西京銀行カードローンの審査は通りやすい?金利・返済・借入方法についても徹底解説

地方銀行カードローン

山口県周南市に本店がある西京銀行は、地元密着型の銀行として事業をおこなっています。

インターネット専業銀行構想や邦銀初の女性副頭取など、ニュースで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

そんな西京銀行ですが、カードローンをはじめローン系商品を多数販売しています。

主に山口県在住の人を対象にしたカードローンですが、はたしてどのような商品なのでしょうか。

こちらの記事では、西京銀行カードローンの審査・金利・返済・借入方法など、細かな点まで徹底解説していきます。

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西京銀行カードローンの基本情報

まずは西京銀行カードローンの基本情報をまとめていきます。

商品内容を詳しく解説していきますので、西京銀行カードローンの利用を考えている人は、しっかり確認しておきましょう。

西京銀行カードローンの商品詳細

資金の使い道自由
利用するための条件・西京銀行の営業区域内にお住まいまたはお勤めの方

・申込時年齢満20歳以上満75歳以下の方

・本人に収入があること

※パート・アルバイト、年金受給者の方もお申込みいただけます。</p><p>

※ただし次に該当される方は、融資限度額100万円超の申込みはできません。</p><p>

・申込時年齢66歳以上の方

・パート、アルバイト、年金受給者

・勤続・営業年数が1年未満の方

融資額10万円以上200万円以下(10万円単位)※審査の内容により減額の可能性があります
金利年9.8%もしくは年14.78%の固定金利
遅延損害金年18.25%
返済日毎月10日(休日の場合は翌営業日)
保証会社SMBCコンシューマーファイナンス
担保・保証人原則不要

他の地方銀行カードローンと同じように、営業区域内に在住もしくは勤務していないと、西京銀行カードローンは使えません。

西京銀行カードローンの特徴的な点としては、アルバイト・パート・年金受給者でも申し込みが可能と明記してある点。

収入が低い人にも申し込みを促しているので、審査ハードルはあまり高くないということがわかります。

ただし収入がない人は西京銀行カードローンが使えませんので、専業主婦や無職の人は審査落ちしてしまいます。

収入がない人が西京銀行カードローンを使いたいのであれば、アルバイトやパートでもいいので収入を得てから申し込みをしましょう。

さいきょう住パックカードローンは住宅ローン利用者専用ローン

西京銀行カードローンには

  • さいきょう住パックカードローン
  • さいきょうカードローンチョットポケット

という2種類のカードローンがあります。

先ほど紹介させていただいた商品詳細は、さいきょうカードローンチョットポケットの方です。

さいきょう住パックカードローンの申し込み条件は、

  • 西京銀行で住宅金融支援機構・住宅ローン・公的住宅資金借換ローン・住宅資金借換ローン取引のある方(新規の方もご利用いただけます)
  • 申込時の年齢が満20歳以上満60歳以下の方

つまり西京銀行で住宅ローンを組んでいる人でないと、利用ができません。

住宅ローンは月々の返済額が大きいので、それを補填するためのローンという位置づけでしょう。

ただお金を借りたいという人は、さいきょうカードローンチョットポケットの方を利用しましょう。

フリーローンなどその他ローンも種類豊富

こちらの記事では西京銀行のカードローンについて解説していますが、西京銀行ではカードローン以外にも

  • フリーローン
  • 住宅ローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン

というローン商品があります。

フリーローンはカードローンと似た商品ですが、金利が低く利用限度額も高い商品です。

一方で一度借り入れをすると、その後は返済し続けなければならないので、返済計画をしっかり立てておかなければなりません。

お金が必要だからカードローンを使うというのではなく、さまざまなローン商品があることを覚えておくといいでしょう。

西京銀行カードローンの申し込み方法

続いては西京銀行カードローンの申し込み方法について解説していきます。

実際に西京銀行カードローンの申し込みを考えている人は、申し込み方法をしっかり確認しておきましょう。

申し込みに必要なもの

西京銀行カードローンの申し込み時には、以下のものを用意しなければなりません。

  • 本人確認資料(顔写真のあるもの)
  • 年収確認資料(※50万円以下でご契約の場合は必要ありません)
  • 資金使途確認資料(請求書等 ※保証会社が必要と判断した場合のみ)
  • お届出印(シャチハタ不可)

資金用途確認資料の提出が必要なことは少ないので、基本的には本人確認資料と届出印、50万円以上の契約を希望するのであれば年収確認資料が契約は可能です。

本人確認資料は運転免許証、パスポートなどが使えるので、申し込みをするときには用意をしておきましょう。

年収確認資料は源泉徴収票や確定申告書類があれば、問題ありません。

サラリーマンの人は給与明細書数か月分で対応できることもありますが、源泉徴収票の方が求められることが多いです。

もし源泉徴収票を紛失してしまった場合、会社に連絡すれば源泉徴収票を再発行してもらうことも可能。

ただし会社によっては源泉徴収票の発行に時間がかかるので、あらかじめ準備しておきましょう。

申し込みの手順

西京銀行カードローンの申し込みは、インターネットもしくは西京銀行窓口から申し込みができます。

インターネットからは申し込みをする前に、仮審査をしてもらうこともできます。

仮審査は本人確認資料を提出する場合、FAXでの提出が求められます。

カードローン会社によってはアプリや写真で提出ができるので、この点は少し不便ですね。

インターネットでの申し込みでも店頭での申し込みでも、手順に大きな差はありません。

申し込み後カードローンの審査がおこなわれて、審査通過後に郵送でローン用のカードが届きます。

申し込みからカードローンが使えるようになるまでには、1週間から10日ほどの時間がかかることがほとんど。

即日融資のような早い対応はできませんので、早い融資を求めている人に西京銀行カードローンは向いていません。

ホームページでローンシミュレーションができる

西京銀行カードローンのホームページでは、ローンシミュレーションができます。

借入金額・返済期間・金利を入力すると、月々の返済額が表示されます。

カードローンの場合借入金額によって返済額が決まっていますが、返済シミュレーションをしておくことは大切。

事前に返済シミュレーションをしておいて、あらかじめ返済計画を立てておきましょう。

西京銀行カードローンの審査について

西京銀行カードローンで借り入れをするためには、審査に合格しなければなりません。

はたして西京銀行カードローンでは、どのような審査がおこなわれているのでしょうか。

収入が安定していることが必須条件

西京銀行カードローンの申し込み条件には、本人に収入があることと記載されています。

このことから専業主婦や無職の人など、他の人に扶養されている人は西京銀行カードローンの審査に通りません。

しかし収入が数万円でもあれば、西京銀行カードローンの審査に通る可能性はあります。

ただしそれは収入が安定していることが大前提です。

たとえば今月は収入が5万円あったけど、先月は0だったという人は審査に通る可能性がかなり低いです。

一方毎月3万円ずつ収入がある人は、利用限度額は低いでしょうが審査に通る可能性が高いですね。

カードローンは毎月返済をしなければならないので、毎月収入が安定していることが審査に通るための必須条件ですよ。

勤務先は大企業であるほど有利

勤務先も西京銀行カードローンの審査に大きく影響します。

勤務先は大企業や公務員といった収入が安定している人の方が、審査では有利です。

こちらも先ほど安定した収入が有利である点と、同じ理由ですね。

また西京銀行カードローンは勤務歴1年以下の人は、100万円以下しか借り入れができません。

つまり西京銀行カードローンは、勤務歴も審査において重要だと考えているということでしょう。

勤務歴が長い人は今後も同じ企業で働き続けることが予想されます。

そうなると返済も安定してくれる可能性が高いので、勤務歴が長ければ長いほど有利です。

勤務歴は重要な要素で勤務歴が3カ月未満の場合、審査に落ちる可能性がかなり高くなってしまいますよ。

信用情報について

信用情報とは、クレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報を指します。

本人を識別するための情報のほか、クレジットの申込内容や契約内容、支払状況、残高などで構成されており、主にCICに加盟するクレジット会社等から登録された情報になります。
引用:CICホームページ

西京銀行カードローンでも審査時には信用情報を確認します。

そのため信用情報に支払い遅延記録が多いと、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。

クレジットカードやカードローンの支払いが61日以上遅れると、信用情報がブラックと呼ばれる状態になってしまいます。

信用情報がブラックになると、少なくとも5年間はクレジットカードやカードローンと契約ができません。

信用情報は今後の生活にも大きな影響を及ぼすので、しっかりと管理をしておきましょう。

西京銀行カードローンの返済方法について

西京銀行カードローンの審査に通過した後、毎月しっかり返済をしていかなければなりません。

続いては西京銀行カードローンの返済方法について解説していきます。

返済方法は口座引き落としかATMからの返済

西京銀行カードローンの返済方法は、口座引き落としもしくはATMからの返済です。

西京銀行カードローンに申し込むときには、西京銀行の口座を開設しなければなりません。

そのため基本的には西京銀行の口座から、毎月10日(休日の場合は翌営業日)に指定の金額が引き落とされます。

ATMからの返済は西京銀行ATM以外に、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどコンビニATMとイオン銀行ATMとゆうちょ銀行ATMから返済が可能。

ゆうちょ銀行ATM以外の提携ATMであれば、平日8時45分~18時まで手数料が無料です。

ATM手数料は毎月支払っているとバカにならないので、できるだけ手数料がかからないようにしましょう。

毎月の返済額は残高に応じて変化する

西京銀行カードローンをはじめとしたカードローンでは、毎月最低限返済しなければならない金額である約定返済額という金額が決まっています。

西京銀行カードローンの約定返済額は以下の通りです。

利用残高約定返済額
50万円以下1万円
50万円超100万円以下2万円
100万円超200万円以下3万円

口座引き落としで返済している場合、毎月約定返済額分が引き落としされます。

約定返済額は利用残高に応じて変化するので、返済が進んでいけば返済額は少なくなります。

約定返済額分には元本と利息分が含まれているので、約定返済額分を返済していけば返済は進んでいきます。

信用情報には約定返済額分が返済されていれば、返済されたと判断されます。

そのため毎月約定返済額分だけは必ず返済するように、口座にお金を入れておきましょう。

毎月の約定返済額分だけ返済していると完済まで時間がかかる

約定返済額分を返済しておけば、信用情報に影響がありません。

しかし約定返済額分だけ返済していては、元本がなかなか減っていかないのも事実。

例えば50万円借り入れをしたとして、毎月1万円しか返済していないと金利も含めて完済まで5年ほどかかってしまいます。

西京銀行に支払う金利も多いので、長い目で見るとかなり損をしてしまいますね。

そのため毎月約定返済額分を返済するのはもちろんですが、ATMからの返済も活用して早めの完済を目指しましょう。

例えばボーナスが入ったとしたらその一部を返済に回すなど、少しでも随時返済するように心がけましょう。

早めに完済すればその分次の生活が、早くスタートできますよ。

西京銀行カードローンを使う前に知っておくべきこと

ここまで西京銀行カードローンについて解説してきました。

最後にこれから西京銀行カードローンを使う人のために、西京銀行カードローンを使う前に知っておくべきことを解説していきます。

主婦や年金受給者でも審査に通る可能性がある

西京銀行カードローンはアルバイト・パート・年金受給者でも、カードローンの審査に通る可能性があると表記しています。

表記しなくてもいいことをわざわざ表記しているということは、アルバイト・パート・年金受給者の申し込みを広く受け付けているということ。

西京銀行カードローンは大手銀行や消費者金融と比べて知名度が低いということもあって、幅広く受け付けているのでしょう。

そのため他のカードローンに審査落ちした人でも、西京銀行カードローンの審査に通る可能性は十分にあります。

主婦でもパートをしていれば審査に通る可能性があるので、カードローンを使いたい人は積極的に申し込みをしましょう。

審査落ちした場合自宅にハガキが郵送される

西京銀行カードローンの注意点としては、もし審査落ちをした場合自宅にハガキが郵送されることです。

ハガキには西京銀行カードローンに審査落ちしたことが表記されていますので、同居の家族に見られてしまった場合は、カードローンに申し込んだことがばれてしまいます。

カードローンは家族に内緒で申し込んでいる人も多いと思うので、家族に内緒で申し込みをしたい人は注意が必要です。

他のカードローンの場合、審査落ちした連絡はメールでくるのが一般的です。

ちなみに西京銀行カードローンの審査に合格した場合は、電話で連絡がきます。

借入れ用のローンカードは本人限定郵便で郵送されます。

本人限定郵便なので本人しか受け取れませんが、何か郵送されてきたことがばれる可能性は十分ありますね。

このように西京銀行カードローンは他のカードローンと比べると、家族にばれるリスクがあるので気をつけましょう。

審査には時間がかかるので注意

西京銀行カードローンは申し込みから自宅にローンカードが届くまで、1週間から10日ほどの時間がかかります。

借り入れは銀行振り込みでも可能なのですが、他のカードローンに比べると融資までに時間がかかる傾向にありますね。

2018年以降銀行カードローンの即日融資ができなくなっているので、今後も融資にかかる時間が短縮されることはまずないでしょう。

どうしても即日融資を希望するのであれば、消費者金融に申し込みをしましょう。

消費者金融であれば即日融資ができますので、早く融資が受けられますよ。

西京銀行カードローンはうまく使いこなそう

ここまで西京銀行カードローンについて解説をしてきました。

西京銀行カードローンは比較的審査が甘い傾向にあると予想されますが、審査には時間がかかります。

家族にばれるリスクもあるので、そのあたりも考慮してから申し込みをしましょう。