コロナショックの株式相場に与える影響は大きく、一時は高値圏から32%安まで株価が下がる相場になりました。
「未知のウイルス」
「経済に与える影響の見通しの立たなさ」
など、とにかく投資家が悲観的になったことで売りに走り、世界全体で「暴落相場」が出来上がりました。
コロナウイルスへ対抗できるワクチンができないことなどもあり、暴落相場はしばらく続くと思われていましたが、まさかの急反発。
6月8日ごろの日経平均株価は、暴落前の2月の株価とほぼ同じ水準まで戻しています。
怒涛の戻し相場に、誰もが「3月19日頃逆張りしておけば今頃大金持ち…」なんて考えたものです。
しかし株の世界で「買っておけば」は愚の骨頂。
未来から観測すれば過去はチャンスですが、その場に立たされるとどうしても気分が悲観的になってくるものです。
ここでウォーレン・バフェットの「悲観の中で買え」という言葉が響いてきますね。
株式相場では1度あることは2度あるもの。
投資家が考えるべきは、「次再び暴落が落ちた時、逆張りで買うべき株はどれか」ということです。
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暴落時は将来を見据えた銘柄に投資しよう
暴落時というのは、世間が何らかの悪いニュースで苦しんでいるなど、世界中が悲観にくれているもの。
そんな中、未来を見据えて投資するのは難しいです。
しかし先程も言ったとおり、暴落時こそ最大の逆張りチャンス。
どの銘柄が上がるかしっかり予想するべきなのです。
よく株式投資で大切なのはメンタルのコントロールと言われます。
感情は一旦切り離して、冷静な目線で投資銘柄を選定するようにしてください。
狙い目は「暴落を跳ね返す銘柄」
このあともっと詳しく説明しますが、暴落時狙うべき銘柄をまとめると「暴落のショックを跳ね返す力のある銘柄」です。
暴落のショックは確かに大きいですが、世間が悲観にくれているからこそ、今後社会に無くてはならない存在…。
そんな銘柄を選んで投資を行ってください。
暴落時買うべき銘柄の特徴
それでは具体的に、「暴落時はこんな銘柄に投資しろ」という銘柄の特徴をご紹介していきます。
業績が伸び続けている銘柄
やはり買う株を考える時見るべきなのは「業績」です。
業績が右肩上がりの企業は、多少の暴落でも株価がすぐ戻すことはありません。
ですから株価暴落時に「逆張り」で買う銘柄を探すときは、まずここ最近の業績と今後の業績予想を見てみることにしましょう。
例え一期前の業績がよくても、それ以前の業績が悪いなら、ファンダメンタルが良好とは言えません。
過去からずっと業績が右肩上がりの銘柄を選んで投資しましょう。
社会になくてはならない銘柄
社会を回すために絶対必用な企業こそ、暴落時に買うべき銘柄です。
電気やガス、水道に関わる事業、インフラ事業は例え暴落が起こったとしても株価の戻りが早いです。
ですから暴落時には、「社会に必要な事業はどれか」を考えながら、買う銘柄を選ぶと良いかもしれません。
他社にない強みを持っている銘柄
一つの業種、業界内でも、同業の会社は多いです。
暴落時に買うべき銘柄は、そのなかで「他社にはない強みがある企業」の銘柄です。
そのジャンルで他社にはないブランドがある、他社より明確に秀でた部分がある、など、特定ジャンル内で他の企業にはない価値を提供している銘柄は狙い目です。
例えばテーマパークに関連する銘柄は多いですが、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの株は暴落でも強いです。
同業他社と比べて、なにか一つでも飛び抜けた部分がないか?
銘柄を分析する時に少し考えてみてください。
暴落前にやるべきこと3つ
暴落相場では、「暴落前に何をするか」が大切です。
暴落が本格的に起こる前に、どれだけ暴落に備えておくか。
それによって、暴落が本格的に起こった時の心持ちも対応も変わってきます。
逃げどきを決める
暴落に対する対応を考えなければなりません。
売り逃げてしまうなら一秒でも早く。
できれば暴落相場が本格的に始まる前に全部株を手放してしまいましょう。
そこで含み損を抱えていたとしても、暴落前に小さい損で確定してしまうことが本当の「損切り」です。
投資スタンスを思い出す
もしあなたの投資スタンスが「長期投資」だとしたら、多少の暴落なんて気にする必要がありません。
一年、二年、五年、十年株を保有するつもりなら、暴落なんて関係ないのです。
目先の損ばかり考えるのではなく、その先の株価を予想して実際の投資を行ってください。
どの銘柄を買うかきめておく
暴落が起こる前に、「暴落したらこの株を買う」と決めておくのをおすすめします。
実際に暴落がはじまってから「どの銘柄を買おう」と慌てていては時間が足りません。
暴落が始まったら、「待ってました」と言わんばかりに目星をつけておいた銘柄を買うくらいが一番です。
アフターコロナで世界は変わる
アフターコロナの世界は、かつての世界とは成り立ちがまったく変わってしまいます。
人々の生活も、経済のあり方も。
例えば気軽に遠距離への旅行はいけなくなるかもしれませんし、移動のコスト、リスクが高いので出張も減るかもしれません。
以前の「当たり前」は今後の「当たり前」ではなくなるのです。
そこでどのポイントの「当たり前」が今後変容するか見定めることができれば、暴落時に買う銘柄は自ずと見えてくるでしょう。
「どのように経済が動くか」を考えて投資してください
例えば、今後はあらゆるビジネスが非対面式になるので、そこにはIT技術が大きく関与します。
それゆえ、IT関連銘柄は暴落が起こっても戻りが早いです。
そして広告媒体も基本がWEB広告になるので、WEB業界の銘柄も強いです。
このように、ビジネスがどのように変容するかを考えるのが、暴落時に買う銘柄を見極めるためのコツです。
ビフォアコロナの目線は捨てる
株式投資で大切なのは「今後の予想を正しく立てる」ことです。
今後の予想を正解に近づけるためには、「過去の常識」を一度頭から取り払う必要があります。
過去は過去として、今後の世界はどうなるか。
新たな目線でこれからの未来を予想しましょう。
暴落時に買う銘柄 まとめ
コロナウイルスが蔓延する社会では、常に暴落の危険と隣り合わせです。
株価が順調に上がっていたとしても、一度暴落してしまえばコツコツドカンで発生する損は計り知れないものになります。
しかし逆に言えば、暴落はそれまで株価が高くて手が出なかった銘柄をチャンスともいえます。
暴落後すぐに株価を戻す銘柄はどれか?
その目線で株を分析することで、ウォーレン・バフェットさながらの逆張り投資ができるというものです。