サークルでの飲み会に新歓コンパ、携帯代や生活費…友達と旅行もしたいし、ゲームに服に靴にアクセサリーと欲しいものはたくさんありますよね。
学生は時間があるので、次々とやりたいことがでてきてお金がかかってしまいます。
しかしお金は無限に湧いてくるものではありません。
何かを手に入れようと思ったら他の何かを手に入れることをあきらめなければなりません。
ですが、就職したらしたでお金はあるものの学生のように遊べる時間は無くなってしまいます。
それなら時間がある学生のうちにお金を借りてたくさん遊んで、お金があってもどうせ遊ぶ暇のない就職後にお金を返せばいいと思う人が出てくるのは当然です。
ですが学生ですとカードローンなんて借りた経験が無い方が大半ですし、そもそも学生が借りれるのか、借りれたとしても親にはバレたくないという方もいますよね。
この記事を読めば、上述した悩みや疑問が解決します!
さらに収入なしでお金を借りる方法も紹介しているので、是非最後まで読んでみてくださいね。
目次
金融会社のカードローン審査基準
まずは金融会社のカードローンの審査の基準を知っておくべきです。
基準を知っておくことで、そもそも審査を受ける前に自分が通過するかどうかの判断がしやすく諦めがついたり、逆にカードローンの利用のために対策も講じれるからです。
借入限度額といってカードローンの申請者に金融会社がいくらまで貸せるか…という審査ですと何があれば有利になるのか、といった有利項目を知った方がいいです。
しかしカードローンを利用する為の審査の通過なら、何が有利かより何があったら不利(ダメ)なのかを知っておくべきです。
借入希望額が30万円以上などの大金でない場合、審査の通過自体はそれほど難しいことではないので安心してください。
審査を通過させるわけにはいかないと金融会社に思われる不利項目を潰せばいいだけです。
審査の通過基準は社会人も学生もすべて同じ
学生だからといって「勉強が本分だから審査の基準を甘くしてあげよう」なんてことはまずないです。
学生も社会人も同じ審査基準で見られます。
基本的に金融会社はカードローンの申請者の属性を元に審査の通過を決定します。
属性とは、申請者のステータス(=返済能力)のようなもので年収や職業、勤続年数などの項目が属性にあたります。
属性
上述の通り審査の通過に用いられる基準のことを言います。
基本的なところでは下記から紹介する年収や職業などの重要度の高いものから細かいところでは扶養家族の有無なども審査基準に入ってくることもあります。
以下から、カードローンの審査において特に学生に関わりの深い属性について解説いたします。
年収
年収はカードローンの審査においてもっとも重要視される属性です。
借入限度額も基本的には年収の10%程度に設定されることが多く、そこから他の属性を加味して多少の増減が行われます。
つまり年収が無い、言い換えれば収入がない場合には確実に審査は通過できないと考えていいです。
逆にアルバイトでも年収が少しでもあるなら、高い借入限度額の設定は望めませんが審査の通過自体は難しいことではありません。
職業
社会的には学生と専業主婦は、職業として確立されている印象がありますがアルバイトやパートなどで収入が無い限り、金融業界では無職として扱われます。
カードローンの審査では基本的に返済能力を基準として判断されます。
こんなことには元から誰も期待していないとは思いますが、アルバイトしてないけど、学生だから将来性に賭けてお金を貸す…なんて漫画やドラマのような話はないので注意が必要です。
あなたが将来元本を10倍にして返す…なんて説得力のあるプレゼンを金融会社にできたら話は別かもしれませんが。
学生であっても審査に通過しカードローンは利用可能!
カードローンの審査基準が社会人も学生も変わらないと説明したので、もう理解されていると思いますが学生でも審査に通過しカードローンを利用することは可能です。
属性の欄で既に答えがでていますが、確認の意味も込めて個別で説明していきたいと思います。
アルバイトなどでの収入があることが基本的に絶対条件
カードローンの審査の通過には収入があることが絶対条件なのでアルバイトなどで収入がある場合は、基本的に審査に通過すると考えていいです。
アルバイトだけでなく、現在はYouTubeやnoteの販売、ブログなどで学生であってもお金を稼ぐことのできるコンテンツが多く存在しています。
それらも収入として認められるので、収入を証明できるものを提出できれば問題ないです。
ただし本来必須の審査過程である在籍確認ができない可能性もあるので、事前にカードローンの申し込み先の会社に確認を取った方がいいでしょう。
収入が無ければ、金融会社にとっては無職と同じ
こちらも既に説明していますが、収入が無い場合は金融会社にとって無職と同じなのでカードローンの審査に通ることはありません。
しかし以下の方法でカードローンの審査に通過することができます。
あまりおすすめできない方法ですが…。
親に保証人になってもらえれば収入なしでも借入は可能
無収入はカードローンの審査に通過できないといいましたが、本人が無収入でもカードローンの審査に通過する方法はあります。
保護者に借入の保証人になってもらう方法です。
その場合、返済能力はその保証人のものが適用されるので、審査されるのは保証人の属性になるのです。
しかし親に頼んで保証人になってもらうなら親に正直に話して無金利でお金を借りた方がいいですよ。
保証人を頼む時点で親にバレることになります。
嘘はすぐに見破られる
無収入だとカードローンの審査に通過できないからといってアルバイトしていて収入があるなどと嘘をつく人がいます。
人のことなので無理に止めはしませんが、やめておいた方がいいです。
在籍確認といって記載のある職場に金融会社から電話での確認がいきます。
そうすれば当然働いているかどうかがわかるので、簡単にバレてしまいます。
仮に嘘がバレずに審査に通過したとしても、そのあとにバレたら借入額の返済を一気に求められます。
無収入で返す当てもないのに借入額の返済を一気に求められたらどうしようもないですよね。
返せない場合は、詐欺罪で捕まる恐れもありますので絶対に嘘をついて審査に通過しようと考えるのはやめましょう。

現在収入なしの学生がカードローンを利用する方法
現在収入なしの学生がカードローンを利用する方法は少ないです。
既に予想が付いているものから、就職活動を終えている方にだけ有効な限定的な情報を簡単に紹介します。
アルバイトをする
無収入だと審査に通らないなら収入を増やせばいいだけですよね。
これが一番簡単な方法だと思いますが、アルバイトをしてください。
アルバイトを始めれば、在籍確認も突破できますし収入分に見合った借入限度額でカードローンの審査にも通過します。
内定ローンを使用する
内定先が決まっている人専用に作られたローンです。
お金の返済は就職して、その会社の給料で返済してもらえればいいよという内容の商品です。
就職活動でアルバイトをやめてしまった人や交通費などでお金がかかってしまった人にはありがたいローンですよね。
卒業旅行や友達との就職祝いなどでお金が必要な時に、就職に成功した自分へのご褒美として利用しても罰は当たらないでしょう。
中小消費者金融なら収入なしでも審査に通過する可能性がある
アルバイトをしておらず収入がない場合でも中小消費者金融会社なら審査に通過させてくれる可能性があります。
審査が甘いというわけではありません。
中小消費者金融会社は収入という考え方を柔軟に考えてくれる、独自の審査基準を持ち合わせていることが多いのです。
審査基準が柔軟
中小消費者金融会社は審査基準が柔軟です。
というのも大手消費者金融は審査を加点式の自動システム化しており、一定のラインを下回った場合は無条件で審査に通過しないという方式を取っています。
しかし中小消費者金融会社は、自動で審査する項目と人で判断する項目をわけているのです。
なぜなら中小消費者金融のメイン顧客は大手消費者金融の審査に落ちた人たちです。
よって大手と同じように自動で審査していると顧客を得る事はできないのです。

親からの仕送りを収入として見てくれることも
中小消費者金融会社の柔軟な対応の一つとして、親からの仕送りを収入として見てくれるなどが挙げられます。
収入があると見てくれるということは、審査に通過させてくれるということです。
親からの仕送り額によって借入限度額は変わりますが、家賃や食費などを支払って余裕のあるほどの仕送りを親からもらっている場合は、そこそこの借入限度額を設定してくれるかもしれません。
仕送り額と家賃やある程度の生活費がわかる書類を提出して、相談してみましょう。
人の目でも審査する
上述のように自動で審査するのではなく、人が直接審査するのが中小消費者金融会社の特徴です。
仕送り額の他にも、最近流行っているフリマアプリでの収益など今後入るであろう臨時収入などで相談してみれば、審査に通過させてくれる可能性があります。
ただし人が審査するからと言って嘘をついてまで審査を通過できると思うのは間違いです。
中小消費者金融の社員と言っても、彼らは何人もの申請者を見てきた審査のプロですから、彼らを欺くのは至難の業です。
中小消費者金融のデメリット
審査が柔軟で仕送りでも収入として認めてくれる中小消費者金融は、アルバイトをしていない学生には一見メリットしかないように思いますが、しっかりとデメリットもあります。
中小消費者金融を利用しようと考えている場合、しっかりとデメリットも把握のうえで利用しましょう。
大手消費者金融に比べて金利が高い
中小消費者金融会社でカードローンを利用するデメリットとして大手消費者金融の金利と比較して高いというものがあります。
上述したように中小消費者金融会社のメインターゲットは、大手のカードローン審査に落ちた人たちです。
大手の審査に落ちてきたということは、それだけ返済能力が低いと判断されてきた人たちですから、回収リスクが高いということになります。
回収リスクを考えると金利を高くして少しでもリスクの軽減を図らなければならないのです。
WEB完結や自動契約機の設置がなく、申し込みが面倒
大手消費者金融のほとんどが現在WEB申し込みや自動契約機の設置をしており、カードローンへの申し込みを簡易化しています。
しかし中小消費者金融では上記のようなWEB申し込みや自動契約機を導入している会社は一部です。
会社によっては直接店舗に赴かなくてはならないところやFAXで書類を提出し郵送でのやり取りを行うなど、申し込み体制が整っていません。
そのせいで大手消費者金融のように即日審査・即日融資に対応している会社は少ないです。
すぐにお金を借りたい場合には、即日対応の会社を探すしかない
上述のように中小消費者金融会社では即日融資に対応している会社は少ないです。
収入といったら仕送りやフリマアプリしかない、その上即日借入もしたい…というのは少々欲張りすぎる気がします。
しかしどうしても即日融資が必要ならば、地元密着型の会社などで融通も効いて即日融資可能な会社を探すしかありません。
闇金の可能性がある
上述のように地域密着型の中小消費者金融会社では、とんでもなく融通が利く上に何故か審査も甘い金融会社が存在します。
しかしそのような金融会社に出会ってもまずは金利を確認すべきです。
法律で定められた以上の金利を設定している場合、その消費者金融は所謂、闇金です。
審査を甘くしてお金を貸し付けて、法廷以上の暴利を犯罪的な行為も厭わずに回収します。
このような金融会社に関わってしまうと心身共にボロボロになって、人生すら崩壊しかねません。
あまり名前が知られていない消費者金融を利用する場合、必ずある程度調べてから利用を検討しましょう。
おすすめの中小消費者金融
仕送りやフリマアプリでの収入しか無い学生でもカードローンの審査に通過させてくれる可能性のある中小消費者金融。
その中でもサービス面が優秀であったり、審査に通過しやすい中小消費者金融をいくつかピックアップして紹介します。
中小消費者金融を選ぼうと考えているのなら是非、参考にしてみてください。
セントラル
セントラルは中小消費者金融でありながら、即日審査・即日融資に対応している数少ない会社です。
- WEB申請
- 無人自動契約機
- コンビニ申請
上記に対応しており、カードローンの申し込みのしやすさに関しては大手並みの設備が導入されています。
事業展開している範囲が関東と関西なのでこれらの地域に住んでいる方にとってはかなり魅力的な中小消費者金融会社です。
WEB申請、自動契約機と見ると大手と同じように高い審査基準になってしまうのではないかと心配されてしまうかもしれません。
しかしセントラルも中小消費者金融であくまでメインターゲットは、大手の審査に落ちた人になります。
しっかりと独自の審査基準を持っています。
もし心配なら仕送りを収入として認めてもらえるか、事前に確認を取るといいでしょう。

フクホー
審査の通過しやすさという観点ではおすすめの中小消費者金融会社の中でもフクホーはトップクラスです。
というよりも、審査が通過しやすいのがフクホーをおすすめの中小消費者金融として紹介している理由です。
特に10万円以下の融資の場合は、もはや「甘い」とまで言い切れる審査の柔軟さを持っています。
信用情報に傷があって「ブラック」認定されている人でも審査に通過したという報告もあるので、アルバイトで定期的な収入が無くても仕送りや臨時的な収入でも審査の通過ができる可能性が高い中小消費者金融会社です。

ライフティ
1000円から借入が可能なので、少額を設定すれば審査に通過する中小消費者金融会社がライフティです。
あなたがいくら借入したいのかにもよりますが、もし少額である場合やカードローンの使用もこれから予定していないという場合はもっともおすすめできる中小消費者金融会社です。
なぜなら審査の通過基準が柔軟なだけでなく、初めての借入の場合に無利息の期間がつくからです。
その日数は35日間で、同じく初めての借入の際に無利息キャンペーンを行っている大手の消費者金融のプロミスより5日間も期間が長いです。
一度だけカードローンを利用しようと考えているなら無利息期間をうまく使って少額だけ借入をしましょう。
無利息期間のキャンペーンだけでも優秀なサービス面ですが、キャッシングカードの発行もあり、提携先のセブン銀行ATMからキャッシングが可能になっている点も優秀です。

まとめ
学生でもカードローンの審査に通過が可能であること、アルバイトをしていない無収入の学生でも中小消費者金融によっては仕送りなども収入として認められる可能性があることなどを紹介しました。
来月にアルバイト代が入るけど、急にお金が必要になってしまった学生は、使いすぎなければカードローンを利用してもいいと思います。
しかし仕送りや臨時収入しか収入源がないのに無理に借りようとするのは正直おすすめできません。
もしどうしてもカードローンを利用するのならしっかりと返済の見込みが立つ場合だけにしましょう。
消費者金融も意地悪で無収入の人にお金を貸さないわけではなく、会社側の回収リスクと借入者が破産などの状況にならないことを考えて貸さないという決定をしています。
仕送りや臨時収入などの収入も見込めない場合、さすがに融通の利く中小消費者金融でもお金は貸してくれません。
それで貸してくれる金融会社は確実に闇金ですので、注意が必要です。
お金に困っているならまず両親に相談してみるのがいいでしょう。