株をはじめるには、当然株を買わなければはじまりません。
とはいえ、株について何も知らない状態では、どうやって株を買えばいいかわからないはず。
今回はそんな、株の買い方もわからない初心者の方向けに、株の買い方を解説していこうと思います。
株初心者は、「株を買う時いくら必要なのか」「手数料はどれくらいなのか」「いつ買えばいいのか」など、株を買うときにいくつも疑問が頭を過るはずです。
そんな疑問にも、今回はお答えしていこうと思います。
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株の買い方
それでは株の買い方を、細かく最初の手順から見ていきましょう。
証券口座を開設する
株の取引ができる会社は、この世界では証券会社だけです。
証券会社に口座がないと、まずスタート地点にも立てません。
以前は証券会社に実際へ足を運び、口座を開設しないといけませんでした。
しかし最近はネット証券での取引がメインとなり、とにかく証券口座開設のハードルが下がっています。
ネット証券会社の種類も多いですから、自分にとっての価値観に合わせて、自分の株売買に用いるネット証券会社を選びましょう。
ネット証券口座開設手順
ネット証券口座を開設する手順も見ておきましょう。
ネット証券口座開設申し込み
まずは、ネット上から口座開設の申込みを行いましょう。
公式ホームページにアクセスして、「ネット証券口座申し込み」フォームから申し込みを行ってください。
ネット証券に初期設定する
ネット証券で取引に必要な初期設定を行います。
勤務先情報や入出金先の金融機関の情報、取引の暗証番号などを設定します。
本人確認書類提出
運転免許証や健康保険証、パスポートなどの写真をスマホから送ります。
私も本人確認書類を提出したことがありますが、とても簡単に申し込めるなという印象です。
これら必要情報、必要書類の提出が終わったら、ネット証券会社での審査が始まります。
ID、パスワードの受け取り
ID、パスワードは、書留郵便の形で送付されます。
IDとパスワードを受け取れば、ネット証券口座にログインできるようになりますから、これでネット証券口座開設は完了です。
IDとパスワードが手元に届くまでには、申込み状況にも寄りますが数日から1週間程度かかります。
証券口座へ入金する
株を買うために必要なお金を、ネット証券口座へ入金します。
口座への入金は、ネットバンキングから入金すれば時間もかからず簡単です。
多くの上場株を買うためには、単位株数が100株となっているので、必要な分ネット証券口座への入金が必要になります。
買う株の銘柄を決める
さあ、いよいよ買う株を決めます。
どの銘柄の株を買うかで、株取引で儲けを出せるかが決まります。
銘柄を決める時のコツは、記事の後の方で説明します。
買い注文を出す
入金が終わって、どの銘柄の株を買うか決めたら、あとは本当に株を買うだけです。
買い注文の出し方は、買う金額を指定する「指値」と、時給の成り行きで取引する「成行」の注文があります。
どちらの注文方法が良いということはありません。
しかし初心者は、無難な値段を指値で注文するのが無難です。
成行は、最初想定した値段より高くなることがあるので、損しかねないのです。
ネット証券選びはかなり重要
株を買う時に絶対に必要なのが、ネット証券口座です。
そのネット証券口座を開設するネット会社をどこにするか、それを決めるのはかなり重要です。
前述した通りネット会社の数は多くて、初心者は困ってしまうはず。
そんな初心者のために、ネット会社を選ぶコツを紹介しておきます。
扱っている銘柄の種類は多いか
ネット会社によって、扱う銘柄の種類は変わります。
特に、日本国外の株を扱っているかが変わってきます。
日本株と米国株を扱っているところは多いですが、ネット証券会社によっては、韓国株やロシア株などを扱うところも。
当然、扱う銘柄が多いほうが、トレーダーにとってはうれしいです。
手数料
扱う銘柄が多くて、たくさんの選択肢から買う株を選べるのは確かに嬉しいです。
しかし株を買う手数料が高くては意味がありません。
口座を開設するネット証券を選ぶ時は、株を買うときにかかる手数料に関しても、しっかり調べておきましょう。
特に株を細かく買ったり売ったりする予定なら、少しでも手数料が安いほうがお得です。
手数料が高くては、どれだけ株の売買でうまくいっても、手数料分だけ損が発生するからです。
初心者向けにもサポートが充実しているか
ネット証券会社を選ぶ時は、「どれほどサポートが充実しているか」もよくチェックしておきましょう。
特に初心者は、とにかく株取引について知識が必要です。
何もしらない状態でうまくいくほど、株の世界は甘くないのです。
口座を開設した人向けのセミナーが充実しているか?
口座開設した人が見られる情報に有益なものが揃っているか?
ネット証券会社では、「情報」の質と量がかなり重要です。
買う株(銘柄)を選ぶ時の注意点
続いて、初めて買う株の選び方を紹介したいと思います。
買う銘柄選びで、あなたが株で儲けを出せるかどうかの大部分が決まります。
どれだけ大金をはたいて株を買ったとしても、株価が下がる銘柄を選んで買ったとしても、儲けは1円も出ないのです。
しっかり買う銘柄を選んでいきましょう。
成長株か
せっかく株を買うなら、成長する企業の株を買わないと意味ありません。
特に現在とても世界の経済は不安定。
業種、業界によっては、今後どんどん伸びるところもあれば、反対にどんどん衰退していくところも多いです。
今後成長して、株価も上がっていく銘柄かどうか見定めるには、決算の状況を見定めて、業界も今の世界にマッチしたものかどうかをよく調べることが大切です。
今後も伸びるトレンド株か
特に現在は、トレンドで伸びる株がたくさんあります。
例えばちょっと前で言えば「マスク銘柄」がわかりやすいです。
あと個人的にも売買した「電子書籍」銘柄。巣ごもりで需要が上がりましたよね。
そして任天堂Switchも、巣ごもりでどうぶつの森需要が高まったことでとにかく株価が高騰しました。
こういった「今なんの株が狙い目か」を見極めることで、簡単に儲けを出すことができます。
株価が上がりすぎてないか
人気な株は、当然みんなが株を買うので株価が上がります。
そして株価が上がった状態でその株を買うのを「高値掴み」といいます。
また、そうした株価が上がった銘柄を買おうとする人のことを、「イナゴ」なんて言ったりします。
イナゴになって良いことなんてありません。
株を買うコツは「安く買って高く売る」ことなのです。
株の売買を失敗しないためのコツ
さて、株の買い方を学んだところで、株を買うときに失敗しないためのコツも学びましょう。
株を間違った買い方してしまうと、株価の暴落により損が発生してしまいます。
そして損を取り返すために、また間違った買い方をすることで損がさらに大きくなります。
そんな悪循環を避けるためにも、株の売買で失敗しないコツをしっかり学んでおきましょう。
相場を知る
株初心者が株を買う時判断ミスするのは、「相場を知らないから」です。
「今の株価相場は上げトレンドなのか下げトレンドなのか」
「目をつけた銘柄は今株価が上がっているのか下がっているのか」
株を始めたばかりなら、こうした知識を持ってないので、間違った株の売買をしてしまいがちです。
株を上手に買って、適切なタイミングで売るためには、株の相場観を知ることが必須です。
そのためにも、毎日たくさんのチャートをみて、上がり方、下がり方、上がる条件などをしっかり勉強しましょう。
過去のチャートを学ぶ
特に不況の時は、大暴落に備えてチャートの流れを知っておくことも大切です。
チャートというのは、いくつかパターンがあるもの。
例えば「6割戻った株価は前戻しする」など、チャートの法則性が語られることもしばしば。
歴史は繰り返すという言葉通り、チャートは決まった動きをするもの。
今のチャートは、過去のどんな時のチャートの動きと似ているのか。
それがわかれば、今後の株の買い方も変わってくるはずです。
ウォーレン・バフェットに習って「悲観の中で買い、陶酔の中で売る」
ウォーレン・バフェットという世界で一番と言われている大投資家がいます。
ウォーレン・バフェット曰く、「人々が悲観しているときに株を買って、陶酔しているときに売れ」と。
まあつまり「株価が下がっている時に買って、上がったら売れ」ということですが、口で言うほど簡単なことでもありません。
しかし世界で一番儲けた投資家の言葉なので、参考にならならいわけもないのです。
ですから株初心者も、株が下がった時に「今は買い時か」をしっかり見定めて、行動を決めてください。
株の買い方 まとめ
今回は、これから株を買おうと思っている方に向けて、主に「株の買い方」について詳しく紹介しました。
株の買い方を間違えると、暴落する株を掴んでしまうリスクがあります。
株の買い方を学んで、買う株の銘柄もしっかり選んで、しっかりと儲けを出していきましょう。