結婚や出産をきっかけに、仕事を辞めて専業主婦になるという女性は多いです。
しかし専業主婦になるにあたって、夫の年収だけで生活をしていけるかどうかがどうしても気になりますよね。
夫の年収がいくらくらいあれば妻が専業主婦になれるのでしょうか?
専業主婦になれる夫の年収ラインはいくらからなのかについて考えてみましょう。
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専業主婦になるための夫の年収はいくらから?
専業主婦と聞くと、夫の年収が多いから働かなくても済むのだと考えがちですが、実際には夫の年収がそれほど多くなくても妻が専業主婦でいる場合もあります。
では、夫にどれくらいの年収があれば妻は専業主婦になれるのでしょうか?
夫の年収別の手取り収入について
専業主婦になれる夫の年収って、いったいいくらからなのでしょうか?
年収と実際に手元に入ってくる手取り額とは異なります。
まずは年収に対する手取り額はいくらくらいになるのか見てみましょう。
年収 | 手取り収入 |
300万円 | 240万円 |
500万円 | 390万円 |
800万円 | 600万円 |
1,000万円 | 720万円 |
年間のボーナスが4ヶ月分、夏冬各々2ヶ月分ずつだとすると、
- 年収300万円の場合…毎月の手取り額約15万円、ボーナス各30万円
- 年収500万円の場合…毎月の手取り額約25万、ボーナス各50万円
- 年収800万円の場合…毎月の手取り額約37万5,000円、ボーナス各75万円
- 年収1,000万円の場合…毎月の手取り額約45万円、ボーナス各90万円
といった具合です。
ちなみに日本のサラリーマンの平均年収は、ここ10年ほどの間は約400万円~420万円の間で推移しています。
毎月の手取り額から考えて、あなたなら夫の年収がいくらからだと専業主婦になれそうだと考えますか?
専門家による「専業主婦になるために必要な夫の年収」の目安
ちなみに、専門家が「夫の年収がいくらからなら妻が専業主婦としてやっていけるか」を試算したのが以下の表です。
2人世帯(夫婦のみ) | 550万円 |
3人世帯(夫婦+子供1人) | 580万円 |
4人世帯(夫婦+子供2人) | 625万円 |
夫婦2人暮らしのケースなら、節約すれば年収450万円程度でも何とかやっていけるとのことです。
ですが、やはり妻が働きに出ず専業主婦でいるなら最低500万円程度は必要なのだそうです。
ただし、これはあくまでも試算であり、
- 子供の人数や教育に対する考え方
- 持ち家か賃貸か
- 都市部で生活するか郊外で生活するのか
など、家庭の条件によって必要なお金は大きく変わってきますので、夫の年収がいくらからなら専業主婦になれるのかとは一概にはいえません。
夫の年収が300万円程度でも育児をしながら上手に節約生活を楽しんでいる専業主婦もいますし、夫に1,000万円以上の年収があっても付き合いなどの支出がかさんで常に赤字だという専業主婦もいますからね。
夫の年収が500万円の専業主婦のライフスタイル
夫の年収が500万円だと平均年収を100万円近くは上回っていますから、感覚としては多少ゆとりがあるのかなというところです。
妻が専業主婦になるにはどうでしょうか?
見てみましょう。
年収500万円の場合の毎月の手取りとボーナス(モデルケース)
- 手取りおよそ390万円
- 毎月25万円、ボーナス時50万円ずつ
この年収を多いと見るか少ないと見るかは各家庭の価値観によって異なるところですが、ぜいたくさえしなければ子供がいてもなんとか妻が専業主婦でいられるレベルではあります。
住居費にかかる支出が大きくなりがちな都市部に住んでいても専業主婦でいることはできそうですが、将来の子供の進路によっては、今後ずっと専業主婦でいられるかどうかは判断が分かれるところです。
夫の年収が500万円の場合、ずっと専業主婦でいようと考えるなら早い段階から子供の教育費について綿密な計画を立てておくべきでしょう。
年収500万円世帯の専業主婦のライフスタイルは…
夫の年収が500万円の専業主婦ライフスタイルの一例を挙げてみましょう。
- 3歳と1歳の子供がいる
- 都市部にマンションを購入済み
- 夫のお小遣いは月に4万円
- 上の子は習い事をしている
- 家族旅行は泊りで年に1回~2回
- 年間60万円~70万円ほどは貯蓄できる
この専業主婦の場合、生活はそれほど切りつめていないといいますが、それは無駄を効率よく省く習慣が身についているからだと思われます。
夫の年収が800万円の専業主婦のライフスタイル
夫の年収が800万円と聞くと、お金の心配をしなくても生活していけるイメージがありますが、妻が専業主婦だとどのような生活を送れるのでしょうか?
年収800円の場合の毎月の手取りとボーナス(モデルケース)
- 手取りおよそ600万円
- 毎月37万円~38万円、ボーナス時75万円ずつ
夫の年収が500万円の場合と比べると、かなりゆとりのある生活を送れそうです
子供の人数や周りの環境によっては、早いうちから私立学校に行かせたいと考える家庭もあるかもしれません。
年収800万円世帯の専業主婦のライフスタイルは…
- 小学生の子どもが1人
- 子供は習い事をしていてその出費が月に2万円程度
- 都市部に持ち家があり住宅ローンを支払っている
- 夫のお小遣いは月に8万円から10万円、また専業主婦である自分自身のお小遣いは多い時で月に2万円ほど
- 年に1回~2回程度海外旅行に行く
- 年間の貯蓄額は40万円くらい
この専業主婦のケースでは、実家の両親から食料品の援助があるため月々の食費はかなり低く済んでいるとのことで、ずいぶんゆとりのある生活を送っているように見受けられます。
夫の年収を考えると貯蓄額が低いのが気になりますが、旅行やお小遣いをもう少し抑えることで何とかカバーできる範囲です。
ただ、交際費などは夫の年収が高くなるにしたがって増える傾向にありますから、その点はもう少し考慮する必要があるでしょう。
夫の年収が1,000万円の専業主婦のライフスタイル
夫の年収が1,000万円ともなると、完全に「富裕層」だというイメージがありますよね。
夫の年収が1,000万円である専業主婦はどのような生活レベルになるのでしょうか?
年収1,000万円の場合の毎月の手取りとボーナス(モデルケース)
- 手取りおよそ720万円
- 毎月45万円、ボーナス時90万円ずつ
年収1,000万円ともなると、節約生活なんて全く無縁のように思えますが、年収は900万円を超えると所得税が一気に高くなりますので、実は手取り収入で考えると年収800万円の専業主婦と比べて特にゆとりのある生活を送れるわけではありません。
夫の年収が1,000万円もあると聞くと、都心の高級マンションで優雅な暮らしができるのではないかと思ってしまいますが、実際にはそのではその程度の年収ではそうした生活を手に入れるのは難しいです。
誰もが憧れるようなおしゃれなエリアに住むとなると、家賃相場は3LDKの賃貸マンションでも20万円以上、4LDKともなると25万円以上もかかるとのこと。
地方都市でなら比較的ゆとりのある専業主婦生活を送れそうですが、それでも雑誌に出てくるようなハイレベルなライフスタイルを楽しむというわけにはいかないようです。
年収1,000万円世帯の専業主婦のライフスタイルは…
- 郊外にマンションを購入済み
- 子供二人(幼稚園から大学まで私立一貫に通わせる予定)
- 家族旅行は年に1~2回国内旅行
- 夫婦二人で月10万円のお小遣い
- 年間の貯蓄額は100万円程度
夫の年収が1,000万円程度でも世間で考えられているほどハイレベルな生活をしていないことがよくわかると思います。
一般的には夫の年収が高くなるほど住居費や交際費、被服費の支出が大きくなる傾向にあり、それが大きく影響しているんですね。
また、夫の年収が高いと夫自身は仕事中心の生活になるパターンが多く、そうなると専業主婦である妻は家事や育児をワンオペでこなさなければなりません。
ただ、全ての家事や育児を一人でこなすとなると、出費を抑えて無駄を徹底的に省くというところまでやり遂げるのは大変でしょう。
もちろん、家計にはそれなりにゆとりがありますから、外食の回数が増えたり子供の習い事にお金をかけたりして、ある程度家事や育児にかかる負担を外注するケースが増えます。
専業主婦でいることのメリットとデメリットについて
結婚を機に仕事を辞めようか、それともこのまま働き続けるべきか悩む人は多いと思います。
そこで専業主婦の皆さんに専業主婦のメリットやデメリットについて尋ねてみました。
専業主婦のメリット
専業主婦でいることのメリットとして、大切な家族を全力でサポートできることを第一に挙げる人がやはり多いですね。
子供の成長をしっかりと見届けられる
子供は日々成長していきます。
ついこのあいだまでただ泣いて主張するだけだったのに、ひとつずつできることが増えていくその過程を間近でみられることは母親にとって大きな喜びです。
また、専業主婦なら、子供が病気をした時にはずっとそばについて看病してあげられます。
仕事を持っていると、子供が急に病気になった時にどちらを優先させるべきか悩んでしまい、結局どちらも中途半端になってしまうことも…。
家事に専念することで家族をサポートできる
専業主婦なら家事に専念できますから、家の中を清潔に保ち、栄養のある食事を作るなど、家族の健康面のサポートに時間を多く割けます。
従って、仕事で疲れて帰ってきた夫がゆっくりくつろぐための手助けは、仕事を持っている主婦より専業主婦の方がしやすいといえるでしょう。
自分自身の時間を持てる
家事や育児といった家の中での専業主婦の仕事は、ある程度自分の裁量で行うことができます。
自分のために時間を使いたいなら、早めに家事を済ませてしまえば差し障りもありませんし、子供が昼寝をしている間ならわずかでも自分一人だけの時間を持つことも可能です。
仕事をしているとなかなかそうはいきません。
朝から夕方まではしっかり会社に拘束されてしまいますので、自分の時間は仕事が終わってから。
しかし仕事をしている主婦の多くは、帰宅してからも食事の支度や子供の世話など家事や育児をこなさなければならず、就寝寸前まで大忙しです。
仕事が終わってそのまますんなり自分の時間を持てる主婦はごく少数ですから、自分自身の時間を確保しやすい点でも専業主婦にはメリットがあります。
社会保険料の負担が小さい
専業主婦は、夫の扶養に入っていれば年金や保険料を支払う必要がないので、負担金額が少なく済むというメリットがあります。
また、夫としても妻が専業主婦なら扶養控除が受けられるなど税金面でも優遇を受けられますし、場合によっては家族手当などが支給されることもありますのでその点でもメリットが大きいのですね。
専業主婦のデメリット
逆に、専業主婦でいることのデメリットについても考えてみました。
意外と自分の時間がない
専業主婦というと、「三食昼寝付き」でのんびりした毎日を送っているように思われがちですが、日々こなさなければならない家事の量は膨大です。
掃除や洗濯などは完璧にこなそうと思うと時間がどれだけあっても足りません。
子供がいる場合はさらに忙しくなります。
家事だけなら自分のペースで済ますことができますが、子供のことは適当に済ますわけにはいきませんし自分だけのペースで進めることもできませんから、ゆっくりするための時間をたっぷりとるのはなかなか難しいでしょう。
自分自身の収入がなくなる
専業主婦になることの最大のデメリットは自分自身の収入がなくなることではないでしょうか?
専業主婦になると自分で稼いだお金を自由に使えることのありがたさを実感する人が多いです。
誰にも遠慮なく使えるお金があるということは、心に大きなゆとりをもたらしてくれますが、それがないと夫に対して引け目を感じてしまうこともあります。
これが原因で最初は専業主婦を望んでいた女性も子供が大きくなれば社会復帰を望む女性は意外と多いです。
社会との関わりが薄れがちになってしまう
専業主婦になって家の中で過ごすようになると、社会との関わりが薄れがちになってしまいます。
仕事をしていた時は、業務を通じて社会がどのような動きをしているかをキャッチすることができましたが、家の中にいると夫以外の誰とも口をきかない日もあることに気づいて愕然とすることも…。
子供がある程度大きくなったら社会復帰したいと考える専業主婦も多いですが、しばらく専業主婦をしている間にこれまで積み上げてきたスキルが役に立たなくなってしまっていたなんてこともあるのが悲しい現実です。
家事や育児に夫が積極的に関わらなくなる可能性が高い
専業主婦となって家事や育児に専念するようになると、共働き家庭と比べて夫が家事や育児に積極的に参加しなくなる傾向にあります。
「自分は家族の分まで外で働いてくるから、君は家事や育児を一手に引き受けてくれ」という意図が多いです。
夫は会社、妻は家庭という線引きがきちんと機能しているうちは問題ありませんが、一歩間違えると、夫が育児の一切をすべて専業主婦である妻に押し付けてしまうこともありますので、その辺りは注意が必要です。
しかし育児はともかく、家事に関しては専業主婦である以上メインの仕事です。
専業主婦は立派な仕事ですから、そこを外で働く夫に任せてしまうのは仕事の放棄と同じです。
子供の教育方針や育児などは夫婦が協力して行うべきですが、家事に関しては夫に手を出させる隙を与えないほど頑張らなくてはなりません。
おまけ:逆に専業主夫になりたい場合、妻の年収はいくら必要か?
専業主婦になる場合、夫の年収がいくら必要になるかということを解説してきました。
専業主夫の場合の妻の年収も同程度でいい…と思うかもしれませんが少しだけ違います。
年収ごとの生活ラインも若干異なってくる可能性があります。
専業主夫になりたい、夫が専業主夫になりたがっている…そんな方々はあまり情報がなくて困っているのではないでしょうか?
この項目ではそんな少々特殊な夫婦体系である専業主夫、大黒柱は妻という世帯の疑問や不安を解決していきます!
出産時に休職せざるを得ない
子供がいないうちは問題ないのですが、将来的もしくは現在も子供を作ることを決めている場合などは、子供を産むのが女性である関係で休職せざるを得ない期間が必ず来ます。
最近では産休制度を設けて、産休中の給料は一定額保証する会社も多くなってきてはいます。
しかし産休制度を設けてはいるものの、実質的に使えるかどうかはわからなかったり(産休の取得例などが少ない会社は特に注意が必要です)、支払われる金額が給料の満額でない場合があります。
その場合、年収が減ってしまうので貯金をしておくなどあらかじめ対策をしておけば問題ないのですが生活水準を見直さなくてはならない可能性もあります。
職場復帰に時間がかかることも…
出産は命のやり取りです。
全ての出産が順調に行くわけではありません。
非常に体力を使うことなので女性が出産を機に体調を崩して長期間職場に復帰できない可能性
もあります。
産休にも期間がありますから、その期間を過ぎた場合の給料は保証されません。
なにがあっても大丈夫なように貯金や保険などを万全にしておく必要があります。
なので上記で紹介してきた年収別の生活水準よりラインを下げなければならないのです。
会社によっては女性は出世しにくい
いまだに社会に出て働くのは男性のという概念が日本には根付いています。
しょうがない部分もあります。
日本の女性は専業主婦を希望する人が約8割を超えるのです。
いくら会社で重宝しても結婚を機に寿退社されてしまうリスクを考えると、女性を重要なポジションに置くというのは会社としては少しリスクになってしまうのです。
もちろん会社によりますが、女性が出世しやすい会社の方が圧倒的に少ないのが現実です。
そうなると子供の教育費などを考えると、どうしても家計は苦しくなりがちです。
会社説明会などでは「女性の働きやすさについて」が定番の質問
新卒の会社説明会に行った経験のある人はいらっしゃいますでしょうか?
「女性が働きやすい会社でしょうか?」
行ったことのある方なら必ず一度は女子学生からこの手の質問がされている光景を見たことある人は多いと思います。
実際に女性が働きやすい職場であることや女性の管理職が多いことをアピールする会社もあるほどです。
それだけ女性が働きやすい職場であるかどうかは女性が会社で働く上で大切なことなのです。
逆に言ってしまえば、それほど世の中の会社の多くがいまだに男性優位な考え方をしているのです。
生活が厳しくなると言ってるわけではない
色々なリスクを考えるとどうしても生活水準は下げなければならないのですが、それでも充分に暮らしていくことは可能です。
専業主夫のメリット・デメリット
女性が社会進出しやすい世の中になってきていることで、専業主夫の存在は徐々に数を増やしています。
それでも「専業主夫が普通の世の中」にはなっていません。
「普通ではない」ということは、それだけ様々なメリット・デメリットが生じることになります。
専業主夫ならではのメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
洗濯物など力が必要になる家事が得意
一人分の洗濯物なら力仕事とは言えませんが、それが夫婦二人分、子供などができて洗濯物が増えると洗濯は力仕事に域に入ります。
水を含んだ衣服を籠から出して干す行為を何度も行うので、確実に腕の力は使います。
取り込むときだって水分こそ飛んでいますが大量の服をかごに入れてリビングまで持ち込むのはとても骨の折れる作業です。
しかし男性ならば平均的に女性よりも筋力が高いため、負担も少なく洗濯を行えます。
男性は凝り性が多いので料理上手になることも…
一般的にマニアと呼ばれるほど物事にのめり込むのは、男性に多いですよね。
料理も突き詰めれる幅が大きい家事です。
そのマニアック性や凝り性が料理に発揮されれば、とんでもなく料理が上手になることも。
毎日帰宅時に大好きな夫がと美味しい料理を作って待っててくれたら、仕事の疲れも吹き飛びますよね。<ただし料理に凝りすぎてしまい食費にお金がかかるようでは…場合によってはデメリットになりますね。
デメリット
ママ友などができにくい為、ストレスがたまる
専業主夫となると子供の幼稚園や保育園の送り迎えも当然仕事のひとつになります。
子供の送り迎え一つとっても人間関係は付き物で親同士…いわゆるママ友との付き合いが生じます。
専業主夫は男性ですから、性格にもよりますが女性のママ友と仲良くなりづらいです。
あまり仲良くない人との会話って神経使いますよね。
子供のために親同士のコミュニケーションが必要になることもありますから、どうしてもストレスが溜まってしまう原因になってしまうのです。
専業主夫の一般的な認知はまだ低い
解説してきた通り専業主夫はまだまだ一般的には珍しい存在です。
なので働き盛りの年齢の男性が日中に買い物をしていたり、子供の送り迎えをしているとどうしても珍しい目で見られてしまいます。
人の目は気にしない、自分たちで決めたことだと思ってはいても、いざそのような目で見られるとストレスは溜まってしまうものです。
家庭が男のテリトリーになると面倒臭い
一般的には家の方針を決める家長権は働いている男性、家の中の一切のことを決める家庭権は家事を行う女性(専業主婦の場合)です。
専業主夫の場合、この家長権は女性、家庭権は男性と逆転することになるのですが、男性が家庭権を持つと面倒なことになる場合があります。
専業主夫のメリットでも紹介しましたが男性は凝り性な人が多いです。
凝り性の男性が家庭権を持った場合、料理や家具や電化製品の決定権、インテリアなど一切の口出しを許しません。
それが女性にとってストレスになる可能性が高いです。
もしあなたが専業主夫希望の男性の場合、この辺りは特に注意しましょう。
結局は夫婦二人の話し合い次第
専業主夫のメリットだけでなくデメリットについても解説してきましたが、結局は夫婦間でどれだけ話し合いができるかです。
確かに世間一般的には専業主夫は珍しいです。
しかしそれが自分たちの夫婦の形ならばなにも問題はありません。
お互いに納得できるまで話し合って様々な事を決めていきましょう。
おわりに
夫の年収が300万円台でもストレスなく上手にやりくりしてしっかり貯蓄している専業主婦もいますし、夫の年収が2,000万円近くあっても住居費や交際費がかさんで全く貯金ができないために働きに出ようか真剣に迷っている専業主婦もいます。
結局、専業主婦になれる夫の年収ラインは、夫婦がどのようなライフスタイルを確立したいか、何に重点を置きたいかによって決まるといえるでしょう。
一番重要なのは、夫の年収がいくらからなら専業主婦になれるかよりも、妻が専業主婦でいることで、家族が笑って幸せに過ごせることではないでしょうか。
これは専業主夫で女性が働きに出ている場合も同じですね。
お互いにとことん話し合って自分たちは幸せであると胸を張って言えるほど、おしどり夫婦な関係を構築していきましょう!