総量規制オーバーでも借りられる消費者金融はある？年収の3分の1以上のお金を借りる方法

総量規制により、すでに年収の3分の1まで借入をしていると、新たな融資を受けるのは難しくなります。

しかし、追加の資金が必要な場合、例外的に借り入れが可能な方法もあります。

総量規制の対象外となるおまとめローンや銀行カードローンの利用で、年収の3分の1を超えた借入が可能になるケースです。

本記事では、総量規制オーバーでも借りられる消費者金融や、追加融資を受ける方法について解説します。

資金繰りに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

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総量規制オーバーでも借りられる消費者金融はある

総量規制により、年収の3分の1を超える借入は制限されていますが、例外的に借りられる消費者金融も存在します。

以下では、総量規制オーバーでも借りられる消費者金融の実態を詳しく解説します。

総量規制オーバーでも借りられるローン商品はおまとめローン

通常、総量規制により借入額は年収の3分の1までに制限されますが、例外としておまとめローンが利用できます。

おまとめローンは、返済専用のローンであり、新たな借入ができません。

そのため、総量規制の対象外となる例外貸付けに分類されます。

2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります

総量規制になじまない貸付け（総量規制の「除外貸付け」）や、顧客の利益の保護に支障を生ずることがない貸付け（総量規制の「例外貸付け」）については、たとえ、年収3分の1を超えても返済能力があると認められれば貸金業者から借入れすることができます。

引用元：総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】

例外貸付けの適用により、年収の3分の1を超える借入がある方でも、金融機関の審査に通れば利用が可能です。

また、おまとめローンは金利が低めに設定される場合が多く、返済期間の長期化により毎月の返済負担を軽減できるメリットがあります。

総量規制オーバーでも借りている人は約47万人もいる

総量規制により年収の3分の1を超える借入は制限されていますが、CICが公開する貸金統計データによると約47万人が総量規制を超える借入をしているというデータがあります。

参照元：貸金統計データ｜CICとは

総量規制以上の借入は、ビジネスローンやおまとめローンなどの総量規制の例外となるローンを利用している方が多いことを示しています。

おまとめローンを提供する金融機関では、総量規制を超えても審査次第で融資を受けられます。

総量規制オーバーでも借り入れが可能なケースがあるため、まずは金融機関に相談し、適切なローンを選択することが大切です。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融おまとめローン

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融おまとめローンを6つ紹介します。

おまとめローンを提供する消費者金融の特徴に、即日融資が受けられる点が挙げられます。

さらに、Web完結に対応している場合もあり、誰にもバレずに利用したい方にもおすすめです。

ここでは、消費者金融おまとめローンの特徴を詳しく解説します。

プロミス

プロミスのおまとめローンは、スピーディーな融資が特徴です。

即日融資が可能なため、審査がスムーズに進めば、その日のうちに借入を一本化できます。

また、申込者の同意なく職場への電話による在籍確認を行わないため、会社に連絡が入る心配もありません。

借入先への返済は、申込者名義でプロミスが一括で支払います。

今後プロミスへ返済を行いますが、返済日を自由に選択できるため、給与日や支出のタイミングに合わせて無理のない範囲で返済が可能です。

アイフル

アイフルのおまとめローンは、自宅にいながら手続きが進められます。

Web完結型のため、来店不要で申し込みから契約までスムーズです。

さらに、リボ払いのクレジットカード残高や銀行カードローンもおまとめ対象となっており、複数の借入を一本化することで返済負担を軽減できます。

通常、おまとめローンは返済専用のローンのため新たな借入はできません。

しかし、新たな借入が必要な場合も相談が可能で、利用者の状況に応じた最適なプランを提案してもらえます。

SMBCモビット

SMBCモビットのおまとめローンは、スピーディーに借入を一本化できます。

即日融資が可能なため、急ぎで資金を整理したい方にも適しています。

さらに、来店不要でWeb完結でき、自宅や外出先から簡単に申し込みや契約が可能です。

また、Vポイントでの返済にも対応しており、貯まったポイントを有効活用して負担を軽減できます。

レイク

レイクのおまとめローンは、幅広い層が利用しやすいローンです。

学生や年金受給者でも利用できるため、若年層からシニア層まで幅広いニーズに応えます。

さらに70歳まで申し込み可能であり、他社では対象外となる場合でも申し込みのチャンスがあります。

さらに、即日融資が可能なため、急いで借入を整理したい場合にも最適です。

ダイレクトワン

ダイレクトワンのおまとめローンは、スピーディーかつ低金利で借入を一本化できるローンです。

最短即日の借入が可能なため、急いで返済負担を軽減したい方にも適しています。

加えて、下限金利が年4.9％と低金利での借入が可能なため、利息負担を抑えつつ計画的な返済が可能です。

さらに、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いもおまとめ対象となっており、複数の借入を一本化することで返済の管理がしやすくなります。

フクホー

フクホーのおまとめローンは、スムーズな手続きと柔軟な利用条件が魅力のローンです。

最短即日の借入が可能なため、急いで借入を整理したい場合にも素早く対応できます。

さらに、来店不要で手続きが完了するため、自宅や外出先から簡単に申し込める利便性の高さも特徴です。

また、上限年齢の設定がないため、高齢の方でも申し込みが可能で、幅広い年齢層が利用できます。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融は審査が甘い？

総量規制を超えて借りられる消費者金融でも、審査が甘いわけではありません。

審査が甘くない理由は、以下の通りです。

総量規制の例外として認められるおまとめローンでも、貸し倒れリスクを考慮し、厳格な審査が行われます。

借入希望者の収入や返済能力、信用情報を詳細にチェックし、審査基準を満たしていない方は審査通過は困難です。

したがって、総量規制オーバーでも借入可能な場合はありますが、審査が甘いということではなく、適切な基準のもとで判断されます。

ここでは、消費者金融の審査が甘くない理由を詳しく解説します。

通常よりも細かく返済能力の確認が行われる

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融は、審査が甘いわけではありません。

一般的な消費者金融の審査では、信用情報や年収、他社借入状況を確認します。

一方、総量規制を超える借入が必要な場合は、より詳細に返済能力をチェックされることが特徴です。

例えば、職業の安定性や勤務年数、毎月の支出状況などを細かく審査し、本当に返済できるかを慎重に判断します。

複数の借入先がある場合、お金に困っていると判断される傾向があり、返済能力があることは必須条件です。

そのため、審査を通過するには、安定した収入があることを証明し、信用力を高める必要があります。

総量規制オーバーの場合は収入証明書が必要

総量規制を超える借入を希望する場合、通常よりも厳格な審査が行われるため、収入証明書の提出が必須となります。

具体的には、給与明細や源泉徴収票、確定申告書などが必要となるケースが多く、書類の提出により金融機関は申込者の収入の安定性を確認します。

また、収入証明書だけでなく、住民税の課税証明書や銀行口座の入出金履歴の提出を求められることもあります。

追加書類の提出が求められるのは、借入額が大きく、貸し倒れのリスクを抑えるための措置です。

そのため、事前に必要書類を準備し、返済能力があることを示す書類を提出することが審査通過のポイントとなります。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融に申し込む際の注意点

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融に申し込む際の注意点は、以下の4つです。

総量規制以上でも借入はできますが、必ず審査通過できるわけではありません。

審査基準を満たし、返済能力があることが証明できない場合は審査通過は困難です。

ここでは、総量規制オーバーでも借りられる消費者金融に申し込む際の注意点を詳しく解説します。

1社ずつ申し込む

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融を探す際、複数の金融機関に同時に申し込むのは避けるべきです。

短期間に複数の申し込みを行うと、信用情報機関に6ヶ月履歴が残ります。

多重申込は、資金繰りが厳しく、返済能力が低いと判断され審査で不利になります。

大手消費金融の審査では、スコアリング方式を採用しており、多重申込は減点対象となる可能性が高いでしょう。

柔軟な審査を行う中小消費者金融でも、信用情報を確認するケースが多いため、焦らず1社ずつ申し込み、審査結果を確認してから次の選択をすることが重要です。

申し込み情報は正しく入力する

審査を通過するために、年収や勤務先などを誤って記載すると、信用を失い審査落ちの原因になります。

金融機関は信用情報機関を通じて過去の借入履歴を確認するため、虚偽の申告は必ずバレます。

さらに、意図しない入力ミスでも審査に影響することがあり、提出前の確認は必須です。

審査を通過するためには、申し込み前に正確な情報を準備し、慎重に記入しましょう。

闇金は利用しない

総量規制オーバーで借入が厳しくなると、違法な貸金業者（闇金）に手を出してしまう方もいます。

闇金は法外な金利を課し、返済が困難になると違法な取り立てを行う危険性があります。

たとえ、債務整理を行い、返済義務が消失したとしても取り立てをやめない場合もあり、精神的に追い込まれる可能性もあるため利用は避けるべきです。

正式に金融庁から認められている貸金業者は、登録番号が公表されており、適性な金利で貸し付けを行っています。

（貸付条件の広告等）
第十五条　貸金業者は、貸付けの条件について広告をするとき、又は貸付けの契約の締結について勧誘をする場合において貸付けの条件を表示し、若しくは説明するときは、内閣府令で定めるところにより、次に掲げる事項を表示し、又は説明しなければならない。
一　貸金業者の商号、名称又は氏名及び登録番号
二　貸付けの利率
三　前二号に掲げるもののほか、内閣府令で定める事項
引用元：貸金業法｜e-Gоv 法令検索

正規の消費者金融かどうか判断するためには、貸金業法を営む際に登録が義務付けられている登録番号が公表されているか確認しましょう。

SNSの個人間融資は利用しない

SNSでは「誰でも貸します」など個人間融資を誘発する発信が見られますが、詐欺や犯罪に巻き込まれるリスクが非常に高いため、利用してはいけません。

たとえば、身分証の提出を求められた後に個人情報が悪用されたり、高額な手数料を請求されるケースが多発しています。

【事例1】SNSの書き込みを見て融資を申し込んだところ一方的に振り込まれ返済を求められた
SNSで「個人で融資します」という書き込みを見て相手に連絡を取り、60万円の融資を申し込んだ。すると、相手から「まず2万円を銀行口座に振り込むので、そのままこちらへ振り込んで返してほしい。そこで審査をする」と言われ、銀行口座などの個人情報を伝えてしまった。しかし、心配になりやめたいと伝えたら、「すでに1万円を振り込んだので、1週間後に3万円を返すように」と言われた。（20歳代男性）

引用元：新たな手口のヤミ金融に注意！「＃個人間融資」「後払い（ツケ払い）現金化」「先払い買取現金化」政府広報オンライン

お金の借入は正規の貸金業者を利用することが安全であり、怪しい個人融資の勧誘には絶対に応じないよう注意が必要です。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融はある！

総量規制により、通常は年収の3分の1を超える借入はできませんが、例外貸付を利用して借りられる消費者金融やローン商品も存在します。

例えば、おまとめローンは総量規制の対象外となり、複数の借入を一本化することで追加融資が可能になることがあります。

ただし、総量規制以上の借入は返済負担が大きくなる可能性もあるため、計画的に返済できる金額での借入が重要です。

おまとめローンを活用し、月々の返済負担を軽減させましょう。