整理状態」なことが伝わると、その時点でブラックリストに載ってしまうんです。
なおブラックリスト入りすると、主に次のことができなくなります。
<ブラックリスト入りでできなくなること>
- クレジットカードの新規作成
- デビットカード・ETCカード・ETCパーソナルカードの利用
- 保証人になる
- スマホ・携帯電話の分割購入
- 新規の借入 など
このようにデメリットが多いですから、ミスなく対応してもらいたいものです。
こうしたケースに陥らないためにも、過払い金請求の経験が豊富な事務所に対応してもらうのが得策ですね。
仮に事務所側のミスだとしても、記録された部落情報はすぐ解けないんですよね…。
⑥交渉が不得意な弁護士に依頼して失敗
「弁護士=交渉力には期待できる」とお思いの方もいますが、これは必ずしもすべての弁護士で当てはまらないんです。
なかにはビジネス優先の弁護士もいますし、依頼者の利益より事務所の利益を優先するケースもあります。
依頼者にどれほど寄り添ってくれるのか、利用者の口コミを参考程度にチェックするのも良いですね。
また法律事務所のサイトのなかには業者ごとで変換率をまとめたページもありますから、事前にそうしたデータをチェックしておくのもおすすめですね。
⑦過払い金計算を間違えて失敗
過払い金計算をしてもらうにあたり、過払い金利息がどれくらいかも計算しないといけません。
さらに前の取引は時効になっていれば、後の取引で分断になるかどうかも踏まえて計算しないといけないんです。
このとき利息や分断を無視した自分勝手なやり方の計算だと、回収額が減ってしまう可能性があります。
本当に依頼者に寄り添ってくれる法律事務所なら、依頼者の利益を考えたうえで有利に働くよう対処してくれますよね。
正しく過払い金計算をしてくれることに加え、説明も徹底した事務所を選ぶのもポイントです!
過払い金請求のメリット・デメリットは?
では実際に過払い金請求をすると、どんなメリット・デメリットがあるのか。具体的な以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
どうしてもデメリットの多さが目立ってしまいますが、それ以上に借金減額・完済の可能性があるのは大きいです。
こうしたメリット・デメリットに関しては、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
過払い金請求・返還が終わるまでの流れ
では専門家に過払い金請求に関する依頼をするとなると、どんな流れになるのか。具体的な流れは以下の通りです。
<過払い金請求・返還が終わるまでの流れ>
STEP①専門家に相談
まずは弁護士や司法書士などの在籍する法律事務所に、過払い金が発生しているかを詳しく相談してみましょう。
この相談は無料なことですし、電話・メール・LINEアプリでも気軽に対応してもらえます。
なお相談の際は、いつどこで借りたか、いつ返したのかなど詳細を話せるとよりスムーズに進みます。
もし過払い金が発生している旨が判明したら、次は直接会って面談をしてもらう日程を決めます。
契約書やカード、領収書などがなくても過払い金の請求はできますよ!
STEP②専門家と面談・調査スタート
決定した日時・場所で、過払い金請求に関しての面談を進めます。事務所に訪問し、30分~1時間ほどで面談を進めます。
なお各地域のホール・商工会議所などで出張相談会実施している事務所もあるため、都合に応じて使い分けてみてください。
また最近では新型コロナウイルスの感染拡大防止も考慮し、スマホやパソコンなどを活用したビデオ面談を実施しているケースもありますよ。
<面談で実施すること>
- 本人確認
- 手続きの方針・方向性の決定
- 手続きの見通しの案内・費用説明
- 返金先口座の確認
- 契約
面談にて契約を結んだら、どれくらい過払い金が発生しているかを調査してもらいます。
まずは貸金業者から取引履歴を取り寄せ、そこでの開示資料から利息制限法に基づいた過払い金の引き直し計算をします。
利息制限法で定められた上限金利は最大20%のため、この数字を超えた金利は過払い金の対象として返還請求がなされます。
なお貸金業者によって取引履歴の開示タイミングは異なり、早ければ1~2週間ほど、遅いと2~3ヶ月かかるケースもあるんです。詳細な金額が判明したら、担当者から連絡が入ります。
<主な貸金業者の取引履歴の開示タイミング>
1か月程度 | プロミス |
---|---|
2か月程度 | アイフル、エポスカード、オリックスカードローン |
3か月程度 | イオンカード |
もし複数社に対して過払い金請求をする場合は、それらすべての計算が済んでから連絡が入ります。
ちなみに返済中で過払い金請求の手続きをするときは、この段階で貸金業者からの督促が一時的に止まります!
STEP③調査結果の報告・方針の確定
担当者による調査が済んだら、主に以下の内容を報告してもらいます。
<担当者からの主な報告内容・実施事項>
- 具体的な過払い金の金額
- 過払い金の返金タイミング
- 過払い金の取り戻し方に関する話し合い
- 手数料を引いた返金見込み額
結果報告については、電話・メールで15分ほどで終わります!
STEP④貸金業者からの返金
返還に向け、過払い金の返還請求書を送って貸金業者と交渉を進めていきます。
交渉には平均1~3か月ほどかかりますが、担当者が粘ってじっくり対応してくれますよ。
和解交渉の結果が出たら連絡が入り、訴訟に移行するかの判断をします。裁判沙汰にしない方針になった場合は、貸金業者と和解書を取り交わします。
なお和解成立または裁判となっても、返金予算を考慮して入金までには3ヶ月ほどかかってしまう点には注意しましょう。
STEP⑤過払い金の入金
貸金業者から返金してもらったら、ご自身の口座に数日ほどで入金されます。
その際、和解書や領収書などもあわせて送られますよ。
過払い金請求の費用相場は?
結論をいうと、過払い金請求の費用相場は「10万円ほど」とされています。詳細をまとめると以下の通りです。
<過払い金請求の料金詳細>
項目 | 詳細 | 相場 |
---|---|---|
基本報酬 | 過払い金の請求手続きに必要 | 2~3万円/社 |
相談料 |
| 5,000円ほど(30~60分) |
着手金 |
| 2~4万円/社 |
成功報酬 | 減額報酬・解決報奨金・過払い金報酬の3種類がある
|
|
その他 |
| – |
具体的な料金については、各法律事務所のホームページをチェックしてくださいね。
過払い金を早期に取り戻すためにもすぐ行動しよう
過払い金を取り戻すならば、すぐ行動するのが得策。というのも過払い金には時効があるからです。
もしも取引があった貸金業者が倒産してしまえば、取り戻せるはずの過払い金が戻らなくなってしまいます。
時効を過ぎると過払い金を取り戻す権利がなくなる
最終取引日から10年が経過すれば過払い金を取り戻す権利を失ってしまいます。
1円たりとも取り戻せず、権利さえも失ってしまうんですよね。
なお貸金業者での予算縮小の背景から、過払い金返還額を下げるよう要求するところも増えているため、その点にも注意しておきたいところです。
過払い金請求の実績が豊富な専門家に相談・依頼しよう
過払い金請求・返還を失敗させないためにも、法律事情に精通したプロに任せるのが得策。
その際、弁護士や司法書士といった専門家に依頼し、適切な方法で進めてもらいましょう。
過払い金請求についての実績があるところで、心から「頼れる」と思える事務所に相談してみましょう。
「まずは過払い金があるのかを知りたい」
「過払い金があるなら、どれくらいで取り戻せるか知りたい」
などと、とりあえずカンタンな相談にだけでも乗ってもらえますよ。
ちなみに過払い金請求でかかる細かい費用は、変換できた過払い金から支払えます。現段階では手続き費用がなくても安心してくださいね。
過払い金請求に強いおすすめ法律事務所4選!
ここまでお読みになった方のなかには「今すぐ法律事務所で過払い金請求について相談に乗ってもらいたい」とお思いの方もいますよね。
であは過払い金請求に強い法律事務所はどこなのか。具体的に以下の通りです。
■過払い金請求に強いおすすめ法律事務所
- 相澤法務事務所
- シン・イストワール法律事務所
- 弁護士法人オーガスタ
- 司法書士法人みつ葉グループ
①相澤法務事務所
■相澤法務事務所のおすすめポイント
- 過払い金請求の対応実績が豊富!
- 料金体系がシンプルで安い!
- Web面談もできる!
相澤法務事務所は過払い金請求の対応実績が豊富な事務所で、シンプルでわかりやすい料金体系が魅力。
調査費用や相談料、基本報酬などはすべて無料で、支払うのは成功報酬のみ。
Web面談で全国対応していますから、事務所から遠くにお住まいでも安心して相談・依頼できますよ。
②シン・イストワール法律事務所
■シン・イストワール法律事務所のおすすめポイント
- 過払い金請求・借金問題に強い!
- 費用の分割払い・後払いもできる!
- 利用者の高評価口コミが多い!
シン・イストワール法律事務所も過払い金請求、借金問題に強い法律事務所。
同じく調査費用・相談料が0円で、分割払いや後払いに対応しているのもポイントです。
また利用者の高評価口コミが多く、「手続きの説明が丁寧だった」などの声が寄せられていますよ。
③弁護士法人オーガスタ
■弁護士法人オーガスタのおすすめポイント
- サポート実績が豊富!
- 相談が何度でも無料!
- 借金問題に強い!
弁護士法人オーガスタは過払い金請求に強い弁護士法人で、サポート実績が豊富。
また弁護士法人オーガスタの場合、何度でも相談が無料なのもポイント。
過払い金請求について気になることは、気軽に対応してもらえるのが魅力ですね。
④司法書士法人みつ葉グループ
■司法書士法人みつ葉グループのおすすめポイント
- 債務整理の専任チームがある!
- オンラインでの対応も可能!
- 説明が丁寧と好評!
司法書士法人みつ葉グループは借金問題への専門性に強みがあり、債務整理の専任チームを設けているのがポイント。
借金問題のスペシャリストが集結しており、専門的な目線で依頼者一人ひとりに合わせて対応してくれます。
またオンラインでの対応もできますから、忙しくて外出しにくい方でも相談をしやすいです。
なお口コミでは「メリット・デメリットの説明が丁寧だった」などの声もありますから、説明の質が高いのも魅力ですね。
まとめ:大手事務所で過払い金請求に失敗しないためには【過払い金請求失敗大手】
今回は、大手事務所での過払い金請求の失敗について解説してきました。
改めて内容をまとめると以下の通りです。
<大手事務所での過払い金請求対応でよくある失敗例7つ>
- テレビCMを見ただけで事務所を選んで失敗
- 料金を比較しないで事務所を選んで失敗
- 電話営業がしつこくて失敗
- オペレーターの対応がいい加減で失敗
- 事務所のミス対応でブラックリスト入りになり失敗
- 交渉が不得意な弁護士に依頼して失敗
- 過払い金計算を間違えて失敗
よりベストな結果にするためにも、まずは上記失敗例を把握して備えておきましょう。
また利用の流れ、過払い金請求のメリット・デメリットなども押さえ、スムーズに対応できるようにしてくださいね。