初心者におすすめの投資、「投資信託」。
投資信託は、少額から自分のペースで始められる投資です。
資産運用の1つとして、選ぼうと考えている方も多いはず。
今回は、投資信託の仕組みと失敗しないためのキホン・コツを解説します。
投資信託を始める前に、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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初心者なら投資信託のココを知っておこう
初心者がおさえておくべきポイントは主に7つ。
- プロの専門家に投資を任せる、それが投資信託
- 口座は手数料を比較して決めよう
- 株式や債券に不動産など種類が豊富
- 初心者でも始めやすいのでおすすめ
- NISAを活用しよう
- 手数料には要注意
- トータルリターンをチェックしよう
投資信託を始めるハードルは高くありません。
もし始めるかどうか悩んでいるのであれば、とりあえず試しに口座だけでも開いてみましょう。
口座の開設は基本的に無料です。
まずは試しに口座開設から始めてみてくださいね。
それでは、投資信託について解説していこうと思います。
そもそも投資信託って何?
そもそも投資信託とは何なのでしょうか。
一言で言ってしまえば、「投資家たちからお金を集めて、その資金を元に投資・運用の専門家が資産運用をしてくれる商品」、それが投資信託です。
プロの専門家を信頼して投資を託す、だからこそ“投資信託”という名前なわけですね。
専門家は、投資家たちから集めたお金を使って、さまざまなものに投資し運用をしてくれます。
そうして得た利益を分配金としてもらえる、それが投資信託なのです。
投資信託=レストランの料理
投資信託をレストランに例えて考えてみればもっとわかりやすいかもしれません。
レストランに行って、あなたはメニューの中から好きな料理を注文したとします。
すると、料理人が腕によりをかけてさまざまな素材を生かした料理を提供してくれるわけです。
レストランでいう“料理人”が、投資信託でいう“専門家”だと考えてみてください。
さまざまな“素材”とは“株や債券”であり、それらを組み合わせた“料理”こそが“投資信託”というわけですね。
あなたは好きな料理を注文することができますが、美味しいかどうかは料理人の腕と素材次第。
投資信託も同じです。
あなたは好きな投資信託を購入できますが、利益が得られるかどうかは専門家の腕と投資先次第。
どれだけ「美味しい料理」=「利益のある投資信託」なのかは、頼んだプロの専門家次第なのです。
+α:投資信託の仕組み
投資信託には主に3つの組織が関わっています。
「販売会社」
「運用会社」
「信託銀行」
の3つです。
構図としては、
客 ⇄ 販売会社 ⇄ 運用会社 ⇄ 信託銀行 ⇄ 金融市場
という関係性になっています。
役割が分担されているからこそ、どこかが倒産したとしてもあなたの資産は守られるため安心できるわけですね。
まずは口座を開こう
いきなり投資信託のすべてを知るのは大変です。
種類も多く、やってみないことにはわからない点も多くあります。
悩んだときは、とりあえず口座を開いてみましょう。
投資信託を始める流れは、
- 証券会社や銀行で口座開設
- 口座に入金
- 投資信託を購入
という手順だけ。
ハードルはあなたが思っているより低いので、口座開設から始めましょう。
どこで口座を開けばいいの?
基本的にこの口座でなければならないといった決まりはありません。
口座を開くのは無料ですから、好きな金融機関を選んでください。
投資信託は、主に証券会社・銀行・郵便局などで販売されています。
気になる投資信託があるか探すのもいいですし、単純に手数料を比較して決めるのもOKです。
どうしても決めきれない場合は手数料で選んでしまいましょう。
もし「使いづらいな」と思ったらほかのところで口座を開けばいいだけです。
口座を複数持つことに問題はないため、気軽に開設しましょう。
一般口座と特定口座
口座を開く際、一般口座と特定口座か選ぶこととなります。
「一般口座」という名称から、とりあえず一般口座を選びたくなりますよね。
しかし、おすすめなのは「特定口座」です。
特定口座は、金融機関が年間の取引における損益を計算してくれる口座であり、手間がかかりません。
一般口座の場合、自分で損益を計算してまとめなければなりませんし、確定申告も必要となります。
特にこだわりがなければ特定口座を選ぶのがおすすめです。
源泉徴収のあり・なし
特定口座には、
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 特定口座(源泉徴収なし)
の2種類があります。
源泉徴収とは、あらかじめ税金を差し引いて本人の代わりに収めるということ。
源泉徴収ありの場合、金融機関が株の利益にかかる税金を口座のお金で代行しておいてくれます。
確定申告が不要で楽だということです。
一方源泉徴収なしの場合、確定申告をして自分で納税しなければなりません。
特定口座(源泉徴収あり)を選ぶのが無難といえます。
とはいえ、源泉徴収なしで確定申告をしたほうが良いケースもあるため、不安な時は担当の人に聞いてみてくださいね。
NISAも活用しよう
投資信託初心者なら、「NISA(少額投資非課税制度)」を活用しましょう。
投資で得た利益には、税金が発生します。
その税率はおよそ20%。
決して無視できない比率です。
しかしNISAを活用すれば、なんと税金が0円となります。
NISAには、「毎年120万円が上限かつ最長で5年間」という枠が設けられています。
その枠内で投資をすることで、税金が発生しなくなるのです。
NISA専用口座を作る必要があるとはいえ、ぜひとも活用したい制度ですね。
他にも年間40万円、最長20年間という枠の「つみたてNISA」というものもあります。
少額投資なら、NISAを検討しておきましょう。
投資信託にはどんなものがあるの?
実際のところ、投資信託にはどんなものがあるのでしょうか。
主に投資信託は
- 債権
- 株式
- 不動産
などが対象です。
国内だけでなく海外のものにも投資可能であることも大きな特徴でしょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
債券
債券とは、国や企業などが発行する借用証書のことです。
投資家がお金を国などに貸し、満期になると利息を付けて返してもらえます。
これが債券の仕組みです。
国の債券であれば損をする可能性が低く、安心できるという特徴があります。
国がつぶれる可能性は低いから、回収できなくなることはないというわけですね。
収益の高さには期待できないものの安定性が高い、それが債券です。
株式
企業は資金を得るために、株を売ります。
株を売る企業にお金を払い株主になることで、配当や売却益を得られるのが株式の特徴です。
株価は常に変動しているため、リスクはあるものの利益も大きくなりやすいというメリットがあります。
不動産
不動産を購入し、運用することで賃貸収入を得たり、売買益などが狙えたりする投資です。
比較的長期向きの投資であり、投資信託では「上場不動産投資(REIT)」を対象とするものが多く存在しています。
海外投資
投資信託なら海外にも投資可能です。
主に先進国と新興国に分けられ,
- 新興国がハイリスクハイリターン
- 先進国がローリスクローリターン
という特徴があります。
さまざまな投資信託がある
債券に特化したものもあれば複数の種類がセットになっているものなど、投資信託は多種多様。
海外特化のものもあれば国内海外織り交ぜたものもあるため、選択肢はかなり豊富です。
投資信託のメリットデメリットって?
投資信託を始めるのであれば、メリットとデメリットを把握してきましょう。
きちんと理解しておくことで、上手に投資信託をすることができますよ。
投資信託のメリット
投資信託のメリットは4つ。
- 分散投資ができる
- 少額から始められる
- 初心者でも手を付けやすい
- 個人では投資しにくい領域に投資できる
1つずつ見ていきましょう。
メリット①分散投資ができる
投資信託は複数の投資を合わせた、いわばセット商品です。
1つ買うだけでも複数の投資ができるというメリットがあります
例えば株式投資で、1つの銘柄だけに投資したとしましょう。
もしその株で損失が発生してしまえば、避けようがありません。
しかし1つの投資に賭けるのではなく、複数に投資をしておけば損失をカバーできる可能性があるのです。
1つがだめでも、ほかで利益を出せば取り返せるわけですね。
多種多様な投資ができる投資信託なら損失のリスクは低いといえるでしょう。
メリット②少額から始められる
少額から始められるのも投資信託の大きなメリットです。
中には100円から始められるものやTポイントを使ってできるものも。
まとまった資金がなくても投資信託はできるため、初心者にはおすすめです。
メリット③初心者でも手を付けやすい
プロの専門家に任せられるため、投資に関する知識が薄い初心者でも気軽に始められます。
投資について勉強する時間がない方、こまめに市場をチェックする暇がない方にも投資信託はおすすめです。
時間がなくても、知識がなくても利益が得られるのは大きな魅力ですよね。
メリット④個人では投資しにくい領域に投資できる
初心者の方で、「海外の株式や債券に投資をするぞ」というのはなかなかハードルの高い行動です。
しかし投資信託ならそのハードルも楽々超えられます。
専門家が代わりにやってくれるため、手を出しづらい領域にもチャレンジできるのは、投資信託の大きな強みです。
投資信託のデメリット
メリットだけではなく、デメリットもおさえておきましょう。
投資信託のデメリットは3つ。
- 手数料などの費用がかかる
- 元本保証がない
- 価格更新が1日1回
それぞれ解説していきます。
デメリット①手数料などの費用がかかる
専門家に頼む分、個人で投資をするよりもコストがかかります。
- 購入するときにかかる手数料
- 投資信託を保有している期間払う手数料
- 監査や売買にかかる手数料
- 解約時にかかる手数料
などなど、どの手数料がかかるかは投資信託次第。
金融機関によっても手数料は異なるため、事前の確認が重要です。
せっかく得た利益も手数料で減ってしまうのは、投資信託のデメリットといえます。
+αとして、それぞれの手数料についても説明をしておくので参考にしてください。
+α:購入時手数料
投資信託を買うときに発生する手数料です。
一般的に、購入金額の1~3%を支払う必要があります。
+α:信託報酬
投資信託を保有するだけでも手数料が発生します。
運用管理費用というわけです。
一般的に年0.5~2%の費用が発生します。
投資信託の保有額によって信託報酬の金額は変わり、毎日口座から差し引かれることとなります。
+α:監査報酬
投資信託の公正性や透明性を調べるため監査が行われます。
その監査にかかるお金を払わなければなりません。
+α:売買委託手数料
株などの売買にはお金がかかります。
その費用を負担しなければならず、取引の数が増えれば手数料も膨らんでしまいます。
+α:信託財産留保額
解約時に発生するお金のことです。
投資信託を売りたいときお金に換えてもらう必要があります。
投資信託の資産を売却してお金を作り出す必要があるため、その売却手数料を負担しなければならないのです。
デメリット②元本保証がない
元本とは、利益を生み出す基礎となる財産のこと。
投資信託の購入金額が元本となるわけですね。
投資信託には、元本保証がありません。
どういうことかというと、「買った時よりも価格が下がる可能性がある」ということです。
あくまでプロに任せているだけであり、その投資が成功するとは限りません。
投資信託に手を出したむしろ損をしてしまった、ということもあるので注意しましょう。
デメリット③価格更新が1日1回
投資信託の価格は1日1回更新です。
そのうえ、取引時にいくらなのか知ることはできません。
前日の基準価額を参考に買うこととなるのです。
つまり、実際に投資信託を買った時に、思ったより安い・高いということがありえます。
投資信託は、当日の価格を見ずに取引する「ブラインド方式」であり、それによって公平さを保っています。
常に価格を追うことができないのは、投資信託のデメリットであるといえるでしょう。
+α:どうしてブラインド方式なのか
短期的に投資する人と長期的に投資する人を平等にするためのシステムが、ブラインド方式です。
価格がわからないのはむしろ不公平なのでは、と思うかもしれませんがそうではないのです。
短期的に投資する場合、「価格が上がったら売る・下がったら買う」というように投資すれば利益を得やすく、長期的に投資するよりも有利です。
せっかく長いことその投資信託を保有している人からすれば不公平となってしまいます。
投資信託が1人のお金だけではなく、みんなのお金をひとまとめにしてやっていると考えればわかりやすいでしょう。
せっかく皆のお金で投資をしているのに、短期的な利益を求めて勝手に投資額を動かされては困りますよね。
複数人が関わる以上、勝手な行動をしないようにブラインド方式が採用されているのです。
投資信託で失敗しないためのコツは?
投資信託で失敗しないためのコツは全部で6つ。
- 無理のない範囲で取り組む
- 積立投資をする
- 長期的に保有する
- 手数料が安いものを選ぶ
- 投資配分は慎重に
- 定期的に見直す
1つずつ確認していきましょう。
コツ①無理のない範囲で取り組む
人によってライフスタイルは異なります。
自分に合った投資をすることが失敗しないためのコツ。
「日常的に使うお金」や「いざという時のためのお金」は確保したうえで、「余ったお金」を投資信託にまわしましょう。
投資信託のために身を削るのはおすすめできません。
万が一損失が出た時、苦しむのは自分自身です。
投資信託を始める前に、きちんと家計を見直してくださいね。
コツ②積立投資をする
投資信託を定期的に購入し積み立てていくことで、購入価格を抑えられる可能性があります。
毎月決まった金額で買い続ければ、「高い価格の時は少なく安いときには多く買う」ことが可能ですよね。
これを、ドルコスト平均法といいます。
ボーナス時にはより多く買うなんてこともできますし、価格が高いときに買ってしまうリスクをおさえられるのでおすすめです。
毎月500円など少額からでもできるため、初心者の方ならおさえておきたいコツといえます。
コツ③長期的に保有する
長い期間保有することで、値動きの幅をおさえられます。
毎日価格をチェックする必要もないため、初心者なら短期より長期の投資を心掛けましょう。
日々、価格の変動に感情を左右されることもありませんよ。
複利の効果が大きくなるのも重要なポイントです。
利子や分配金を再投資し、利息を付けられるため、ぜひとも活用しておくべきでしょう。
解約金の負担も減るため、長期的に取り組むことをおすすめします。
コツ④手数料が安いものを選ぶ
投資信託によって手数料は異なるもの。
少しでも安いものを選べば利益にも差が出るため、手数料にも気を配りましょう。
コツ⑤投資配分は慎重に
投資配分は慎重に決めてください。
例えば、ハイリスクハイリターンを望むなら株式の割合は多めにするほうが良いでしょう。
リスクを抑えたいなら債権を多めにするべきです。
このように、投資信託はさまざまな種類に投資ができる分、組み合わせが重要となります。
どうしても悩む場合は「バランスファンド」がおすすめです。
バランスファンドでは、配分があらかじめ決まっていたり、状況に応じて配分が変わったりします。
配分まで専門家に任せるということですね。
自分で配分を変えられない点に注意してください。
コツ⑥定期的に見直す
プロの専門家に任せるのが投資信託の強みです。
とはいえ、安心して放置気味にしないようにしてください。
全てを任せるのではなく、定期的に見直すことが大切です。
リスクばかり大きくなっていないか、リターンが小さくなっていないかなど、確認を怠らないようにしましょう。
もし問題があれば、買い替えや資金配分の見直しをしてください。
投資信託はすべてをプロに任せる投資ではなく、あくまでプロのサポートがつく投資だと考えるのが失敗しないコツです。
投資信託を購入、そのあとは?
投資信託を購入、それで終わりではありません。
損をしているか得をしているか、定期的に確認をしておきましょう。
投資信託では分配金と売却益が得られる
投資信託では、投資・運用の結果得られた利益が、お金を預けてくれた投資家たちに分配されます。
また、投資信託の価格が変わっていればその差額を利益にすることも可能です。
ではこの利益がどのくらいあるのか、何を確認すればいいのでしょうか。
トータルリターンをチェック
「トータルリターン」という項目を見れば簡単に損益状況を把握できます。
トータルリターンを求める式は以下の通り。
トータルリターン=現在の評価金額+累計受取分配金額+累計売却金額-累計購入金額
トータルリターンの項目があれば、そこを参考にすれば初心者でも楽に判断できるためおすすめです。
+α:分配金が多いから大丈夫……ではない
分配金が高いものを選べばいいわけではありません。
もしかしたら、元本を取り崩して分配金としているかもしれないからです。
必ずしも運用が上手くいったから分配金が出る、というわけではないため気を付けてくださいね。
不安であれば、運用報告書などを確認しておきましょう。
投資の心得
- できるだけ地道に取り組む
- 少額投資を心掛ける
- 分散投資を心掛ける
- 周りに流されない
上記のことを心掛けて投資をしてください。
初心者なら、地道に慎重に取り組むのが安全です。
なんとなく選ぶのではなく、納得したうえで選びましょう。
自分で考えて決断したほうが投資への理解も早くなりますし、よりよい投資信託を選ぶ力が身に付きます。
そのためにも、日常の中で取り組む時間を決めておくことがおすすめです。
取り組む時間を決めておけば放置することもありませんよね。
コツコツ取り組むことこそ成功の秘訣なのです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
投資信託は初心者におすすめの投資方法です。
知識が薄くても始められますし、リスクも低めとなっています。
とはいえ、どうせやるなら少しでも上手く投資をしたいもの。
この記事を参考にして、投資信託にチャレンジしてみてくださいね。