みずほ銀行教育ローンの貸付条件と3つの審査基準を徹底解説!

教育ローン

大学や専門学校の進学には学費が必要であり、みずほ銀行では利用を学費の工面に限定した教育ローンが用意されています。

しかし、誰でも借りられるわけではなく教育ローンには貸付条件があり、条件を満たしていない場合は教育ローンを利用することはできません。

この記事ではみずほ銀行教育ローンの貸付条件、審査基準と審査の対策について解説していきます。

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みずほ銀行教育ローンの貸付条件

みずほ銀行教育ローン
金利(変動金利)店舗申込:3.475%
インターネット申込:2.975%
限度額300万円
融資期間最長10年
年齢満20歳以上66歳未満
勤続年数2年以上
年収200万円以上

みずほ銀行教育ローンは教育関連の資金使途を目的に借りられる教育ローンです。

教育関連であれば学費だけでなく、教科書の代金など学校に在籍するうえで発生する費用であれば借りることができます。

また、すでに自己資金で学費を支払っている場合でも支払い後1か月以内であれば申込みが可能です。

みずほ銀行教育ローンの金利は資金使途が限定されているので非常に安く、変動金利と固定金利から選ぶことができます。

固定金利の場合は4.250%、変動金利の場合は2020年3月現在であれば店舗申込みで3.475%、インターネットで申込むと金利が安くなり2.975%です。

今後金利が上がるリスクがあると考えれば固定金利ですが、インターネットで申込む場合は固定金利の金利と1%以上差が出るので変動金利をおすすめします。

貸付条件に年齢、勤続年数、年収が細かく設定されているみずほ銀行教育ローンですが、この条件を満たしている場合でも必ずしも審査に通るわけではありません。

ここからは教育ローンの3つの審査基準について解説します。

みずほ銀行教育ローンの3つの審査基準

みずほ銀行教育ローンの審査における審査基準は3つあります。

  • 最終返済時の年齢が71歳未満
  • 年収200万円かつ収入が安定していること
  • 保証会社の保証が受けられること

最終返済時の年齢が71歳未満

審査の条件は満20歳以上66歳未満であることの他に最終返済時の年齢が71歳未満である必要があります。

仮に65歳の人がローンを組む場合は、最長で10年借りられるみずほ銀行教育ローンですが、71歳までに返済を終えるように返済計画を立てることになります。

つまり、71歳までに返済が不可能であると判断されれば教育ローンの審査には通らないということです。

年収200万円かつ収入が安定していること

年収が200万円以上あっても勤続年数が2年以下の場合や、毎月の収入が安定しない場合は審査の基準を満たさない場合があります。

パート・アルバイト・年金のみが収入の場合は安定した収入であるとみなされない場合があるので、審査に通らない可能性が非常に高いです。

保証会社の保証が受けられること

保証会社である株式会社オリエントコーポレーションの保証が受けられることも条件です。

また、審査も保証会社のオリエントコーポレーションがおこなうため、みずほ銀行ではなく、オリエントコーポレーションの審査に通らなければ融資を受けることができません。

このようにみずほ銀行教育ローンは貸付条件を満たしているだけでは審査に通らない場合もあります。

貸付条件を細かく指定していないカードローンとは異なり、教育ローンの審査は厳しいものとなっています。

ここからはみずほ銀行教育ローンの申込み手順について解説していきます。

みずほ銀行教育ローンの申込み手順

みずほ銀行教育ローンの申込み手順は下記の順序でおこないます。

  1. 申込み
  2. 審査
  3. 審査結果の連絡
  4. 契約完了
  5. 借入れ

まず、インターネットまたは店舗で申込みをして審査の結果を待ちます。

審査結果の連絡がありますので、店舗または郵送で契約を完了すると借入れが可能になります。

また、審査結果の通知には最短3営業日、融資までに最短4営業日かかります。

カードローンのように即日融資はできませんが、申込みから審査まで場合によっては1週間かからないので早く融資を受けることができる点は嬉しいですね。

みずほ銀行教育ローンの必要書類

みずほ銀行教育ローンの必要書類は5つあります。

  • 印鑑
  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 資金使途の証明書類
  • 領収書(支払い済みの場合)

印鑑は普通預金の取引印を持参し、本人確認書類も運転免許証やパスポートなど特定の身分証である決まりはなく、身分を証明できる書類を1つ持参すれば問題ありません。

収入証明書は、源泉徴収票や課税証明書、納税証明書などの年収を証明できる書類を持参しましょう。

教育ローンは学費に利用する以外の資金使途で借りることができないので、入学金・学費納付書などの資金使途を証明できる書類も必要です。

またすでに学費を支払い済みの場合は領収書も持参しましょう。

申込み手順と必要書類について解説したところで、具体的な審査対策についても解説していきます。

みずほ銀行教育ローンの3つの審査対策

みずほ銀行教育ローンの審査に通るための審査対策について紹介します。

  • 虚偽のない情報を申請する
  • 融資希望金額を最小限にする
  • 他のローンがあれば返済する

虚偽のない情報を申請する

まず、教育ローンの申込みで嘘をつかないようにしましょう。

審査が厳しいと聞くと自分の年収では足りないと考えて多く申告する人もいます。

しかし、教育ローンの審査では後から必要書類として収入証明書が必ず必要になるので発覚します。

嘘をついてもバレるので、嘘をつくことで信頼を失い審査に落ちるリスクを増やすよりも正直に申告した方が審査に通る可能性は高いです。

融資希望金額を最小限にする

融資希望金額を最低限必要な額にすることで審査の通過率が上がります。

教育ローンの金利は低いのでお得であると考えて融資希望金額を高めに設定する人も多いです。

しかし、融資額が増えて後から返済が困難になるリスクが上がるだけでなく、借入れ金額の高さから審査落ちしてしまうケースもあります。

融資希望金額は後々の返済だけでなく審査を有利に進めるためにも最小限に留めておくのがよいでしょう。

他のローンがあれば返済する

カードローンなど他のローンの返済があれば審査を受ける前に返済しておきましょう。

教育ローンの審査では、他に借金がないかどうか信用情報機関で確認をします。

その際に、カードローンなどの借金があれば審査で不利になる可能性があります。

教育ローンの審査を受ける前に他に借金がある場合は必ず返済してから審査を受けるようにしましょう。

みずほ銀行教育ローンの体験談

ここからは実際にみずほ銀行教育ローンを実際に利用した人の体験談を見ていきましょう。

50代 男性 Tさんの場合

奨学金を利用するつもりでしたが、奨学金の申込み期限を過ぎてしまい、いつも利用しているみずほ銀行の教育ローンを頼りました。

とにかく授業料の振り込みが間に合わなかったので最悪カードローンを利用するつもりでいましたが、申込んで3日後に審査に通過した通知が届きました。

その後、店舗で契約し、5日後にお金を借りられたので無事授業料の振り込みができました。

奨学金の申請期限を忘れていたことが原因でしたので今後は気をつけたいところですが、教育ローンが利用できてほっとしました。

このように奨学金を何らかの形で利用できなくなってしまった人や、学費の振り込み期限が迫っている人にも教育ローンはおすすめです。

みずほ銀行教育ローンのまとめ

みずほ銀行教育ローンについて理解していただけたでしょうか?

みずほ銀行教育ローンはカードローンほど審査が甘くはありませんが、ある程度安定した収入がある人であればできる限り早く学費を工面することができるメリットがあります。

この記事で紹介した審査対策も意識して、低金利で学費を工面していきましょう。