「学生だけど、クレジットカードは持っていたほうがいいの?」
「学生でも審査に通るクレジットカードが知りたい」
こちらの記事では、そんな人に向けて学生向けのクレジットカードを紹介していきます。
学生というと収入もアルバイト程度で、まだクレジットカードが持てないと思っている人もいるかもしれません。
しかし学生でも持てるクレジットカードはたくさんあり、クレジットカードを使い慣れていたほうが今後の生活がより楽になります。
学生でどのクレジットカードを作るか悩んでいる人は、この記事を読んで自分にあったクレジットカードを見つけていきましょう。
- 学生でもクレジットカードを使うとこんなに生活が楽になる
- クレジットカードってそもそもどんなもの?
- クレジットカードを使うのが怖い人へ
- クレジットカードの審査はどのようにおこなわれる?
- 学生がクレジットカードを選ぶときのポイント
- クレジットカードとKyash VISAカードを組み合わせて使おう
- 学生におすすめのクレジットカード:三井住友VISAデビュープラスカード
- 学生におすすめのクレジットカード:JCB CARD W
- 学生におすすめのクレジットカード:学生専用ライフカード
- 学生におすすめのクレジットカード:楽天カードアカデミー
- 学生におすすめのクレジットカード:JALカードnavi
- 学生におすすめのクレジットカード:セゾンブルーアメックスカード
- 学生におすすめのクレジットカード:エポスカード
- 学生におすすめのクレジットカード:ビックカメラSuicaカード
- 学生におすすめのクレジットカードまとめ
- 学生のクレジットカードについてよくある質問と答え
- 社会人になったときのために覚えておきたいクレジットカード知識
- クレジットカードを使う上での注意点
- 学生のときからクレジットカードを使ってみよう
- 最短30分で審査完了!即日融資も可!
- はじめての方なら最大30日間無利息!
- Web完結!郵送物一切なし!
- 実質年率
- 3.0%~18.0%
- 限度額
- 800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短1時間
学生でもクレジットカードを使うとこんなに生活が楽になる
まず具体的なクレジットカードを紹介する前に、そもそもクレジットカードを持つメリットはどのような点があるのでしょうか。
ここからは学生がクレジットカードを持つメリットについて解説していきます。
現金支払いにはないポイント還元が受けられる
学生がクレジットカードを持つメリット1つ目は、現金支払いにはないポイント還元が受けられる点です。
現金で支払いをするとそのままおつりが返ってきますが、クレジットカードの場合支払いが額に応じてポイントが貯まっていきます。
貯まったポイントは電子マネーや商品の購入に使えるので、現金支払いとは大きな違いが出てきます。
たとえばポイント還元率1%のクレジットカードを使って、毎月5万円の現金支払いをクレジットカード支払いに変更したとしましょう。
その場合クレジットカード支払いでは毎月500ポイントが貯まり、1年間で6,000ポイント貯まることになります。
つまり現金支払いからクレジットカード支払いに変更するだけで、毎年6,000円分のポイントがもらえます。
クレジットカードで決済する金額が増えれば増えるほどキャッシュバックされるポイントは多くなるので、クレジットカードを使うほど生活は楽になります。
小さな金額かもしれませんが、現金支払いからクレジットカード支払いに変更しても手間は少なく、むしろ生活が楽になるので変更しない手はありません。
ポイント還元を日常的に受けるだけで、生活は大きく変わりますよ。
キャッシュレス生活は想像以上に快適
学生がクレジットカードを持つメリット2つ目は、キャッシュ生活が想像以上に快適だということです。
「クレジットカードはサインや暗証番号が必要だから、決済に時間がかかるのではないか」
クレジットカードに関してそういうイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実はこれは大いなる誤解です。
特にコンビニやドラッグストアなど、少額決済のお店ではクレジットカード決済の方が現金よりも会計がスピーディーです。
少額決済のお店の場合サインや暗証番号なしで会計ができるので、店員さんにクレジットカードを渡せば数秒で会計が完了します。
現金支払いの場合小銭を用意したり、店員さんがおつりを渡したりする時間がかかるので、クレジットカードで会計をしたほうがスムーズに会計が終了します。
クレジットカードでの決済をすると想像以上に会計がスムーズになるので、したことがないひとは一度試してみてください。
クレジットカードだけでなくスマホ決済にも注目しよう
こちらの記事ではクレジットカードを紹介していますが、余裕がある人はクレジットカードだけなくスマホ決済にも注目してみましょう。
スマホ決済とはPayPay、LINEPay、メルペイなど、〇〇ペイと名前がつくアプリのことです。
これらのスマホ決済はクレジットカードや現金でチャージをして、スマホでQRコードをかざせば決済が完了します。
CMや広告でポイント還元キャンペーンがたくさんおこなわれているように、近年スマホ決済の普及ペースが急速に上がってきています。
クレジットカードだけでなくスマホ決済も使いこなせば、かなり快適なキャッシュレス生活が送れますよ。
クレジットカードによってはお得な特典が受けられる
学生がクレジットカードを持つメリット3つ目は、クレジットカードによってはお得な特典が受けられることです。
たとえば百貨店のマルイが発行しているエポスカードでは、10,000店舗以上のお店で割引やポイントアップの特典が受けられます。
割引やポイントアップ優待が受けられるお店は、魚民・白木屋・ビッグエコー・カラオケ館など、大学生であれば日常的に使う店舗も多いです。
ビッグエコーの場合
- ルーム料金30%OFF
- ドリンクバー付き・飲み放題コース10%OFF
このどちらかの割引が適用されます。
大学のコンパの2次会でカラオケに行ったときに割引が適用できれば、財布にもかなり優しく周りの友達からも感謝されます。
エポスカードは年会費無料のクレジットカードなので、クレジットカードを持っているだけで割引が受けられます。
このようにクレジットカードはカードによってさまざまな特典が受けられるので、自分にあったクレジットカードを持っているとかなりお得ですよ。
家計の管理もクレジットカードの方が楽
学生がクレジットカードを持つメリット4つ目は、家計の管理が楽になることです。
「現金でお金を持っていないと、家計の管理がうまくできない」
そのように考えている人もいるかもしれませんが、実はクレジットカードの方が家計の管理はうまくいくことが多いです。
クレジットカードは毎月利用明細が送られてくるので、それを見れば毎月何にいくら使ったのか一目瞭然です。
またクレジットカードによっては専用アプリが用意されており、明細はいつでも確認できます。
さらに最近では家計簿アプリとクレジットカードが連動できるようになっており、クレジットカードが使われるとすぐ家計簿アプリに反映してくれます。
現金で家計簿をつけようとするとレシートをとっておいて、わざわざ入力していかなければなりません。
いつの間にか財布が空になっていたという経験は、みなさんも一度や二度はあるでしょう。
クレジットカードであればいつでも家計状況が管理できるので、家計の管理は実はクレジットカードの方が楽なことが多いですよ。
クレジットカードってそもそもどんなもの?
ここまでクレジットカードを使うメリットについて解説してきましたが、ここからはクレジットカード自体がそもそもどんなものなのか。
クレジットカードの仕組みについて解説していきます。
はじめてクレジットカードを作る人は、クレジットカードの仕組みをしっかり理解しておきましょう。
クレジットカードは後払いでまとめて支払いをする
クレジットカードの基本的な考え方は、1か月分の支払いをまとめて後日支払いをするという後払いの仕組みです。
クレジットとはそもそも信用・信頼という意味なので、その人が信用できる分だけ後払いさせるカードと言えばわかりやすいでしょうか。
もちろん後払いだからと言ってお金を支払わないと、クレジットカード会社が損をしてしまいます。
そのためクレジットカード会社は、申込者に対して審査をおこないその人が支払いをしてくれるかどうか、信用できる人なのかどうかをチェックしています。
無事その審査を通過した人にはクレジットカードが発行され、利用限度額分までは後払いが許されます。
そのためお金が厳しいときはクレジットカードで支払いをして、給料が入ったら給料分で支払いをするという方法もとれます。
クレジットカードは賢く使えば、家計を助けてくれる手段にもなります。
締め日・引き落とし日について
後払いの仕組みであるクレジットカードには、締め日と引き落とし日というものが決められています。
たとえば締め日が毎月末、引き落とし日が翌月15日というクレジットカードがあったとします。
この場合8月1日~31日までにクレジットカードで使ったお金を、9月15日に支払うということです。
クレジットカードの支払いは原則銀行口座からの引き落としなので、引き落とし日になったら自動的に引き落としがおこなわれます。
そのためクレジットカードと契約する前に、締め日と引き落とし日は確認しておきましょう。
使いやすいクレジットカードは、給料日のすぐ後に引き落とし日が設定されているクレジットカードでしょう。
給料日後であれば口座にお金が残っていると思われるので、引き落としができないことがまずありません。
締め日と引き落とし日についてしっかり理解して、支払い遅れがないようにしましょう。
クレジットカードの国際ブランドについて
クレジットカードには、国際ブランドというものが付与しています。
国際ブランドには世界6大ブランドと呼ばれているものがあり
- VISA
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
- 銀聯カード
の6つです。
国際ブランドの役割は決済を担当することで、飲食店などの店舗は国際ブランドと契約をします。
たとえばVISAと契約したお店では、VISAのクレジットカードはすべて使えるようになりますね。
JCBは日本唯一のクレジットカード国際ブランドですが、世界的に見れば売り上げは小規模です。
国際ブランドではVISAとMastercardの2社で全世界の80%以上の売上シェアを占めているので、海外でもクレジットカードが使いたい人はVISAかMastercardのクレジットカードを選びましょう。
日本国内だけであればJCBのシェアが1番大きいので、JCBでも問題ないですよ。
クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠について
クレジットカードと契約すると、ショッピング枠とキャッシング枠という2つの枠が設定されています。
これは利用用途の違いでショッピング枠は買い物で使える枠、キャッシング枠は現金を引き出すために使える枠です。
キャッシング枠があるクレジットカードであれば、ATMにクレジットカードを入れると現金が引き出せます。
この場合カードローンや消費者金融でお金を借りたのと同じように、キャッシングができるので毎月返済していきます。
クレジットカードのキャッシング枠はお金がないときには便利ですが、金利が高いので学生のようにお金がない状態であれば利用はあまりオススメできません。
ちなみにショッピング枠とキャッシング枠には、それぞれ利用限度額が決められています。
利用限度額以上には利用できなくなっており、利用限度額は審査で決定します。
学生の間利用限度額は10万円~30万円ほどですが、社会人になれば利用限度額が100万円を超えることもあります。
クレジットカードを使う上では、ショッピング枠とキャッシング枠の違い、そして利用限度額がそれぞれいくらであるのか覚えておきましょう。
クレジットカードの申込みはどうすればいい?
それではクレジットカードの申込みをしたいのであれば、どのように申込みをすればいいのでしょうか。
最近ではほとんどのクレジットカードがインターネットから申込めるようになっているので、インターネットからの申込みがオススメです。
インターネットから申し込むと特典が付帯されるクレジットカードも多いので、お得になることも多いですね。
クレジットカード会社のホームページに行くと申し込みボタンがあるので、ボタンをクリックして個人情報を入力していきましょう。
入力する情報には勤務先などがあり、アルバイトをしているのであれば勤務先として入力してもかまいません。
入力が完了するとその後クレジットカード会社で審査がおこなわれ、審査の合否がメールで届きます。
クレジットカード会社によってかかる時間は異なりますが、審査の合否は3日前後手元にクレジットカードが届くまでは1週間ほどかかることが多いです。
中には即日発行できるクレジットカードもありますが、多くのクレジットカードは申込みから使えるようになるまで1週間ほどかかるので、余裕を持って申込みをしましょう。
クレジットカードを使うのが怖い人へ
「クレジットカードに興味はあるけど、使いすぎないか心配」
クレジットカードを使ったことがない人は、そんなことを考えてしまうこともあるでしょう。
ここからはクレジットカードを使うのが怖い人に向けて、クレジットカードを安全に使う方法について解説していきます。
明細をしっかり管理しておけば使いすぎることはない
クレジットカードを使いすぎてしまうか心配な人は、財布にお金が入っていないから抑止力がないことが原因で心配してしまう人が多いのではないでしょうか。
しかし実際は財布にお金が入っていようと、入ってなかろうと買い物に大きな違いはありません。
普段コンビニやスーパーで使うお金を現金からクレジットカードに変更するだけで、お金を使いすぎるということはありません。
またクレジットカードは毎月明細が届くので、明細をチェックして管理しておけばお金を使いすぎることはありません。
クレジットカードを使うからお金を使いすぎるのではなく、節約したいのであればお金を使わないように習慣を変えましょう。
たとえばコンビニに寄る習慣をなくすだけで、月数千円減らせる人も多いのではないでしょうか。
クレジットカードを使えばポイントが獲得でき、ATMを使う機会も減るので、お金の面ではむしろ節約できますよ。
使いすぎが心配であれば利用限度額を下げよう
それでもクレジットカードを使いすぎないか心配な人は、クレジットカードの利用限度額を下げましょう。
クレジットカードには利用限度額が設定されており、審査によって利用限度額がいくらになるか決まります。
利用限度額をアップさせるのには審査が必要ですが、利用限度額をダウンさせるときは申請すれば可能です。
利用限度額を少なめにしておけばそれ以上使えなくなるので、使いすぎ防止になりますよ。
リボ払いは使わないほうが無難
クレジットカードの特徴として、分割払いが使える点があります。
高額の商品が今買えなくてもクレジットカードの分割払いを使えば商品が手に入るので、ほしいものがある人にはメリットがあります。
しかし分割払いの場合手数料がかかるので、長い目で見ると損をしてしまいます。
特にリボ払いは手数料が高いので、知識がないうちにリボ払いをするとあっという間に利用限度額に達してしまいます。
リボ払いは毎月支払い額が決まっている支払い方法でうまく使えば便利なのですが、はじめのうちはリボ払いを使わないほうがいいでしょう。
リボ払いや分割払いを使わず、一括払いで支払いをしていけば家計の管理も楽ですよ。
むしろクレジットカードを使わないことで損していることも多い
ここまでクレジットカードを使うことが怖い人に対しての解説をしてきましたが、クレジットカードを使わないことで損していることも多いことは覚えておきましょう。
クレジットカードはポイント還元があるので、現金で支払うよりクレジットカードで支払う方が単純に得です。
特に2020年6月まではキャッシュレス消費者還元事業がおこなわれているので、キャッシュレスでの支払いをするだけでかなりのメリットが享受できます。
またクレジットカードを日常的に使っていると、現金を使わないのでATMを使うこともありません。
つまりATM手数料を支払うこともなくなるので、この点でも節約ができますね。
こういったことを考えるとクレジットカードを使うだけで、毎月数千円の節約になる人も多いのではないでしょうか。
それを年単位にすると数万円、10年後には10万円以上の違いになることもあります。
クレジットカードをはじめて使う人は怖いと思うこともあるかもしれませんが、クレジットカードを使うことでのメリットも考えておきましょう。
クレジットカードの審査はどのようにおこなわれる?
「クレジットカードを使うメリットがわかったから、クレジットカードがほしい」
そう思っても審査に通過できなければ、クレジットカードは入手できません。
ここからはクレジットカードの審査がどのようにおこなわれて、審査に通過するためにはどうすればいいのか解説していきます。
学生の場合自分の収入と親の収入が聞かれる
クレジットカードの審査で大切なポイントの1つが、収入です。
クレジットカードは後払いの仕組みなので、収入がないと支払い能力がないとみなされます。
そのため無職で収入がない人は、クレジットカードの審査には通りません。
それでは収入が少ない学生の場合、審査はどうなるのでしょうか。
学生の場合アルバイトをしている場合などの収入はもちろんなどですが、両親の勤務先や収入も審査の対象になります。
これは万が一学生がクレジットカードの料金を支払えなくなっても、両親が代わりに支払うことが可能であるからです。
そのため未成年の場合は、クレジットカード作成時両親の承諾書が必要です。
未成年はまだ社会経験も少ないので、両親の収入もとても大切な審査ポイントですよ。
アルバイトをしていたほうが審査には有利になる
学生の場合両親の収入がもとで審査がおこなわれることが多いですが、アルバイトなどで自身に収入があったほうが審査は有利になります。
基本的にはクレジットカード代金の支払いは自分ですることになるので、アルバイトなどで収入を得ているとより審査に通りやすくなりますね。
ちなみに豆知識ではありますが、アルバイトでも働き先によってクレジットカードの審査の通りやすさがかわってきます。
たとえば個人経営の飲食店と、ファミリーレストランでは同じような仕事をしていても、ファミリーレストランで働いている人の方が審査では有利です。
これはファミリーレストランの方が、一般的に倒産しにくいと思われているためです。
アルバイト先が倒産してしまうとクレジットカードの支払いができなくなる可能性があるので、倒産しにくい勤務先で働いている方が審査では有利です。
これは社会人になってからも同じで、大企業や公務員などの仕事についている人の方がクレジットカードの審査では有利ですよ。
信用情報について
クレジットカードの審査で収入と同じくらい大切なのが、信用情報です。
信用情報とは、クレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報を指します。本人を識別するための情報のほか、クレジットの申込内容や契約内容、支払状況、残高などで構成されており、主にCICに加盟するクレジット会社等から登録された情報になります。
出典:CIC
信用情報にはクレジットカードやカードローンの支払い履歴が記録されており、クレジットカード審査時には必ずチェックします。
ここで信用情報に支払い遅れ情報などが記載されていると、クレジットカードの審査に通りにくくなります。
これはクレジットカードの支払い遅れをする人は、他のクレジットカードでも支払い遅れをする可能性が高いと判断されるからです。
そのため信用情報を綺麗に保っておくことは、クレジットカードの審査ではとても大切です。
携帯電話代金の支払いも信用情報に掲載される
クレジットカードをはじめて作る人は、信用情報は審査に関係ないと思うかもしれませんが実はそうではありません。
あまり知られていませんがクレジットカードには、携帯電話の支払い情報も記載されています。
これは携帯電話の通信料が記載されているのではなく、携帯電話の本体代金を分割支払いした人が記録に残ります。
携帯電話の本体代金は分割払いつまり後払い契約なので、信用情報に支払い記録が残ります。
本体代金は毎月の携帯電話代金と一緒に支払うので、携帯電話代金の支払いが遅れるイコール信用情報に支払い遅れが記録されます。
携帯電話代金の支払いが遅れたことが原因でクレジットカードの審査に落ちることもあるので、毎月の支払いは期日通りにおこないましょう。
信用情報は後々の人生でもかなり重要になる
ここで紹介した信用情報ですが、クレジットカードの作成だけでなく後々の人生でもかなり重要になります。
信用情報が特に重要になるのが、住宅ローンやカーローンなどの高額ローンを組むときです。
住宅ローンやカーローンといった高額ローンはそれだけ審査が厳しくなるので、信用情報に支払い遅れが記録されていると審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
クレジットカードやローンの審査では信用情報が必ず確認されるので、信用情報を綺麗にしておくと今後の生活がより楽になりますよ。
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント
それでは学生がクレジットカードを選ぶ上で、ポイントにすべき点はどのような点なのでしょうか。
これまでの内容でクレジットカードが作りたいと思った人は、クレジットカードを選ぶ上で大切なポイントをしっかりおさえて自分にあったクレジットカードを見つけましょう。
ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぼう
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント1つ目は、ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶことです。
ポイント還元率とは100円クレジットカードで決済したとき、いくらポイントが返ってくるのか数値化したもの。
たとえば楽天カードは100円決済するたびに1ポイントが入るので、ポイント還元率は1%です。
ポイント還元率が高ければ高いほど、そのクレジットカードはお得ということになります。
クレジットカードごとにポイント還元率は異なりますが、1つの目安になるのはポイント還元率が1%以上であること。
ポイント還元率が1%以上であればおおむねお得なクレジットカードと言えるので、はじめのうちはポイント還元率が1%以上のクレジットカードを選びましょう。
ポイント還元率が高くてもリボ払い専用クレジットカードはやめておこう
ただしポイント還元率が高いクレジットカードの中には、リボ払い専用クレジットカードもあります。
先ほども紹介しましたがリボ払いはクレジットカード知識がない状態で使うと、気づいたら利息が膨れ上がってしまいます。
そのためはじめのうちは、リボ払い専用クレジットカードやリボ払いでポイント還元率が高くなるクレジットカードを選ぶことはやめましょう。
リボ払い専用クレジットカードはクレジットカード会社にとっては利益が高いため、広告などでよく見かけます。
しかし安易に広告に飛びついてしまうと自分の首をしめてしまうことがあるので、クレジットカードを選ぶときは慎重に選びましょう。
年会費無料のクレジットカードを選ぼう
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント2つ目は、年会費無料のクレジットカードを選ぶことです。
クレジットカードの中には年会費がかかるカードもありますが、学生のうちは正直年会費無料のクレジットカードでも十分です。
年会費がかかるクレジットカードには、空港ラウンジが使える、海外旅行保険が充実している、コンシェルジュサービスが使えるといった特典が付帯しています。
しかしこれらの特典を学生の頃から使いこなすのは難しいので、年会費を支払っても無駄になってしまうことが多いです。
年会費無料のクレジットカードでもポイント還元は受けられますし、機能的には日常生活をする分には問題ありません。
学生の期間であれば年会費無料のクレジットカードも多いので、はじめは年会費無料のクレジットカードを選びましょう。
学生専用のクレジットカードは特典が使いやすいことが多い
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント3つ目は、学生専用クレジットカードをチェックすることです。
クレジットカード会社の調査によると、はじめて作ったクレジットカードをそのまま使い続ける人は多いという統計が出ているようです。
そのためはじめてクレジットカードを作る学生には、クレジットカード会社も力をいれています。
こうした事情があるので学生専用クレジットカードを用意している会社も多く、学生専用クレジットカードは年会費無料で特典が多いなど充実した内容であることが多いです。
長年に使ってクレジットカードを使ってもらうことがクレジットカード会社の利益なので、クレジットカード会社は学生に手厚いサービスを提供しています。
学生の間はこうした特典が受けられるので、特典は十分に享受しましょう。
学生専用クレジットカードは、お得な特典がたくさんありますよ。
海外に行く人は海外利用ができるかどうかが大切
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント4つ目は、海外に行く機会があるかどうか確認することです。
学生の間に留学やワーキングホリデーなど、長期で海外に行く人もいるでしょう。
長期で海外に行く人は、クレジットカードの特典を必ずチェックしましょう。
クレジットカードの特典の中には海外でクレジットカード利用時にポイント還元率がアップするカードや、海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードがあります。
海外では日本と同じようにいかないことがあるので、これらの補償があると万が一の時に安心ですよ。
海外旅行保険について
学生の間に海外に行く機会がある人は、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを選ぶといいでしょう。
海外旅行保険とは海外で病気や怪我になったとき、現地での医療費を補償してくれる保険のことです。
海外では日本のように保険が効かないので、海外旅行保険に加入していないと莫大な医療費を請求されてしまうことがあります。
少しくらいの体調不良であれば大丈夫かもしれませんが、現地の食事があわないこともある海外では、医者に行かなければいけないこともあります。
そうしたときのために、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを選ぶことは大切ですよ。
海外旅行保険には自動付帯と利用付帯がある
また海外旅行保険には自動付帯と利用付帯の2種類があります。
自動付帯はその名の通り、クレジットカードと契約している人が自動で加入する保険。
利用付帯は海外旅行時にかかる費用を、対象のクレジットカードで決済したときに付帯する保険です。
そのため利用付帯のクレジットカードしかないときは、航空券をクレジットカードで購入するなどして海外旅行保険を付帯させなければなりません。
海外旅行保険がついているから安心に思っている人は、自動付帯か利用付帯か事前に確認しておきましょう。
海外でのキャッシングについて
クレジットカードには海外でキャッシングができる機能もあります。
海外ではクレジットカードで決済できるお店も多いですが、どうしても現地通貨で支払わなければならないこともあります。
そんなとき両替所で現地通貨を手に入れることもできますが、クレジットカードでキャッシングしたほうがお得になるケースが多いです。
海外でキャッシングした場合ATM手数料と利息のみの支払いでいいので、結果的にお得になることが多いですね。
クレジットカードによってキャッシングにかかる手数料も異なるので、海外に行く機会がある人はキャッシングにかかる手数料を調べておきましょう。
キャッシングにかかる手数料が少なければ、海外でもお得にクレジットカードが使えますよ。
将来的に持ちたいクレジットカードがあるときは同じ系列のクレジットカードを作ろう
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント5つ目は、将来のことを考えたうえでクレジットカードを作ることです。
クレジットカードは学生の間だけでなく、社会人になってからも使うものです。
学生専用クレジットカードは特典が多いのですが、学生の期間が終了したら通常のクレジットカードに自動で切り替わります。
そのため社会人になってから切り替わったカードのポイント還元率が低ければ、長い目で見るとあまりよくありません。
こうした事態を防ぐためには、将来的に持ちたいクレジットカードをあらかじめ決めておくことです。
たとえば将来的に楽天カードを使いたいのであれば、学生時代は楽天カードアカデミーを作成しておくといった形ですよね。
同じ系列のクレジットカードを作っておけば、社会人になってからカードを切り替えてもお得にクレジットカードが使えますよ。
学生であればまずは1枚クレジットカードを作ろう
学生がクレジットカードを選ぶときのポイント6つ目は、メインのクレジットカードを1枚決めておくことです。
こちらの記事でもたくさんのクレジットカードを紹介していますが、メインで使うクレジットカードは1枚に絞ったほうが効率的です。
メインで使うクレジットカードを絞っておくと
- ポイントが分散しない
- 利用明細が1枚なので管理が楽
- 引き落とし日が1日だけなので口座の管理が楽
このようなメリットがあります。
クレジットカードのポイントは有効期限があるので、ポイントが分散してしまうとポイントが失効してしまいます。
また利用明細や引き落とし日が1つだけになるので、管理面でも楽ですね。
クレジットカードについて知識がない間は、メインのクレジットカードを1枚決めておくと楽に使えますよ。
慣れてきたら2枚目、3枚目のクレジットカードを作ることも考えよう
メインのクレジットカードを1枚決めて使っていて、慣れてきたら別用途で2枚目、3枚目のクレジットカードを作ることも検討していいと思います。
2枚目以降のクレジットカードを作るときの注意点としては、同じ用途でクレジットカードを作らないということ。
たとえばポイント還元率が高いクレジットカードがお得なのは間違いないですが、ポイント還元率が高いクレジットカードを複数枚持っていても効果が薄いことも多いです。
たとえば普段使うお店がいくつかあり、A店ではXカードがお得、B店ではYカードがお得という状態であれば複数クレジットカードを作る意味はあります。
しかしただ単にポイント還元率が高いクレジットカードを複数持っていることは、あまり意味がありません。
2枚目以降のクレジットカードを作るときは、1枚目はポイントを貯めるためのクレジットカード、2枚目は施設で割引を受けるためのクレジットカード、3枚目は特定のお店で高いポイント還元率を受けるためのクレジットカードと利用用途を明確にしましょう。
クレジットカードコレクターになってしまっては、せっかくのクレジットカードのよさが消えてしまいますよ。
クレジットカードとKyash VISAカードを組み合わせて使おう
学生がクレジットカードを作るうえで、あわせて作成してほしいのがKyash VISAカードです。
Kyash VISAカードはチャージ式のプリペイドカードで、各種クレジットカードからチャージができます。
海外では使えませんが国内ではVISAのクレジットカードが使えるお店であれば、決済が可能です。
それではなぜクレジットカードとともに、Kyash VISAカードを作ったほうがいいのでしょうか。
Kyash VISAカードって何?
Kyash VISAカードは年会費無料、審査なしで発行できるチャージ式プリペイドカードです。
チャージ式プリペイドカードは身近にもたくさん存在していて、セブンイレブンで使えるnanacoなどがその代表例ですね。
nanacoの場合セブンイレブンなど使える店舗が限られますが、Kyash VISAカードの場合VISAが決済できる店舗であれば使えます。
つまりクレジットカードが使えるお店であれば、Kyash VISAカードもほとんど使えるということですね。
Kyash VISAカードにはインターネットショッピングで使えるバーチャルカードと、実店舗で使えるリアルカードがありますが、どちらも審査なしで発行できます。
バーチャルカードも便利なのですが、リアルカードはかなり便利なのでぜひ発行してほしいカードです。
クレジットカードとKyash VISAカードのポイント2重取りが可能
それではなぜそこまでKyash VISAカードがお得なのでしょうか。
それはKyash VISAカードが、クレジットカードからチャージできるからです。
Kyash VISAカードは使うたびに、利用額の1%がKyashポイントとして還元されます。
クレジットカードからチャージした場合、クレジットカードでも決済がおこなわれるためクレジットカードのポイントも貯まります。
つまりポイント還元率1%の楽天カードから、Kyash VISAカードにチャージしてKyash VISAカードを使った場合、ポイントの2重取りが可能であわせて2%のポイント還元が受けられます。
Kyash VISAカードはオートチャージも可能なので、一度クレジットカードを登録しておけばあとはKyash VISAカードを提出すれば任意のクレジットカードからチャージがおこなわれます。
つまりクレジットカードを登録しておくだけで、常にポイントの2重取りが可能になるということです。
Kyash VISAカードで獲得したポイントはKyash VISAカードの決済で割引として使えるので、ポイントが使いやすい点もメリットですね。
Kyash VISAカードは審査なしで発行できるので、クレジットカードを作るのであれば登録しておいた方がいいですよ。
カードでの割り勘・送金機能もある
またKyash VISAカードには、割り勘・送金機能もあります。
これは友人もKyash VISAカードに登録していないと駄目ですが、たとえば飲み会のお金を割り勘にしたいときに便利です。
現金で割り勘にしようとすると、万札しかなくて割り勘できないケースや1円単位まで細かく割り勘するのが面倒という手間が発生してしまいます。
しかしKyash VISAカードの割り勘機能を使えば、1円単位で友人に送金ができるのでわざわざお金を出す必要がありません。
電子マネーでやりとりができるので1人の負担が大きくなることもなく、支払いも楽々可能です。
Kyash VISAカードの割り勘・送金機能はとても便利なので、飲み会が多い大学生にはオススメの機能ですよ。
学生におすすめのクレジットカード:三井住友VISAデビュープラスカード
ここからは学生のおすすめのクレジットカードを1枚ずつ紹介していきます。
はじめに紹介しているのは、安心と信頼の三井住友VISAカードの学生専用クレジットカードである三井住友VISAデビュープラスカードです。
社会人になっても三井住友VISAカードを持っていれば安心と言う人も多く、はじめて持つクレジットカードとしても安心。
はたして三井住友VISAデビュープラスカードとは、どのようなカードなのでしょうか。
三井住友VISAデビュープラスカードの基本スペック
年会費 | 1,250円(税別) ※初年度年会費無料。翌年度以降も年1回以上利用があれば年会費無料 |
入会資格 | 18歳~25歳の学生 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 1% |
電子マネー・スマホ決済 | iD |
海外旅行保険 | なし |
学生専用特典 | ・通常の三井住友VISAカードよりポイント還元率2倍 ・入会後3カ月間はポイント還元率2.5% |
その他特典 | ・コンビニ、マクドナルドでのポイント還元率2%アップ ・最初のカード更新時に三井住友VISAプライムゴールドカードに切り替えがおこなわれる |
三井住友VISAデビュープラスカードは初年度年会費無料で、翌年以降も年1回以上利用があれば年会費無料です。
そのため年会費は実質無料のクレジットカードと言ってもいいでしょう。
5年でクレジットカード更新なのですが、更新後は自動で三井住友VISAプライムゴールドカードに切り替わります。
つまり社会人になって数年したら、ゴールドカードが手に入ることが約束されたカードであると言えます。
ちなみに三井住友VISAプライムゴールドカードは20代向けのゴールドカードですが、三井住友VISAプライムゴールドカード更新時には、三井住友VISAゴールドカードが手に入ります。
三井住友VISAカードのランクを徐々に上げていく最初のカードとして、三井住友VISAデビュープラスカードからスタートすると楽にランクの高いカードが手に入りますよ。
入会後3カ月間はポイント還元率が2.5%に
三井住友VISAデビュープラスカードは、ポイント還元率の面でも優れたクレジットカードです。
通常の三井住友VISAカードはポイント還元率0.5%ですが、三井住友VISAデビュープラスカードはポイント還元率が常時倍の1%。
さらに入会後3カ月間は、ポイント還元率が2.5%になりますね。
そのため留学や旅行などまとまった出費がある前に、三井住友VISAデビュープラスカードを作成すればポイント還元率2.5%の恩恵を存分に活用できます。
さらにコンビニ・マクドナルドで三井住友VISAデビュープラスカードを使うと、ポイント還元率が2%加算されます。
日常的に使うお店でポイント還元率が高くなるのは、かなり使いやすいですね。
セキュリティが万全なので安心して使える
さらに三井住友グループが発行しているクレジットカードだけあって、セキュリティ対策も万全です。
三井住友グループは銀行が主軸なので、三井住友VISAカードも安心と信頼をキャッチコピーにしていますね。
具体的には24時間365日カードの不正利用を検知するシステムを導入しており、カードの不正利用があった場合すぐ対策ができるようになっています。
また万が一不正利用があったとしても三井住友VISAカードが補償をしてくれるので、万が一の事態にも安心です。
さらに三井住友VISAカードでは、セキュリティ対策のため顔写真入りのクレジットカードも発行しています。
クレジットカードは暗証番号やサインで本人確認をしますが、顔写真が入っていれば不正利用される頻度がぐっと減ります。
顔写真入りのクレジットカードは手数料なしで変更できるので、セキュリティ対策をしっかりしたい人は変更することをオススメします。
学生におすすめのクレジットカード:JCB CARD W
学生におすすめのクレジットカード2枚目は、JCB CARD Wです。
日本で唯一の国際ブランドであるJCBが2017年から発行しているJCB CARD Wは、さまざまなキャンペーンもおこなわれるとてもお得なクレジットカードです。
特別学生専用の特典が用意されているわけではないですが、それを上回る魅力があるクレジットカードです。
ポイント還元率重視でクレジットカードを選びたい人は、JCB CARD Wをぜひチェックしてみましょう。
JCB CARD W基本スペック
年会費 | 無料 |
入会資格 | 39歳以下 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.0% |
電子マネー・スマホ決済 | QUICPay |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
学生専用特典 | 特になし |
その他特典 | ・セブンイレブンなどの特約店で利用するとポイント還元率アップ ・2019年はポイント還元率最大15%になるキャンペーン中 |
JCB CARD Wは学生専用クレジットカードではありませんが、そのポイント還元率の高さから学生にもおすすめのクレジットカードです。
入会資格は39歳以下であれば、学生でも問題ありません。
ポイント還元率が高いクレジットカードですが、最高2,000万円までの海外旅行保険が付帯していてとても使いやすいクレジットカードですよ。
ポイント還元率の高さが何よりのメリット
JCB CARD W最大の魅力は、ポイント還元率の高いです。
基本ポイント還元率が1%というのは通常のクレジットカードとしては高いですし、セブンイレブンやスターバックスなどの特約店ではさらにポイント還元率がアップします。
さらに2019年内にJCB CARD Wと契約すると、ポイント還元率が最大15%になるキャンペーン中。
ポイント還元率15%はクレジットカードではまず見ないので、この機を逃すともうない可能性も高いです。
キャンペーン時はもちろん、キャンペーン終了後もポイント還元率が高いクレジットカードなので、使いやすいクレジットカードですよ。
学生でも審査に通過しやすい
またJCB CARD Wは、学生でも審査に通過しやすいクレジットカードです。
理由としては積極的にキャンペーンをしていることが挙げられます。
CMや広告でもJCB CARD Wを見たことがある人も多いと思いますが、積極的にキャンペーンをしているということはそのクレジットカードは、利用者数を伸ばしたいと思っているということです。
つまり学生など今後もクレジットカードを使ってくれる可能性が高い人であれば、審査に通過できる可能性は十分にあります。
JCBもJCB CARD Wのキャンペーンにはかなり力を入れているので、今であれば学生でも審査に通過してJCB CARD Wを作成できる可能性が高いですよ。
学生におすすめのクレジットカード:学生専用ライフカード
学生におすすめのクレジットカード3枚目は、学生専用ライフカードです。
CMや広告でも目にする機会があるライフカードは、学生専用ライフカードも発行しています。
学生専用ライフカードは学生に嬉しい特典がたくさんあり、特に海外に行く機会がある学生に嬉しい特典が多いです。
海外に行く機会がある学生は、学生専用ライフカードをぜひチェックしてみましょう。
学生専用クレジットカードの基本スペック
年会費 | 無料 |
入会資格 | 18歳以上25歳以下 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
ポイント還元率 | 0.5% ※入会後1年間はポイント還元率0.75%。利用金額が50万円以上になると、ポイント還元率がアップするステージ制あり |
電子マネー・スマホ決済 | なし |
海外旅行保険 | 2,000万円(自動付帯) |
学生専用特典 | ・海外で学生専用ライフカードを使うと5%分キャッシュバック ・携帯電話代金を学生専用ライフカードで決済すると毎月抽選でAmazonギフト券500円分が当たる |
その他特典 | ・誕生日月はポイント還元率が3倍になる |
ポイント還元率0.5%は他のクレジットカードに比べてやや劣りますが、海外利用で5%分キャッシュバックされるのはかなり大きな特典です。
そのため海外留学やワーキングホリデーなど、長期間海外に行く予定がある人にはぴったりのクレジットカードです。
国際ブランドもVISA、Mastercard、JCBから選べるので、自分が行く国で使いやすい国際ブランドが選べますよ。
海外に行く学生におすすめのクレジットカード
学生専用ライフカードは国内で使う分には、正直他のクレジットカードには劣ります。
しかし海外に行く機会がある学生にとっては、以下のような特典が付帯しています。
- 海外利用分は5%キャッシュバックが受けられる
- 最高2,000万円まで補償してくれる海外旅行保険が自動付帯
特に海外利用分5%キャッシュバックは、ポイント還元率5%以上になるのと同じなので、そのお得さがわかるのではないでしょうか。
しかもポイントではなく銀行口座にお金が振り込まれるので、とても使いやすい点もメリットです。
キャッシュバック上限額は50,000円なので、海外に行く機会がある人はぜひ活用したい特典ですね。
誕生日月はポイント還元率が3倍になる
また学生専用ライフカードは、誕生日月はポイント還元率が3倍になる点も嬉しいポイントです。
利用金額に応じてポイント還元率がアップするステージ制度もあるので、基本ポイント還元率は低めですが人によってはポイント還元率が高くなります。
そのため学生専用ライフカードを使う人は、誕生日月にある程度まとめて買い物をするといいでしょう。
そうすれば効率よくポイント還元を受けられるので、学生専用ライフカードが最大限活用できますよ。
学生におすすめのクレジットカード:楽天カードアカデミー
学生におすすめのクレジットカード4枚目は、楽天カードアカデミーです。
楽天カードが提供する学生専用クレジットカードで、学生に嬉しい特典がいくつか付与しています。
楽天カード自体に特典が多いので、学生であれば多少お得かなというレベルですが使いやすいクレジットカードですよ。
楽天カードアカデミーの基本スペック
年会費 | 無料 |
入会資格 | 18歳~28歳の学生 |
国際ブランド | VISA、JCB |
ポイント還元率 | 1% |
電子マネー・スマホ決済 | 楽天Edy、楽天ペイ |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
学生専用特典 | ・楽天ブックス・楽天トラベルでのポイント還元率アップ |
その他特典 | ・楽天市場での利用でポイント還元率3%以上 ・卒業後は自動で楽天カードに切り替え |
楽天カードマンのCMでもおなじみの楽天カード。
学生ならではの特典は少ないのですが、楽天カード自体の機能がいいので学生にもおすすめのクレジットカードです。
社会人になっても使いやすいクレジットカードなので、将来的に楽天カードを使う人はまず楽天カードアカデミーでクレジットカードデビューしてもいいでしょう。
楽天関連サービスを使うとポイント還元率アップ
楽天カードアカデミーは、楽天カード関連のサービスを使うとポイント還元率がアップします。
これは楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるサービスで、楽天カードを使うとポイント還元率2%アップなど最大で16倍ものポイント還元率が実現できます。
楽天市場専用のプログラムですが、楽天市場ではさまざまなものが販売されているので、楽天市場でのポイント還元率がアップするのは嬉しいですね。
楽天関連サービスは社会人になっても使いやすい
楽天カードアカデミーは卒業後楽天カードに自動で切り替わりますが、楽天カードは社会人になっても使いやすいクレジットカードです。
楽天カードは年会費永年無料ですし、忙しい社会人は楽天市場の利便性がさらにアップします。
楽天市場では食料品や日用品も販売されているので、まとめて購入しておけばとても便利です。
楽天カードは楽天市場でのポイント還元率がアップする点が最大のメリットなので、将来を見越して楽天カードアカデミーを作るのも選択肢の一つですよ。
楽天ペイも併用することでさらにポイント還元率アップ
楽天カードアカデミーを使う時は、スマホ決済の楽天ペイを併用することをオススメします。
楽天ペイは楽天カードからチャージをすると合計でポイント還元率1.5%になるので、楽天カードで決済するよりお得です。
楽天ペイが使えるお店は徐々に増えてきていますので、楽天ペイを活用するとポイントが貯まりやすくなります。
また楽天ペイや楽天カードは頻繁にキャンペーンをするので、それらを見逃さずに対応するとポイントがさらに貯まっていきます。
楽天関連サービスはかなり多いので、積極的に活用してポイントを貯めていきましょう。
学生におすすめのクレジットカード:JALカードnavi
学生におすすめのクレジットカード5枚目は、JALカードnaviです。
JALカードnaviは航空会社のJALが発行しているクレジットカードで、JALマイルでポイントが貯まっていきます。
JALマイルを貯めると航空券に交換できるので、旅行好きには特におすすめのクレジットカードですよ。
JALカードnaviの基本スペック
年会費 | 在学中無料 |
入会資格 | 18歳~30歳の学生 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
ポイント還元率 | 1% |
電子マネー・スマホ決済 | なし |
海外旅行保険 | 最大1,000万円(自動付帯) |
学生専用特典 | ・在学中はマイル有効期限なし ・国内航空券・国際航空券が最大6割引のマイル数で交換できる |
その他特典 | ・年会費3,000円(税別)でショッピングマイルプレミアムに加入すると、ポイント還元率2%になる |
航空会社のJALが発行しているJALカードnaviは、学生特典が満載です。
通常のJALカードはポイント還元率が0.5%ですが、JALカードnaviの場合ポイント還元率1%などJALマイルがガンガン貯まっていきます。
学生の時からマイルを貯めたいのであれば、JALカードnaviがオススメですよ。
年会費無料で持てる上にマイル還元率が1%以上
JALカードnaviは年会費無料で作れるクレジットカードで、ポイント還元率が1%です。
さらに別途年会費3,000円(税別)を支払ってショッピングマイルプレミアムに加入すると、ポイント還元率は2%にアップ。
ポイント還元率2%のクレジットカードは他にはないので、年会費を支払っても作成する価値は十分にあります。
貯まったポイントはJALマイルで、さらに在学中はJALマイルを有効期限なしで持てます。
日々の生活でJALマイルを貯めて、卒業旅行にマイルで行くこともJALカードnaviがあれば可能ですよ。
最大6割引でマイルが交換できる
またJALカードnaviは、最大6割引で航空券に交換できる減額マイルキャンペーンをしています。
たとえば東京-沖縄を往復するためには通常15,000マイルが必要ですが、JALカードnavi会員であれば6,000マイルで往復できます。
ショッピングマイルプレミアムに加入してマイルを貯めていけば、1年間で6,000マイル貯めることも難しくありません。
つまりJALカードnaviを使っていれば、在学中毎年のように沖縄に行くことも可能です。
JALカードnaviはマイルが貯まりやすいうえ、使うマイルが減額できるので、旅行好きの学生にはぴったりのクレジットカードですね。
学生におすすめのクレジットカード:セゾンブルーアメックスカード
学生におすすめのクレジットカード6枚目は、セゾンブルーアメックスカードです。
アメックスと聞くとステータスが高く審査が難しそうなイメージがありますが、セゾンブルーアメックスカードはアメックスとの提携カードで若い人に積極的にPRしています。
中でも海外に行く機会が多い人におすすめのクレジットカードなので、海外に行く機会がある人はぜひチェックしてみましょう。
セゾンブルーアメックスカードの基本スペック
年会費 | 26歳までは無料 |
国際ブランド | アメックス |
ポイント還元率 | 0.5% |
電子マネー・スマホ決済 | iD、QUICPay |
海外旅行保険 | 最高3,000万円(自動付帯) |
学生専用特典 | なし |
その他特典 | ・海外利用時ポイント還元率2倍 ・海外からの帰国時空港から自宅まで手荷物無料配達 ・海外携帯電話レンタルが10日間無料 |
セゾンブルーアメックスカードは学生専用クレジットカードではありません。
しかし26歳までは年会費無料など、若い人に対しての特典がたくさんあります。
学生でアメックスのクレジットカードを持っていると、友達から注目されることもありますよ。
在学中は年会費無料で作成できる
セゾンブルーアメックスカードは26歳まで年会費無料なので、学生でも持ちやすいアメックスのクレジットカードです。
アメックスのプロパーカードは学生ではまず持てませんが、提携カードであるセゾンブルーアメックスカードであれば審査に通過する確率は十分あります。
将来的にアメックスのクレジットカードを持ちたい人であれば、まずはセゾンブルーアメックスカードを作成しておくのもいいでしょう。
最大3,000万円まで補償してくれる海外旅行保険が自動付帯している
セゾンブルーアメックスカードは、最大3,000万円まで補償してくれる海外旅行保険が自動付帯しています。
さらに海外旅行時に利用頻度が多い、疾病・傷害治療費用を300万円まで補償してくれるので現地で病院に行かなければならなくても安心。
今回紹介しているクレジットカードの中では、1番海外旅行保険が手厚いクレジットカードです。
またセゾンブルーアメックスカードは海外利用時ポイント還元率2倍になるなど、海外に行く人にはぴったりのクレジットカード。
留学などで海外に行くのであれば、セゾンブルーアメックスカードはオススメですよ。
学生におすすめのクレジットカード:エポスカード
学生におすすめのクレジットカード7枚目は、エポスカードです。
百貨店のマルイが発行しているエポスカードは、ポイント還元率の面でやや他のクレジットカードに劣ります。
しかしエポスカードで決済をすると割引が受けられる施設が多いので、サブカード的に持っておくととても便利なクレジットカードですよ。
エポスカードの基本スペック
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 0.5% |
電子マネー・スマホ決済 | なし |
海外旅行保険 | 最高500万円 |
学生専用特典 | なし |
その他特典 | ・魚民やビッグエコーでエポスカードを使うと割引が受けられる |
エポスカードは学生専用クレジットカードではないので、学生専用特典はありません。
しかし学生にとって使いやすい特典が充実しているので、1枚持っておくと便利ですよ。
提携している店舗で割引が受けられる
エポスカード最大の魅力と言えるのが、さまざまな提携店で割引が受けられることです。
提携店は魚民・白木屋・ビッグエコー・カラオケ館など、飲み会や2次会で使うお店ばかり。
部活やサークルのコンパで使うお店も多いので、特約店での会計が割引になると全体での割引額はかなり大きなものになります。
そのため部活やサークルでの飲み会が多い人は、1枚作っておくと便利ですよ。
後々はエポスゴールドカードを目指そう
エポスカードの弱点としては、ポイント還元率が0.5%とやや低い点です。
そのため他のクレジットカードをメインカードにして、特約店での支払い時にはエポスカードを使うという方法がいいでしょう。
そんなエポスカードですが、社会人になった後はエポスゴールドカードを目指しましょう。
エポスカードを年間50万円以上使っていると、エポスゴールドカードを作りませんかという招待がきます。
エポスゴールドカードはボーナスポイントを獲得できれば、ポイント還元率が1%以上になるとてもお得なクレジットカードです。
もちろんエポスゴールドカードでも特約店での割引は使えるので、かなり便利なクレジットカードです。
エポスカードから招待がくればエポスゴールドカードは年会費無料で作成できるので、卒業後はメインカードをエポスカードにしてエポスゴールドカードを狙うのもありですよ。
学生におすすめのクレジットカード:ビックカメラSuicaカード
学生におすすめのクレジットカード8枚目は、ビックカメラSuicaカードです。
ビックカメラSuicaカードは首都圏に在住の学生におすすめのクレジットカードで、電車に乗るときに使えるSuicaが付帯しています。
残念ながら定期券にはできないのですが、オートチャージ機能がついているので電車移動が多い人には便利ですよ。
ビックカメラSuicaカードの基本スペック
年会費 | 500円(税別) ※初年度年会費無料。2年目以降も年1度でも利用があれば年会費無料 |
入会資格 | ・日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(未成年の方は親権者の同意が必要です。) ・ただし、高校生の方はお申込みいただけません。 |
ポイント還元率 | 1.0% ※ビックポイント0.5%とJREポイント0.5%の合計1% |
海外旅行保険 | 500万円(自動付帯) |
特典 | ・Suicaのオートチャージが可能 ・Suicaチャージ時はポイント還元率1.5% ・モバイルSuicaの年会費無料 ・ビックカメラでSuica支払いをするとポイント還元率11.5% |
Suicaのオートチャージ機能などSuicaを使う人にはぴったり
ビックカメラSuicaカードは、Suicaのオートチャージ機能がある点が魅力です。
オートチャージ機能があれば、残高が少なくなっても自動でチャージしてくれるので、改札で止められることもありません。
首都圏に住んでいる人であれば、その利便性を実感できるでしょう。
さらにポイント還元率は1%ですが、Suicaへのオートチャージ時はポイント還元率が1.5%になる点も嬉しいですね。
首都圏在住で電車に乗る機会が多い人は、ビックカメラSuicaカードを使ってどんどんポイントを貯めていきましょう。
ビックカメラではポイント還元率最大11.5%
さらにビックカメラSuicaカードは、ビックカメラでの買い物時ポイント還元率が最大11.5%になります。
ビックカメラSuicaカードでそのまま決済してしまうとポイント還元率は10%なのですが、Suicaで支払いをすればオートチャージ機能で支払いができポイント還元率は11.5%になります。
そのため大学の途中で1人暮らしをする人は、家電をビックカメラで購入してポイントをたくさん貯めましょう。
ビックカメラにはさまざまな家電があるので、ビックカメラSuicaカードのポイント還元率の高さを実感できますよ。
学生におすすめのクレジットカードまとめ
ここまで8枚の学生におすすめのクレジットカードを紹介してきました。
クレジットカードのスペックを中心に解説してきましたが、はたしてどのクレジットカードを作ればいいのでしょうか。
学生におすすめのクレジットカードをまとめて、どんな人が作るべきか解説していきます。
1枚目はポイント還元率が高い三井住友VISAデビュープラスカード・JCB CARD W・楽天カードアカデミー・JALカードnaviがおすすめ
まず学生が1枚目に作るクレジットカードであれば、三井住友VISAデビュープラスカード・JCB CARD W・楽天カードアカデミー・JALカードnaviの4枚のうちいずれかをオススメします。
この4枚はいずれもポイント還元率1%以上で、大学卒業後も使いやすいクレジットカードなので、卒業後もメインカードとして使えます。
4枚のうちいずれかを選ぶのかは、以下のような考えで選ぶとわかりやすいです。
- クレジットカードの信頼性を重視する・・・三井住友VISAデビュープラスカード
- ポイント還元率重視・・・JCB CARD W
- 楽天関連サービスを使いたい・・・楽天カードアカデミー
- マイルを貯めて旅行したい・・・JALカードnavi
クレジットカードごとによさがあるので、自分の生活にあったクレジットカードはどれか考えたうえで、クレジットカードを選びましょう。
海外に行くのであれば学生専用ライフカード・セゾンブルーアメックスカード
海外に行く機会がある学生であれば、学生専用ライフカード・セゾンブルーアメックスカードのいずれかを作成しましょう。
学生専用ライフカードとセゾンブルーアメックスカードは海外旅行保険が充実しており、海外でのポイント還元率も高いクレジットカードです。
そのため留学やワーキングホリデーなど、長期間海外に行くのであれば持っておいた方がいいでしょう。
ポイント還元率重視であれば学生専用ライフカード、海外関連のサービスが充実しているのはセゾンブルーアメックスカードです。
学生時代は海外に行く時間が十分とれるので、海外旅行のおともにクレジットカードを持っていきましょう。
特典が受けたいのであればエポスカード・ビックカメラSuicaカード
クレジットカードを特典目的で作るのであれば、エポスカードやビックカメラSuicaカードがオススメです。
エポスカードはポイント還元率が低いのが弱点ですが、店舗での割引が受けられる点が魅力です。
そのため飲み会やコンパが多い学生であれば、エポスカードを作っておくと便利です。
首都圏在住の学生であれば、オートチャージ機能がついたビックカメラSuicaカードが便利です。
Suicaのオートチャージ機能ができれば、改札で止まることもなくさらにポイントも貯まります。
Suica用のクレジットカードとして、ビックカメラSuicaカードを作っておくのもいいですね。
学生のクレジットカードについてよくある質問と答え
ここまで学生向けのクレジットカードについて解説してきましたが、まだ学生のクレジットカードについて疑問点があるという人に向けてよくある質問と答えを紹介していきます。
クレジットカードについて詳しい解説は、こちらを参照してください。
Q.クレジットカードって年会費はかかるの?
A. クレジットカードによって違いますが、年会費無料のクレジットカードも多いです。
クレジットカード会社は年会費による利益ではなく、加盟店からの決済手数料がメインの売上です。
そのため年会費無料で作りやすいクレジットカードを発行し、多くの人に使ってもらうことで利益を出しています。
使う人が増えれば増えるほど利益がでるので、キャンペーンも頻繁におこなうことが多いですね。
年会費のかかるクレジットカードにはその分特典がついていることが多いですが、はじめて作るクレジットカードであれば年会費無料のものでも十分です。
クレジットカードを使い慣れてきて、よりよい特典が受けたい場合年会費のかかるクレジットカード作成を検討しましょう。
Q.クレジットカードの審査に落ちたらもうそのクレジットカードは作れない?
A. 半年以上期間を空けて申込みをすれば、審査に通過できる可能性はあります。
なぜ半年以上期間を空けなければならないかというと、半年間は信用情報に申込み情報が残るからです。
申込み情報が残っている間は、再申込みをしても審査落ちしてしまいます。
また半年以上期間を空けて申込みをしても、年収や勤務先情報がプラスになっていない場合再度審査落ちする可能性は高いです。
クレジットカード会社は年収・勤務先・信用情報などをもとに審査をしているので、審査落ちしたのであればいずれかに原因があることが多いです。
審査落ちしてしまったのであれば、審査落ちした原因を考えて改善したうえで再申込みをしましょう。
Q.クレジットカードは何枚でも作成できる?
A.クレジットカード作成枚数に上限はありますが、枚数が増えるほど審査は厳しくなります。
クレジットカードを複数枚持っているということは、それだけクレジットカードのショッピング枠を有しているということ。
つまり言い換えれば借金できる枠を持っているということです。
そのためクレジットカードをたくさん持っている人は、たくさん商品を購入して支払いができなくなるリスクも抱えるということですね。
こうした事情から収入に応じて作成できるクレジットカード枚数は、ある程度決まっています。
学生でアルバイトをしているだけであれば、3~4枚ほどが上限でしょうか。
クレジットカードを複数枚持っていても使わなければ意味がないので、クレジットカードを作るときには自分にあったクレジットカードを作ることが大切ですよ。
Q.学生専用クレジットカードは卒業後どうなる?
A. 学生専用クレジットカードは、卒業後別のクレジットカードに切り替わります。
学生専用クレジットカードはあくまで学生の期間に特典が受けられるものなので、社会人になった人は別のクレジットカードに切り替わります。
たとえば楽天カードアカデミーを持っている人は、卒業後楽天カードに切り替わるようにクレジットカードごとにどのカードに切り替わるのかは決まっています。
学校を卒業したら就職先情報を変更やカードの切り替えなど、個人情報を変更しなければなりません。
働き始めるとはじめのうちはバタバタしているので、できれば働きはじめる前にこれらの作業は完了させておきましょう。
社会人になったときのために覚えておきたいクレジットカード知識
ここまで学生のためにクレジットカード知識を紹介してきましたが、社会人になってからもクレジットカードは使います。
ここからは社会人になったときのために、覚えておきたいクレジットカード知識を紹介していきます。
就職後はクレジットカード情報を変更しよう
学生専用クレジットカードを発行した人は、卒業後別のクレジットカードに切り替わります。
それと同時に大学生から社会人になって、どの会社で働いているのかもクレジットカード会社には通知しなければなりません。
これはクレジットカード会社の規約にも記載があります。
会員は、当社に届け出た氏名、住所、勤務先、連絡先、メールアドレス、支払口座、暗証番号、年収、債務、家族会員等の情報に変更が生じた場合は、遅滞なく当社所定の方法により届け出るものとします。
出典:楽天カード規約第22条1
住所や勤務先が変更になっても届出がない場合、最悪クレジットカードの利用停止になるケースも考えられます。
そのため大学卒業後は速やかに情報変更をおこないましょう。
情報変更はクレジットカードの会員ページからできるので、卒業後すぐに情報変更をしておくとスムーズですよ。
クレジットカードはステータスの証明にもなる
クレジットカードは支払いに使うために存在していますが、ステータスの証明という側面もあります。
クレジットカードにはランクがあり、低い順に一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードという順番。
クレジットカードで支払うときにランクの高いクレジットカードを出すと、クレジットカードに詳しい人には尊敬のまなざしで見られることもあります。
中にはゴールドカードやプラチナカードを使っている男性を見ると、男性の評価が上がるという女性もいますね。
ランクの高いクレジットカードを持っているということは、イコール年収も高いことが予想されますからね。
ちなみに国際ブランド別でも、ステータスを感じることがあります。
2015年12月にインターネット上でおこなわれた「クレジットカードでもっともステータスを感じる国際ブランドは?」というアンケートでは
1位 アメックス(35.7%)
2位 ダイナースクラブ(31.5%)
3位 VISA(14.6%)
4位 MasterCard(8%)
5位 JCB(7%)
という結果でアメックスと世界最古のクレジットカード会社ダイナースクラブの2社が、ステータスを感じる国際ブランドであるという結果が出ています。
ステータスの高いクレジットカードがほしければ、それを目的にクレジットカードを作るのも一つの選択肢ですよ。
収入が高くなるとよりランクの高いクレジットカードも作れるようになる
クレジットカードはステータスの証明にもなりますし、社会人になって年収が高くなるとより高いランクの高いクレジットカードが作れるようになります。
そのため社会人になってからランクの高いクレジットカードを作ってもいいですし、年会費無料でお得なクレジットカードを使っても問題ありません。
そのあたりの選択はその人の生活と、性格なので自分の好みにあわせて選ぶといいでしょう。
ちなみにクレジットカードの中には、年間数千万円の決済をしないと手に入らない幻のクレジットカードと呼ばれているカードもあります。
日本では経営者や芸能人しか持つことができないクレジットカードなので、こうしたクレジットカードにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
社会人になるとクレジットカード選びにも選択肢の幅ができるので、自分にあったクレジットカードを見つけていきましょう。
クレジットカード支払いができる場所はどんどん増えている
近年キャッシュレス化の流れから、クレジットカード支払いができる場所はどんどん増えてきています。
日本では2020年に東京オリンピックがおこなわれるため、それに向けてキャッシュレス化を進めているという事情もあります。
ちなみに日本は世界的に見るとキャッシュレス化が遅れていると言われています。
国によってはほとんど現金を使うことがない国もありますが、日本ではまだまだ現金しか使えないお店も存在しています。
しかし日本全体がキャッシュレス化の方向に向かっていることは事実。
たとえばプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地楽天生命パーク宮城では、球場内での買い物がすべてキャッシュレス化しました。
完全キャッシュレス化しているレストランも登場していますし、今後このような取り組みは増えていくと予想されます。
これからの時代クレジットカードを持っていないということは、それだけで時代遅れと言われる時代がくる可能性もあります。
学生のうちからクレジットカードを使っておくと、時代の流れにも遅れずにすみますよ。
クレジットカードの利用限度額について
クレジットカードには利用限度額が設定されています。
学生の間は高くても30万円ほどの限度額ですが、社会人になって年収がアップすると利用限度額もアップさせられるようになります。
クレジットカードは使えば使うほどクレジットカード会社からの信頼がアップするので、それにともない利用限度額もアップさせられます。
利用限度額は高ければ高いほど自由度が高いですが、使いすぎてしまうのであれば利用限度額を上げないことも選択肢です。
利用限度額が高いとついつい分割払いなどで買い物をしてしまい、気づいたら支払いが大変なことになってしまったということもありえます。
クレジットカードは後払いができることは便利ですが、一方でしっかり管理して使わないと支払いに追われてしまうというリスクがあります。
そのためクレジットカードを使う上では、利用限度額や支払額をしっかり管理することが大切ですよ。
キャッシュレス消費者還元事業について
2020年6月まで政府主導でおこなわれているキャッシュレス消費者還元事業。
これからクレジットカードを使うのであれば、キャッシュレス消費者還元事業についても知っておきましょう。
キャッシュレス消費者還元事業とはキャッシュレス化を進めるために、政府がキャッシュレス決済をしている人にキャッシュバックをするというもの。
コンビニやガソリンスタンドなどフランチャイズ展開しているお店では2%、個人のお店では5%のキャッシュバックが受けられます。
とはいえすべての店舗でキャッシュバックが受けられるわけではなく、キャッシュレス消費者還元事業のポスターが掲示されているお店に限られます。
キャッシュレス消費者還元を受けるためには、クレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済をすれば自動で割引分が差し引かれて決済がおこなわれます。
そのためキャッシュレス消費者還元事業がおこなわれている期間は、キャッシュレス決済をすることでかなりお得になりますね。
もちろんクレジットカードのポイントは変わらず貯まるので、キャッシュレス決済をしないとかなり損をしてしまいます。
学生のうちにクレジットカードを持つことが怖いという人でも、これを機にクレジットカードを作ってキャッシュレス決済をはじめてみてはいかがでしょうか。
今後はクレジットカードを持っていることが当たり前になる
キャッシュレス消費者還元事業など政府主導でキャッシュレス化が進んでおり、これは世界的な流れでもあります。
現金が流通している世の中では、強盗やマネーロンダリングなど現金にまつわる犯罪など大きな問題もあり、細かなところではお店のおつりがあわずに大変といった事態も起こりえます。
クレジットカードなどを使って電子化ができれば、そうした問題は減っていくのではないでしょうか。
一度キャッシュレス決済をしてみればわかりますが、キャッシュレス生活をするとかなりのストレスから解放されます。
そうした人が増えてくると今後はクレジットカードやスマホ決済など、キャッシュレス生活をすることが当たり前になるのも遠い未来ではないでしょう。
今後はクレジットカードを持っていることが当たり前になると予想されるので、学生の間からクレジットカードに慣れておきましょう。
クレジットカードを使う上での注意点
ここまで学生におすすめのクレジットカードや、クレジットカードの使い方について解説をしてきました。
クレジットカードはとても便利ですが、一方でクレジットカードの使いすぎで債務整理をしなければならなくなった人も存在しています。
最後にクレジットカードを使う上での注意点を解説していきます。
クレジットカードの利用は計画的にして使いすぎないようにする
クレジットカードを使う上での注意点1つ目は、クレジットカードの利用を計画的にすることです。
クレジットカードはその仕組み上、今手元にお金がなくても商品が購入できます。
分割支払いやボーナス払いなど支払い方法も多く、後払いでの商品購入も可能ですね。
しかし手元に現金がない状態でクレジットカードを使うことは、かなり危険な行為です。
もちろん計画通りお金が入ってきて支払いができれば問題ありませんが、人生は思わぬ出費が発生することがあり計画通り支払いができないことがあります。
筆者もかつて乗っていた車が故障して支払いをしなければならず、支払い計画が狂ってしまったことがありました。
このように人生では思わぬことが発生するので、支払いには余裕をもっておこなうことが大切です。
クレジットカードがあれば手元のお金以上の買い物ができますが、当然そのお金は後日支払わなければなりません。
支払いの時にお金がなくてはかなり大変なことになってしまうので、クレジットカードの利用は計画的におこないましょう。
分割払いやリボ払いは使わないようにする
クレジットカードを使う上での注意点2つ目は、分割払いやリボ払いは使わないようにすることです。
支払いが分割できる分割払いやリボ払いは確かに便利なのですが、支払いが先々に伸びてしまいます。
そして月々の支払額はそこまで大きくないので、あまり危機感を感じずまた分割払いやリボ払いをしてしまう人も多いです。
そして気づいたときには利用限度額いっぱいまでクレジットカードを使ってしまい、月々の返済にかなり苦労してしまう人も後を絶ちません。
分割払いやリボ払いは利息もかかるので、支払いができたとしても支払う利息は膨大になってしまいます。
こうした事態を防ぐためには、はじめから分割払いやリボ払いは使わないようにすることが1つです。
残高に余裕をもって買い物をすれば、クレジットカードはとても便利な存在ですよ。
キャッシングもできる限り使わない
クレジットカードを使う上での注意点3つ目は、キャッシングもできる限り使わないことです。
クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があり、普段はショッピング枠を使うことが多いです。
しかしお金に困ったときすぐに現金が引き出せるキャッシング枠に手を出して、返済に困ってしまう人もたくさんいます。
そうした事態を防ぐためにもクレジットカードのキャッシング枠は、できるだけ使わないほうが無難ですね。
もしどうしても現金を借りたいのであれば、クレジットカードのキャッシング枠より銀行カードローンや消費者金融をオススメします。
銀行カードローンは金利が安いですし、消費者金融には30日間無利息で借りられるサービスもあります。
クレジットカードのキャッシング枠は金利も高く、無利息期間もないので支払うお金がかなり多くなってしまいます。
そうした事態を防ぐためにも、クレジットカードのキャッシング枠はできるだけ使わないでおきましょう。
信用情報がブラックになると取り返しがつかない
ここまでクレジットカードを使う上での注意点を解説しましたが、まとめると無理な使い方をやめようということになります。
自分の支払い能力以上にクレジットカードを使うと、支払いができなくなってしまいます。
そして支払いができなくなるとクレジットカードが利用停止になるだけでなく、信用情報がブラックと呼ばれる状態になります。
61日以上支払いが遅れると信用情報がブラックになるのですが、そうなってしまうと少なくとも5年間はクレジットカードやローンと契約ができません。
これは信用情報にブラック情報が掲載されるためです。
一度信用情報がブラックになると5年間は何もできませんし、ブラック情報が消えてもクレジットカードやローン契約ができない可能性があります。
高額ローンである住宅ローンやカーローンは、ブラック情報がなくなっても組めなくなる可能性が高いですね。
このように信用情報がブラックになると人生が変わってしまい、取り返しがつかなくなってしまいます。
そうした事態を防ぐためにも、クレジットカードの利用は計画的におこないましょう。
学生のときからクレジットカードを使ってみよう
ここまで学生におすすめのクレジットカードを紹介してきました。
クレジットカードは便利でお得な存在で、今後の社会では必需品になってきます。
学生のときからクレジットカードを使って、クレジットカードに詳しくなっておきましょう。